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映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』ネタバレをラスト結末まで紹介

 

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』の内容を紹介する。本作は2004年に公開された映画『ブルー・レクイエム』のリメイク版。ジェイソン・ステイサムが主人公を演じるハード・アクションだ。

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』は、ガイ・リッチー監督が、イワン・アトキンソン、マーン・デイヴィスと共同で執筆した脚本をもとに製作した2021年のアクション・スリラー映画で、ニコラ・ブークリーフ監督の2004年のフランス映画「Cash Truck」が原作となっている。 リッチー監督にとって、主演のジェイソン・ステイサムとは「Revolver」(2005年)以来、4度目の共同監督作品となる。ホルト・マッカラニー、ジェフリー・ドノヴァン、ジョシュ・ハートネット、ラズ・アロンソ、クリス・ライリー、ラウル・カスティーヨ、デオビア・オパレイ、エディ・マーサン、スコット・イーストウッドも出演している。

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』は、2021年4月22日に海外のいくつかの国で、5月7日に米国で公開され、7月23日には英国でも公開される予定。興行収入は2,570万ドルで、批評家からは様々な評価を受けた。

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』あらすじ

主人公は、現金輸送会社のトラックのセキュリティガードをしている「H」。男は強盗に見舞われる最中に圧倒的な力を見せつけ、同僚を驚かせる。同僚は彼の正体に疑問を抱き、やがて真実が明かされていく。

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』キャラクター:キャスト

ハリー「H」:ジェイソン・ステイサム

バレット:ホルト・マッキャラニー

ジェフリー・ドノヴァン

ジョシュ・ハートネット

カルロス:ラズ・アロンソ

ラウル・カスティーリョ

デオビア・オパレイ

エディ・マーサン

トム:スコット・イーストウッド

ポスト・マローン

ティム:クリス・ライリー

ニアム・アルガー

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』1分でわかる内容・ストーリー

元犯罪者のパトリック・ヒルは、以前のトラック強盗で息子を殺した犯人を探すために装甲車を扱うフォルティコ・セキュリティ社に就職する。無関係のグループがトラックを襲おうとしたため、Hはその男たちを全員殺し、会社のCEOから表彰されるが、同僚の中には疑念を抱く者もいた。

最初の強盗を成功させた一味はジャクソンという男の下で働いており、彼の部下の一人であるジャンは、最初の強盗の際にHの息子ドギーを殺し、ジャンが2人の警備員を殺した時の顔をドギーに見られてHを撃っている。仲間にはHを鍛えたバレットという男がいて、彼らは1億5000万ドルの最後の強盗を計画していた。Hはジャクソンの部下をほとんど殺してしまうが、バレットは本性を現してHを撃ってしまう。逃げ切れるかと思った矢先、ジャンはジャクソンとバレットを殺して金を奪ってしまう。

やがてHはジャンを見つけ出し、ドギーが撃たれた場所を示す検死報告書を渡し、Hはジャンが死ぬまで同じ場所を撃ち続けた。Hは金をFBI捜査官に回収させるために残していく。

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』詳細な内容をネタバレ紹介

映画は、警備会社フォルティコの2人のガードマンが仕事をしているときに、前からセメントトラックが入ってくるところから始まる。そこに銃を持った男が現れ、トラックを攻撃し始める。強盗は警備員を外に追い出し、トラックから金の袋を取り出し始めるが、混乱の中で銃声が聞こえてくる。

事件から3ヶ月後、パトリック・ヒル/”H”(ジェイソン・ステイサム)という男が、フォルティコ社での仕事の初日を迎えていた。彼はバレット(ホルト・マッカラニー)に鍛えられ、Hと敵対する “ボーイスウェット “デイブ(ジョシュ・ハートネット)などの警備員を紹介される。彼らのマネージャーであるテリー(エディ・マーサン)は、前に起きたトラック事件に触れ、2人の警備員と1人の民間人が殺されたことを話す。別の警備員も、Hが自分の代わりになると知ってHを怒らせようとするが、Hは冷静にその男を対立させずに帰してしまう。

Hはデイブと仕事に出かけた際、武装した強盗にバレットを捕らえているので止めてくれと迫られる。強盗はHとデイブにある場所まで行くように命じた後、トラックに黒いペンキを吹き付ける。デイブは怯え、言うことを聞くべきではないと考えるが、バレットのためにも彼らは行動を起こす。Hにお金の入った袋を荷台に投げ込ませるが、Hはわざと袋をトラックから落としてしまう。銃を持った男が出てくると、Hは袋を投げるが、すぐにその男の頭を撃ち抜く。その後、銃を持った男全員に発砲し、リーダー(ポスト・マローン)を追いかけて近くのビルに侵入する。Hは彼を追い詰め、頭を吹き飛ばすことに成功する。

Hの仕事ぶりはテリーには批判されるが、フォルティコ社のCEOブレイク・ホールズ(ロブ・デラニー)はHを称賛し、昇進させるべきだと考えていた。他の警備員たちも、彼の英雄的な行動に拍手を送る。Hは、先日のトラック強盗の際に、映像に映っていたガンマンの中に見覚えのある者がいないか、映像を見直すように言われる。Hはある特定のガンマンに目をつけていたが、見覚えのあるものはないと他のメンバーに伝える。そして2人の捜査官は、キング(アンディ・ガルシア)という捜査官の下で働いていることが示される。キングは、Hが自分たちを最初の強盗事件の犯人に導いてくれると考えているのだ。

強盗は、Hとデイブをトラックから追い出そうとする。しかし、Hが外に出て顔を見せると、犯人たちはHに気付いたようで、すぐに退却してしまう。それを知ったバレットは、Hには何かがあると考え、「ダーク・ファッキング・スピリット」と呼ぶ。

Hは同僚のダナ・カーティスと寝ていたが、彼女のアパートで大金を見つけたため、彼女を尋問したところ、彼女が以前の仕事で不正に回収した金の一部であることを知る。彼女は、退職金のために酒屋からお金を盗んだことがあると言うが、それは一度きりのことだと主張する。Hは彼女を生かしておくが、彼女がさらに情報を隠していることを知れば、さらなる報復があると脅す。そしてHは、カースティ(ライネ・レニー)という仲間に、頼まれたファイルを持ってこさせた。

その5ヶ月前、Hは休暇でアメリカを訪れている息子のドギー(イーライ・ブラウン)と一緒にいた。Hは、かつての犯罪者の雇い主であり、Hから逃げたグループのリーダーでもあったマイク(ダレル・ディルバ)から電話を受ける。マイクは、Hに最後の仕事を手伝ってほしいが、直接関わる必要はないという。Hはドギーと一緒に強盗のいる埠頭の近くまで行き、マイクにはトラックの行き先だけを伝える。Hが自分とドギーのために食料を調達していると、セメントトラックの男たちが強盗に現れた。銃を持った男がドギーをバンから出すように命令する。事態を察知したHは息子のもとに駆けつけるが、目の近くに傷跡のあるガンマンは、Hがドギーを助ける前にドギーを撃ち殺し、さらにHを何度も撃った。

Hは3週間近く昏睡状態に陥り、回復してからドギーの死を知らされる。彼は元妻のジェーン(イヴ・マックリン)と会い、息子の死をHのせいにする。その後、ドギーの死に責任を感じているマイクとその仲間たちと会い、Hに協力して犯人を探すことになる。

Hは、その兄弟が女性を性奴隷にしているビルに連れて行かれる。何の根拠もなく、Hは兄弟を殺し、男たちに女たちを解放させる。

フォルティコ社で働き始めたHは、そこで働いている警備員に注目し、カースティにファイルを渡してもらう。

最初の強盗事件の犯人であるジャクソン(ジェフリー・ドノヴァン)という男が率いる一味に出会う。ジャクソンの子供たちのパーティーでトラック強盗を計画しているところを目撃される。

Hとドギーが車を停めているのを見て、一味は強奪に向かう。強盗の最中、サムはドギーをバンから降ろして床に伏せるように命令する。ジャンは暴走して警備員2人を射殺してしまう。ドギーが自分を見たことに気づくと、彼を射殺してからHを撃つ。

その強盗の余波を受けて、乗組員たちは次の最後の強盗を計画していた。1億5千万ドル以上のスコアを自分たちと内通者のバレットで分けるのだ。

映画『ラース・オブ・マン(Wrath of Man)』ラスト・結末をネタバレ紹介

ジャクソンとトムは、何週間も前から計画を検討していた。計画に反する行動をとるジャンを心配する二人だったが、ジャクソンは最終的には命令に従うだろうと自信を持っていた。

フォルティコに向かったクルーは、ブレットがHに、クルーにどのトラックを襲うか指示する内部の人間であることを告白する。ジャクソンのクルーは強盗を開始し、バレットの正体がばれたため、ダナともう一人の警備員を殺した後、デイブを殺した。Hはジャクソンの手下を数人捕まえることに成功するが、バレットに撃たれて無力化されてしまう。走り去る前に、Hはジャンをよく見て、彼がドギーを殺した犯人だと認識する。

現場には警察が入り、強盗たちと戦う。混乱の中、ジャンとバレットに同乗していたジャクソンが首を撃たれてしまう。やむを得ずトラックを放棄したジャンは、ジャクソンの喉を切り裂いて仕留める。ジャンが裏切り者であることを知ったバレットは、彼を殺そうとするが、ジャンが先に行動を起こし、バレットの頭を吹き飛ばした。そして、戦利品をすべて持ち去ってしまう。

しばらくして、逃げようとしていたジャンのもとに電話がかかってくる。その時、背後からHが現れ、ドギーの検死報告書を投げつける。そしてHは、心臓を最後に残して、ジャンをその場所に撃ち殺す。アパートを出たところで、キングが「仕事は終わった」「盗んだ金は回収できるだろう」と言って出迎えてくれる。そして、Hは別の男と車に乗り込み、去っていく。