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ジョーカーの残虐な事件犯罪ランキング13選!DCキャラクターのカリスマ

DCコミック随一のカリスマジョーカー。これまでに多くの犠牲者を出してきたジョーカーですが、その行為にも残虐性の段階が存在します。

そこで今回は、ジョーカーがこれまでにやってきた犯罪について、酷さのレベルに応じてランキング形式でご紹介。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング.自分自身を始末するジョーカー

フランク・ミラーが描いたグラフィックノベルの「ザ・ダークナイト・リターンズ」では、ジョーカーが自分自身の首をへし折って自害するという描写があります。

本作では年老いたブルース・ウェインが近い将来ヒーロー活動の引退を決意。そこでゴッサムシティの下水道でバットマンとジョーカーは最後の戦いをし、前者が後者の背骨を折ることで完結しました。

しかしバットマンはジョーカーの命までは奪いません。そこでジョーカーは自分の首をへし折ります。この行動の理由は、バットマンに殺人容疑を被せるというもの。

ジョーカーはもはや助からないと考え、最後の復讐を兼ねて自らの死により偽装工作をしたのでした。最後までジョーカーは笑っているなど、自害ですらも残虐な行為です。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング.著作権を求めたジョーカー

ジョーカーのエピソードのなかでも奇妙なのが著作権。あるときゴッサムシティの港でジョーカーのような顔を持つ緑色の魚が発見され、ジョーカーは著作権によるを要求します。

しかし魚を著作権で保護するというのは認められず、結果ジョーカーは保護に反対する役所の人々を始末。最終的には著作権を認めたものは殺さなかったものの、反対派が攻撃にあることになります。

色んなことをしているジョーカーですが、このエピソードは行動の意味のなさを考えさせられるものでした。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング.美容製品を汚染するジョーカー

映画『バットマン』では、ジョーカーがゴッサムシティの美容製品にスマイレックスと呼ばれる化学物質を混入させたことがあります。

簡単に言えば毒を混入させたということで、美容製品を使った人々が死にました。ただ、どの美容製品がダメなのかはわからなかったため、ゴッサムの住人は怖くて化粧をしたり美容製品を買ったりしなくなります。

ジョーカーのこの行いは、自分自身の醜い容姿に対しる執着がもたらした結果です。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング10位.バーバラ・ゴードンを下半身付随に追い込む

ジェームズ・ゴードンの娘でもあるバーバラ・ゴードン。ジョーカーはバーバラが休暇中に彼女の目の前にアロハシャツの姿で現れ、躊躇無く股間付近を銃で撃ち抜いたことがあります。

撃たれたバーバラはそのままガラスのテーブルに頭を打ったほか、下半身付随の重傷。しかしながら彼女はリハビリを続け、後にバットガールとして復活を果たしました。

1988年の『バットマン:キリングジョーク』に出てくるこの話は有名で、ジョーカーの残虐な行為の1つです。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング9位.ジェイソン・トッドの始末

ある意味伝説的なイベントとして知られているのがジェイソン・トッドの死。直接的にはジョーカーがジェイソンを誘拐したうえ、どこかの倉庫で縛り付けてバールで何度も殴打、最終的に爆破することで始末するという残虐な行為でした。

しかし、実際に死を望んだのは読者のほう。ジェイソン・トッドの生死については読者投票が行われていて、生死ともに5000票程度を獲得。しかし 「死」のほうが72票だけ多かったため、1988年にジョーカーに始末されてしまう未来を迎えます。

それからじぇいそん・トッドは、2005年頃に別の世界線として生き返っています。ある意味読者投票で始末することになったジョーカーも被害者です。 なおジョーカー自身は普通に楽しんでいる模様。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング8位.練習がてら市民を毒殺するジョーカー

2005年頃に出てきた「バットマン:ザ・マン・フー・ラフス」は、バットマンとジョーカーの初めての戦いを描くオリジンを再現したものでした。

この作品でジョーカーはターゲットを始末して金品を奪おうと考えており、その練習がてらに毒液により9人の市民を始末しています。

実際ジョーカーが人の命に手をかけたのはこれがほぼ初めてのようなもの。歴史で見てもジョーカーの残忍な行為が始まる最初のほうの出来事です。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング7位.一瞬で19人の警察を始末するジョーカー

近年DCコミックユニバースがリブートされる際、ジョーカーは顔を切り落として1年ほど姿を現しませんでした。そんなジョーカーは2012年に発表されたストーリー「デス・オブ・ザ・ファミリー」で、最悪のやり方で帰ってきます。

ジョーカーがまず最初に出現したのは駅でのこと。ゴードンは警察官と共に行動していたところ、ドアの近くでジョーカーらしき人物を発見します。それから停電で周辺は真っ暗な状態。もう一度灯が戻ったときには、ゴードンの警察仲間19人が死亡していました。

自身の存在をひたすらに隠し、再登場の時に見せたこのジョーカーは残忍です。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング6位.ガラスの雨を降らせるジョーカー

2008年に刊行された「バットマン・コンフィデンシャル11」でのこと。ジョーカーはどうすれば自分のような狂人を増やせるのかを考え、ゴッサムシティに薬を撒こうと計画します。

そこでゴッサムの上空に飛行船を送り、爆破。爆破自体は特に何もなかったものの、上空からガラスの破片が落ちてきました。しかもガラスの破片は、ジョーカーの毒が塗られているという事実。結果住民たちはガラスの雨を浴び、多数の犠牲が出た模様です。

ちなみにジョーカーのこの行動はバットマンの気を引こうという魂胆がありました。しかしながらバットマンはこのとき病院でガールフレンドのそばにいたため、ジョーカーの狙いは完全に外れています。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング5位.学校を爆破するジョーカー

3部作シリーズとして誕生した「バットマン:カコフォニー」では、ギリシャの狂人マキシー・ゼウスが出てきました。マキシー・ゼウスはジョーカーの毒などを使って新種のストリートドラッグ「チャックルズ」を作ります。

ただ、ジョーカーはこのドラッグが一定期間で回るのは嫌だった模様。そこで学校を爆破しました。

爆破により多数の子供が犠牲になったようですが、ジョーカーが犯人とは思われていなかった様子?。何気なくやった行為が残虐すぎるものだったという結果でした。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング4位.ゾンビ化

2014年頃に描かれた6部作のミニシリーズ「バットマン:エンドゲーム」では、近年まれに見る残忍さをジョーカーが見せています。

ジョーカーはゴッサムシティで空気感染するウイルスをばら撒き、住民たちをジョーカーの顔を持つゾンビへと変貌させます。またジャスティスリーグに対しても毒を使い、バットマン と敵対させました。

結果バットマンはゴッサムシティ全体でゾンビに狙われることになったほか、ジャスティスリーグも敵として登場。これまでで最も難しい問題へと直面します。

なお、最終的にはなんとかゾンビ問題は解決。とはいえ住民たちをゾンビに変えてしまうのは、残虐な行為のなかでも上位に位置します。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング3位.赤ん坊まで利用するジョーカー

ゴードンはサラ・エッセンという名前の不倫相手がいました。そしてゴードンは離婚した後にサラ・エッセンと結婚したうえ子供を作ります。

しかしそこに、ジョーカーが登場。ジョーカーは数十人規模の赤ん坊たちを誘拐すると、ゴッサム警察署の地下室に隠します。怒ったサラはジョーカーの元に行き、銃口を向けました。

それからジョーカーはサラに赤ん坊を投げつけて怯ませ、サラの頭を銃で撃ち抜きます。結局サラはヘッドショットによって即死。現場には血の上を這って歩く赤ん坊の姿がありました。

大量の赤ん坊を誘拐する時点でやばいですが、その赤ん坊を利用して人間に銃を向ける姿はあまりにも残忍すぎます。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング2位.スーパーマンの精神を破壊するジョーカー

「インジャスティス」では、ジョーカーがスーパーマンを精神崩壊させます。

ジョーカーは原子力潜水艦を盗んだほか、スーパーマンにガスを投与。スーパーマンは薬物の影響で特定の敵を見たら戦うように仕向けられました。

そして戦った結果、実際は敵ではなく自身の妻ということに気が付きます。妻は死に、煮えたぎる怒りを募らせたスーパーマンは核爆弾級の爆発を首都で誘引。

人々もちろん吹き飛び、ジョーカーも倒して世界を支配しました。スーパーマンがやったことではあるものの、原因は思いきりジョーカーでありとても残虐です。

DCジョーカーの残虐な行動・犯罪ランキング1位.中国の全人口を食すジョーカー

2000年頃に発表された「スーパーマン:エンペラー・ジョーカー」は、もっとも残忍な行為をしたことで知られています。ジョーカーは普通の人間だったものの、このストーリーでは現実改変する能力をあるキャラクターから盗難。

結果、神の力を持つジョーカーはヒーローにたやすく勝ち、バットマンを何度も殺めては復活させます。

そしてやばいのが、中国に住む10億以上の人口を食べるという現実改変。ジョーカーは中華料理を食べる冗談を言おうとしつつ中国人の全人口を食べてしまうような現実改変をしており、犠牲者の数で言えばトップでした。

ただ、後にジョーカーの現実改変はなかったことにされています。ジョーカーが超能力を手に入れた場合に何が起こってしまうのか、それを知らしめた恐ろしいお話です。