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マーベルミステリオとは?能力や知るべき9個トリビア事実を解説【スパイダーマン:ファーフロムホームに登場】

マーベルミステリオとは?能力や知るべき9個トリビア事実を解説【スパイダーマン:ファーフロムホームに登場】

マーベルの大人気キャラクターとして知られるスパイダーマン。これまでに沢山の映画やゲームに登場しているほか、最近ではマーベルシネマティックユニバース映画としてトムホランドが演じるかわいらしいスパイダーマンの姿が人気を集めていました。

そんな映画『スパイダーマンホームカミング』の続編として、2019年には『スパイダーマンファーフロムホーム』の公開が予定されています。

さらに、その中に登場するキャラクターとして挙げられるのがミステリオ。スパイダーマンに登場するヴィランとしては、地味ながらも人気を持っているキャラクターです。

今回はそんなスパイダーマンのヴィランとして登場するミステリオについて、原作コミックの情報を中心に、能力や強さ、トリビアなどを解説していきます。

マーベル:ミステリオってどんなキャラクター?

ミステリオとは、マーベルコミックスの中でも、スパイダーマンシリーズに登場するヴィランのひとりです。スパイダーマンシリーズにはドクターオクトパスやグリーンゴブリン、スコーピオンのほか、様々なヴィランが登場しますが、中でもミステリオは地味ながらミステリアスな雰囲気を漂わせているという点が特徴です。

初めて登場したのは、1964年6月の『アメイジングスパイダーマン』13号のこと。2018年に亡くなったスタン・リーと、スティーブディッコによって創造されました。

ちなみに、偶然にもミステリオを想像したこの二人は、同じ年に亡くなっています。製作者が狙って映画に登場させようとしたという意図はないとは思いますが、タイミングが追悼っぽい点もポイントです。

マーベル:ミステリオは3人いた!

ミステリオは、これまでに3人が登場してきました。この中でも、映画『スパイダーマン ファーフロムホーム』に登場するのは、初代のクエンティンベックです。

ここでは、初代から3代目まで、3人のミステリオについてそれぞれ紹介します。

初代:クエンティン・ベック(Quentin Beck)

初代ミステリオのクエンティン・ベックは、幼い頃から映画を作るのが夢だったクリエイター志望の少年でした。小さい頃からショートフィルムを撮影し、10代になった頃には既に大人レベルの映像技術を身につけます。

その後、撮影技術を買われたクエンティンは、ハリウッドのスタジオでスタントマンや特殊デザイナーとして働くようになり、映像製作のスペシャリストとしての道を歩み始めます。

ただ、映像製作などの裏方稼業を退屈に感じたクエンティンは、俳優や監督をしたいと考えるのです。とはいえ、顔も才能もずば抜けているわけではないクエンティンにとって、それは叶わぬ夢。

しかし、友人からのアドバイスにより、自分のスタント能力や映像技術を使えばヒーローになれるのではないかと考え始めました。ここまで来て、遂にヴィランのミステリオ誕生です。

ミステリオは、もともとクリエイターだったことからスーパーヒーローになるためのシナリオとして、スパイダーマンを悪に仕立て上げるストーリーを考えます。

その結果、スパイダーマンを悪として捕まえたミステリオは民衆からヒーローと称えられるのでした。ただしこれは一時に過ぎませんでした。スパイダーマンはミステリオの思惑に気づいたため、隙をついて悪事に関する告白を録音。

結果としてヒーローにあこがれを持つミステリオは逮捕され、結局ヴィランの器にハマるのです。この後はスパイダーマンでお馴染みのヴィラン達とチームを組んだり、数々の偽装工作によってヒーローを苦しめます。

2代目:ダニエル・バークハート(Daniel Berkhart)

2代目のミステリオとなったのは、クエンティン・ベックの旧友だったダニエル・バークハートです。ミステリオが自分自身の死を偽装した際に、代わりとしてちょっと登場します。

能力は、クエンティン・ベック同様に普通の人間なので特殊なものはありません。

ダニエル・バークハートは、ミステリオだけでなくマッド・ジャックと呼ばれるキャラクターとしても登場。

3代目:フランシス・クラム(Francis Klum)

2002年に登場した最も新しいミステリオです。これまでの、人間でありながらハイテクな装置を駆使して戦う姿とは違い、ミュータント能力を持ちます。

テレポーテーションによる移動が可能な点が特徴です。

マーベル:ミステリオの能力とは?

ミステリオは、持ち前のスタント能力や映像製作で学んだ特殊効果、SFX、仮想現実などを使って戦う普通の人間です。とは言っても、

マジックミラーが仕込まれたヘルメットや、バネがついた下半身、煙を吹き出すなど、ハイテク装置による敵への目くらましが得意。

能力を箇条書きにすると、以下の通りです。

特殊効果
変装
手品や催眠術
科学・工学知識
ハイテクなウェポン
偽装工作

ハイテクなウェポン

ミステリオの持つハイテク装置には、毒ガスの噴出や幻覚を見せる、足に仕込まれたバネによるジャンプ力などが仕込まれています。

その他の能力は、スパイダーセンスを狂わせたり、相手の居場所の察知したり、酸の噴出です。

偽装工作

ミステリオは、自分自身の死を偽装したり、ヒーロー側にいる人間の死を偽装したり、その他敵を欺く偽装工作をする能力を持ちます。

マーベル:ミステリオのトリビア集!

トリビア1.スパイダーセンスの無力化

スパイダーマンの持つ第6感として知られているのがスパイダーセンス。ミステリオはこのスパイダーセンスを、ヘルメットから発生させるガスを使用することで最大30分のあいだ無力化できます。

またスパイダーマンの発する蜘蛛の糸に関しても、破壊する能力を持ちます。もともとスパイダーセンスは精神的に不安定になることで発揮できなくなりますが、そうなるとミステリオの攻撃の的になるため厄介です。

トリビア2.シニスターシックスのメンバー

1964年に、ドクターオクトパスがスパイダーマンを倒すという目的で始めたのがシニスターシックスと呼ばれるグループです。

その後シニスターシックスはメンバーを変えながらも人気のヴィランチームとして何度も登場しているのですが、ミステリオもそこに所属していました。

また、ミステリオが所属した理由もスパイダーマンへの復讐心です。

もともとはミステリオがヒーローになりたかったため、スパイダーマンが盗みを働いたという偽装工作をしました。ミステリオはスパイダーマン自身さえも悪事を行ったのだと信じさせましたが、最終的には自身のアジトがバレ、黒幕であることが民衆に知れ渡って刑務所に収監されました。

評判が地のそこに落ちたミステリオはスパイダーマンに復讐を近い、シニスターシックスに入るのです。

トリビア3.変装のプロ

映像製作の技術を持つミステリオは、特殊効果や俳優のスキルを使ったなりすまし工作を得意とする変装のプロです。漫画本デビューの際も、偽のスパイダーマンとして登場した場面がありました。

また、2000年頃に発売されたゲーム『スパイダーマン』でも、ミステリオはスパイダーマンに変装して悪事を働いています。このゲームの内容は、改心したヴィランが主催する化学博覧会に偽物のスパイダーマンが登場、化学兵器を盗み出し、濡れ衣を着せられたスパイダーマンが事件の真相を明かすというもの。

この時の黒幕であり、スパイダーマンに変装をしていたのがミステリオでした。このように、ミステリオはプロの変装屋でもあります。

トリビア4. ミステリオの死

初代ミステリオのクエンティン・ベックは、自らの死を偽装するという場面がありますが、実際に自分の口の中に銃口を入れ、自殺を図ることで本当に亡くなったことがありました。

ミステリオはその後、後継となった2代目3代目のミステリオがスパイダーマンと戦っている様子の前に衣装を着た上で姿を現します。このとき、ミステリオは地獄に行っていたとのこと。

映画版ミステリオは、スパイダーマンの仲間に!

ヴィランとして知られるミステリオは、映画『スパイダーマン:ファーフロムホーム』にて仲間として登場予定です。ただし、偽装を得意とするミステリオの事を考えたら、仲間と思わせているだけという線もあり、実際のところはわかりません。

予告編も公開されたことで話題性の高いキャラクターな上、演技力の高さで知られるジェイク・ギレンボールがキャストとなっていることから、今後も目が離せません。

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