映画が大好きな人であれば必ず憧れるであろう映画館でのアルバイト。
実際私自身も映画館でのアルバイトすることは憧れますし、中には本当にアルバイトをしたことがある人もたくさんおられるのではないでしょうか?
映画館のアルバイトといえばただで何度も映画が見れたり若い人が多くて出会いがありそう!とか思う人もいると思います。
今回はそんな映画館でのアルバイトについて実際に体験談を交えて仕事内容や特典、働いてみて感じたメリットやデメリットなどを書いていきたいと思います!
私は映画館で働いたことはないので実際に働いたことのある永井さん(仮)にお話を聞きながら書いていきますね。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/4419413-100×100.png” name=”ゆき” type=”l”]今日はよろしくお願いします。[/voice] [voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”]はい、よろしくおねがいします。[/voice]目次
映画館の仕事内容は?
映画館と言えばチケット売ったり売店とかいろいろなお仕事があると思います。
実際にどんな仕事があるのか見ていきましょう。
私はやったことないんですけど映写と呼ばれる仕事もありますよ。[/voice]
映画館では以下のようなお仕事があります。
- ボックス
- フロア
- 映写
- コンセッション
- グッズ販売店
この5つのお仕事はそれぞれ担当が別れていることもあれば、場所によっては人の数などに応じて担当するお仕事が変わります。
小さな映画館なら複数のお仕事を兼ねることもありますし大きな映画館では別れているなどさまざまでしょう。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] 私が働いていた映画館は田舎のほうの系列店でしたが、映写はしたことないけどそれ以外のお仕事ならしていました。[/voice]
ではそれぞれどんなお仕事なのか見ていきたいと思います。
ボックス
ボックスでは映画館の受付のお仕事をします。
お客様がきた時に見たい映画と上映時間の確認、座席の確認をしてチケットを発券する場所であり、映画館の中でも看板となるような場所です。
そのほかにも電話がかかってきたら対応したりする必要もあります。
楽そうなお仕事に見えますが、お客様と関わることの多い場所なのでクレームの窓になりやすくその対応には精神的に辛い思いをすることもあります。
チケット販売も「各種割引」のほかに曜日ごとにレディースデイやシニア割引、ボーイデイやナイト料金など料金設定が複雑になっているため、覚えるまでは案外大変です。
料金を間違えるとクレームが来る場合もあるので早めに覚えたいところですね。
映画館の窓となることから女性が多い現場です。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] 最近ではチケット販売が機械化されていたりするためお仕事が減っていることもあるんですよ。[/voice] [voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/4419413-100×100.png” name=”ゆき” type=”l”]そういえば私のよく行く映画館もチケット窓口が機械化されていますね。
事前に予約することが多いのであまり行かないところでしたけど。[/voice]
フロア
シアター入口でお客様の入場のご案内をしたりするのがフロアのお仕事です。
お客様のチケットをもぎりつつシアターの番号を言うことや3Dメガネの配布、特典があればその配布、場内アナウンスなどが主なお仕事になります。
上映終了後はお客様の退場を確認したあとに素早く館内の清掃をして落とし物などの確認もします。
トイレ掃除などもしなければならず、ずっと立っていなければならないので映画館の中ではなかなか疲れる現場です。
お掃除などの作業報告を現場スタッフ同士でトランシーバーなどを使ってしなければならないので連携が要求されることもあります。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] 力仕事は嫌いです。[/voice]
映写
実際に上映される映画のために音響や映像の調整をするのがこの映写のお仕事です。
仕事の内容が専門知識などを必要とするため、アルバイトの場合は配属されることがあまりありません。
映写の仕事は「ただ映画流すだけだから楽そう」とか「ゆっくり映画が見れそう」と思われがちですが、実際には上映中の映画を複数掛け持ちして駆け回りながら映写の仕事をこなす必要があるためゆっくりはできません。
裏方だけど案外大変な仕事であるといえます。
ただやっていることは「映画館で働いているな!」という実感が一番湧く現場なのでやりがいは一番あるでしょう。
コンセッション
食べ物を売るのがこのコンセッションと呼ばれるお仕事です。
ここではポップコーンを作ったりホットドッグ飲み物その他アイスや場所によってはさまざまなものを作りながら注文に応じて提供しなければなりません。
休日でなおかつ人気映画の上映前などはお客様が大量に並ぶためにかなり忙しくなり、瞬間的な多忙さなら一番大変なお仕事になります。
接客が絡むためにチケットの受付同様クレームが起こりやすい現場なので精神的にも肉体的にも要求されます。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”]
お腹減ってるときがつらいです。
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グッズ販売店
上映中の映画のパンフレットやその他さまざまなグッズ商品を販売する場所です。
最近はあんまりグッズを購入する人がいないせいか他の現場に比べて暇な場所になります。
またクレームの的にもなりにくいので精神的にも肉体的にも楽と言えます。
とはいっても暇なので他の現場に回されやすい仕事でもあります。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/4419413-100×100.png” name=”ゆき” type=”l”]私の行く映画館も売店はあんまり人がいないし暇そうですね。というか売店って誰もいない気がします。[/voice] [voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] 私のところではコンセッションと並ぶように配置されていましたね。
普段は売店には誰もいないですけど、誰かが品物を見ているときは売店のほうに誰かしら行くような形になっていました。
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映画館アルバイトであった体験談
体験談や疑問などを書いていきます。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/4419413-100×100.png” name=”ゆき” type=”l”]永井さん実体験の中でよかったことや悪かったことを教えてください。[/voice] [voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”]わかりました。
私が働いてよかった体験はお友達ができたことでした。
チケットのもぎりをしているときに色々な人と面するんですけど、その中でもたまに小話をする人もおられます。
その中には映画館の常連さんもいてお互い映画が好きなこともあって頻繁に会話したりするんですよね。
注目の映画とかだと「もうこの映画みましたか?」とかそういうお話ですね。
そんな中である人は「まだ見てなければ一緒に見ませんか?」と声をかけてくれた人もいまして、その方と映画を見たんですよね。
それであとは映画も観たりそれ以外でも遊んだりしてお友達になったという話です。
チケットもぎりだとこういう経験もできてよかったなと思っています。
悪かったことはそうですね・・・もぎりのお仕事で話しかけてくれる人の中にもいやなことを言ってくる人がいるですよね。
いわれたくないような発言とかそういうやつです。
そういう人は軽くあしらう様にはしていましたがやはり嫌なものは嫌な体験です。
とはいえっても接客のお仕事ならこういうことは起きても仕方がないですし、気にしていては精神的にお仕事にならないと思います。
暇なときと忙しいときの差
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/4419413-100×100.png” name=”ゆき” type=”l”]忙しいときと暇なときの差が激しいって本当ですか?[/voice] [voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] かなり激しいですね。平日の昼間とか人がまったくいないのに対して休日の忙しい時間は人が多すぎて捌くのにもう必死ですよ。
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映画館のお仕事は暇なときと忙しいときの差が激しいのが特徴です。
平日の人が少ない時間帯ではあまり映画を見に来る人がいないため、どこも暇になっています。
ただフロアのお仕事の場合は上映ごとに清掃やチケットもぎりなど決められた仕事を毎回する必要があるため常にやることはあるかな、と思います。
逆に休日の人が集まりやすい時間帯や、人気映画の上映開始日になるとかなり忙しくなります。
とくにコンセッションでは食べ物を作りながらよそって飲み物も渡してという作業をひたすらしなければならないため忙しさがピークになります。
そして上映開始後は平穏が訪れます。
映画館アルバイトの特典
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/4419413-100×100.png” name=”ゆき” type=”l”]映画館で働くと映画が無料で見れるって本当?[/voice] [voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] はい、制限はありますが無料で見れますよ。[/voice]
映画館のアルバイトで一番気になるのが「無料で見れるのかな?」という点だと思います。
実際のところこれは映画館によるとは思いますが、無料で見れたり割引を受けられることもあるようです。
ただし新作映画などの場合は何週間経ってから無料視聴OKとなったりするので制限がある可能性もあるそうです。
アルバイトの時給は?
映画館のアルバイト時給は決して高くはなく、800円から900円程度となっています。
夜10時以降なら時給も高くなりますが、都会のほうの映画館じゃないと深夜帯までやらず0時前には閉店するなどしてしまうためやはり時給は安いです。
働いているうちに少しずつ時給もあがりましたが、最高で850円で終わりましたね。
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出会いはあるの?
映画館では働いてる人に若い人が多い傾向にあります。
また、趣味が映画鑑賞だったりするために大人しい人が多く落ち着いた雰囲気の人が集まりやすいためにカップルになるような人たちもいるそうです。
これは映画館によるとは思いますが、気になるようなら働いてみたいと思っている映画館の様子を映画を見るときに毎回確認してどんな人が働いているかを見るのがいいですね。
職場の雰囲気を見るためにも確認は大事な事です。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] 暇なときはとことん暇ですからね。映画好きというのは共通してるのでお互いに好きな映画のお話しでも会話が弾みやすいので仲良くなりやすいですよ。
私の働いていたところではカップルになっている人がいたかわからないですが、もしかしたら隠れカップルもいた可能性はありますね。
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映画館でアルバイトするメリット・デメリット
ここまで映画館のアルバイトについて見ていきましたが、実際のところ働く上でのメリットとデメリットはどうなっているのでしょうか?
それぞれ分けて整理しておきましょう。
メリット
映画に詳しくなれる
映画館で働いていると上映中の映画についても詳しくなれますし、上映予定の映画も一般の方よりも目に付く環境のため詳しくなりやすいです。
またお客様の口コミやアルバイト仲間からもいろいろな映画のお話を聞くことができるという意味でも環境としては最高でしょう。
映画が好きでもっと詳しくなりたい!というかたや好きだけどニュースを見逃しがちで映画情報に遅れをとりやすい・・・という方にとっては新鮮な映画情報を得られる環境は嬉しいところです。
映画を無料で見れる
これは場所によりますが、やはり映画を無料で見れるというのは映画好きにとってはたまらない特典です。
環境によって違いはあるのでアルバイトの面接の際に映画館で働くことで得られる特典についてのお話は聞いたほうがいいと思います。
ただし研修期間中は見れない、新作映画は日にちを置いてからじゃないと見れないといった制限はあります。
あまり制限が多くてまともに無料で見れないような現場もあるようなので要確認!
出会いがある
映画館では映画が好きな人が集まりやすい傾向にあるため趣味や話題も一致しやすいです。
そのためアルバイト仲間との会話も弾みやすくその流れでカップル成立といったこともあるでしょう。
また働いている人も若い人が多いのでその要素で見ても出会いやすい環境にはあります。
お客様とのコミュニケーションをとれる現場でもあるので、出会いもそうですし友達を増やしたい!といった方には嬉しい現場です。
入場者プレゼントがもらえる
映画によってはカレンダーやポストカードなどが配布されることがありますが、アルバイトしているとこのようなものがタダで貰えることもあります。
ただし人気で配り切れるようなものではなく余っているようなものしかもらえない可能性もあります。
俳優に会える
大きな映画館など、舞台挨拶や試写会をしているような映画館に限られますが俳優を目の前で見れるようなこともあるようです。
そのような映画館に狙って働こうとしてもなかなか難しいと思いますがチャンスはあり!
デメリット
土日祝日祭日が休めない
接客業ならどこもそうですが、映画館のアルバイトもみんながお休みの日は休みを取りにくい傾向にあります。
そのため休日に友達と遊びたい!と思ってもなかなか遊ぶことができないのが辛いところです。
時給が安すぎる
すでに書いていますが映画館のアルバイト時給は800円から900円程度です。
深夜帯なら1000円を超えることもありますがなかなか稼ぐのが厳しいところではありますね。
そのせいか時給の低さに辞めてしまうような方もいらっしゃるので考えどころです。
変な客もいる
映画館のアルバイトでは変な客に遭遇したりクレームしてくるような人もいるので精神的に辛い場面があります。
飲食物持ち込み禁止なので入場口でそのことについてやんわりと禁止であることを伝えるとブチ切れてくるような人もいるので地味に怖いところ。
さらにお酒を飲んでる人もいるので質の悪い人はとことん悪いです。
以上がデメリットやメリットなどのお話しでした。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”] 飲食物持ち込み禁止の話は私もよくわかります。常連さんの中にも禁止なのに毎回別のお店から飲み物を購入してくるような人もいたので
そういう人は最初は指摘してたけど途中から指摘しなくなっちゃいましたね・・・
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映画館の系列店
映画館の系列店、とりわけ日本中で何店舗も経営されているような映画館はどんなところがあるのかな?というところで調べてみました。
TOHOシネマズ
シネマサンシャイン
MOVIX
イオンシネマ
シネプレックス
全国的に見られるのはこのような店舗ですね。
映画館のアルバイトに関しては店舗のホームページで確認することができるほか、求人サイトなどでまとめて確認もできます。
映画館のアルバイトまとめ
映画館のアルバイトについて実体験も交えながらその仕事内容やメリット・デメリットなどをまとめてみました!
映画が好きな人にとっては一度は経験してみたい現場ですからもし興味があるような方はぜひ検討してみてくださいね。
[voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/4419413-100×100.png” name=”ゆき” type=”l”]今日は来ていただきありがとうございました。[/voice] [voice icon=”http://pinapopo.com/wp-content/uploads/2017/11/pose_kiri_woman.png” name=”永井” type=”r”]いえいえ、こちらこそありがとうございました。[/voice]