映画「学校の怪談」シリーズ全5作品あらすじ内容解説！90年代懐かしホラー

学校の怪談といえば1990年代に子供のほか大人たちにも人気を博したジャパニーズホラー映画。

田舎の潰れそうな廃校舎を利用して撮影された映像はホラーというよりファンタジーも混じっているような作風となっており、主役も子供達で内容が冒険のようになっているため怖いものが苦手な人でも楽しめる作品です。

今回はそんな学校の怪談シリーズの映画について内容やあらすじを紹介していきたいと思います。

1作目	学校の怪談
2作目	学校の怪談2
3作目	学校の怪談3
4作目	学校の怪談4
5作目	学校の怪談呪いの言霊

『学校の怪談』シリーズ映画一覧

『学校の怪談』シリーズは1995年から1999年にかけて4作品が公開されました。

『学校の怪談』シリーズ

学校の怪談
学校の怪談2
学校の怪談3
学校の怪談4
学校の怪談呪いの言霊

シリーズは4作品・・・と思わせて実は5作品となっていました。

学校の怪談シリーズの公開順は上記の通りですが、時系列で見ようと思っても特に意識する必要はないようです。

なぜなら学校の怪談シリーズの物語には深いつながりがないから。そのため順番を気にすることなく楽しめる映画ですね。

学校の怪談のあらすじ内容

学校の怪談が子供達の間でブームになっていたころに作られたのがこの1作目。

1作目ではなるべく手作り感を意識した作りがなされ、CGなどはあまり使われていませんでした。

取り壊しが決まっていた旧校舎ではたびたび不可解な光景が目撃されており、子供たちの間ではお化けが出ると噂されていた。
しかし女の子の美夏はお化けに誘われるかのように旧校舎へ入り込み、案の定何者かに襲われてしまう。
美夏が戻らないことを心配した姉の亜紀は旧校舎へ向かうが、美夏同様旧校舎へ入ってしまった。
そこにいたのはイタズラをたくらむ同級生や子供達だった。亜紀は子供達と衝突してしまい１人で美夏探しを始める。
しかし子供たちはある事実に気づいてしまう。旧校舎から出られない！

学校の怪談2のあらすじ内容

前作と同じスタッフが製作を担当したシリーズ2作目。この作品ではCGを用いつつも手作り感が出るように製作されている。

30年前の4月4日4時44分。当時小学校で校長先生をしていた者が何者かに首をとられて亡くなっていた。それからというもの同時刻には誰も人が寄り付かなくなった。
そこで肝試ししようとした子供たちが不可解な現象に巻き込まれていく。

学校の怪談3のあらすじ内容

1,2作目が和風だったのに対して3作目では洋風の映像になっている。そのため使用された校舎も木造ではなくシリーズ唯一の鉄筋コンクリート製。

さらに前作までが校舎のみのできごとだったのに対して本作では校舎だけでなく町全体を舞台にした作りになっている。

槙町小学校には、ある噂があった。20年前に亡くなった生徒・タイチが亡霊となって棲んでいる鏡が学校のどこかにあり、運動会の二人三脚で転んだ生徒は目をつけられてしまい、その日の放課後にその鏡の中に引きずり込まれてしまう、と。
運動会の放課後、八橋先生が図工室で見つけたのは、まさにその鏡だった。これをききつけた彼女の教え子である良、繭子、茜、真琴の4人は、鏡を一目見ようと放課後の学校に忍び込む。4人のうち、良と繭子は二人三脚で転んでしまった生徒だった。すると4人は、学校に残っていた八橋先生と、良の母親の再婚相手の連れ子である悟と柚香と共に、鏡の中で引きずり込まれてしまう。
そこは、全てが反転しており、噂にきくお化けたちが暴れまわる恐ろしい空間だった。7人は最初はそれぞれ仲たがいしていたものの、やがて互いを理解し団結していく。しかしその7人の前に、亡霊となったタイチが現れて……。

学校の怪談4のあらすじ内容

恒と弥恵の兄妹は、夏休みを利用して、海辺の町・戸野崎にやってきた。しかし、やってきたその日、戸野崎は数年ぶりの大型台風に見舞われる。そんなときに、従姉妹のあゆむはこう語った。「嵐の日には、海から死んだ人の霊が戻って来るんだよ」。
すると次の日から、町の子ども達が次々と消えていった。ある子は海に引きずり込まれ、ある子は正体不明の列車に誘拐され、ある子は女の子の幽霊に攫われた。そして、どことも知れない木造の古い学校でかくれんぼの鬼をさせられるという夢に悩まされ続けていた恒も、とうとう弥恵の前から姿を消してしまう。