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映画『パシフィックリム』シリーズ全2作品の視聴順番&時系列あらすじを解説!続編は?

映画『パシフィックリム』シリーズ全2作品の視聴順番&時系列あらすじを解説!続編は?

2013年に公開されたギレルモ・デル・トロ監督によるハリウッド版怪獣映画『パシフィックリム』はレジェンダリーピクチャーズにより製作、ワーナーブラザーズに配給されたことで全世界の興収を400億円以上にまで打ち立てたことで新世代の怪獣映画となりました。

続編は色々あったせいで前作から5年を経た2018年に公開されることになったわけですが、今回は映画『パシフィックリム』シリーズについてあらすじや感想・評価と時系列や見る順番を解説したいと思います。

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1作目パシフィックリム
2作目パシフィックリム アップライジング

そもそも映画『パシフィックリム』シリーズってどんな作品?

太平洋の海底から次々と巨大生物が現れたことによりそれらは怪獣(Kaiju)と呼ばれるようになり、人類側は怪獣への対抗措置として人型巨大兵器イェーガーを作ることで怪獣退治に奮闘する様を描いた作品です。

このイェーガーは1人で乗ろうとした場合脳への負担が余りにも強すぎたという理由で2人1組となって操縦することになっています。

イェーガーのパイロットは環太平洋防衛軍(PPDC)という架空の組織に所属することになり、1作目ではスタッカー・ペントコストという人物が司令官をしていました。

また怪獣はカテゴリーが1から5まで存在していてそれは怪獣の大きさによってランク付けされることになります。一番小さいのが1で大きいのが5という具合です。

映画『パシフィックリム』シリーズの公開順・時系列

映画『パシフィックリム』シリーズを公開日の順番で並べてみます。

映画『パシフィックリム』公開順
映画『パシフィックリム』(日本公開日:2013年8月9日)
映画『パシフィックリム アップライジング』(日本公開日:2018年4月13日)
映画『パシフィックリム3(未定)』

一作目が公開されたのは2013年8月9日ですが、これは映画『パシフィックリム』が地域別に公開された順番で言うと最も遅い部類に入ります。

また2作目が公開されたのは2018年4月13日、最速上映はこの2週間ほど前になっているため一応遅れての上映でした。

こちらの時系列を並べた場合はまず1作目で描かれるのは2024年と2025年あたりがメインとして描かれ、映画の冒頭では2020年の出来事が描かれています。

実際には映画『パシフィックリム』の時系列で言うと2013年の太平洋深海から始めて怪獣が現れたところから始まり、劇中の冒頭では1作目の主役が2020年に海洋で戦っていた様子が描かれ、それから4,5年後に怪獣の活動が活発化し始めて撃退するといった流れになっています。

そして2作目は2025年から10年後、つまり2035年が舞台となります。2025年に一度は怪獣の出現を止めることができたものの10年の時を経て再び怪獣が現れ始めるという流れです。

映画『パシフィックリム』シリーズはどの順番で見ればいい?

映画『パシフィックリム』シリーズは現在全2作品。

この2作品をどの順番で見ればいいかという話になりますが、間違いなく1作目を見た上で2作目の映画『パシフィックリム アップライジング』を見るという順番をおすすめします。

というのも物語上10年が経過しているわけですが、直接繋がりのある続編として描かれるため2作目には1作目に登場した主要キャラクターも出演しています。

映画『パシフィックリム アップライジング』に続投するキャラクターは森マコや2人の博士などがいるのですが、この人たちの背景を知るためには1作目の視聴が欠かせません。

ということなので見る順番としては必ず1作目を見ることをおすすめします。

もしも見ないというのであれば最低限抑えたいことは

  1. 怪獣が出現した理由と出現が止まった理由
  2. 森マコの過去
  3. 2人の博士の関係性

この3つは抑えておいてください。

映画『パシフィックリム』あらすじ

2013年8月、太平洋の海底から突如出現した怪獣「アックスヘッド」によってアメリカのサンフランシスコは襲撃され、多大なダメージを受けました。それは軍の総力を尽くして倒すことが出来たもののそれ以降も怪獣は出現してくるため対怪獣兵器を作りだします。

対怪獣兵器イェーガーを作り出した人類は環太平洋防衛軍(PPDC)を設立。怪獣を倒すイェーガーに乗るパイロットたちはヒーローとして扱われるようになっていきました。

2020年、アメリカのアンカレッジをナイフヘッドという怪獣が襲撃します。これにはローリー&ヤンシーペケット兄弟が乗ったイェーガーが現場へ向かいますが油断したせいでヤンシーは殉職、ローリーは1人の力でナイフヘッドを倒しました。

しかしローリーはそのままパイロットには戻らず、国に巨大な壁を建設する仕事に就くことになりました。

2024年、壁の建設をしていたローリーがPPDCに再招集を受けたことで再びパイロットとしての道を歩み始めます。また建設していた壁はいとも簡単に怪獣によって破壊されたことで市民の不満が漏れ始めていました。

ローリーはパイロットになるということで新しいパートナーを探さなければなりません。そしてパートナーが決まったわけですが、怪獣が現れるペースは速くなっており、数学博士の話ではもうじき3体の怪獣が同時に襲ってくるようになると言います。

一刻も早く太平洋の深海にある怪獣が現れる穴をどうにかする必要があった環太平洋防衛軍、果たして人類は出現する怪獣たちに立ち向かい見事何者かの陰謀を打ち破ることができるでしょうか。

興収400億円を記録した映画『パシフィックリム』はギレルモ・デル・トロ監督によって作られたわけですが、巨大なロボットが巨大な怪獣と対峙する様が圧巻で見ごたえのある映像になっています。また音楽もカッコよく、キャラクター描写も背景を含めよくできているなどしていました。

ただイェーガーは複数いるもののモブのような立ち位置のパイロットは軽くやられてしまうせいで感情移入は出来ません。主要キャラクターは大体6,7人といったところになっていました。ローリーペケット、森マコ、スタッカー・ペントコスト、博士2人などなど。

吹き替え版の主人公のキャストが杉田智和になっているのが声優としての見どころと言えます。

映画『パシフィックリム アップライジング』あらすじ

2025年に起きた戦いから10年が経過した2035年。怪獣は出現しなくなったもののいつ再び現れるかもわからないため環太平洋防衛軍は新たなイェーガーを作り出しながら新世代のパイロットの育成もこなしていました。

そんな中スタッカー・ペントコストの子供のジェイク・ペントコストは優秀なパイロットとして環太平洋防衛軍に所属していましたが、途中で抜け出して違法行為を働くようになります。ジェイクはそんな中で運悪く逮捕、その釈放の条件としてパイロットから高官まで出世した義理の姉の森マコに再び環太平洋防衛軍に戻り、今度は教官としてパイロットを育成しろと半ば強制されることになりました。

その一方でオブシディアン・フューリーというジプシー・アベンジャーの真っ黒版の未確認イェーガーに遭遇し、イェーガー同士の争いに発展。

さらに10年出現してこなかった怪獣が以前よりも賢くなって表れ始めるようになりました。

新世代のイェーガーとパイロットたちは再び地球を危機から救うために怪獣と戦闘を繰り広げます。

映画『パシフィックリム アップライジング』では前作から何人かのキャラクターが続投しています。しかしその中に前回の主人公だったローリー・ペケットがいなくなっているのが非常に気になるところです。主人公となるのは環太平洋防衛軍の司令官であり2025年に殉職したスタッカー・ペントコストの子供です。

ジョン・ボイエガ演じるジェイク・ペントコストが教官としてジプシー・デンジャーの後継機であるジプシー・アベンジャーに乗り込み戦闘するのがこの作品の見どころではないでしょうか。

また今作が前作から5年も経過しているのは製作サイドの折り合いがつかなかったこともそうですが、続投する予定だったギレルモ・デル・トロ監督が映画『シェイプ・オブ・ウォーター』に熱を入れる為に降板したことも原因です。

その代わり昔から日本の怪獣映画や特撮が好きだったというスティーブンSデナイトがメガホンを取ったというのも注目したいポイント。

そのせいかはわかりませんが舞台となるのはわが国日本、監督が「日本ぶっ壊してやったぜ!」と高らかに行っていましたが予告編を見ると思い切り高層ビルぶち壊されていたので笑いどころでした。

映画『パシフィックリム3』続編は?

映画『パシフィックリム3』続編となる作品については現状正式な声明は出ていません。ただ続編の構想はあり、映画『パシフィックリム アップライジング』の興収次第で続編製作がスタートする見込みもあるようなので期待して待てると思います。

また正史としての続編だけでなくスピンオフ映画の構想もあるとのことでした。さらに2014年頃から続いている洋画版ゴジラの「モンスターバース」との合流もありえるというのがポイントです。

しかしモンスターバースの合流は否定するような発言もあったのでどうかは不明です。