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映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレあらすじをラスト結末まで紹介

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.農場にやってきたグロリアとベイリーの死

映画は、現在はセント・バーナードとして生活する犬のベイリーや飼い主のイーサン・モンゴメリー、妻のハンナが農場にいる場面でスタート。ベイリーはイーサンが子供の頃から飼育していた犬が記憶を保ちながら輪廻転生し続けてきており、すっかりおじいさんになったイーサンの元に戻ってきました。

イーサンの元に戻ったベイリーは家事をしたり仕事を手伝ったりしながら生活。小さい頃にやっていた遊びであるイーサンの背中からジャンプして投げられたボールを取る遊びも顕在ですが、飼い主もベイリーも年を重ねて衰えていました。

ある日農場に、グロリアという女性が訪問。グロリアはイーサンとハンナの息子ヘンリーと恋に落ちて結婚間近。しかし妊娠8ヶ月くらいのときにヘンリーは交通事故で他界し、グロリアは子供のクライティ・ジューン(以下、CJ)と共に残されてしまいました。

グロリアは農場で生活することになりますが、突然訪れた別れに相当なストレス状態。犬も好きではないようでベイリーを嫌うような態度を見せたほか、娘のCJが1人でどこかに行っても気づかずネグレクトのような感じです。

CJが馬小屋に行ったときは危うく馬に殺められそうになりますが、ベイリーがイーサンを呼び出すことで何とか回避。それでも悪びれないグロリアに対し、イーサンはお怒りです。

なお、グロリアは歌手志望でたびたびその件で電話がかかってきます。そんなグロリアに対してイーサンとハンナはCJを残して活動に専念すればいいんじゃないかと提案。この提案に対してグロリアはヒステリックに反発し、「私から子供まで奪わないで」といった言葉を残します。

それからグロリアはCJを連れて農場を後にしました。農場を去る前、イーサンはヘンリーの多額の保険金をグロリアに託します。

そのあとベイリーは、イーサンによって納屋で倒れているところを発見されました。どうやらベイリーは寿命が近いようで、助からない様子。そこで獣医を呼び、安楽死させる苦渋の決断をします。

ベイリーが息を引き取る前、イーサンはベイリーに対して「生まれ変わったらCJを守り、世話をしてほしい」と懇願。ベイリーはその言葉を聞いたあと息を引き取り、再び転生します。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.モリーに生まれ変わり、CJと合流

ベイリーが次に生まれ変わったのは、毛色がセントバーナードのときと似たような感じのビーグルです。しかし体のパーツが何か足りない・・・と思ったら、性別が女の子でした。

ベイリーはモリーと名付けられ、兄弟とすくすく成長。なかでもロッキーとは仲良しです。成長するに連れて一匹また一匹と、里親に引き取られていくのを目にするモリー。遂にロッキーがトレントという中国人の両親を持つ少年に引き取られ、1人になりそうになります。

そのときモリーは、トレントの近くにいた女の子に注目。その女の子は小学生くらいに成長したCJでした。イーサンから守るよう言われていたモリーは素早く走り、CJに飛び掛かります。

CJは犬が飼えないためトレントがモリーを引き取ろうとしたものの、両親が拒否。CJは母親が犬好きなのと嘘をついて、モリーを引き取ることにしました。なお、親のグロリアは犬が嫌い。見せても確実に飼うのを断られるため、秘密で飼い始めます。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.モリー飼育作戦

グロリアに内緒でモリーを飼い始めたCJですが、のちに里親募集をしたヒルダに正式に飼育の許可を取らなければなりません。当然グロリアは反対することが予想できたため、CJは一芝居します。

内容は、CJがグロリアになりすまして許可を得ようというもの。これにはロッキーを持ち帰ったトレントも強力します。まずCJはグロリアになりすましてヒルダと会話。よいタイミングで電話の内線にトレントが入り込み、ヒルダの会話の集中力を下げようとしました。結果的にヒルダは電話に集中できず、CJが親になりすましていると気づかずに正式な飼育許可を出しました。

そのあとCJは、グロリアに飼育バレ。当然のように捨ててこいと言われたものの、親にもかかわらず子供を家に残してどこかへ出かけることが多いというネグレクトを責めて半ば強引に許可をもらいます。

グロリアはアルコール中毒でもあり、歌手になろうとしつつも男をとっかえひっかえするなど毒親でした。かくしてCJはモリーという友達と共に、すくすく育ちます。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.イーサン、生まれ変わりを知る

あるときイーサンとハンナがグロリアとCJの住む家に訪問。2人はグロリアにアポイントを取っておらず、嫌がる態度を取られます。イーサンたちの望みはグロリアと和解すると共にCJに会うこと。しかしながらグロリアはその和解には乗らず、結局CJとも会えずに無駄足で帰ります。

ただイーサンにとっては収穫がありました。それは、ベイリーが生まれ変わってCJの住む家にモリーとして住んでいたこと。ベイリーがやっていた行動をモリーが取ったため、イーサンにはすぐに察知できていたのでした。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.モリーの成長&シェーンと出会い&モリー訓練

アコースティックギターを弾きながらモリーと共に成長してきたCJも今や車を運転できる年齢。幼馴染のトレントやロッキーも問題なく成長していて、たまに遊んだり会話したりする友人関係が続いていました。

そんなあるとき、CJはシェーンという男性と遭遇。シェーンと意気投合したCJは彼と付き合い始め、トレントは少し悲しそうにしています。またトレントは歌手になるためのコンテストかなにか出るよう提案をしたものの、CJはそれすら拒否しました。

それからCJはシェーンに誘われ、どこかのパーティに連行。そこにはたくさんの人がおり、CJは薬か何かの取引現場も目撃します。そのまま去ろうとしたCJでしたが、何もしてないのに警察によって捕獲。

逮捕はされなかったものの奉仕活動のようなものに強制参加させられることになり、犬の臭覚を使ってがんを発見するという訓練に参加することになりました。そこで最初は雑用ばかりするCJでしたが、モリーはがん患者を見つけると餌を貰えると察知。

様子を見た施設の人から本格的にがん発見の訓練を提案されました。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.シェーンが襲撃&モリーの死

モリーの訓練をしていたある日、シェーンが現場に出現。CJはシェーンが以前していたことを軽蔑していたため相手にしないようにしたものの、暴力を振るわれます。モリーはCJを守ると、シェーンはまた襲いに来るような発言をしていました。

それからCJは家に帰宅。グロリアに上記のことを話しますが、ひどく酔っぱらっている様子でまったく心配していない様子です。それどころかグロリアは挑発するような態度を取り、幻滅したCJは家を出ることにします。

このときヘンリーの保険金を持って出ていこうとするCJですが、グロリアがすべて使っていたという事実が判明。それでもCJは家をとびだしました。

気持ちを抑えきれないCJが車を走らせるなか、今度は後ろからシェーンが乗っている車が追跡。シェーンの車はCJの車にわざと追突してくるなどします。結局CJはパニックになって横転。

シェーンは現場から逃走、CJはなんとか無事でしたが、後部座席に乗っていたモリーは負傷します。結果、CJの腕に抱かれながらモリーは死を迎えました。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.モリーからビッグ・ドッグへ

交通事故で亡くなったモリー(ベイリー)は再び転生。今度はコンビニのような店舗を経営するジョーの元に行き、ビッグ・ドッグという名前のマスチフとして可愛がられながら生活を始めます。

ある日の午後、ビッグ・ドッグの前に懐かしい匂いを放つ女性が出現。普段は人に見向きもしないビッグ・ドッグですが、女性(CJ)に駆け寄ってお手をします。ジョーによるとビッグ・ドッグは普段こんなことしないとの話。

CJは昔モリーという犬を飼っていたという話をし、ビッグ・ドッグは気づいてくれたと喜びました。しかしCJは買い物が終わると、そのままどこかへ移動。

ビッグ・ドッグは追いかけたものの結局追いつけず、ジョーに連れ戻されます。それ以降ビッグ・ドッグは待てども待てどもCJとは会えません。結果、一生を終えました。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.大型犬から小型犬へ

ビッグドッグ(ベイリー&モリー)として人生を終えたあと、今度は小型犬として知られるヨークシャーテリアに転生。養子縁組フェアという里親か何かを見つけるイベントに参加させられましたが、再びCJに飼われるために興味を持つ人達を噛んで追い払います。

イベントが終わる直前、ヨークシャーテリアはCJが発しているであろう音を察知。檻から鎖に繋げられる隙をついて脱走し、CJを追いかけました。結果、CJとヨークシャーテリアは再会。

CJはイベントの関係者に戻しますが、「今日までに飼手が現れなければさっ処分」と言われます。そこで渋々ながらヨークシャーテリアを飼うことを決意。

CJはバリーというボーイフレンドと同棲していてほかにもデュークという犬を飼っていますが、同居することになりました。ヨークシャーテリアはマックスと名付けられます。

 

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.トレントとの再会

音楽のキャリアを積み重ねつつ収入をボーイフレンドとの生活やドッグウォーカーの仕事で補っていたCJ。ある日いつものように犬の散歩を終えて飼い主に渡していると、マックスが級に走り出して1つの部屋の前に座ります。

そして中から出てきたのは幼馴染のトレント。トレントは厳しい親元での生活を脱出し、こっちに引っ越してきたようです。2人は他愛もない話をしつつ、お互いに相方がいると認識。CJは残りの仕事を終えるため、その日は後にしました。

それからマックスは、2人が出会ったのにくっつかないのはなぜなのか疑問に感じます。そこでバリーの存在がダメなのでは?と考え、CJとの仲を壊すためにバリーに嫌がらせをしまくりました。

結果、CJとバリーカップルは崩壊。CJは家を失ったため友人の家に少しの間住むことになりますが、すぐに彼女連れのトレントと遭遇します。トレントは広い家を持っていたため、家が見つかる間CJは住まわせてもらうことになりました。なおトレントと彼女の関係はちょっとぎくしゃくした模様。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.トレントの病気

CJとトレントが2人でいるときのこと。トレントは「まだ準備ができていなくて怖くて人前で歌えない」というCJに対し、前に進むべきだと心配します。いっぽう最近疲れている様子のトレントに対し、CJは心配していました。またマックスは、トレントの前にお座り。

そのお座りはかつてモリーががん訓練を受け、患者を発見した場合に行う行動として教わったものです。そこでCJはトレントのがんを疑い、音楽のことはいいから病院に行って欲しいと懇願します。

結果、トレントは早期のがんと判明。トレントの彼女は悲劇のヒロインのような形で離れていき、CJはトレントのお世話にをすることになりました。

トレントは化学療法などにより元気さをなくしていきましたが、最終的に完治。CJに対してお礼をしたいということになり、休みの日に2人でイーサンたちが住む農場に行こうという話になります。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.グロリアの懺悔

トレントが病気の治療をしている間、CJは久しぶりにグロリアから連絡を受け取ります。CJはグロリアに会うことを決意し、2人は昼食で席を並べました。

そこで、グロリアは1年近くお酒を飲んでいないと告白。さらにCJに対してネグレクトしていたことや酷い親だったことを懺悔し、可能であれば親子関係を修復したいと懇願します。

CJは今すぐには答えが出せないと言い、グロリアはヘンリーの両親から送られてきていたCJに対する手紙を渡します。

手紙を読んだCJは、のちにステージに立つことを決意。初めて人前で演奏するという偉業を成し遂げ、最後には拍手を浴びることができました。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.イーサンとマックス

トレントは以前した約束通り、CJを連れてイーサンが住む農場に行きます。マックスはCJたちよりも早くイーサンのほうへ行き、それからみんなで出会いを祝福しました。

またイーサンはCJが連れてきたマックスに対して、ベイリーに使っていたボス・ドッグという名前を使用。イーサンはベイリーが何度も転生しては戻ってくるという話をCJたちにしたうえ、その証明をします。

証明方法は、ベイリーと一緒にやっていたボールキャッチゲーム。年老いたイーサンが四つん這いになりながらボールを投げると、その遊びを知らないはずのマックスはジャンプしてキャッチしようとしました。なお、ボールが大きくてキャッチはできなかった模様。

CJはその様子を見て、イーサンの言うことが本当だと確信。トレントの元に走っていき、ビッグ・ドッグのことやトレントのがんを発見したことなどを離します。また、CJはトレントが好きだったと告白。トレントも好きだといい、2人はカップル同士になってファーストキスを交わしました。

映画『僕のワンダフルジャーニー』ネタバレ.結末

時は流れて、CJは音楽としてのキャリアを積み重ねながらトレントと結婚。息子を設けるとともに、グロリアを許してイーサンやハンナたちとともに充実した人生を送っていました。

それから間もなく、イーサンは老衰にしより生涯を終了。すぐそばでマックスは見送ります。またマックス自身も老衰により、トレントやCJに見守られながら息を引き取りました。

最後に、ベイリー(マックス&モリー&ビッグ・ドッグ)が道の開いた草原を走り抜ける様子が描写。そこにはイーサンが待っていて、まるで亡くなった2人がこれからずっと一緒にいることを示すような終わり方でした。