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ネタバレ映画[パディントン2]12感想・疑問と考察徹底解説!前作同様今回もみんな幸せになるストーリーだった!

ネタバレ映画[パディントン2]12感想・疑問と考察徹底解説!前作同様今回もみんな幸せになるストーリーだった!

大人気なクマが2018年にスクリーンに続編として帰ってきた!
その名も映画[パディントン2]!

ということで初日に見てきましたよ。
前回も良かったですが、今回は海外の批評サイトですごい高評価を受けていました。
その評価は伊達じゃなく実際にかなりの良作でした。

この記事では映画[パディントン2]のストーリーネタバレ・感想・疑問の考察と解説などお送りいたします!

目次

映画[パディントン2]のあらすじと大まかなこれまでの流れ

あらすじ

ウィンザー・ガーデン32番地。暗黒の地ペルーから1人でやってきたくまのパディントンは一躍街の人気者になっていた。また、最初こそギスギスしていたブラウン一家にも馴染んで幸せな生活を送っていた。

そんなある日大好きなルーシーおばさんの100才の誕生日に送るプレゼントを探していると、骨とう品店のグルーバーさんのお店で飛び出す本を見つけた。

パディントンはルーシーおばさんに絵本をプレゼントするべくお仕事を始めたものの、ある時グルーバーさんのお店に強盗が入って絵本を盗まれてしまった!

そしてなぜかパディントンは刑務所に入れられてしまう。ブラウン一家は真犯人を探し出してパディントンを救い、さらに絵本を取り返すことが出来るのか?

前作でくまのパディントンはペルーから1人でやってきて住む場所を探しにイギリスへ降り立ちました。そしてそこで出会ったのがブラウン一家。ブラウン一家のお父さんはパディントンを家に住まわせることを嫌がっていましたが、子供たちが仲良くしている姿を見てだんだんとパディントンを認めます。

そして最終的にブラウン一家はパディントンを通してより仲良くなるのでした!それが前作の大まかな流れでしたね。今作ではそんなブラウン一家のルーシーおばさんが誕生日を迎えるわけですが、その際に渡すプレゼントを巡って大波乱が巻き起こってしまうようです!

*ここからネタバレに入りますのでまだ見てない方はご注意ください。未視聴の方向けの記事はこちら↓

映画[パディントン2]の登場キャラクター

パディントン

暗黒の地ペルーから1人でイギリスロンドンにやってきたクマ。最初こそ人間の生活に慣れていなかったものの今は馴染み、ブラウン一家のもとで幸せな生活を送っている。ルーシーおばさんの100才の特別な誕生日のためにとっておきのプレゼントを用意するべく奮闘する。

ブラウンさん

ブラウン家の大黒柱。保険のお仕事をしているものの中々仕事が上手く行かず、出世の道もいまいちになっている。昔はやんちゃボーイだった。

ブラウン夫人

ブラウン一家の母。お絵かきの仕事をしている。

ジュディ

最初こそパディントンを毛嫌いしていたがすぐにパディントンと仲良くなる。ボーイフレンドがいたものの別れ、そのあとは新聞記者のようなことをしている女の子。

ジョナサン

電車が大好きでSLオタクの「ジェイドッグ」というあだ名で呼ばれている。

バードさん

ブラウン家に同居するおばあちゃん。
なかなか度胸がある。

フェニックス・ブキャナン

昔は俳優として売れていたものの現在はドッグフードのCMをしている売れてない俳優。あることを知って一攫千金を狙うが・・・。

ナックルズ

刑務所で料理を担当しているみんなから恐れられている存在。あることがキッカケで刑務所に来たパディントンと仲良くなり、みんなにも心を開く。

ナックルズ

骨とう品店を開いている男性。ある日箱いっぱいの骨とう品をパディントンに見せたところ飛び出す絵本を気に入られる。

カリーさん

ブラウン一家の隣人。パディントンを嫌っており、日々精神的な攻撃を仕掛けている。

映画[パディントン2]のストーリーネタバレ

冒頭でパストゥーゾとルーシーおばさんが小熊(パディントンと名付けられる前)を拾い育て始める。

現代に戻りパディントンはブラウン一家と平和に暮らしていた。
さらにウインザー・ガーデンの人たちとも仲良し。
パディントンはルーシーおばさんの100才の誕生日のためにプレゼントとして飛び出す絵本を欲しがる。
しかし絵本は高額だったため、パディントンはバイトとして理髪店で働く。
バイトには失敗してクビになる。
ブラウン一家はマダムコズロバの動く遊園地に遊びに行くことにした。
遊園地ではフェニックスブキャナンがショーを開いていた。
ショーの手伝いに上がったパディントンは飛び出す絵本のことをフェニックスブキャナンに話す。
パディントンはバイトをクビになったあとに窓ふきのバイトを始める。
窓ふきはパディントンにとって相性がよく、みるみるお金が溜まっていった。
ある日、誰かが飛び出す絵本を盗むのを見たパディントンが追いかける。
追いかけた先で泥棒が消えてパディントンが犯人扱いされてしまう。
パディントンは裁判によって有罪となり懲役10年となる。
刑務所ではナックルズと仲良くなり、他の囚人とも仲良くなった。
ブラウン一家は懸命に真犯人を探してフェニックスブキャナンが犯人とわかった。
パディントンはナックルズらとともに脱獄する。
ナックルズはどこかへ行き、パディントンとブラウン一家は合流する。
フェニックスブキャナンが電車でどこかへ行きそうになっていたため急いで電車に乗り込み、飛び出す絵本を取り返す。
飛び出す絵本が手がかりとなってフェニックスブキャナンが真犯人として逮捕され、刑務所へ。
絵本は捜査のために回収されてしまい、ルーシーおばさんにプレゼントできない。
しかしウインザーガーデンの人たちがサプライズでルーシーおばさんを連れてきており、パディントンは久しぶりに再会する。

エンディング

映画[パディントン2]の感想

[パディントン2]を見るなら前作も見たほうがいい!

視聴前は別に全作見なくてもよくね?と思ったんですけど、実際見てみたら思いのほか前作からの伏線があったので見たほうがいいかなと思いました。
伏線というよりはブラウン家が成長してる!という感動や「ルーシーおばさん」ってだれ?とかご近所のうるさい人はなんなの?とか前作を見ていないとちょっとした疑問が湧くんですよね。

こういう部分を考えるとちょっと前作も視聴するべきだと思います。前作を見た上で[パディントン2]を見たら間違いなくよりいっそう楽しめますし、感情移入できます。
ということで前作の視聴を推奨します。

パディントンは周りを幸福に導く

前作でブラウン一家を幸福に導いたパディントンは今回もやってくれました!刑務所の最悪な雰囲気を見事幸福な空間へと変えてしまいましたね。
ナックルズという刑務所1の問題児を見事な天然いや世間知らずぶりによって手中に収めてマズイ料理を正し、さらにたくさんの人の協力を得て料理のバリエーションは増えていく!たちまち嫌悪なムードだった刑務所内は幸福な空間に早変わりですよ。やっぱりパディントンはすごいやつ。

1つ突っ込むとしたら料理素材を何でも用意してくれたり家具もくれる刑務所側の優しさにちょっと突っ込みたかったです。

その一方でブラウン一家が住んでいたウィンザー・ガーデンではパディントンがいなくなったことで雰囲気が悪くなり、ご近所の熊嫌い自警団(1人)がさらに状況を悪化させるわけですからやっぱりあのクマは必要ですね。

敵であろうと誰もが幸せになる!そんな作品

フェニックスブキャナンは売れない俳優、そんな彼は手品師でもあり手癖の悪さを引き継いでいたわけですが、パディントンらの活躍によって逮捕されてしまいます。
しかし彼は刑務所にいたほうが幸せだったようで、彼お得意の話術と見世物によって刑務所の住人たちを幸せにしていました。

ここから感じるテーマはやっぱりみんな幸せになるということですね!

ブラウン一家の連係プレイはやっぱりすごい

前作でもブラウン一家は連係プレイでパディントンがはく製にされる前に敵役のミリセントから奪い返していましたが、今回もその連携プレイは衰え知らずで面白かったですね。

おばあちゃんによる電話攻撃・ジュディの小さいながら新聞記者としての腕前・ジョナサンのSLオタクの知識・親父は前回同様へっぽこだけど笑いが取れる・夫人は泳ぎを鍛えていたなどなどさまざまありました。これらは成長したブラウン一家の姿という感じで前作を知っているとまた目に来るものがあります。

さらに特出すべきは[パディントン]は伏線の張り方が絶妙であるという点だと思います。

作中何気ない場面でも実はそれが伏線だった、というのが常にあるんですよね。だから作中の映像は全て見逃せません。その伏線回収も気持ちがいいもので「あーこれあのシーンでちょっと紹介してた!」と思うことが多々あります。

ブラウン夫人が大陸間を泳ぎだけで移動する関連の話とかもパディントンが水中に電車ごと沈んだ時に回収されてますからね。これ以外にも伏線だらけですよこの映画。

映画[パディントン2]の疑問の考察と解説

パストゥーゾって誰?

冒頭の場面だけ出てきた熊の親子、橋の上でのんびりしていたところに流れてきた小熊を救っていました。
そしてその親熊の♂がパストゥーゾという名前の熊であり、パディントンの叔父になっています。

この叔父のパストゥーゾさんは前作でも出てきているのですが、実はすでに亡くなっています。というのも前作の冒頭で大地震に会った際に被害に遭った際に下時期になってしまったのです。
パストゥーゾの名付け親は人間でありペルーに探検しにやってきた「クライド」さん。

ルーシーおばさんって誰?

今作ではルーシーおばさんの100才の特別な誕生日に絵本をプレゼントしたいと思ったパディントンが色々巻き込まれていくお話でした。
そんな中出てきた「ルーシーおばさん」ですが、冒頭と最後で出てきただけなのでだれだ?となった人が少なからずいるかもしれないので解説いたしましょう。

ルーシーおばさんはパディントンの叔母であり、パストゥーゾ叔父さんと共に生活していたクマです。もともとルーシーおばさんとパストゥーゾ叔父さんはパディントン(一緒に住んでいた頃は熊語の別の名前で呼ばれてます)と3人で暮らしていたのですが、ある時大地震に見舞われてしまいます。

その結果家が倒壊し、パストゥーゾ叔父さんは亡くなりルーシーおばさんとパディントンだけが生き残りました。そこでルーシーおばさんとパディントンはイギリスのロンドンに行こうとします。

しかしルーシーおばさんは高齢で体力的にもきつかったためパディントンだけをイギリスへ送り出し、自らは「老クマホーム」に入ることにしたのです。
パディントンはルーシーおばさんが助けてくれたクマであり育ててくれたクマでもあるため相当な感謝をしています。
だからこそ誕生日プレゼントをこだわっていたのです。

冒頭の場面の時系列は?

冒頭、二匹の熊が橋の上で食事をしていたときに流れてきた熊を助けていました。この場面はかなり重要な場面でしたね。
というのもパディントンがいかにしてパストゥーゾとルーシーおばさんの子供として引き取られたのかを示す場面だったからです。

どうやらパディントンは川に流されてしまい、そんなときに偶然いたパストゥーゾとルーシーおばさんに拾われたことになります。

さらに時系列でいうと冒頭の場面は前作の冒頭部分に繋がっています。
簡単に言うと
探検家のクライドがペルーで2匹の喋るクマを見つける

クライドはクマと仲良くなり、2匹に名前をつける

時間が来たためクライドは母国へ帰る

2匹の熊が食事をしていたところに小熊が流れてきたので拾う(パディントン2の冒頭)

大地震に遭ってしまいパストゥーゾさんが亡くなる

ルーシーおばさんは老クマホームへ入り、パディントンはイギリスロンドンへ

パディントンはブラウン家に拾われ仲良くなる(パディントン1のメインストーリー)

すっかり馴染んだパディントンがルーシーおばさんの100才の誕生日プレゼントを求めて色々巻き込まれる(パディントン2のメインストーリー)
といった時系列となっています。

クマのパディントンはなぜ飛び出す絵本にこだわったのか?

パディントンはアークティックショップを経営しているグルーバーさんのお店でルーシーおばさんへのプレゼントを探していました。それで見つかったのが飛び出す絵本です。それも高額でパディントンが帰るような金額ではなかったため購入するべくお仕事を頑張ります。

なぜそこまで絵本にこだわりがあったのかという話ですが、これは前作を見ていたほうがわかりやすかったです。

ルーシーおばさんはもともとペルーでパストゥーゾと暮らしている時に探検家のクライドさんに優しくされていました。さらにクライドさんはルーシーおばさんの名付け親でもあります。
クライドはルーシーのもとから母国へ帰る時に「ロンドンに来たらもてなすよ」と言い残して帰ります。
それ以降ルーシーおばさんとパストゥーゾさんはロンドンに行きたがっていたのです。

結局年齢的にも体力的にもルーシーおばさんはロンドンには行くことが出来ず、ロンドンに来たのはパディントンだけでした。
このことからパディントンはルーシーおばさんがどれだけロンドンに来たがっているのかを知っています。

その理由もあって飛び出す絵本をプレゼントすることにこだわりました。絵本の内容もロンドンの街並みが飛び出すように作られた絵本ですから、パディントンはこれをルーシーおばさんに見てもらえば喜ぶと思ったのでしょう。

最終的にはみんなの協力によりサプライズでルーシーおばさん本人が登場する場面は前作も見ている人からすると本当に感動する場面だったと思います。

飛び出す絵本に隠された秘密とは?

飛び出す絵本は一見何の変哲もないイギリスの街並みが飛び出す絵本でした。そんな絵本はなぜかフェニックスブキャナンに狙われて盗み取られてしまいます。
そんな飛び出す絵本に隠された秘密はパスワードを指し示していたようです。

具体的には宝石類の入った箱を開けるために必要なパスワードです。パスワードと言ってもオルガンか何かのキーの押す順番でした。
絵本には手がかりを示すように作られていて、その手がかりの場所にはドレミファソラシ(CDEFGAB)の中のどれかが書かれています。

そしてそれら手がかりの場所にあったアルファベット順にキーボードを入力することでお宝の箱が開くという仕組みです。

マダムコズロバとフェニックスブキャナンは前の世代から因縁の関係にあった!?

マダムコズロバとは移動遊園地を経営していた人です。そしてフェニックスブキャナンは売れない俳優でした。
この2人は前の世代からすでに因縁の関係となっていました。

というのもマダムコズロバの前の世代の人は芸人さんというかサーカスみたいなことをしてみんなから人気を集め、お金や高そうなアクセサリ類などを貰っていました。しかしこれを見たフェニックスブキャナンの前の世代の人はこれを妬み、コズロバの前の世代の人を事故を装って亡き者にしたようです。

さらにお金やアクセサリ類も奪っていました。当然追いかけられていますが手品師をしていたらしく手品を使って逃げていました。

そして月日が経ちフェニックスブキャナンは俳優でありながら手品師をしていました。さらに前の世代からアクセサリ類の宝を受け継ぎ、そのパスワードとして飛び出す絵本が手がかりとなることを知っていたようです。

ちなみに飛び出す絵本自体も移動遊園地を移動するごとに土地ごとのものを製作していたらしく、今回狙われていたのはロンドンの飛び出す絵本のようでした。

睨みの目とは?

刑務所で料理を担当していたナックルズはパディントンに料理を作らせようとしたわけですが、そのときナックルズがパディントンの叔母の悪口を言いました。

するとパディントンの顔つきが突如怖くなりクマ暴走か!?となったと思います。実はこれ前作でもあったんです。
その相手はブラウン家の大黒柱(父)でした。この睨みの目はパディントンの育ての親であるパストゥーゾさん辺りから教わったもので、失礼なことを言う人に対してはこうするように言われていたようです。

そのためナックルズはルーシーおばさんを悪く言ったからパディントンが睨みの目をしたことになります。この睨みの目は周囲の気温を熱くする効果があるみたいなので暖房に使えそうですね・・・w

「これまでにあんな美女は1人しか見たことがない」と言っていた警備員の解説

パディントン2でもまさか出てくるとは・・・w
と思った警備員のお話です。フェニックスが絵本のヒントを得るために女装して侵入した協会のような建物の場面でしたでしょうか。
あのときに出てきたダンディなのか男色なのかよくわからない警備員は実は前作でも登場しているのです。
警備員は女装したフェニックスを見て「あんな美女は今までに1人しか見たことがない」見たいなセリフを言っているのですが、実はその”美女”はブラウン(父)なんです。

前作ではペルーに来た探検家の情報を得るためにブラウンさんとパディントンが情報が集まっている場所を訪れます。そのとき警備員の目を欺くためにブラウンさんが女装して清掃員として侵入するんですよね。
そこにいたのが今回出てきた警備員で、前作では女装したブラウンさんをひどく気に入って積極的に話しかけているという笑える場面がありました。

そして今回警備員が言っていたセリフにつながります・・・w

映画[パディントン2]のまとめ

パディントン2を書籍で読みたい人はストーリーブック

パディントン2を見て書籍でも読みたいと思った方に朗報です。書籍も出ていました!映画は原作にないオリジナルストーリーとなっているため、映画の世界をもう一度見たいなら書籍を通して見てみると違った視点で楽しめそうです!

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