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サクっと解説結末ネタバレ映画『ジュラシックワールド』炎の王国に合わせて復習

サクっと解説結末ネタバレ映画『ジュラシックワールド』炎の王国に合わせて復習

2015年に公開された映画『ジュラシックワールド』は映画『ジュラシックパーク』シリーズの新たなる新三部作として華やかなスタートを切った作品でした。

その興収は日本で約100億円、世界規模なら1500億円と言われていて歴代映画ランキングに名前を残す記録だったことは言うまでもない事実です。

そして来る2018年には2作目が遂に公開され一作目同様のメガヒットを記録しました。

今回はそんな映画『ジュラシックワールド炎の王国』の公開を記念して『ジュラシックワールド』のネタバレ解説記事を作成!ということで映画を見ていないという方や見たけど忘れてしまったという方は内容を把握するためにもご覧ください。

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映画『ジュラシックワールド』を結末までストーリーネタバレ解説

ということである程度小分けにしながら部分の解説をしつつ紹介したいと思います。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』オープニング

コスタリカ沖合にあるイスラ・ヌブラル島で起きたジュラシック・パークでの惨劇から22年後の出来事。放置状態にあったイスラ・ヌブラル島はジュラシック・パークを経営していたインジェン社が経営難によりマスラニ・グローバル社に買収されたことで新しくジュラシック・ワールドが建設され、観光地として世界中から毎日2万人が訪れるほどの人気を集めていました。

解説:ジュラシックパークで起きた惨劇とは?

1993年に公開された映画『ジュラシックパーク』ではジョン・ハモンドが経営するジュラシックパークというものが登場していました。このジュラシックパークはジュラシックワールドのような観光施設を目指すものでしたが、パークが開園する前に内部の人間の暴走や大嵐が重なることで恐竜が逃げ出して大パニックに。

複数の犠牲が伴う惨劇がおきたことで開演する前に終わってしまいました。詳しくは映画『ジュラシックパーク』で確認出来ます。

解説:インジェン社とは?

ジョン・ハモンド博士(時系列で言うと亡くなってる)が経営していた会社でジュラシックパークの管理をしていた会社です。パークの建設や恐竜の復活のために多額の資金を投じたにも関わらず開園前に終了したため資金が回収できず経営難に陥りました。

そして映画『ジュラシックワールド』の時点では買収されています。

解説:マスラニ・グローバル社とは?

サイモン・マスラニが経営するインド企業にしてジュラシックワールドを管理する企業。設定上は1900年代から様々な事業に乗り出した上で成功を収めて多額の資産を得ていました。

そしてインジェン社の技術に目をつけて買収、ジュラシックパークと同じようなテーマパークを作りたいと考えて出来たのがジュラシックワールドです。

解説:ジュラシックワールドとは?

マスラニ社が管理する大型恐竜テーマパーク。施設内には小型から大型までたくさんの恐竜がしており、専用の乗り物に乗って施設内を探索することが出来ます。

中には巨大なプールや湖、電車が走っていたり宿泊場所があるなど映画で描写されていない細かな設定が多数あります。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』多忙なカレンと熱心なオーウェン、インドミナスレックスの存在

ある日ジュラシックワールドの運用管理者として働くクレア・ディアリングの前に甥のザックとグレイが訪ねてきました。しかしクレアは施設の管理運営に多忙の日々を送っていたためザックとグレイの2人を秘書のザラに預けて自身は社長のサイモンと共にインドミナスレックスの件について話し合います。

インドミナスレックスについては早めの一般公開をしようとしていましたが、飼育するための防壁が適当かどうかなどがわからないためヴェロキラプトルの調教師を務めるオーウェン・グレイディにクレアが相談に行くことになりました。

解説:ザックとグレイくんとは?

カレンとスコットの2人の息子でそれぞれ11才と16才。小さいほうのグレイは恐竜が大好きで詳しい知識を持っているのに対してザックは恐竜にはあまり興味がない様子です。

しかしながら終盤で重要な役目を負います。

解説:クレアとは?

映画『ジュラシックワールド』のヒロインとしての位置づけのキャラクターです。施設の経営部分も担うため恐竜のことは経営上の数値としてしか見ていません。ただし話がすすむにつれて恐竜を生命として見るようになります。

解説:オーウェンとは?

映画『ジュラシックワールド』の主役。ヴェロキラプトルの調教をしているほか恐竜に対しては同じ生命として尊敬の意思を持って接しています。

解説:インドミナスレックスとは?

遺伝子操作で生まれた複数の生物のDNAを併せ持つキメラ恐竜です。最初は2匹が生まれましたが劇中では1匹だけになっていました。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』ラプトルとオーウェン

ラプトルの調教をしていたオーウェンの前にインジェン社の警備部門長を務めるホスキンスが現れます。ホスキンスはラプトルを兵器として軍事利用するという考えを持っており、それをオーウェンに打ち明けたものの一蹴。

そのときちょうど飼育員の1人がラプトルの小屋に落ちてしまう事故が発生したことでラプトルのブルー、デルタ、エコー、チャーリーは今にも襲い掛かりそうな状態になってしまいます。

オーウェンはその場へ行くと飼育員を外に逃がすと自身はラプトルの気を引きつけ、小屋のゲートが閉まり始めると同時に全力で隙間へと入りこんで間一髪でラプトルに襲われずに助かりました。

しかしラプトルがオーウェンの指示に従う様子を見たホスキンスは改めてラプトルの軍事利用の計画について自信をふかめていました。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』インドミナスレックスの脱走

マスラニからインドミナスレックスのことについて頼まれたクレアはオーウェンのいるバンガローを訪れるとインドミナスレックスのいる場所に来てほしいと頼みました。

オーウェンはその頼みを聞いてインドミナスレックスのいる場所へと行きましたが、そこにはインドミナスレックスの姿はなく生体反応もありません。しかし防壁には巨大な爪痕が残されていました。

これを見たクレアはすぐにインドミナスレックスが脱走した知らせを管制塔に連絡するとオーウェンや飼育員がインドミナスレックスの住む防壁内部へと侵入しました。

しかしオーウェンたちが入った後にもう一度生体反応を確認したところいるはずのないインドミナスレックスの反応がありました。気づいたときには遅く、オーウェンらはインドミナスレックスに襲われてしまいました。

オーウェンは足の速さで内部から逃げ切ったもののインドミナスレックスは入り口を破壊して本当に脱走してしまい、オーウェンは匂いを隠すように車のオイルを体にかけると何とか気づかれずにインドミナスレックスがどこかへ行ってしまいます。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』①インドミナスレックスの真実

クレアは本当に脱走したインドミナスレックスを生け捕りにするために資産管理部隊の出動を要請すると捕獲作戦を実行に移します。またパーク内の乗り物などは全て停止させ、観光客を避難させるように連絡を入れました。

肝心の捕獲部隊に関してはインドミナスレックスが裏をついたことで全滅してしまいます。

この件に関してマスラニ社の社長は遺伝子学者を務めるヘンリーウーに問いただすとインドミナスレックスにはたくさんの生物のDNAが組み込まれていることが判明しました。

それは生体反応を見せないように赤外線放射を遮断するものや景色と同化出来る能力などです。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』①恐竜たちの暴走

観光客たちは避難していましたが同じころザラといるはずのザックとグレイは人の目を掻い潜って乗り物に乗りながら恐竜のいる施設内を満喫していました。また2人は立ち入り禁止の場所を見つけるとそのままそこへ侵入してしまいます。

散策を続けていた二人でしたが、そこにインドミナスレックスが現れると襲撃。2人は乗り物が壊れると同時に走るとなんとか滝つぼに身を投げ込んで助かることが出来ました。

その後2人は旧ジュラシックパークにあったジープを修理するとそれにのって安全な場所へと非難します。

一方でサイモン・マスラニらはインドミナスレックスを上空から仕留める作戦を決行するためヘリコプターに乗って攻撃を仕掛けます。しかしインドミナスレックスは翼竜がいるドーム状の施設に破壊しながら侵入すると翼竜が飛び出し、ヘリコプターにぶつかってきたことで墜落炎上してしまいました。

オーウェンとクレアはザックとグレイを探すために2人の痕跡を追いかけていましたがインドミナスレックスに襲撃を受け、何とか逃げ切ります。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』①ラプトルを使ったインドミナスレックス掃討作戦

脱走したディモルフォドンやプテラノドンなどの翼竜の群れはそのままジュラシックワールドのメインエリアに飛来するとそこにいた観光客たちを襲い始めて大パニック状態に陥りました。

ここにはザックとグレイもおり、クレアの秘書のザラは2人を見つけたものの翼竜に捕まりモササウルスのいる湖に放り込まれると翼竜と一緒に食べられてしまいます。

またそこにはオーウェンやクレアもいたためザックとグレイは再会を果たして翼竜をよけながら管理棟へと向かいました。そこには施設の管理権限を握ったホスキンスがおり、この事態を好機に思ったのかインジェン社の兵士を集めてラプトルを使ったインドミナスレックス掃討作戦の指示をしています。

オーウェンはそれに対して不服ながらも作戦に強力するということになり、厳重に管理されたラプトルにカメラをつけると人間たちはバイクや車で、ラプトルは走りでインドミナスレックスを追いかけ始めます。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』①オーウェンたラプトルの信頼関係

インドミナスレックスの姿を捉えたオーウェン達は遂に捉えることに成功するかと思われましたが、この時予想しえなかった自体が起こります。それはラプトル部隊とインドミナスレックスがコミュニケーションをとっていたのです。

インドミナスレックスはラプトルたちにオーウェン達を襲うように指示したようで状況は一変、人間部隊は次々とラプトルの錯乱に押されて犠牲者が出始めました。その場は混乱する中でラプトルの一匹チャーリーはロケットランチャーの攻撃で亡き者になり、インドミナスレックスは逃走します。

オーウェンも同様にラプトルから逃げるようにして行動していましたが途中でクレアが運転するザックとグレイを乗せたトラックと合流して逃げます。

オーウェン達は遺伝子研究所を訪れるとそこにはインジェン社のホスキングがおり、研究の証拠隠滅を図る様子を見つけます。しかしホスキンスは遺伝子学者のヘンリーウーにインドミナスレックスの受精卵などを持たせるとその他研究員とともに既に島から脱出させていたようです。

そこに突然ラプトルが現れました。ホスキンスはラプトルに対してオーウェンがやっているようなまねごとをしてみますが、ラプトルはそれをかまうことなくホスキンスにかみついて亡き者にします。

これに対してオーウェン達は施設の外へと逃げていきますがそこで再びラプトルたちに囲まれて絶体絶命の危機を迎えました。しかしオーウェンはラプトルについた首輪を外すようにゆっくりと行動したところラプトルもオーウェンに従うようになり最悪の自体は免れます。

インドミナスレックスもそこに現れますが、ラプトルが人間側についたことを知ると強靭な力でエコーとデルタの2匹をなぎ倒して亡き者にしてしまいました。

残るはオーウェン、グレイ、ザック、クレアそしてラプトルのブルーの4人と1匹。インドミナスレックスによって完全に追い詰められた一行は絶体絶命のピンチを迎えましたが、そこでグレイがあることに気が付きました。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』①最終兵器ティラノ

インドミナスレックスに追い詰められたオーウェン達ですがこの時グレイがインドミナスレックスの歯の本数がティラノサウルスよりも少ないことに気が付きました。

それに対してクレアは最後の手段に22年前にジュラシックパークで暴れたティラノサウルスと同じ個体を開放して戦わせることを思いつきます。クレアはそのままティラノサウルスを開放すると発煙筒を使ってインドミナスレックスのいる場所まで誘導します。

すると2匹は肉食恐竜として獰猛な戦闘を繰り広げました。しかしインドミナスレックスの力はティラノサウルスをも上回っていたため劣勢に追いやられてしまいます。

このままではティラノサウルスもやられてしまう、そんな状態でしたが気絶したラプトルのブルーが目を覚ましてインドミナスレックスに飛び掛かり隙を作らせるとティラノサウルスはインドミナスレックスを湖の手前まで追い詰めることに成功しました。

それでもなおインドミナスレックスの闘争心は消えることがありません。しかし血の匂いにつられたのか湖から巨大なモササウルスが出現してインドミナスレックスに食らいつくと湖へと引きずり込んでしまいます。

これによりインドミナスレックスとの戦いは決着し、ティラノサウルスはブルーに挨拶を交わすとどこかへ行ってしまいました。ラプトルのブルーもオーウェンたちに少しの挨拶を交わすとその場を離れてどこかへ行ってしまうのでした。

解説:歯の本数の意味とは?

インドミナスレックスの歯の本数が少ないことに気づいたグレイ、それを聞いたクレアはティラノサウルスと戦わせることを思いついたわけですが、歯が多いと何か違うのでしょうか?

この意味は恐竜において強さの指標となるのが歯の本数なんだそうです。というのも恐竜の歯は多ければ多いほど強いとされており、インドミナスレックスよりもティラノサウルスのほうが歯が多かったからクレアは最後の手段を思いついたのだとか。

ちなみにモササウルスの歯の本数は88本だそうで、インドミナスレックスとティラノサウルスの歯の数を圧倒的に上回ります。

解説:ティラノサウルスについて

ここで登場したティラノサウルスは22年前の個体、つまり映画『ジュラシックパーク』に登場して多数の犠牲者を出したものと同じものと言われています。

ネタバレ映画『ジュラシックワールド』①エピローグ

インドミナスレックスとの闘争を終えたオーウェンらは4人とも無事でコスタリカに設営された避難所に到着しました。ザックとグレイは両親との再会を喜び、オーウェンとクレアも良い感じの雰囲気になります。

その頃日が昇ったイスラ・ヌブラル島ではインドミナスレックスに勝ったティラノサウルスが人間の管理下から解放されたことで数十年ぶりに自由を取り戻して周辺を散歩します。

人間がいなくなり施設も壊れたジュラシックワールドを見下げながらティラノサウルスはそこで大きな咆哮を上げると物語は終わりを迎えるのでした。

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