水星が題材のおすすめ映画2選

太陽に最も近い惑星として知られる水星。地表温度は数百度あり、昼夜の温度差が激しすぎるため、住むには適していない場所です。

そんな水星について、今回は映画の題材として取り入られているものを紹介します。

アルマゲドン2012 マーキュリー・クライシス

水星探査に向かった宇宙船が、突如消息を絶った。その頃地球では、猛烈な隕石の雨や電磁波と言った異常現象が起こっていた。調査の結果、太陽の活動が異常だったため水星の軌道が外れて、このままでは地球への衝突が免れないという状態であることが判明する。人類は衝突を回避するために、封印されていたプロジェクトを始動。宇宙空間に漂う小惑星を水星にぶつけることで、軌道を変えて難を逃れようとしていた。果たして人類は、水星の衝突から免れない、生き残ることができるのか。衝突まで残り18時間。
カナダのテレビ映画として公開されたSF映画です。邦題はアルマゲドンですが、原題は異なります。最初のほうはCGが頑張っているため見応えがありますが、予算の都合なのか途中からクオリティが一気に下がるのが見どころです。水星が近づいているということからNASAが登場するかと思えば、実際に活躍するのは物理学者やその周辺人物のみ。アルマゲドンのパロディB級映画としてみれば楽しめます。

サンシャイン 2057

西暦2057年、太陽の力が消滅したことで、地球は滅亡の危機にさらされていた。人類ののぞみは、宇宙飛行士のエリート達による、太陽を活性化させる究極の 作戦に託されていた。この作戦は、超巨大な核装置を 太陽に打ち込むことで、再度活性化させるというもの。そんなミッションの中、宇宙船は以前消息を断った異なる宇宙船から何らかのメッセージを受け取ることになる。救難信号と考えた宇宙船に乗っている飛行士たちは、ミッションを進めるか救難信号のもとに助けに行くかでもめてしまった。結局のところ救出作戦をすることになった飛行士たちは、 途中で事故を起こし、絶体絶命の危機に陥ってしまう。 果たして地球の未来は救われるのか 。
28日後などで知られるダニーボイルとアレックスガーランドによるSFスリラー映画です。地球滅亡の危機に瀕した近未来を舞台に、宇宙船が異常な事態に襲われてしまう様子をCGを使って再現されています。宇宙飛行士のグループは、多国籍のキャストが揃っていて、中でも船長は日本人が採用されているのが見所です。本編は、サブリミナル効果のような、気持ち悪い場面もあるものの、一応視聴できる出来栄えです。 ただ後半からは、変なのが出てきます。ラストには注目。

水星を題材にした映画は、思いのほか少ないことがわかりました。