DCコミックのヒーローたちを同一の世界観で共有するクロスオーバー作品シリーズ『DCU』の進撃が止まらない!
2019年には『ジャスティスリーグ』の続編が控えていますが、その前に登場するのがDC映画『Shazam!』です。
シャザムはスーパ-マンに似たキャラながら魔法をも使える存在。今回はそんなDC映画『Shazam!』のあらすじ・キャスト・悪役・能力など詳しく見ていきます!
目次
そもそも映画[Shazam!(シャザム)]のシャザムってどういう意味?!
映画のタイトルであるこのShazam!にはどういう意味があるのかを解説していきます。
実はこのShazamは古代の魔術師の名前であり、その魔術師が思いやりがあり心優しかった少年ビリーバットソンを見て授けようと思った呪文でもあります。
少年ビリーバットソンはこの呪文Shazam!を唱えることで超人的パワーを持つヒーロー”キャプテンマーベル”へと変貌します。
そしてこのShazamは6人の神々の名前の頭文字を取っています。キャプテンマーベルにはこの6人の神々が持つパワーを利用することができるのです。
すなわちソロモンの賢さ、ヘラクレスの強さ、アトラスの不屈の精神、ゼウスの稲妻、ハーキュリーズのパワー、マーキュリーの素早い動きです。
これらの神々のパワーを持ったキャプテンマーベルはDCスーパーヒーローの中でも強い存在と言えます。ちなみに魔法が使えて空を飛ぶことが出来、スーパーマンとも見た見た目をしています。
マーベルのキャプテンマーベルとDC映画[Shazam!(シャザム)]のキャプテンマーベルは別物なのか?
結論からいうと別物です。もともとこのキャプテンマーベルはDCでもマーベルでもない場所が出したキャラクターでした。しかし当時すでにスーパーマンというDCキャラクターがおり、そのスーパーマンに酷似するキャラクターとしてキャプテンマーベルがいたのです。
DC側はこれに対してスーパーマンに似ているキャプテンマーベルを他会社が出しているとして訴訟を起こし、キャプテンマーベルの本は出版差し止めとなります。
そのあとキャプテンマーベルというキャラクターはDC側は使わずにいました。しかし実際にDCにキャプテンマーベルというキャラクターを入れようとした頃にはマーベル社が”キャプテンマーベル”というキャラクターを作っていたのです。
これによってDCはキャプテンマーベルという名前を使うわけにはいかず、ヒーローとしてのキャプテンマーベルはいるもののそのキャラクターが出てくる作品の名前は[Shazam!(シャザム)]となったわけです。
こんなことから紛らわしいですがマーベルとDCのキャプテンマーベルは別ものになります。
映画[Shazam!(シャザム)]のあらすじは?
DC映画[Shazam!(シャザム)]のあらすじは今のところ明らかにされていません。ただし少年ビリーバットソンがいかにしてキャプテンマーベルとなったのかという部分は原作と同じような感じになりそうなので一応原作のほうのあらすじを書いておこうと思います。
そこには魔術師シャザムがおり、思いやりと心優しさを持ち合わせた少年ビリーバットソンこそ後継者としてふさわしいとして6人の神々の力を受け渡します。
かくしてビリーバットソンは「シャザム」という呪文を唱えることで「キャプテンマーベル」という超人になることが出来るようになりました。
しかし力を受け継いだだけでなくビリーは宿敵をも受け継ぐことになってしまいます。ビリーが力を得た裏ではアダムという男もまた力を手に入れていたのです。
ちなみにDC映画『シャザム』はコミック原作とはまた違った作品として書かれることが明言されています。
果たしてそれがコメディ調だったり悪役が味方役になっている可能性もあったりと今のところわからないですが続報を待ちたいところです。
映画[Shazam!(シャザム)]の敵役はブラックアダム
映画[Shazam!(シャザム)]の敵役は恐らくブラックアダムです。このブラックアダムはもともと古代エジプトの王子テス・アダムという人物。
遥か遠い昔に強大な力を持った魔術師たちがアダムにその力を授けたものの、アダムの欲求は凄まじくヒーローではなく悪としての道を歩んでしまいます。
世界と魔術を支配しようとしたアダムはやがて幽閉されましたが現代に復活を遂げ、魔術師シャザムを倒さんとするわけです。
そんなことからシャザムを受け継いだキャプテンマーベルはこのブラックアダムと対峙することになります。
ちなみにアダムも同様にshazamを唱えることで強大なパワーを持つことが出来、ブラックアダムとなります。
ビリーが持つ6人の神々の力とは違い、ブラックアダムはエジプトの神々の力を持ち、それらの頭文字がshazamになっているのです。
映画[Shazam!(シャザム)]の登場キャラクター・キャストは?
少年ビリーバットソン役を演じるのはアッシャー・エンジェル
思いやりがあり心優しいが、考古学者の両親を失ったあとに魔術師シャザムと出会いスーパーヒーローであるキャプテンマーベルに変身できるようになるのがビリーバットソン。
その役を演じるのはアッシャー・エンジェルです。アッシャーは2002年生まれの若手俳優でディズニーチャンネルのオリジナルドラマで主演を務めた今後活躍が期待される人物です。
そんなアッシャーが今回DC映画のメインキャラとして抜擢されたわけですから、ますますその頭角を現しそうです。
ビリーの呪文詠唱後の姿シャザム(キャプテンマーベル)を演じるのはザカリー・リーヴァイ
少年ビリーがシャザムと唱えることで6人の神々の力を使うことが出来る姿シャザム(キャプテンマーベル)。
演じるのは1980年9月29日生まれのアメリカ合衆国の俳優「ザカリー・リーヴァイ」です。
ザカリーはMCUの映画『マイティーソー』でソーを慕う仲間の「ファンドラル」を演じた人物であり、テレビ番組『CHUCK/チャック』の主人公チャックを演じたことでも知られています。
今回そんなザカリーがDC映画[Shazam!(シャザム)]の主役に抜擢されたということでその役どころが期待されます。
ブラックアダム役には元プロレスラーのザ・ロックことドウェイン・ジョンソン
その欲望は止まることを知らず、力を手に入れたアダムは世界、さらには魔法をも支配しようするブラックアダムとなってシャザムの前に立ちはだかります。
演じるのはアクション映画でお馴染みのドウェイン・ジョンソン。コミカルな役回りからド派手なアクションシーンまでよく似合うその姿は2018年にはジュマンジとランペイジという映画でその姿を見ることが出来ます。
これまでにはワイルドスピードやセンターオブジアースの2作目で活躍していますが、今回は悪役ということでどんな姿が書かれるか気になるところです。
なんとなくドウェイン・ジョンソンが悪役と聞くとシリアスな部分もありながらドジ踏んで笑いを起こす場面が想像できるのでそういった部分も期待してます。
シャザムのもう一人の宿敵ドクター・シヴァナ役にマーク・ストロング!
ブラックアダムと並びシャザムにいろいろと仕掛けてくるのがこのドクター・シヴァナですが、その役に英国俳優のマーク・ストロングが起用されています!
マーク・ストロングといえば紳士的なスパイ映画『キングスマン』にてメカ担当のマーリン役を演じていることが直近では有名なところだと思いますが、愛嬌あるその姿が今回ヴィランとして登場するとなると演技がまた楽しみですね。
映画[Shazam!(シャザム)]の監督にはアナベルのデヴィッド・F・サンドバーグが担当に
映画シャザムの監督にはデヴィッド・F・サンドバーグが担当となっています!
この監督は映画『ライト/オフ』という暗いときにしか見えない恐怖と戦慄を表現して一躍ホラー映画の世界で名を広めた人物です。
2017年に上映された『アナベル 死霊人形の誕生』でもホラーの才能をいかんなく発揮した彼が描くヒーロー映画はどうなるのか・・・w
映画[Shazam!(シャザム)]の日本公開日は?
映画[Shazam!(シャザム)]の全米公開日は2019年4月5日に決定しています。
しかし日本公開日は今のところは明らかにされていません。
とはいっても2017年に公開されたDCスーパーヒーローたちがチームを組んで戦う映画『ジャスティスリーグ』の続編である『ジャスティスリーグ2』の公開が同時期に迫っているため、もしかしたら全米公開日と日本公開日はそんなに上映日に差はないのではないでしょうか?
なるべく公開日は同じくらいにしてほしいものですね。
日本公開日が2019年4月19日に決定!
『シャザム』の日本公開日が2019年4月19日に決定しました。加えて日本版予告編も公開されるなど、いよいよ宣伝が始まってきたという感じになります。タイトルは『シャザム!(仮)』となっているため、もしかしたら邦題が別につく可能性も。
全米公開日が2019年4月5日と考えると、ちょうど2週間の遅れになります。同じDCEUシリーズの『アクアマン』よりは開きがないですが、海外の反応を楽しみつつ日本公開も楽しみに待ちましょう。
DC映画『シャザム!(仮)』は2019年4月19日公開予定。