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2017年(日本は2018年公開)に公開された映画『ジュマンジ/ウェルカムトゥジャングル』が興収1000億円を越えるという爆発的大ヒットを記録したことで世界的に話題になっている現在ですが、正直1996年に公開された映画『ジュマンジ』についてその内容をしっかりと覚えているという人はあまり多くはないと思います。
「ジュマンジ?ああボードーゲームやってたらなんか現実に色々起こるやつでしょ?」
大抵の人がこのくらいの知識ではないでしょうか。正直なところ私もこの程度の知識しかなかったのですが、映画『ジュマンジ/ウェルカムトゥジャングル』の公開に当たってなるべく濃い記事を書けるようにしたかったためWikiを読んだり実際に映画を見るなどして改めて確認させていただきました。
ということで今回は1996年に公開された映画『ジュマンジ』がどんな内容なのかを結末ネタバレを含めながら解説していきたいと思います。
ジュマンジに関する記事一覧
目次
映画『ジュマンジ(1996)』ってどんな作品?
映画『ジュマンジ(1996)』は「ジュマンジ」という同名の絵本を原作としたSFアドベンチャー映画といった感じになっています。またストーリーとしてはいじめられっ子の息子と厳格な父親という交えない親子が時間を越えて絆を深めるといった内容でしょうか。
原作では幼い姉弟の物語ですが、映画ではアランという男の子が主人公。作中に散りばめられた伏線は後半でしっかりと回収してくれる上に、わかりやすくなっています。
当時の3DCG技術やその他技術の中でも最先端のものを使った映像は迫力ある仕上がりです。今でこそ3DCG技術は進歩していますが、今から20年以上も前にここまで表現出来ていたのかと少し感動するのが見どころでした。
1995(1996年)映画『ジュマンジ』を序盤~結末ネタバレ解説
全ての始まり
時代は1869年、真夜中の森の中を馬車に乗って進む2人の少年がいました。天候も悪く何かにおびえる様子の2人は目的の場所に到着するとそこにあった穴に木箱を投げ込みます。
そして木箱を埋めるとそこから足早に立ち去るのでした。その場所の近くには「ブラントフォードまで1マイル」と描かれた看板が立てられています。
全ての始まり解説
映画『ジュマンジ』のストーリーではこの1869年が一番古い時系列です。そして木箱を埋めた2人の少年の名前は「ベンジャミン」と「ケイレブ」。
この2人はこの先出てくることはないですが、ジュマンジに巻き込まれたことで相当な恐怖を受けたことが推測されます。しかしジュマンジは「一度参加したらクリアするまでは止められない」というゲームなのでこの2人はクリアはしていることになります。
木箱に入っているのはもちろんその元凶であるジュマンジです。
「ブラントフォードまで1マイル」とはこの物語の主人公でもあるアラン・パリッシュが住んでいる土地が近いことを示しています。
それから100年後、小さな子供が犠牲に
時は流れて1969年、小さな男の子だったアラン・パリッシュはいじめられっ子で虐められたりしていました。その日もちょうどいじめっ子に追いかけまわされながら自宅に帰ります。
しかし大規模な靴工場を経営するアランの父親サミュエル・アラン・パリッシュは厳格でアランへのあたりが酷く、アラン自身も父親に対して不満を抱いていました。
そんな中でアランは靴工場の方に行くと、新製品らしかった靴を機材に入れてズタズタにします。そしてその原因をその場にいたカールという靴職人になすりつけました。
また工場の外に出たアランは近くの工事現場から太鼓の音を聞き、そこに近づいていきます。そこは工事中で泥の壁が出来上がっており、その壁の中から音が聞こえることに気づいたアランが木箱を見つけ出しました。
そして箱の中からジュマンジと書かれたボードゲームが見つかります。興味を持ったアランは友達の女の子サラを自宅に呼び、一緒にボードゲームを始めようとします。
サラは子供みたいな遊びだからとやらない様子でしたが、手に握っていたサイコロを下に捨てたことで”サイコロを振ったこと”になり、ゲームは始まってしまいました。
するとそこにコウモリたちが出現し始めます。このジュマンジはどうやらジュマンジに書かれたことが現実に引き起こされるという恐ろしいゲームのようでした。
その後アランも同様にサイコロを振ってみると、ジュマンジに吸い込まれてしまいます。そこには「5か8の目が出るまでジャングル」といったことが書かれていました。
それから100年後、小さな子供が犠牲に解説
アランという男の子はいじめられっ子でした。しかしそれを見た父親はアランに厳しく不満を抱きます。そこで父親はアランを別の学校に転校させて寄宿舎に入れようとしていましたが、アランはそれに反発して父と子の間に亀裂が入ってしまうのです。
靴工場での一件は今後のストーリーでとても大切です。この時責任をなすりつけられたカールはアランのせいで靴工場をクビになっています。アランの罪の1つでした。
サラは誤ってサイコロを振ってゲームの参加者となってしまいました。そしてアランも同様にサイコロを振ったわけですが、アランが引いたのはジャングルに吸い込まれるようなものです。
アランはジュマンジの中のジャングルに吸い込まれたことで現実からは消えてなくなってしまい、次に5か8を出すまでは現実に帰れなくなります。しかしサラもパニック状態になってしまったことからサイコロは振らずにその場から離れます。
かくして長い間アランは行方不明になり、サラはこの一件で精神病を患い、父親はいなくなった息子を全財産賭けてでも探そうという状態になってしまうのでした。
しかしアランはゲームの中に閉じ込められているため父親の捜索は当然見つかるはずもなく・・・。
それから26年後、ゲームの再開
アランが行方不明になり、サラがゲームを投げだしてから26年後、かつてアランと父親が住んでいたパリッシュ邸は父親たちも亡くなっていたためもぬけの殻になっていました。するとそこにジュディとピーターという姉弟を連れた保護者が引っ越してきます。
ジュディとピーターの両親はスキーに行く際の事故で他界しており2人ともふさぎ込んでいました。その2人がパリッシュ邸を散策しているとどこからともなく太鼓の音が聞こえてきます。太鼓の音をのもとへたどり着いた2人が見たものはジュマンジと書かれたゲームボードでした。
そして2人はゲームボードのサイコロを振ってしまいます。すると現れ始めたのは「巨大な蚊」や「たくさんの猿」、それから「ライオン」でした。パニックになるピーターとジュディでしたが、そこにジャングル暮らしのファッションをしたおじさんが現れます。そのおじさんはライオンを家の部屋に閉じ込めると、1人歓喜します。
なんとおじさんは26年前に行方不明になったアランの26年後の姿でした。ジュマンジのジャングルの中で生き延びていたアランはピーターが振ったサイコロで5を出したことで現実へと帰還したのです。
アランは歓喜していましたが、その一方で両親が他界したことを知り悲しみます。また外を出てみてもあまりにも街並みが変わり、科学技術も発展していることから少々受け入れられない様子でした。
ジュディとピーターはサイコロを振ろうとしますが、ジュマンジは反応しませんでした。その原因は26年前のゲームがまだ続いていたためであり、ゲームを続行するには26年前にゲームに参加したアランとサラが必要です。
アランは最初はやろうとしなかったもののピーターの挑発に乗り無事に参加、サラはジュマンジとアランが行方不明になったことで精神病を患っていましたが、無理やりなんとか参加させることが出来ました。
かくして4人はジュマンジを再開します。
それから26年後、ゲームの再開解説
ジュディとピーターの両親がスキーに行くときの事故で他界しているというのは大切な伏線です。またジュディは虚言癖があり、ピーターは人見知りな性格でした。
アランに関しては26年ぶりに現実に帰れましたが、両親が他界していることを知ると悲しみます。またこのとき子供の頃に厳しかった父親が、靴工場の経営が破綻してでも全ての財産を自分自身の捜索につぎ込んだことを知ります。ついでに父親は行方不明に関して「アランをバラバラに解体した」という根も葉もない噂を流されている状態でした。
サラはというと26年の間アランの行方不明で精神を病んでいて、ジュマンジを忘れる為に数千時間に及ぶ治療を受けていました。しかしアランが26年ぶりに現れた上に忘れるようにしていたジュマンジに参加させられるというダブルパンチでまたパニックとなります。
また外ではアランの様子を見た1人の警察官が警戒してこの先ちょっと付きまとうわけですが、この警官というのがかつて靴工場でアランに責任をなすりつけられ、クビになってしまったカールという人物でした。
他にもアランがジャングルにいたときにひたすら追ってきていたヴァン・ペルトというキャラクターもいます。ヴァンペルトはアランをしとめる為に躍起になっている様子です。ヴァンペルトが現れたのは4人揃ってからだったか、このフェーズだったかは忘れました。
大パニックな街からジュマンジクリアまで
ゲームを再開した4人が引いたのはまず「食虫植物」が家中に広がるものでした。しかしそれは家どころか町中を植物が覆ってしまうという大変なものです。またサイや象他大きな動物たちが家から抜け出して町中はパニックに。さらに洪水になったりクモが現れたりアランが床に埋もれたりと色々起きます。
最終的にアランが振ったサイコロがジュマンジクリアまで行き、アランが「ジュマンジ」と唱えたことでゲームは終了。町中は大パニックでしたが、それらも全て巻き戻しになって26年前のパリッシュ邸へと元通りになりました。
大パニックな街からジュマンジクリアまで解説
物語のメインとも言うべき部分ですが解決に向かうためそんなに語ることはありません。
クリア後から幼少期
子供に戻ったアランは26年ぶりに父親と再会を果たし、父親に対して酷い態度をとったことを謝ります。その様子を見た父親も5分しか経過してないのにいきなり態度が変わったことで少し不思議に思いますが、アランを許して自分自身も大人げなかったと謝罪するのでした。
またアランは靴工場で靴をボロボロにした件も自分がやったことを明かして許しを受けます。
それからアランとサラは川辺に行き、ジュマンジを投げ捨てるとキスを交わしました。
クリア後から幼少期解説
伏線を回収していく部分です。
まずアランは厳格だった父親に対して酷い態度をとったことを謝罪します。これにはアラン行方不明の世界で父親が人生掛けてでもアランの捜索に当たったことに関する謝罪も含まれていると思います。
また靴工場の靴の件も正直に話しました。もしこれを話さなければジュマンジ中に遭遇したカールは靴工場をクビになって警官をやることになっていたわけですが、正直にアランが言ったことでカールがクビになることもなくなるのです。
それから26年後
アランとサラは自宅でパーティーをしており、そこにはたくさんの人たちが集まっていました。またアランは会社を引き継いだのか立ち上げたのかはわからないものの会社をうまく経営しているようです。
サラは妊娠しており、アランとは結婚しています。
またそこにはジュディとピーター、それに両親が着ていました。
ジュディとピーターの両親とアラン・サラは会話をしますが、そこでスキーに行くことを聞きます。これに対してアラン・サラは全力で阻止するのでした。
一方その頃どこかの海辺では二人組がジュマンジと書かれたボードゲームを見つけていました。
それから26年後解説
アランとサラは26年の時を経て結婚、妊娠していました。
またジュディとピーターに関してはジュマンジの記憶はない様子です。ただ両親をスキーのときの事故で亡くすという事象はアラン・サラがスキーに行くなと言っているため防ぐことは出来たのではないかと思います。
しかしながらジュマンジのボードゲームはまた誰かに見つかっており、歴史は繰り返されることに・・・。
1995(1996年)の映画『ジュマンジ』の作中時系列を解説
映画『ジュマンジ』を見ているとちょっとだけ混乱するのが時系列です。26年前に行ったり戻ったりと地味に忙しいこのお話。
別に難しくはないのですが、簡単に時系列をまとめておきたいと思います。
- 1869年、2人の少年が「ジュマンジ」を穴に埋めて放棄
- 1969年(100年後)、アラン少年がそれを発見。女友達サラと一緒に始める
- 1969年、アランがゲームに閉じ込められるとともにサラがゲームを再開せず停滞
- 1995年(26年後)、閉じ込められていたアランが新たなゲーム参加者のおかげで現実に帰還
- 1995年、アラン・サラ・ジュディ・ピーターがゲームをクリア
- 1969年(26年前)、ゲームクリアでアラン・サラは幼少期に戻り、ジュディ・ピーターはまだ生まれてない状態に
- 1995年(26年後)、アラン・サラは結婚しており、ジュディ・ピーターは生まれていた