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映画『ジュラシックワールド/炎の王国』31種の登場恐竜一覧を全解説

新三部作の真ん中となった映画『ジュラシックワールド:炎の王国』にはこれまでに登場した恐竜がたくさん出てきていてその数は剥製と骨格標本を含めるとシリーズ最多になっていました。

また恐竜の中でも人気を集める有名な種類が一画面に集結するような場面もちらほらあるため恐竜好きはもちろんのこと映画『ジュラシックワールド』シリーズが好きな人も喜べたことでしょう。

ただ一つ言うとすれば恐竜が多すぎて把握しきれなかったという人も結構いるのではないでしょうか。そこで今回は映画『ジュラシックワールド:炎の王国』に登場した恐竜を全てまとめてみました。

注意:途中

映画『ジュラシックワールド/炎の王国』に登場した恐竜は全31種類!?

映画内に登場した恐竜の数は把握しているだけでも全31種類に及びます。この数は生きた形で登場したもの、キメラ恐竜として作られたもの、骨格標本だけのもの、剥製標本として登場したものの全てを合わせた数です。

今回は解説していく恐竜はこれら全てをひっくるめたものです。それぞれ区分けして紹介しますので参考にしてみてください。

映画『ジュラシックワールド/炎の王国』主役級の登場恐竜一覧

インドミナス・レックスIndominus rex(亡骸)

獰猛かつ制御不能な恐竜として生み出されたインドミナスレックスは前作の最後にジュラシックワールドのラグーンに住むモササウルスによって海中に引きずり込まれて亡くなっているものと考えられていました。

その考えは実際に正解しており、今作では海中に引きずり込まれて亡くなったインドミナスレックスの亡骸が作中の序盤の場面にて映し出されていることがわかりました。

またインドミナスレックスは死してなおも骨の一部を採取され、そのハイブリッドなDNAを新たに生み出された新の最強恐竜インドラプトルの体へと受け継がれたことで完全に亡くなったとは言い切れない状態となっています。

そんなインドミナスレックスの特徴については色々ありますが気が向いたら詳細な記事を書こうと思っています。

インドラプトル Indoraptor

ヴェロキラプトルのブルーから取られたDNAをベースにインドミナスレックスの驚異的なDNAが取り込まれたことで生まれた新種のキメラ恐竜であり、本作品の主役級ヴィランとして登場していました。

インドラプトルに関しては生態や強さ、能力といった情報のほか普通の人には知られざるトリビアをまとめた記事がありますのでそちらの記事をご覧ください。

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ヴェロキラプトル Velociraptor

小型から中型サイズほどの身長を持つ恐竜。映画『ジュラシックワールド』では主人公のオーウェンが飼育係を任されてブルー、デルタ、エコー、チャーリーの名前をつけられていました。

前作の段階で3頭は犠牲になっているため今作ではリーダーであり長女のブルーしか登場しませんでした。そんなブルーは久しぶりのオーウェンとの再開から麻酔銃で眠らされて運ばれ、悪玉からそのDNAを狙われる存在になってしまいます。

また今作の中ではインドラプトルとは対峙する関係にあり、互いの生死をかけて戦闘する場面も見受けられました。

映画『ジュラシックワールド/炎の王国』生きた形の登場恐竜一覧

ティラノサウルス・レックス Tyrannosaurus rex

恐竜の中でも最も高い知名度を持ち神格化されている肉食恐竜の一匹。作中においては1作目と同様の個体が4作目でも「9番パドック」と呼ばれる場所で秘密に飼育されており、前作ではクレアにおびき出されて美味しい見せ場を持っていきました。

今作では特に大きな見せ場がないもののイスラヌブラル島にて3年間生き延びていてファンからは「レクシィ」と呼ばれ、序盤に謎の傭兵部隊がインドミナスレックスの骨を回収しに来た際にはそのグループに襲い掛かる一面が見られます。

その後は噴火する火山の中で恐竜保護舞台によって捕獲され、檻に入れられてロックウッドエステートへと運ばれていました。

アロサウルス Allosaurus

ティラノサウルスとよく似た外見を持つアロサウルスはティラノサウルスがいなければ日の目を浴びる可能性のあった隠れた名恐竜です。映画の中では今作が初登場となる種類でしたが、シボ山の火山噴火で逃走中に火山弾が命中したことで下敷きとなってしまいました。

アンキロサウルス Ankylosaurus

背中に鎧の様な硬い甲羅を持つ中型の草食恐竜です。パークの中では唯一の鎧竜として存在していました。

前作では群れをなして行動し、インドミナスレックスに襲われながらも死闘に敗北をきすような見せ場が用意されていたと思います。

しかし本作では火山弾が飛び交う島内を逃走する様子が予告に出ていたくらいで大した見せ場はありませんでした。

アパトサウルス Apatosaurus

ブラキオサウルスと並び最大級の大きさを持つパーク最長の恐竜です。

背は低いものの尻尾が非常に長いためブラキオサウルスよりも大きくなっています。

パーク内では群れで行動していましたが、前作の時点でインドミナスレックスにより壊滅に追い込まれていました。

バリオニクス Baryonyx

スピノサウルスに近い中型肉食恐竜。作中ではイスラ・ヌブラル島の地下研究施設にクレアとフランクリンが訪れていた時にまがまがしい様相で出現していました。その後は傭兵部隊により捕獲されてロックウッドエステートへと送られています。

ブラキオサウルス Brachiosaurus

アパトサウルスと並んでイスラヌブラル島最大級のサイズを持つ草食恐竜です。

予告編ではパーク内のメインストリートを闊歩する様子が映し出されていますが、公式には飼育されている恐竜ではありませんでした。

ですが映画『ジュラシックパーク』ではアラングラント博士が初めて出会った恐竜として登場しており、その時の舞台もイスラヌブラル島であったことを考えると野生化した同一個体が生き残って生活していたものと考えられています。

カルノタウルス Carnotaurus

インドミナスレックスのDNAの1つとして加わっているカルノタウルスはシリーズ初登場の中型肉食恐竜です。

予告編でも写っていましたが、イスラ・ヌブラル島の火山噴火の際にジャイロスフィア付近に逃げたオーウェン・クレア・フランクリン達に襲い掛かろうとしたもののティラノサウルスによって首元を噛まれお亡くなりになっています。

コンプソグナトゥス Compsognathus

世界最小クラスの大きさを持つ小さくてかわいい恐竜です。映画『ロストワールド:ジュラシックパーク』では冒頭の少女を大群で襲っていた個体がこのコンプソグナトゥスでした(厳密には違う)。

パークが崩壊した後は3年に渡り生き延びていたようで無人のパーク内を徘徊、一部場面でお店の中にいる姿が見られました。

ガリミムス Gallimimus

ダチョウ恐竜とも言われるガリミムスは白亜紀後期のゴビ砂漠の辺りに生息していた恐竜です。その足の速さは動物界のトップランナーことチーターに並ぶスピードで走ることができたとされており、ダチョウよりは大きく敵から猛スピードで逃げることが出来たと言われています。

作中では特に見せ場はなく襲い掛かろうとする肉食恐竜から群れをなして逃げていく様子を見ることが出来ます。

モササウルス Mosasaurus

ジュラシックワールドのラグーンの湖で飼育されている超大型の恐竜、というよりはトガゲなどに近く海生爬虫類と呼ばれる種類の生き物。本来ならば餌あげのショーの目玉として扱われていたもののインドミナスレックスを湖に引きずり込んだ事件の後はそのまま放置されていました。

しかし3年もの間放置されていたにも関わらず何故かラグーンで個体が生存しており、謎の舞台がインドミナスレックスの骨を湖の底から持ち出した際には急襲を仕掛けた様子が映し出されています。

その後はラグーンのゲートが開いていたことから大海原に身を投じて更なる食料を求めて海を泳ぎまわり始めたようです。

パラサウロロフス Parasaurolophus

中型サイズの草食恐竜。頭にトサカのような突起が生えているのが特徴でその突起を使いながら水中での活動ができたとの話もありますが、真偽は不明です。

プテラノドン Pteranodon

ディロフォサウルスと並んで映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズに登場する大型の翼竜。巨大なクチバシと巨大な翼を持ちながら体は非常に軽いためグライダーのような飛行が出来ることで知られています。

作中では捕獲された個体の一部がロックウッドエステートへと運ばれたものの前作同様逃げ出し、ラスベガスに出現して荒ぶる様子が映し出されていました。

シノケラトプス Sinoceratops

トリケラトプスに似ている大型の角竜であり、中国から発見された種類です。特徴的なのは頭に一本の角が生えながらその周りを取り囲むようにギザギザのついた硬いタテガミのようなもので囲まれている点。

現実では2010年に名前をつけられた恐竜なので比較的新種に近い形で登場しています。作中ではインドミナスレックスのDNAとして取り込まれたカルノタウルスとのぶつかり合いが映し出されていました。

裏話によるとシノケラトプスが登場する場面ではもともとバキリノサウルスが登場する予定でしたが、中国での観客動員数を狙い撃ちするために中国で発見されたシノケラトプスが登場することになったという逸話もあります。

ステゴサウルス Stegosaurus

背中に交互に2枚の剣のような部位を持つ中型の草食恐竜。恐竜映画の中では定番として登場する知名度のある種類です。

スティギモロク Stygimoloch

スティギーの愛称で親しまれている小型の草食恐竜。石頭のような丸く硬い頭にトゲのようなものが生えているのが特徴的です。

作中ではロックウッドエステートに運び出されている様子が見られました。

トリケラトプス Triceratops

草食恐竜ながらティラノサウルスと並んで人気と抜群の知名度を持つ大型の四足歩行恐竜です。作中では火山の噴火に伴う救出作戦の一環として親子と思われる複数の個体が檻に入れられて脱出、その後は「ロックウッド・エステート」に運ばれていました。

映画『ジュラシックワールド/炎の王国』骨格標本の登場恐竜一覧

コンカヴェナトル Concavenator(剥製標本)
ディロフォサウルス Dilophosaurus(剥製標本と音)
ディメトロドン Dimetrodon(剥製標本)
ドラコレックス・ホグワーツィア Dracorex(剥製標本)
モノニクス Mononykus(剥製標本)

映画『ジュラシックワールド/炎の王国』剥製標本の登場恐竜一覧

エドモントサウルス Edmontosaurus(骨格)

コスモケラトプス Kosmoceratops(骨格)
メトリアカントサウルス Metriacanthosaurus

ペロロプリテス Peloroplites(骨格)
プロトケラトプス Protoceratops(骨格)
スピノサウルス Spinosaurus (壊れた骨格)
テラトフォネウス Teratophoneus(骨格)

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