今年はソニー・ピクチャーズの当たり年とも言うべきか、2018年10月2日に公開されたスパイダーマンスピンオフ映画『ヴェノム』は、たった10日間で全米興収1億430万ドルを記録。
全世界でのセールスも計り知れないマーベルファンには嬉しい展開になっています。
そんな映画『ヴェノム』だからこそ気になるのが続編の有無。現在はまだ劇場公開されたばかりで、続編にまつわる情報は少ないため気になる方もたくさんいると思います。
そこで今回は、映画『ヴェノム2』続編に関するあらすじ内容・キャスト・日本公開日などの情報をお届け。分かっていることは正確に、そうでなければ予想を、最新情報が入り次第更新します。
*この記事には映画『ヴェノム』のネタバレとなる情報も含まれます。
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目次
映画『ヴェノム2』続編はほぼ100%公開決定!
大ヒットを記録し、2018年に公開される映画としては『ファンタスティックビースト』最新作やマーベルシリーズ(MCU)とも並ぶ興収を記録した『ヴェノム』。
映画『スパイダーマン』関連の作品としては以前の失敗から心配していたものの、実際は成功を収めたことで安心している方も多いでしょう。
そんな映画『ヴェノム』ですが、現状公式からの正式な続編製作に関するアナウンスはありません。
とは言いうものの、配給元のソニー・ピクチャーズ関連の話ではほぼ間違いなく続編の公開が決まっています。
理由1.トム・ハーディの3部作契約
映画『ヴェノム』で主人公エディ・ブロックを演じるのがトム・ハーディ。
ソニー・ピクチャーズから明かされた情報ではなく、トムの口から明かされたこととして、既に続編2作品で出演する契約を交わしたことがわかっています。
ただしこれは、映画『ヴェノム』が成功した場合の話ということで、公開後の興収から判断して条件を満たしている以上、続編が公開されない事はありえません。
理由2.ソニー主力の興収
邦画・洋画を含め映画の製作から配給を行うソニー・ピクチャーズ。最近は製作した映画が思うようにヒットしないこともあり、一時的に経営難が騒がれていました。
そんなソニー・ピクチャーズは、映画『ヴェノム』についてオープニング興収を数千万ドル程度と予想していたものの、実際には10日で1億5000万ドル近い記録を叩いた事から明らかな成功を収めています。
ちなみに最近のソニー・ピクチャーズは、映画『ジュマンジ:ウェルカムトゥジャングル』やたくさんの知名なモンスターが登場する『モンスターホテル』、『ピーター・ラビット』などでも成功しており、絶好調の様子です。
そんな背景から、ソニー・ピクチャーズが映画『ヴェノム』の続編を製作しないという選択肢は限りなく無に等しいと考えられます。
2019年10月現在、公開は確定
映画『ヴェノム2』続編あらすじ内容は?
映画『ヴェノム2』続編に関するあらすじ内容は、現在正式な話が何もありません。
ただし本編のエンドロールでは、続編への繋がりが示されているので、それを踏まえて予想などを紹介します。
あらすじ内容1.カーネイジが主要ヴィランとして登場!
ヴェノムと言えば、スパイダーマンとは敵対関係に見えつつライバルのような存在として扱われています。そんな中でも、ヴェノム以上の凶悪なキャラクターでいるのがカーネイジ。
映画『ヴェノム』で登場すると噂されていたものの、登場しませんでした。しかし、映画のエンドロール場面ではカーネイジについて言及する内容が示されているため、続編への明らかな伏線となっています。
この事から、映画『ヴェノム2』続編ではカーネイジが主力ヴィランとして登場すると予想でき、全体的にそれに見合った情報になるでしょう。
ちなみにカーネイジが寄生すると思われるキャラクターは、現在刑務所の中。
続編では、その人物が刑務所から脱走を図り、世の中を恐怖に突き落としているところをヴェノムが対峙するかもしれません。
あらすじ内容2.エディの恋人が亡くなる?
エディ・ブロックの恋人は、アン・ウェイングという弁護士として成功した女性キャラクターでした。
映画『ヴェノム』では、エディの恋人(元)として強いイメージを持つような描かれ方をしていたものの、実は原作で自ら命を落とします。
その理由は、ヴェノムに一時的になったことによる精神疲労から来る高層からの投身でした。
映画版でも、アン・ウェイングが一瞬だけヴェノムと結びついた場面があったので、漫画と同じ展開になれば続編で亡くなるかもしれません。
あらすじ内容3.スパイダーマン関連マーベルキャラクターの登場!
映画『ヴェノム』は、『スパイダーマン3』に繋がりのある続編の様な扱いです。そんな映画だからこそ気になるのがほかキャラクターとの共演ですが、ソニー・ピクチャーズ曰くクロスオーバーには積極的という話がありました。
これは映画『ヴェノム』の視聴制限にも現れていて、普通ならR指定になりそうな描写がありながらPG-13になっています。
年齢制限を弱くすることで今後のスパイダーマン関連とのクロスオーバー化をしやすくしたと言われているので、続編ではヴェノム vs スパイダーマンが実現するかもしれません。
映画『ヴェノム2』続編に登場するキャラクター(予想)
映画『ヴェノム2』続編に登場するキャラクターは、現在正式にわかってはいません。ただし明らかに登場するキャラクター3人はわかっているので、それぞれ紹介します。
悪役カーネイジ(クレタス・キャサディ)役にウッディ・ハレルソン
続編で主力ヴィランとして登場するのが明らかなキャラクターはカーネイジ(寄生はクレタス・キャサディ)。映画『ヴェノム』の中では、エンドロールの刑務所でトム・ハーディからインタビューを受けた人物です。
演じるウッディ・ハレルソンは、映画『ゾンビランド』でテクニカルな射撃を見せたタラハシーを演じたほか、ハンガーゲームシリーズでは一貫してヘイミッチ・アバナシー役だった人物。
最近はハン・ソロに出演したり、10年ぶりの続編映画『ゾンビランド』で再びタラハシーを演じる予定などホットな俳優さんです。
ウッディ・ハレルソンは、映画『ヴェノム』での役どころについて公開前はまったく情報がなかったものの、実際は大役カーネイジを与えられたことが発覚したので期待しておきたいところです。
悪役のシュリーク役にナオリ・ハリス?
シュリークは、原作コミックだとフランシス・ルイーズという名前を持つキャラクター。体重の重さが原因で母親から酷い仕打ちを受けながら育ち、やがてお薬の売人へと成長します。
それから警察に頭部を撃たれて重傷。クロークが開いた別次元でパワーを覚醒させ、ソニックラブラストやフライト、精神への干渉などの能力を得て、後にカーネイジと協力関係になるキャラクターです。
その役を演じるのは、現時点ではナオミ・ハリスが交渉中とのこと。交渉段階のため確定ではないものの、「007」「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに登場する彼女がヴィランを演じるかもしれません。
ヴェノム(エディ・ブロック)役にトム・ハーディ
映画『ヴェノム』で主人公エディ・ブロックを演じるのは変わらずトム・ハーディでしょう。
ヴェノム役とエディ・ブロックについて、両方の声を割り当てたトム・ハーディは、映画『マッドマックス:怒りのデスロード』でマックス・ロカタンスキーを演じたり、『ダークナイト ライジング』ではベイン役として出演しています。
エディ・ブロック役ではヴェノムの凶悪な一面に取り付けながらも葛藤する様子が映し出されたのが見て取れた分、続編でも更なる演技が楽しみです。
アン・ウェイング役にミシェル・ウィリアムズ
エディ・ブロックの恋人アン・ウェイングを演じたのはミシェル・ウィリアムズでした。そんな彼女はグレイテスト・ショーマンでチャリティ・バーナムを演じたり、『オズ はじまりの戦い』に登場しています。
これまでにたくさんの映画に登場してきたミシェルですが、今回は長髪で現れた役作りがこれまでとはまた違った雰囲気で受けがよかったとされていました。
そのため、特に何事もなければ続編でもアン・ウェイング役を演じるでしょう。
ちなみにミシェル・ウィリアムズは、映画『ヴェノム』が初めてのスーパーヒーロー作品への参加だったそうで、強い意欲や興味を示したコメントを残しています。
映画『ヴェノム2』続編の脚本・監督は?
映画『ヴェノム2』続編の脚本・監督家は明らかにされていません。
『ヴェノム』の脚本はスコット・ローゼンバーグやジェフ・ピンクナー、監督はルーベン・フライシャーでしたが、この部分はまだどうなるかわかりません。
ただルーベン・フライシャーが続編でも監督する場合、2019年には『ゾンビランド』の続編でメガホンを取る予定なのでその後ではないでしょうか。
監督はアンディ・サーキスで確定
ルーベン・フライシャーは続投せず、続編でメガホンを取るのはアンディ・サーキスに決定しました。
アンディ・サーキスはモーションキャプチャーを得意とする人物で、マーベルのMCUシリーズでは武器商人ユリシーズ・クロウ役で出演していた人物。
モーションキャプチャーとしての仕事ならハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のゴジラ、新「猿の惑星」シリーズで主人公のシーザーの動きを担当しています。
映画『ヴェノム』に関してはシンビオートが人外な見た目になることから、本作でもその手腕に期待が持てそうです。
脚本はケリー・マーセルで確定
脚本を描いているのは、映画『ヴェノム』でも担当していた女優兼脚本家のケリー・マーセルと呼ばれる女性。
女優としては1970年代から2000年頃まで活動しており、その後は2010年にザ・バッド・ドッグ・シアター・カンパニーの共同芸術監督に就任。
以降脚本家の道を歩んでいる模様です。なお、トム・ハーディとは上記会社で関りがある様子。
映画『ヴェノム2』続編の日本公開日は?
ヴィラン2体とヴェノムが対峙する映画『ヴェノム2』続編の全米公開日は、2020年10月2日とほとんどの方が予想されており、ほぼほぼ確定です。
しかしながら日本公開日は今のところ、発表されていません。参考までに、映画『ヴェノム』の全米公開日は2018年10月5日、日本公開日は2018年11月2日でした。
このことから続編が公開されるとした場合、日本公開日は2020年11月6日に設定される可能性が高いです。ただ前作の人気を考慮し、ほとんど公開日のズレがないかもしれません。
ちなみに製作元のソニー・ピクチャーズは、スパイダーマン関連のスピンオフ作品をSUMCシリーズとして今後積極的に公開して行く予定とのこと。すでに『モービウス』『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編&スピンオフのほか、多くの単独キャラクターが映画化初期段階にあります。
正式な情報が入り次第更に更新していきます。
洋画2021年公開予定のおすすめ映画20選:約100作品紹介