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映画「ニューフェイト」新登場のターミネーター5体を徹底解説

近い未来行われる人類とロボットによる戦争を止めるため、様々なストーリーが展開される映画「ターミネーター」シリーズ。2015年頃には1度リブートされたことがあったものの、人気がイマイチだったため続編制作が中止になった過去がありました。

そして2019年、今度は続編としての公開が決定。それも「ターミネーター」シリーズで最も人気を持つ2作目の正統続編ということもあり、再び注目を集めています。

これまで「ターミネーター」シリーズには色んなロボットが登場しているわけですが、どうやら最新作でもニューロボットが参戦。予告編の時点でその姿が出ており、これまでに登場したターミネーター以上に強力に見える一面が垣間見えました。

ということで今回は、2019年映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』に登場した新たなターミネーターについて紹介します。

spoilers
この記事には映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』に関するネタバレが含まれています。

ニュー・フェイトに登場するターミネーター.カール(Tー800風モデル)

「ターミネーター」シリーズのなかでも最も人気を持っているのが、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800モデル。『ターミネーター:ニュー・フェイト』にも同じようなモデルが出てきたわけですが、今作の個体は前のものではなく新しくスカイネットから送られてきたモデルです。

T-800が登場する前作ではサラ・コナー陣営が勝利を収め、審判の日が訪れることはありませんでした。しかしスカイネットは消滅する前にT-800を送っており、ジョン・コナーを始末するというプログラムが残されていたため審判の日のあとにジョンを始末します。

目的を達成したT-800は、それ以外に特にプログラムされたことがなかったため何をするべきかわからないまま生存。以降人間と関わっている間に良心を持つようになり、最終的にはT-800ではなくカールという名前を採用しました。

それからカールは、サラ・コナー陣営の味方として活動。能力としては液体金属のような便利なものではなく旧式のターミネーターですが、人間との適応能力に優れている様子が見られます。また今回登場したT-800は生体組織もかなり古くなっており、以前とは似つかないおじいさんになっていました。

ニュー・フェイトに登場するターミネーター.Rev-9

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』の主要ヴィランとして登場するターミネーター。製作したのはスカイネットではなく、その後継と思われるリージョンでした。

Rev-9の目的は、ダニー・ラモスという人物の始末。リージョンにとってダニー・ラモスは未来のロボットとの戦いで重要な役割を持っているらしく、過去にRev
-9を送ることで始末しようと考えています。

Rev-9は、これまでの人型ターミネーターと違って人類の文化的知見を有するのが特徴。高い能力を持っているものの、とにかく人を始末して動くというよりは目的が達成されるなら話し合いにも応じるような面構えです。

能力は、液体金属製のターミネーターだったT−800と似たようなもの。体を溶かして触ったものに変身する能力があり、T−1000よりも性能が上に見えました。

また、機械やコンピューターに繋がることで保存されているデータを吸収する能力なども保持。最大の特徴として、自身を2つに分けて別別の行動をとるという技を持っています。

いっぽう弱点があり、家電製品などを無力化するために使われる電磁パルス攻撃には弱い模様。本作の劇中でも電磁パルスが戦いを有利に導くうえで役立っていました。

ニュー・フェイトに登場するターミネーター.Rev-7

Rev-7は、Rev-9の前身と考えるターミネーター。登場人物の1人であるグレースに関する回想場面で出てきました。

この回想では、人類とリージョンのロボットたちが戦う様子が描写。そこでグレースがRev-7から攻撃を受けていた模様です。

Rev-7はRev-9と同シリーズであることから、能力も似ている模様。ただしRev−9ほど洗練されてはおらず、デザインや動きが劣ります。

ニュー・フェイトに登場するターミネーター.ハンターキラー

ハンターキラーは、人類に対抗するために存在する非ヒューマノイド型のターミネーターです。これまでの「ターミネーター」シリーズにも出てきているわけですが、所属はスカイネット。

今回登場したのはスカイネットではなくリージョンのハンターキラーということもあり、別個体です。しかしながら、個体自体は似ていて人工知能の進化が共通しているというのがわかりました。

なお今作の舞台は審判の日を迎えていないため、ハンターキラーが登場するのは回想のみ。

ニュー・フェイトに登場するターミネーター.グレース

ターミネーターとは言えないものの、人間と機械のハイブリットとして登場したのがグレース。過去の作品にも人間と機械のハイブリットは登場していますが、前の個体はスカイネットが作ったもの、対するグレースは人類抵抗軍が遺伝子操作で作り出しているという点で異なります。

役目としては、リージョンから狙われている特定人物を守ること。ちょうどカイル・リースに似た感じでした。

グレースは人間の形状を持っているものの、金属の内骨格を持つことで筋力やスピード、防御、動体視力に優れている様子。目には分析能力も付与されているようで、敵のスキャンや遠距離にいる標的を正確に捉えられます。

弱点として、ロボットにはいらないはずの水の補給を必要とする一幕が見られました。