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マーベル映画『ブラックパンサー』にまつわる7つのトリビア

マーベル映画『ブラックパンサー』にまつわる7つのトリビア

MCUマーベル映画『ブラックパンサー』はMCUシリーズ作品第18弾にして歴代記録を凌ぐ大ヒットを記録しているぜっサイン上映中の作品です(執筆時)。

そんなマーベル映画『ブラックパンサー』の作中では深い知識があってようやくわかるような遊び心の強い描写がたくさんありました。

今回はそんなマーベル映画『ブラックパンサー』にまつわる驚愕のトリビアをいくつかご紹介いたします。

MCUマーベル映画『ブラックパンサー』にマーベルの産みの親スタン・リーがカメオ出演していた!?

マーベルの産みの親であるスタン・リーは御年95歳にもなる長寿様です。そんなスタン・リーはマーベルコミックスにおいてスーパーヒーローたちの原作を手掛けた功績の半端ない人物。

またスタン・リーはマーベル実写映画の製作総指揮にも名を連ねる人物なわけですが、映画内でよくカメオ出演している人でもあります。
それは映画『ブラックパンサー』でも同様でセリフ付きでの出演をしています。

その場面というのが韓国釜山の裏カジノでの一コマ。ティ・チャラはユリシーズ・クロウが裏カジノで盗品の取引をするという話を聞きつけたため現場に急行したわけですが、そこでCIAのロス捜査官とも鉢合わせになります。

というのもロス捜査官がユリシーズ・クロウの取引だったのです。そこでティ・チャラとロス捜査官が「ユリシーズ・クロウをワカンダに連れていく」という話と「それはダメです」という会話をしてすぐに2人ははなれたわけですが、直後にひょっこりとスタン・リーが出現します。

そしてスタン・リーはロス捜査官に対して事が済むまでカジノのコインを預かっておくみたいなセリフを吐いて場面は終了。セリフつきのカメオ出演はあまりないものの今回はセリフつきで出てきたわけです。

スタン・リーのことを知らない人からしたら「おっさん誰だよ」って感じですが知ってる人は「お、ここでカメオ出演か」ってなる一コマでしたね。

MCUマーベル映画『ブラックパンサー』にバックトゥザフューチャー2のオマージュがあった!?

ワカンダ国の天才科学者にしてティ・チャラの妹だったシュリは親しい兄のためにブラックパンサースーツと靴をプレゼントしていました。

その時渡された靴はシュリ曰くスニーカー(忍び足)と呼ばれており、足を乗せたら勝手に靴が足に装着される&足音を全て吸収するという完全防音仕様です。

実はあのシーンは名作SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』からのオマージュとされています。

というのも映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の中で主人公のマーティーが2015年の現代に来たときに履いていたのが自動的に紐が締まるスニーカーだったからです。

スニーカーが流行し始めた1980年代にはこうやってスニーカーが出てきたわけですが、そんな場面が時を越えて『ブラックパンサー』でオマージュとして帰ってくるのが面白いところでした。

ちなみにBTTFで出てきたスニーカーの「Nike Mag」を再現したスニーカーは現在高額ですが販売されていたりします。

MCUマーベル映画『ブラックパンサー』に登場したティ・チャカのキャストは親子出演!?

マーベル映画『ブラックパンサー』では回想と夢の中でティ・チャカの姿が映っていました。また若き日のティ・チャカの姿も映りだしています。

そんな現在のティ・チャカと若き日のティ・チャカが実は現実で親子だったのです。これに関しては映画データベースのサイトを覗いてみたりウィキを見てみるとわかります。

年を取ったティ・チャカを演じたのがジョン・カニであり、若き日のティ・チャカを演じたのはAtandwa Kani(アタンドワ・カニ)です。

MCUマーベル映画『ブラックパンサー』に出てきた地名オークランドは関連性があった?!

時は1992年、アメリカカリフォルニア州のオークランドでは若き日のエヌジョブ(ティ・チャカの弟)がアメリカのスパイとしてワカンダを狙うものがいないか観察する役目を負っていたにもかかわらず、ワカンダの武器を迫害を受ける同人種にバラまこうと考えていました。

これに対してティ・チャカはエヌジョブを亡き者に、現在に戻り最後にはオークランドのその場所にティ・チャラがワカンダ初の大使館のようなものを立てています。

実はこのオークランドが出てきた背景には1960年代後半ごろに活動していたブラックパンサー党という政治組織と関連性があるのではないかと言われていました。このブラックパンサー党はアメリカにおける黒人差別に対する民族主義運動と黒人解放運動をしていた組織であり、オークランドで結成された組織です。

さらにこのブラックパンサーというコミック・キャラクターが生まれたのも実は1960年代のことでした。

そういうことからブラックパンサーとブラックパンサー党の関係、さらにオークランドが映画に出てきた背景など関連性を感じずにはいられません。

これに対してスタン・リーは否定してるみたいですが明らかに意識はしているでしょう。

ティ・チャラがハーブを飲んで見た夢の世界はライオンキングがオマージュ!?

国王になるための儀式を終えた者はハーブを砕いて液体状にしたものを飲みつつ埋葬されることで夢で何かと出会うようですが、そんなときにティ・チャラが見た世界のことです。

ティ・チャラがそこで見たのは空が青紫赤に輝く怪しい光の世界。そこには黒豹がいてティ・チャカもいました。

ティ・チャラはこの世界を2回見ることになりましたが、実はあの背景はディズニー映画『ライオンキング』で主人公のシンバが見ている世界とそっくりなんです。

ディズニーは権利関係に厳しいからそれはまずいのでは?と思われるかもしれないですが、マーベル映画はマーベルスタジオが製作してディズニーが配給しているのでそこらへんの問題はクリアしているのだと思います。

ちなみにディズニー実写映画の『ライオンキング』はまだ予告はないですが2019年に公開予定になっています。もしかしたら実写の方で同じような世界観の回想が流れるかもしれないですし、ある意味『ブラックパンサー』で先の世界を見てしまったかもしれないですね。

ワカンダ国はアフリカに実在する!?

ハイテク技術を有するワカンダ国は結論からいうと現実には存在していません。しかしながらマーベルのドラマ「エージェント・オブ・シールド」の中でワカンダ国の所在はマップで示されており、その場所は現実で言うところのアフリカにある「カボン共和国」という場所のようです。

ということでワカンダ国があるかどうかカボン共和国に行って確かめてきてください。入国の際はヴィヴラニウムを唇につけることをお忘れなく。

ワカンダの親衛隊ドーラミラージュは特殊部隊に相当する?!

ブラックパンサーに出てきたワカンダ国の親衛隊ドーラミラージュは女性だけで構成されるワカンダや国王を守るための舞台です。その強さはアメリカの特殊部隊ネイビーシールズに相当するとされているようです。

そもそもヴィヴラニウムの技術があればネイビーシールズも越えていそうですが、さすがに銃器に対して近接武器で戦うのはキツそうです。