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『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ全6作品解説:おすすめ見る順番や時系列と各作品の違い総まとめ

映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ全6作品超解説!おすすめの見る順番や時系列と各作品の違いなど総まとめ

2015年に新たな三部作がスタートした恐竜映画の名作『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ。2018年には新三部作の二作目となる映画『ジュラシックワールド/炎の王国』が7月に公開されることになり、さらなる盛り上がりを見せています。

そこで今回は映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ全6作品の総復習を兼ねて映画を見直し、あらすじや時系列などをまとめてみました!

あらすじ内容や時系列見る順番、各映画作品の一般的な評価などをまとめていますのでご確認ください。

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1作目ジュラシック・パーク
2作目ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
3作目ジュラシック・パークⅢ
4作目ジュラシック・ワールド
5作目ジュラシック・ワールド/炎の王国
6作目ジュラシック・ワールド/ドミニオン(仮題)

恐竜映画の名作『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ

今でこそ名作映画となった映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズはマイケル・クライトンが1990年頃に書いた同名のSF小説『ジュラシックパーク』を原作とした作品です。

その内容は恐竜たちを管理して多額の利益を得ようとした人間たちが管理不足によってあらゆる惨劇を引き起こすパニックサスペンスの様相を呈しており、それは映画の中にも現れています。

監督は映画界の巨匠スティーブンスピルバーグ。しかしスピルバーグがメガホンをとったのは1,2作品目の話で3作目以降は製作総指揮に回っています。

とはいうものの一作目の時点で当時の最先端を行くCG技術や実際に実物の人形を動かす形で撮影されるアニマトロニクス技術が使われているため映像はリアルそのもの、それ以降の映像技術に革命をもたらしていました。

原作小説と映画の違いは?

映画『ジュラシックパーク』と原作小説との違いは内容自体にそこまでの違いはありません。違いがあるとすれば登場恐竜の数や出番の違い、それから各登場キャラクターの性格や設定が違うと言ったところです。

原作において登場した恐竜は15種類ながら映画で実際に登場したのは7種類だった点、どこか憎めないふとっちょなキャラクターだった一作目のドナルドの印象がちょっと違う点が簡単に挙げられるでしょう。

とはいえ映画だけでも十二分に面白い作品ですから気になる人だけ小説を読んでみるのもありかもしれません。

映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ一覧は全6作品

映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ全六作品を上映順番に並べるとこうなります。

映画『ジュラシックパーク』
映画『ロストワールドジュラシックパーク』
映画『ジュラシックパーク3』
映画『ジュラシックワールド』
映画『ジュラシックワールド:炎の王国』
映画『ジュラシックワールド3(仮題)』

ジュラシックパークとジュラシックワールドで名前がわかれている通りそれぞれ旧三部作と新三部作という明確な違いがあります。

それぞれの時系列は?

映画『ジュラシックパーク&ワールド』のいいところは時系列が公開年と映画内の出来事で合わさるようになっている点が挙げられます。

一作目が公開されたのは1993年ですが映画の中の出来事も1993年という設定。また映画『ジュラシックワールド』が公開されたのは2015年でしたがこちらも一作目の惨劇から22年後の出来事なのでぴったりと時系列があっています。

この後の続編がどうなるかはわからないもののマーベル映画のマーベルシネマティックユニバースシリーズのようにわかりやすくなっています。

映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズの見る順番は?

映画『ジュラシックパーク&ワールド』は時系列が公開年通りになっているため公開順番に見るのが一般的なおすすめです。

映画『ジュラシックパーク』
映画『ロストワールドジュラシックパーク』
映画『ジュラシックパーク3』
映画『ジュラシックワールド』
映画『ジュラシックワールド:炎の王国』
映画『ジュラシックワールド3(仮題)』

個人的な見る順番のおすすめ!

一般的な見る順番のおすすめは公開順番としていますが、個人的には他にもおすすめがあります。その順番はこうです。

映画『ジュラシックパーク』=映画『ジュラシックワールド』

映画『ジュラシックパーク3』=映画『ジュラシックワールド:炎の王国』

映画『ロストワールドジュラシックパーク』いつでもOK

文字で表すとわかりにくいですが映画『ジュラシックワールド』は旧三部作を見なくても楽しめるのでいつ見ても大丈夫です。

映画『ジュラシックパーク』も同様にいつみても大丈夫。ただし『ジュラシックパーク3』だけはその前にジュラシックパークを見てください(キャラクターの都合上)。

そして映画『ロストワールドジュラシックパーク』ですが、この作品は特にいつみてもいいと思います。まず二作目は舞台がイスラヌブラル島ではなくイスラソルナ島という別の場所になっています。

さらに一作目の主人公も登場しないのでそこまで時系列にこだわる必要がありません。二作目自体が世間的に見ると駄作の評価を受けているのも気になるところです。

実際見ると明らかに一作目のがらりと変わっていてどうしてこうなったのかという感じなのでこだわる必要はないでしょう。

またジュラシックワールドに関しては旧作品のオマージュや建造物乗り物関連で懐かしいものが登場するのでその部分にもこだわるなら後から見たほうがいいかもしれません。

実はつながりの深い旧三部作と新三部作!

新旧三部作はストーリー上のつながりはもちろん各所に残っていて発見するのも楽しみの一つになっていますが、それ以外にも設定に類似する部分があるのをご存じでしょうか。

例えば旧一作目を簡単に説明すると

恐竜を遺伝子操作で生み出した会社が恐竜パークを開いてお金儲けを考える。その前に安全性のお墨付きを得ようと古生物学者を呼んでいたら恐竜がおお暴れして計画が頓挫する

といった感じです。

それに対して新一作目は

実際に恐竜パークを開いて来場客も上々、さらなる売り上げアップを狙っていたものの恐竜が逃げ出して大暴れパークは閉園、売り上げアップ計画が頓挫する

です。

いずれも大筋が似通っていて共通する部分を感じますよね。

また新旧二作目に関しては恐竜の兵器利用を考えるものが出てきて島から恐竜を回収し、結局本土で暴れてしまうらしいのでかなり共通しているのではと思いました。

となると新三作目は旧三作目と似たような設定になる可能性が…今後の展開が楽しみですね。

【旧三部作】映画『ジュラシックパーク』シリーズのあらすじ内容を公開・時系列順に解説

映画『ジュラシックパーク』あらすじ内容

恐竜の血液を吸おうとしたまま琥珀の中に閉じ込められた蚊に目をつけたジョン・ハモンド博士は蚊の血液から恐竜のDNAを発見することに成功しました。

そこから恐竜の欠損したDNAを他の動物から補いながら現代によみがえらせ、イスラ・ヌブラル島に観光客の訪れる恐竜パークを建設しようと考えます。

しかしいきなり開園するのは危険なのでジョン・ハモンド博士は生物学者のアラン・グラント博士と古植物学者のエリー・サトラー博士に視察を依頼します。

アランは最初は渋ったものの報酬に目がくらんで承諾。実際に到着した島で見たものは絶滅したはずの恐竜たちでした。そこでアランは恐竜の生態を視察していきますが、パーク内で暗躍する者や孤島に嵐が訪れ始めます。

果たしてジョン・ハモンド博士は夢の恐竜パークを無事に開園させることが出来るのでしょうか。

映画『ロストワールドジュラシックパーク』あらすじ内容

ジュラシック・パークで起きた悲劇から4年後。事件の巻き添えを食らったカオス理論の数学者イアン・マルコムはかつてパークの運営に携わっていたジョン・ハモンド博士から依頼を受けます。

その依頼は悲劇の起きたイスラ・ヌブラル島とは別に恐竜の繁殖や研究を行っているイスラ・ソルナ島という場所があり、そこではまだ恐竜たちの繁殖が続いているかもしれないので調査をしてほしいというものでした。

最初こそイアン・マルコムは依頼を断ろうとしたものの恋人で古生物学者のサラが既に島へ行っていると聞いて助けるためにも引き受けます。

イアン・マルコムが到着した先に待っていたのは生きている恐竜たちの姿です。またそこにはイアンたち以外にも恐竜を捕獲して島から持ち出そうとする謎のメンバーまでいました。

果たしてイアンは彼女と共に無事に島から脱出できるのでしょうか。そして恐竜たちを運ぼうとする者の狙いは何なのでしょうか。

映画『ジュラシックパーク3』あらすじ内容

ジュラシックパークの悲劇から生還したアラン・グラント博士は事件以降も恐竜の研究を続け、助手にも恵まれながら論文の発表などをしていました。

そしてアランのもとに実業家を名乗る2人の男女が訪ねてきます。2人の話ではかつて恐竜が存在していたというイスラ・ソルナ島の上空を記念として飛行機で飛び回りたいとし、そのガイドをしてほしいと言われます。

アランは断ろうとしましたがお金に目がくらんでそれを引き受けました。実際に飛行機で上空に着くとアランは解説をしていましたが、2人は着陸しない約束にも関わらずパイロット着陸を仰いでしまいました。

アランはそれを止めようとしたものの気絶させられ気づいた時には島に上陸します。果たしてこの2人の男女はなぜ島に来たのでしょうか?また無事に島から脱出して帰還することが出来るのでしょうか?

結末ネタバレ解説記事もあります↓

【新三部作】映画『ジュラシックワールド』シリーズのあらすじ内容を公開・時系列順に解説

映画『ジュラシックワールド』あらすじ内容

ジュラシックパークの悲劇から22年後。イスラ・ヌブラル島はマスラニ社が土地を買収してそこでは新しくジュラシックワールドという恐竜のテーマパークが開かれていました。

12億ドルを投じて完成したジュラシックワールドは既に成功を収めていて毎日2万人が訪れる大人気の場所になっています。そんな中ジュラシックワールドでは様々な遺伝子が組み合わされて出来たキメラ恐竜のインドミナスレックスが誕生しました。

大きくなったインドミナスレックスはある時強固な隔離施設から姿をくらませてしまい、脱走を図ります。果たしてジュラシックワールドの経営者たちはインドミナスレックスの居場所を割り出して無事に捕まえることが出来るでしょうか?

観光客の運命は?

映画『ジュラシックワールド炎の王国』あらすじ内容

ジュラシックワールドで起きた悲劇から3年が経過した2018年。閉鎖されたテーマパークのあるイスラ・ヌブラル島では元の職員や人たちは避難していて完全に恐竜たちだけが生存する島となっていました。

そんなある時イスラ・ヌブラル島の火山が活動的になっており、噴火の前兆が見られるようになります。もともと活火山のあったイスラ・ヌブラル島は噴火間近、このままでは恐竜が絶滅してしまうという状態です。

そこで前作に登場したキャラクターたちが恐竜たちを保護して本土へ避難させる計画を立てます。果たして恐竜たちは島から脱出することができ、本土に避難することが出来るのでしょうか。

しかしそこには裏で暗躍する影もありました・・・。

映画『ジュラシックワールド3(仮題)』あらすじ内容

映画『ジュラシックワールド3(仮題)』については現状ストーリーは一切判明していません。そのため憶測を語ることだけしかできないですが、もしも映画『ジュラシックパーク3』と共通する部分があった場合は「優秀な子供」や「お馬鹿な大人たち」が出てくる可能性があります。

ただ1,2は共通点があっても面白い作品に仕上がりましたが、映画『ジュラシックパーク3』はそこまで面白い作品というわけではないのであまり共通しない、むしろしてほしくないと思います。

映画『ジュラシックワールド&ワールド)』シリーズを楽しもう!

映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズの全6作品についてあらすじ内容から、共通点と違い、見る順番や時系列などを解説しました。

新三部作の内2作品が公開された映画『ジュラシックワールド』も残るは後1作品!まだまだこれからも盛り上がりを見せるでしょうから見逃せません。

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