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【マーベル】ケーブルとは?強さ能力敵など14の事実を解説【映画『デッドプール2』で遂に実写登場】

【マーベル】ケーブルとは?強さ能力敵など14の事実を解説【映画『デッドプール2』で遂に実写登場】

マーベルコミックに登場するキャラクター、ケーブルは映画ではまだ多くのことは知られていないもののコミックファンから大人気のキャラクターとして登場以来愛され続けています。

その愛され具合はケーブルに主眼を置いたストーリーなどもたくさんあるほか人気ランキングでも上位に君臨するほどのもの。今回はそんなマーベルのキャラクター、ケーブルについてみんなが知らない驚きの事実を集めました。

*コミック版のネタバレを含みますので極度にネタバレを嫌う方は閲覧ご遠慮下さい。

映画『デッドプール2』に登場するケーブルとは!?

ケーブルはマーベル映画ファンではあってもコミックを知らなければあまりその事実を知りません。しかしこのケーブルには知られざる背景や事実などがたくさんありました。映画ではデッドプールの敵としてヴィランとなって表れたケーブル、果たしてそのキャラクターにはどういった設定があるのでしょうか?

これらその事実を紹介していきます。

ケーブルの本名はネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズ!?

ゴツい見た目を持つケーブルは実は本名ではありません。そして本名はネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズです。

ではなぜケーブルという名前がつけられているのかといえばネイサンの育ての親が未来から過去に帰らせるときに「過去と未来を繋ぐもの(ケーブル)となれ」といったことに由来します。

ケーブルはこの育ての親からの言葉から自らをケーブルと名乗ることにしました。

ケーブルは未来で育てられて過去に戻った!?

ケーブルことネイサンは生まれてから大人になるまでの間通常通りの時系列で育てられたわけではありませんでした。

それはある理由によって未来からやってきた女性戦士アスカニに未来へ連れていかれ、そこでスリムとレッドという2人の人物によって育てられていたからです。

そこからケーブルは未来で12歳まで育ちました。

ケーブルの親はX-MENのリーダーだった!?

機械化した腕や光る目を持つなどその中身は計り知れないケーブルですが、その父親はX-MENのリーダーでありファーストファイブとして知られるサイクロップス(スコット・サマーズ)です。

サイクロップスが父親ということはもしかして母親はジーン・グレイなのかと思われますが、実際はジーン・グレイのクローンとして生まれたマデリーン・プライヤーでした。

ここで見ておきたいのがケーブルの本名「ネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズ」。最後についている「サマーズ」とはサイクロップスの本名スコット・サマーズから来ていたということになります。

ちなみにケーブルを未来でスリムとレッドの2人に育てられた紹介していますが、実はこのスリムとレッドはサイクロップスとジーンの意識が入った人たちです。

つまりケーブルを未来で育てていたのは事実上サイクロップスとジーン・グレイでした。

ケーブルはウイルスを保持している!?

機械化した腕を持つケーブルは赤ちゃんの頃にX-MENに登するスーパーヴィランの1人アポカリプスによって誘拐されています。その際ケーブルは徐々に感染者の体を侵して機械化させ、最終的に意識的には亡き者となるテクノオーガニックウイルスを注入されてウイルス感染してしまいました。

この事態によってケーブルはその時代では治療できないウイルスを治療するためにアスカニと共に未来へ行き、そこで治療されつつも育つことになります。

また体が機械化しているのはウイルス治療のために左半身を機械化していたためでした。

ケーブルにはクローンが存在した!?

アポカリプスによってウイルス感染したケーブルは助からないことを懸念してケーブルの遺伝子をコピーした臓器移植用のクローンが作られていました。そのクローンというのがストライフという名前でありケーブルのクローンです。

クローンのストライフは本来なら治療のために使われる存在でしたが、ケーブルを誘拐したアポカリプスがこのクローンを誘拐したことでヴィランとして育てあげられてしまいます。

そしてケーブルとクローンのストライフはなんだかんだで敵同士で対峙する機会が多くありました。またこのストライフはケーブルのクローンなだけあって能力も同じ、身長や体重も同じ、違うのは外見や考え方くらいでした。

ストライフは実の親であるサイクロップスとジーンに恨みを持つとともにアポカリプスにも牙をむくことがあるなど危険な存在、また自分がクローンであることでケーブルには敵意を向けています。

ケーブルにはホープという名前の娘がいる!?

ケーブルにはミュータント能力を持つ娘がいますが、実際は養子であって血のつながりはありません。この養子を持つ経緯はM-Dayと呼ばれるマーベルユニバースの中でも壮大な事件が背景にありました。

M-Dayとはマーベル世界にいた数百万人のミュータントがスカーレットウィッチの現実改変能力によって数百人程度にまで減らされてしまった事件です。この事件の後に初めて生まれた女性ミュータントがホープでありケーブルの養子です。

とはいってもミュータントが残り少なくなった時点で生まれてきたミュータント能力の赤ちゃんなだけあってこの子を巡る争いは幾度となく繰り返されています。最終的にはケーブルがこの子を獲得するに至り、未来への望みを込めた意味でホープという名前をつけました。

そしてホープはケーブル本人の関わるストーリーの中でも重要なキャラクターとして活動しています。

ケーブルのミュータント能力としての強さは最強クラス!?

ケーブルはサイクロップスとジーン・グレイの能力を受け継いで生まれてきた子供のためその能力はサイキックパワーやテクノパシーの他親譲りの能力でマーベルのミュータント史上最強の強さを持つと言われています。

ただしケーブルは機械化するテクノオーガニックウイルスに侵されているのが原因で能力を発揮することができません。発揮できないというよりはウイルスの進行を抑える為に自分の能力を使っているため、ミュータント能力を発揮すればウイルスが進行するという天秤状態にあります。

そのせいで能力が制限されてしまうケーブルですが、ある時ウイルスが完治してしまうストーリーもありました。その時ケーブルは最強の力を使えるようになりますが、逆にその力が強すぎるせいで能力を抑えられずに暴走してしまいます。

そんなこんなでケーブルは能力を消し去ったり気づいたら能力が元に戻って完治したウイルスも元に戻ったりしてしまうなど実質的に最強クラスの能力も日の目を浴びたことはない状況です。

ケーブルはミュータント能力がなくても強い!?

筋肉もムキムキなケーブルの戦闘スタイルは基本的に能力を頼るよりも近接格闘や銃器を使ったものが多いです。その理由はウイルスの影響で使える能力に限りがあることや他人に能力を知られたくないことに起因しています。

そんな背景からケーブル自体は近接格闘戦でも強く、特に銃器の扱いは達人クラスとした戦闘になります。

ちなみに能力は制限されていても強い。

ケーブルとデッドプールは敵であり仲間だった!?

映画『デッドプール2』では敵としてデッドプールの前に立ちはだかるケーブルですが、実はこの2人は敵であり仲間の関係を持っています。

最初こそケーブルはデッドプールの命を狙うものとして関りあったものの相性が良かったのかデッドプール&ケーブルによるストーリーシリーズもいくつか誕生することになり、仲間として戦うことがありました。

またこの2人のコンビは原作ファンからも大きな支持を得ています。ちなみにケーブルがボケ担当でデッドプールがツッコミを担当するという異色の組み合わせでもあります。

ケーブルの最大の敵は誰!?

誘拐などしてきたアポカリプス

アポカリプスといえばケーブルを赤ちゃんの時に誘拐したヴィランであり、そのときウイルスを注入されたことで大人になった今でも苦しみ続けています。またケーブルが育った未来でもアポカリプスは支配者となっていたためその存在は大きくケーブルの最大の敵と言わざる負えません。

ケーブル本人もアポカリプスを倒すためにタイムトラベルをしたこともあるほか、アポカリプスに打たれたテクノオーガニックウイルスを「目には目を」の精神で打とうとしていました。

クローンであるストライフ

ケーブルとクローンのストライフはやはり敵同士です。そもそもこの2人は未来から過去に行った際に同じ時代に来ており、その時敵対関係となっていました。

ケーブルはニューミュータンツを率いてX-フォースと呼ばれるものを組むのですが、そのときストライフはミュータントを率いて人類によるミュータント支配を打破するためのミュータント解放戦線(MLF)を率います。

そしてこの2人は違う目的の元敵対関係として戦闘していたことからケーブルはストライフの敵でありストライフはケーブルの敵ということになります。

ケーブルは登場以来亡くなったり生き返ったりしている!?

マーベルコミックではヒーローやヴィランが亡くなって生き返るという展開はありがちで割と普通な事ですが、ケーブルも例外なくそれに該当します。例えば『アベンジャーズインフィニティウォー』に登場するサノスなんかも亡くなっては復活していますよね。

とりあえず今回はその一部をご紹介しておきます。

『エクスキューショナーズ・ソング』

サイクロップスとジーン・グレイが誘拐されるとともにプロフェッサーXが暗殺されることで始まるクロスオーバー作品の「エクスキューショナーズ・ソング」はXチーム同士の仲間割れやアポカリプスの復活といった混乱が起こるお話です。

このときケーブルはクローンのストライフを巻き込む形で消滅してお亡くなりになったはずですが気づいたら復活していました。

X-MEN:セカンド・カミング

X-MEN:メサイアコンプレックスから続くメシア三部作の最後の作品です。自らのウイルスを暴走させたことでお亡くなりになっています。

ケーブルが登場する実写映画『デッドプール2』を見逃すな!

ケーブルが登場する映画『デッドプール2』が2018年6月1日に公開されます。マーベル映画であり『デッドプール』シリーズの2作目となる作品ではケーブルがどのように描かれるのかはファンの憶測はありますがわかりません。

それでも楽しい仕上がりになっているはずですから見逃さずに!