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こんばんは、ゆき(yukipinapopo)です。本日はこのサイトを閲覧いただきありがとうございます。
デグーを飼い始めて慣れてくると放し飼いしたり触れ合いを多くして楽しみたいですよね。
 そして緊張が取れてきたときによく起こる事故の1つに尻尾切れがあります。
 飼い始めは「デグーは尻尾切れやすい」程度の知識があり「切れないように尻尾には気をつけなきゃ!」と思うものの、遊びなれてくると気をつけることを忘れてしまったりします。
 そういう時に尻尾が切れる事故が起こりやすくなります。
 今回はそんな尻尾切れについて
 を書いていきます。
目次
デグーの尻尾が切れる事故の例
・放し飼いしているときに踏んづける
尻尾切れが起きる例がこちらでした。
 尻尾が引っかかるのはデグーをケージで飼っているときでも何かの拍子に起こりえます。
 私は経験ないですが回し車でまわっているときに尻尾が当たってたりすると少し心配になったり、少し隙間の空いている部分なんかを見ると引っかからないかな?と心配になります。
あとは放し飼い中の踏みつけ事故。
 こちらはもう尻尾の事故というより一歩まちがえればデグー本体の事故になりえるものなので注意が必要です。
 特に放し飼いに慣れてきて可愛いからと部屋に放っていると「放っていることを忘れて」普通に歩いたら足元にデグーがいて・・・という事故が起きかねません。
 こういった事故を減らすためには放す時間はちゃんと決めてその間は常に様子を見ておくほうがいいでしょう。
 踏んづける事故と書きましたが、これは「足」だけでなく「手」でもどこでも踏んづけてしまうことはありえるので注意。
まずは尻尾の状態を確認
尻尾が切れてしまうと焦ってしまいすぐに動物病院に行きたいと思うかもしれません。
 ですが焦らずまずは怪我の状態をチェックしてみましょう。
尻尾の外側が剥けてしまっているか、それとも尻尾自体が切れて骨が見えているか
 出血が見られるかどうか
 尻尾が直角に折れ曲がるなどしていないか
尻尾が完全に切れてしまった場合は中の白い骨が見えてじわじわと出血が見られることが多いです。
 このくらいだと動物病院に行くほどでもなく自然治癒する可能性は高いですが、心配なら連れて行ってあげましょう。
 尻尾の根本のほうから直角に折れ曲がっているような状態ならすぐにでも連れて行った方がいいと思います。
自宅で様子を見る場合
尻尾が切れた直後はデグーも少しパニックになっていたりするかもしれないですが、本人はあまり気にしていません。
 そもそもデグーはトカゲやリスなどのように外敵に襲われた際に少しでも逃げやすくするため尻尾が切れやすく出来ています。
尻尾が切れたらその部分にばい菌が入らないようにすることが大切です。
 まずは霧吹きや水で湿らせた清潔なもので尻尾をふき取りましょう。
 それでもデグーはそこらへんとことこ歩いてしまうので色々なものが付着してしまいます。
 別のケージなどがあるようなら何日かそちらに避難して尻尾に配慮しましょう。
 普通にケージで過ごさせる場合はチモシーや砂、デグーのトイレなどが尻尾に付着してしまい清潔が保てない可能性があるので定期的に清潔を保てるようにしてください。
中の骨の部分は徐々に黒ずんでいって時間が立つとなくなります。
 というよりデグーが切れた尻尾が気になって自分で齧り気づいたら骨の部分が短くなっていきます。
 健康で血が流れている部分は時間が立つと毛が生えてきて治癒していきますが、完全に治癒するまでには数か月かかります。
動物病院に連れていく場合
デグーの病院に連れていくことがあった時のために小さい虫かごなどは1つ持っておくと便利でしょう。
 また、近くにデグーを見てもらえる動物病院があるかどうかは飼い始めの時から調べておいた方がスムーズに行きます。
動物病院に連れていく際は車などの移動を伴いデグーにもストレスを与えてしまいますのでなるべくストレスにならないようにしましょう。
動物病院ではデグーの体重を見られたり抗生剤を打たれたりします。
治療で尻尾をくっつける期待はしないこと
デグーの尻尾が切れた場合はまた生えてくることはないですし、病院でくっつけてもらえるような期待はしないほうがいいです。
 病院の先生にもよるかもしれないですが「くっつけて」とか言っても他の病院へどうぞと一蹴されると思います。
 先生自体がデグーの名医ならともかく実際はデグーを見れるからといって尻尾をくっつけられるほどの技量がある人がいるかわからないですし、切れて放置したら自然治癒するのに比べてくっつけたら逆にばい菌が入って症状が悪化するとかも考えられるでしょうからやりたがらないでしょう。
尻尾が筒状になっているせいか切れた尻尾を白い骨に覆いかぶせてくっついた!とかやりたくなる気持ちはわかりますけどね(私がやってました)
デグーの尻尾が切れた際の私の実体験
うちで飼っている♂のデグーが尻尾が切れてしまった実体験を話しましょう。
 これを読んでみて尻尾が切れて焦ってしまっている人の不安が取り除ければ幸いです。
ある日の夕方ベッドで寝転がりながら♂のデグー(以下「ぴな」と呼ぶ)を放し飼いしていたときの出来事。
 寝転がってスマホをいじっていたときに寝がえりを打つとぴなの悲鳴があがる。
 確認してみるとそこには尻尾が3センチほど切れて骨が見えているぴなの姿が目に入る。
 慌てて動物病院に行かなきゃと思った私はすぐにネットで近くの病院を検索し始め、何件か電話してみてようやく発見。
 結構遅い時間までやっているようなので準備を始める。
 ぴなの尻尾からは出血が見られたので清潔そうなもので拭いたりしていたが、動き回るせいか尻尾に色々なものが付着してしまい汚い。
 そこでちょうどスルメイカが大量に入っていた空き箱があったので洗浄し中にぴなを入れておく。
 準備が出来たので空き箱からぴなを迎え入れた時についてきたお店のダンボールに入れて車で出発する。
車内ではぴなとダンボールと私の戦いが繰り広げられた。
 ぴなはダンボールをすごい勢いで齧り続けてそこらへんが穴だらけになり脱走を図ろうとする。
 それを見ていた私はダンボールから脱走しないように運転しながら無数に出来た穴を手でふさぐなど攻防。
50分程度かかりようやく動物病院につき診察。
診察の際はぴなは袋に入れられながら先生の質問に答えていく。
 先生からは何があったのか・名前・性別・体重(測ってた)などが聞かれメモされていく。
 くっつくかどうか聞くと「うちでは出来ないので出来る病院を探してください」とのこと。
最後にぴなは抗生剤を打たれ診察終了。
 粉くすりのようなものを貰って診察費用6000円程度を支払い自宅へ帰る。
自宅へ帰ったあとは普通に生活、ぴな自体はいつもと変わらずご飯も食べ元気がないということもなく過ごす。
 骨の部分は徐々に黒ずんでいき、ぴながたまに齧っているところ目撃する。
 何日かしていくと骨は徐々に短くなってなくなる。
 それからは普通に生活、数か月かかって尻尾の切れた部分の毛は生えそろいった。
以上が私の経験談でした。
 動物病院とか調べてなかったので探す段階でちょっと手間取っているのがお分かりいただけると思います。
まとめ
デグーの尻尾が切れやすいです。
 ただ切れたからといってすぐに生命の危険が及ぶというわけでもなく、何もしなくても自然治癒は出来る程度にデグーも強いので心配なら動物病院に連れて行ってあげましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました! この記事を書いた人:ゆき(yukipinapopo)

