真っ赤な容姿や独特の作風から映画化された『ヘルボーイ(Hellboy)』。2004年と2009年で2作品が公開されて以降3作目が作られる事はありませんでしたが、2019年にリブート版として公開されます。
今回はリブート版『ヘルボーイ(Hellboy)』について、あらすじキャスト公開日などわかる範囲でご紹介。
目次
2019年リブート版映画『ヘルボーイ(Hellboy)』ポスター解禁!
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以前から『ヘルボーイ』の新たな姿は公開されていたものの、今回紹介されたのはポスターでの姿。真っ赤に燃えるバックを背景にヘルボーイが聖剣エクスカリバーらしきものを持つ姿は、たぎる何かを感じます。
本来なら角は折っているはずが、生えたままになっている点も気になるところ。
『パシフィックリム』シリーズで知られるギレルモ・デル・トロ監督がロン・バールマン主演で製作した映画『ヘルボーイ』は、完成度の高さから続編が期待されていたものの製作費の関係で断念。
それから10年断ち、ニール・マーシャルが新たにメガホンを取って『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のデビット・ハーバーがヘルボーイを演じるリブート版として公開される事になりました。
本作では『ヘルボーイ』の原作者として知られるマイク・ミニョーラが、ギレルモ・デル・トロ版以上に映画に関わって製作するとの話もあり、よりコアな世界感となる事が期待されています。
モーションポスターもあるぞ!
煮えたぎるような真っ赤な模様を映しているモーションポスターも公開されています。よく見てみると、どうやら音響と映像を通常のスクリーン以上の質に仕上げたIMAXでの上映まで予定されているらしい。
2019年リブート版映画『ヘルボーイ(Hellboy)』予告編公開!
『ヘルボーイ』の予告編が遂に公開されました!映像技術の向上により新たに生まれ変わったヘルボーイの姿が見られます。
“何かがやってくる”という警告があったという発言から始まる予告編映像では、地球を救える唯一の存在がヘルボーイであることが示唆されています。
それからヘルボーイが訪れたのは見た目は普通だけど秘密の施設。入館IDを要求されたヘルボーイのお茶目な姿が映ると共に、アメリカの超常現象調査局に足を踏み入れます。
その後は地球にやってきた”何か”が街に火を放ち地獄の様相を呈していました。そして最後の方に現れるのは、リブート版ヘルボーイのヴィランであるブラッド・クイーン”ニムエ”。
「邪魔しちゃった?」と問うヘルボーイに対して「ちょうど時間ぴったり」と答えるブラッド・クイーンでしたが、果たしてその裏に隠された意図は何なのか?
2019年リブート版映画『ヘルボーイ(Hellboy)』あらすじ内容
リブート版『ヘルボーイ』のあらすじ内容は、ヘルボーイが古代の魔女と戦う様子が描かれると発表されています。
詳しくは原作コミックスにある『ザ・ワイルド・ハント』のストーリーをベースにするとのことで、ギレルモ版よりも暗く、神聖的な内容になるというお話。
実質年齢制限にもなるR指定描写が含まれるだけに、”地獄”をフィーチャーしたその姿がこれまでの作品以上に強調されていそうです。
あらすじ内容1.『ザ・ワイルド・ハント』について
『ザ・ワイルド・ハント』は、8号ミニシリーズとして2008年12月から2009年3月、2009年8月から11月までの2区画に分かれてリリースされた作品です。
ヘルボーイがオシリスクラブに呼ばれてイギリスに戻り、育てにかかわったアリス・モナガンと再開。それからヘルボーイの起源や運命について調べている間、裏ではグラウアッハーが血の女王ニムエを養成することで戦争を引き起こそうとする、といった内容。
ということで本作の敵は血の女王ニムエになります。
キャスト.デビット・ハーバーが新生ヘルボーイを演じる!
いかつい姿とは裏腹に、心優しい性格で世の中の悪を討ち滅ぼさんとする主人公ヘルボーイ。ギレルモ版ではロン・バールマンが演じていましたが、リブート版ではデビット・ハーバーが演じる事が決定しています。
1975年生まれのデビット・ハーバーは、Netflixドラマ『ストレンジャーシングス』でジム・ホッパー所長を演じているほか、映画ではわき役として登場する事が多かった人物。
『ヘルボーイ』で遂に主役キャストとしての座を手に入れただけに、気合の入った演技が期待できます。
キャスト.ミラ・ジョボヴィッチが古代の魔女ニムエ役に!?
本作のプロットの中で最大の悪として登場するキャラクターが古代の血の魔女ニムエ。アーサー王伝説の中に登場する「湖の乙女」が元になっていて、中世のヨーロッパ史上最も強大な力を持つ魔女という設定です。
強大な力を持ったニムエはやがて狂気の暴走を繰り返して他の魔女を傷つけるなどして封印される。それから色々あって復活し、復讐心でヘルボーイの前に立ちはだかるのかもしれません。
そんなニムエを演じるのがミラ・ジョボヴィッチ。『バイオ・ハザード』シリーズでは一貫して主人公を演じている他、新作として公開が予定されている『モンスターハンター』にも出演が決定しています。
何かとカプコン作品に縁のあるミラ・ジョボヴィッチですが、『ヘルボーイ』ではこれまでと違って悪役に抜擢されているため、正義と相反する姿をどのように演じるのか、気になるところです。
キャスト.イアン・マクシェーンがブルッテンホルム教授を演じる
ヘルボーイが赤ん坊の頃から大人になるまで育て上げるキャラクターがブルッテンホルム教授。オカルト知識がすさまじく、温厚な性格でいつでもヘルボーイに味方する頼れる仲間です。
そんなブルッテンホルム教授を演じるのはイアン・マクシェーン。1942年生まれのイアンは様々な作品に出演しているベテランで、最近では暗殺系映画の『ジョン・ウィック』シリーズでウィンストンを演じていました。
3DCG映画にもゆかりのあるイアン・マクシェーンの安定した演技には注目です。
2019年リブート版映画『ヘルボーイ(Hellboy)』監督のニール・マーシャルについて
リブート版で監督を務めるニール・マーシャルは知らない人も多いかもしれませんので解説。
2000年代に公開されたイギリスのホラー映画『ディセント(2)』でメガホンを取った人物で、洞窟の暗闇で遭遇す不気味さ、気持ち悪さ、得体のしれない”何か”から決して逃れられない恐怖をフィルムに収めた事で一気に知名度を上げています。
最近は映画に携わっていませんでしたが、大人気ドラマシリーズの『ゲームオブスローンズ』や昔の映画のリメイクドラマ『ウエストワールド』、『ロスト・イン・スペース』の一部ストーリーで監督を務めるなど、見えないところで活躍中。
元々ホラー映画の制作能力を持つニールは、本作をよりダークな仕上がりにするかもしれず、目が離せません。
2019年リブート版映画『ヘルボーイ(Hellboy)』の日本公開日
ギレルモ・デル・トロからニール・マーシャルにバトンが移されてリブートされる映画『ヘルボーイ(Hellboy)』の全米公開日は、2019年1月11日から延期が決定して2019年4月12日となっています。
また、日本公開日は現在決まっていません。過去作品が10年前な事もあり日本公開日を予測する事は難しいですが、『ヘルボーイ(Hellboy)』そのものは人気作品なので速く上映してほしいところ。
最新情報は入り次第お届けします。
2019年リブート版映画『ヘルボーイ(Hellboy)』のキャスト一覧
キャストを一覧で紹介しておきます。
キャスト | キャラクター | 役柄 |
---|---|---|
ミラ・ジョボヴィッチ | 血の女王ニムエ | ヴィラン |
デビット・ハーバー | ヘルボーイ | 主人公 |
イアン・マクシェーン | ブルーム・ブルッテンホルム教授 | ヘルボーイの育ての親 |
サシャ・レーン | アリス・モナハン | 仲間 |
トーマス・ハーデン・チャーチ | ロブスター・ジョンソン | クライムマン |
ペネロペ・ミッチェル | ガニエダ | |
ダニエル・ダエ・キム | ベン・デイミオ | |
ソフィ・オコネド | レディ・ハットン | |
ブライアン・グリーソン | ||
クリスティーナ・クレベ/th> | レニ・リーフェンシュタール | |
アリステア・ペトリー | ||
アシュリー・エドナー | テイラー | |
ベルン・コラコ | 警察 | |
マリオ・デ・ラ・ローサ | カマトッズ | |
ダグラス・テイト | グルアガック | |
ヴァネッサ・エイフホルズ | イルザ・ハウプシュタイン | |
アタナス・シュレブレブ | マディソン | |
マーク・バスナイト | ||
マイケル・ヒース | バトラー | |
ティフォミア・ヴィンシェフ | スタンダート・ビーラー | |
アバ・ブレナン | 母 | |
アンソニー・デライニー | 父 | |
エディ・ショア | モンク |