スティーブンスピルバーク監督作品にして実話を元にしている社会派作品が公開されます!
その名も『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』!
本作はすでに絶賛の声が挙げられていて、最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞を見事獲得。
さらに第75回ゴールデン・グローブ賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞含む6部門までノミネートしているすさまじい勢いを持つ映画になっています!。
情報規制などが敷かれ何が本当で何が嘘なのかがわかりにくい現代だからこそこの実話を元にした映画は見るべきだということで、今回はこの映画について書きます。
目次
映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』の予告動画・あらすじ
ベトナム戦争が泥沼化したことでアメリカ国民の間に政府に対する疑問や反戦運動の気運が高まっていた1971年のお話。
アメリカ政府がベトナム戦争に関する経過や分析といったものを記録し、トップシークレットとなっていた文書通称”ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープする。
しかしそのスクープは政府からの圧力によって差し止められてしまった。
そこでアメリカ初の新聞発行者となっていたワシントンポストのキャサリン・グラハムは編集のベン・ブラッドリーとともにNYタイムズと連携!
政府の圧力に屈することなくこのトップシークレット情報を世の中の明るみに出そうと奔走していく。
予告編動画では政府が隠しているベトナム戦争の真実を暴き、世の中に広めたものの差し止めをくらっています。
そしてワシントンポストの女性新聞発行者であるキャサリン・グラハムは臆病者だと言われ勇気を出していく姿も見えるかなと思いました。
真実を明るみに出せば全員刑務所行き・・・しかし政府には屈せず真実を世に知らしめるのだ!というジャーナリスト精神を感じ取ることが出来そうな予告ですね!
こういう作品って政府から”消される”とかで命まで狙われてそうなイメージがありますが本作はそんなことはないようです。
映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』は現代だからこそ見るべき!
数々の名作を生み出して来たスティーブンスピルバーク監督作ですが、本作は監督の意向でトランプ大統領就任45日後に製作を発表して話題になっていました。
もともとは他に優先的に作る作品があったものの前倒しで撮られたらしいんですね。
というのも現代の政府によるジャーナリズム規制を良く思わず、何が真実で何がウソなのかよくわからない実体だからこそこの実話の話を知ることで世の中の記者たちにメッセージを与えたい!
そういう思いで製作された大作らしいです。
実話であるペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のお話
1971年に2人の人物がこの最高機密文書を入手してNYタイムズに渡しました。
そしてNYタイムズはこれをもとに連載記事を出し、ワシントンポストもそれに便乗する形で報道。
ところがこれを良く思わなかった当時のニクソン大統領は差し止め訴訟を起こします。
最終的には政府のほうに非があるとされて報道側が勝った、という感じみたいですね。
ちなみにこのペンタゴン・ペーパーズの文書は今ならだれでも読めるようになっているらしいですよ。
スクープから40年のときを経て機密文書の指定から外されることになり、誰でも読める形になったのだとか。
だからこそこの映画を心置きなく作れるといったところでしょうかね!
映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』の見どころは?
なんといっても実話を基にしているのが見どころだと思います!
機密文書の公開を巡りジャーナリストと政府との戦い。
さらに今回出てくる新聞発行者のキャサリンは「臆病者」扱いされているわけですから、それが彼女の闘志を燃やして何がなんでも公開してやるんだ!という気持ちにしていると妄想してるのでそこらへんの心理描写にも期待したいところです。
映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』のャストは?
メリル・ストリープ/キャサリン・グラハム
実在した新聞発行者でありアメリカ史上報道の意味でかなりの影響力を持った勇気ある女性キャサリン・グラハム。
その女性を演じるのは1949年6月22日生まれのアメリカ合衆国の女優メリル・ストリープです。
トム・ハンクス/ベン・ブラッドリー
ニクソン大統領を辞任にまで追い込んだウォーターゲート事件報道の伝説の編集者ベン・ブラッドリー。
その役を演じるのはハドソン川の奇跡プライベートライアングリーンマイルなどに出演しているトム・ハンクス
映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』の日本公開日は?
2018年3月まではわかっていますが日にちまではわかっていません。
からの!
日本公開日は2018年3月30日となりました!
ちなみに最速上映は海外の2017年12月22日とのことなのでもう上映されることでしょう。
映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』のまとめ
- 実話を基にした社会派映画
- 最高機密文書を民衆に知らしめるジャーナリストと公開されたくない政府との戦い
- 2018年3月30日公開