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映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじをラスト結末まで紹介

映画『ハスラーズ』を知っていますか?ジェニファー・ロペスとカーディ・Bが共演するこの映画は、お金持ちのウォールストリートの男たちから大金をだまし取るクライムドラマ系映画です。

映画のポイントは、この映画の題材が実際にストリップーバーで起きた事件を参考にしているという点。今でも事件に関する記事が海外に残されています。

今回はそんな映画『ハスラーズ』に注目。ネタバレあらすじをラスト結末まで紹介します。

映画『ハスラーズ』の概要

原題&邦題:Hustlers(邦題まだ)
上映時間:109分
ジャンル:クライム・コメディ・ドラマ
全米公開日:2019年9月13日
監督:ローリーン・スカファリア
キャスト:ジェニファー・ロペス、コンスタンス・ウー、カーディ・B、ジュリア・スティルス

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ1.デスニティー

2007年。

デスティニーという名前の女性がストリップクラブで働き始めます。デスティニーは小さい頃に母親に見捨てられてから祖母に育てられていました。そんな祖母も年を取り、今ではデスティニーか介護しなければなりません。

そこで始めたのがストリップの仕事。新人のデスティニーはそこで少々の金銭を稼ぎますが、ほかの返済などに負われているため手元に残る金額はわずかです。

それでも祖母のお世話をこなします。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.事件のインタビュー(回想の始まり)

現在。

世間はストリッパーの女性たちが起こした事件に注目。リポーターのエリザベスはこの事件を取材し、記事を書こうとしていました。そこで取材を受けたのがデスティニー。彼女はエリザベスに対し、ある日クラブで出会った女性についての話を始めます。

回想

ある日、デスティニーはクラブでラモーナ・ベガという女性に遭遇。ラモーナは見たことないようなストリップショーでお金稼ぎをしていたため、デスティニーは衝撃を受けます。

ラモーナが休憩中、デスティニーは彼女に接近。寒そうなデスティニーにラモーナはコートを貸すなどして、2人は少し仲良くなりました。またラモーナは、ストリップでどうすれば大金を稼げるのか、デスティニーに教えると約束します。

それからデスティニーはラモーナ繋がりでダイヤモンドと対面。ダイヤモンドはデスティニーにストリップのやり方を教えるとともに、大金を稼ぐための男性に対する夜回り術を伝授しました。

デスティニーは覚えたことを実行しているうちに、支援してくれる男性ができるなどして収入が増加。経済的にも問題がなくなり、祖母のお世話にも余裕が出てきました。ラモーナとも仲良くなり、彼女には1人娘がいたことも知ります。

デスティニーはラモーナだけでなく、メルセデスやトレイシー、リズとも遭遇。ある晩にはみんなでクラブDJと楽しむなどしていて、このときが絶頂期だったと語ります。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.不況

2008年。

投資家やビジネスマンなど裕福な人たちがいるウォールストリートを不況が襲います。結果的にウォールストリートでお金を投げる人は少なくなり、ゴーストタウンのような状態。クラブでお金を落とす人も減り、デスティニーたちも不況の影響を受けました。

それからデスティニーは男性と遭遇。子供が1人でき、クラブを辞めます。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.デスティニーの不幸

2011年。

デスティニーは彼氏と上手くなっていなったため、悲劇的な別れが訪れます。それに伴い出てきたのが金銭問題。お金がないのに子供と祖母の世話をしなければならないという状態でした。

そこでデスティニーは、クラブ時代よくしてくれた顧客に電話。しかしながら顧客は既に結婚していて、経済的な支援は受けられません。次に接客業か何かの仕事をしようと考案。ただデスティニーがストリッパーをしていたという経歴は採用面接で響かず、落選します。

しぶしぶデスティニーは、再びクラブに舞い戻りました。しかしクラブも以前とは比べ物にならない状態。どうやら時代の流れにより以前のクラブとは異なり、今ではロシア人に仕事を取られた模様。

ロシア人たちは以前よりも性的なサービスを提供していて、なおかつ安かったため市場が崩壊していたようです。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.ラモーナの計画

金銭的に絶望していたデスティニーでしたが、偶然にもラモーナと久しぶりの再会を果たし、一緒にディナーを楽しみます。ラモーナによると、ラモーナとメルセデスは正規雇用の接客業の仕事を見つけ、上司に愚痴を言われながらなんとか生活している様子。

ある日ラモーナはクラブに行き、更衣室で泣いているアナベルという子に遭遇。アナベルは仕事がバレて両親に勘当されたようでした。そこでラモーナは、お金を稼ぐある方法を思いつきます。

ラモーナはメルセデスとアナベルを誘い、そのビジネスを実行。内容は男性を捕まえてクラブに行き、泥酔させつつカードでお金を使わせて少しお金をいただいてしまおうというものでした。ラモーナはビジネスは成功してお金を容易く手に入れられていましたが、たまにターゲットの飲み物に薬物を混入させるなど危険も隣り合わせです。

ラモーナはこのビジネスについて、デスティニーも仲間に入らないかと提案。デスティニーはその提案を受け、4人で実行することにしました。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.順調な金策

ラモーナの計画は上手くハマり、順調にお金を稼ぐことができました。いっぽうでラモーナの真似をするものが現れ始め、摘発を恐れ始めます。

そこでラモーナは、より安全かつ安定的に金銭を稼ぐためにホテルや自分たちの管轄で計画を実行することにしました。

ただお金を稼ぐためには4人では足りず、さらに仲間を引き入れなければなりません。しかしラモーナたちは、仲間を入れようとしません。

それから議論ののち、よりリスクの高い方法をすることにします。簡潔にいえば1人のターゲットをクレジットカード上限レベルまで使わせるといったものです。

客からクレームや訴訟などを起こされる可能性もあるので、ターゲットの選択にはより慎重にならざる負えませんでした。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.ある事件

ある夜、デスティニーはパニック状態のメルセデスから電話を受けます。なんでも仕事中に薬物を投与していた顧客が建物から屋根からプールに飛び降り。そのままコンクリートの地面に激突してしまい流血騒ぎになっている模様です。

パニックのメルセデスを落ち着かせながらデスティニーは合流。流血している顧客を急いで病院に病院に行きました。

そんな出来事のあと、デスティニーの祖母が亡くなる不幸が発生していました。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.終焉

デスティニーたちのお金稼ぎは、遂に終わりを迎えます。

あるときダグという男をターゲットに設定。ダグは災害で家を破壊されるだけでなく妻と子供に逃げられ、精神的にも追い詰められていました。そんなダグからデスティニーたちは、いつものようにクレジットカードを使わせてお金を巻き上げ。

のちにダグはデスティニーに電話をかけ、カード料金の払い戻しを要求します。どうやらダグのカードは法人のものだったらしく、彼は仕事すらも失っていました。電話に対して突き放すような態度をとったわけですが、どうやらダグは彼女たちの録音をとっていた模様。

ダグは警察にそれを提供しており、デスティニーたちは危険な状態に陥ります。ただデスティニーたちはそれを知らず、いつも通り計画を実行。その結果、警察のおとり捜査に引っかかってしまいました。

デスティニーとメルセデス、それにアナベルやラモーナは証拠を捕まれ、遂に逮捕されます。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.警察

それぞれが取り調べを受けるなか、デスティニーは警察から「事実を話さなければ娘と二度と会うことはない」といった脅しをかけられます。

それからデスティニーたちは解放。ラモーナはみんなに弁護士をつけたと話ましたが、デスティニーは子供を優先して真実を話すことにしたようです。

裏切られたラモーナは悲しみと怒りの様子を見せたものの、2人は最後のハグを交わして別れを告げました。

映画『ハスラーズ』ネタバレあらすじ.結末

法廷で裁かれることになったデスティニーたちは、それぞれ量刑を受けます。

デスティニーは刑務所を免れ、子供と離れ離れにならずに済みました。

メルセデスは保護観察処分とともに、少しだけ刑務所に入ります。

計画の実行犯であるラモーナは、もっとも重い判決として5年間の保護観察が与えられました。

デスティニーは真実を話したりラモーナを裏切ったり取材を受けたため、ラモーナがどれだけ自分を憎んでいるのか怖がっていました。

しかしあとに聞いた話ではラモーナはデスティニーの写真を財布のなかに大切に閉まっているようで、デスティニーはそれを聞いて泣きます。