コロナで延期された映画を確認

映画『透明人間』トリビア事実

映画『透明人間』は、1897年に登場した小説を原作とする作品。透明人間という題材は100年以上前から存在しており、2020年になった今でもポップカルチャーに頻繁に組み込まれるほど有力です。

そして今回ほ映画『透明人間』は、1933年の映画『透明人間』をリブートしたという位置付け。そのため、映画の本編中の色んな場所にネタがちりばめられていました。

本記事は、映画『透明人間』に出てきたトリビア事実などをお届けします。

この記事でわかる!
  • トリビア
  • カメオ
  • 小ネタ

映画『透明人間』のトリビア
カメオ・前作に通じるネタ

カメオのトリビアをまとめて紹介します。

カメオとは、本編中にほんの一瞬だけ関わりのある人物・キャラクター等が出演することだよ

1.透明人間の容姿

本作では、1933年の透明人間の容姿をリスペクトした場面がいくつか存在します。

1つは、セシリアがシドニーの部屋で寝ている場面。シドニーはファッションスクールに行きたいと思う女の子で、部屋にマネキンが置いてあります。そのマネキンは、スカーフにコート、帽子やサングラスを着用していました。

もう1つは、セシリアが病院にいたときにすれ違った患者。そのなかには、顔面を包帯ぐるぐる巻きにしていたキャラクターがいます。

上記の2つを組み合わせたら、実は1933年に登場した透明人間と容姿が一致します。前バージョンの透明人間だったジャック・グリフィンは、顔に包帯を巻いてトレンチコートのようなものを着込んでいる姿です。

2.透明人間の設定

本作に登場する透明人間の名前はエイドリアン・グリフィン。このグリフィンという名前ですが、実は小説から1933年映画、今作まで一貫して使われいて、小説はグリフィン、1933年映画はジャック・グリフィン、2020年はエイドリアン・グリフィンという感じでした。

またそれぞれで、透明人間になる方法などが異なるのもポイント。小説では光学科学者だったグリフィンが、光の吸収・反射を抑えるため、屈折率を変えて見えなくするような形でした。

1933年の作品は、化学者のジャック・グリフィンが、薬品を使って透明人間になることが成功。ただ薬品には副作用があって、ジャックは殺人事件を引き起こします。

そして今回は、小説版と同じように光学の科学者が登場。ただ透明になる方法としてスーツを開発しているので、現代的にアレンジされていることがわかります。

またそれぞれのグリフィンによる被害者がいるわけですが、2020年版では前作より多くの犠牲者が出ていました。

カメオ3.ビリー人形

セシリアが精神病棟が脱走したときの場面。壁をよく見てみたら、映画「ソウ」シリーズに登場するビリー人形の絵が描かれているのがわかります。

ビリー人形は、ジグソウと呼ばれる犯罪者が、自分の姿の代わりに見せるもの。ホラー界隈ではとても有名で、人形としてはもちろんコスプレアイテムとしても販売されています。

4.拳銃の場面

1933年版と本作では、どちらとも共通して拳銃によって透明人間が撃たれていました。

1933年版では炎を使って透明人間をおびき出して、警察官が拳銃を撃って倒します。

対する2020年版は、消火器を使って透明人間の場所を特定。セシリアが持っていた拳銃で撃ちぬきます。

映画『透明人間』のトリビア
知られざる事実

映画の本編を見ただけでは把握するのが困難な事実を紹介します。

こんなのもあるんだ~

トリビア事実1.病院のポスター

病院の壁には、2人の黒い人物が描かれたポスターが張られています。しかしいっぽうは欠落していることがわかります。

このポスターは透明人間のスーツが損傷を受けた後、どんな姿になるのかを表しているものです。

トリビア事実2.類似の映画

映画『透明人間』は1991年に公開された映画『愛がこわれるとき』と少し似ています。どちらの映画も、裕福な家庭に住む2人の男女が登場。そして男は女を逆邸していて、耐えかねた女が逃げて男が追いかけてくる設定です。

異なるのは『愛がこわれるとき』では男の死を偽装するのは女ですが、『透明人間』では男が死を偽装して女を追いかけてきます。

トリビア事実3.ダーク・ユニバース

本作は当初の予定では、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジョニー・デップが主役。エド・ソロモンが脚本を執筆するダーク・ユニバースの一部になる予定でした。

ダーク・ユニバースは往年の怪物たちを世界観を共有しながら展開していくものでしたが、映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の失敗を受けて計画がとん挫。『透明人間』はダーク・ユニバースに含まれず、単品扱いで公開されたという経緯があります。

しかも皮肉なことに、映画『透明人間』は前回の失敗作とは違い、低予算ながら興行収入としては大成功です。

トリビア事実4.異例のデジタル配信

映画『透明人間』は劇場で公開されたわけですが、ちょうど同じ時期にコロナウイルスの影響で映画館の閉鎖が余儀なくされました。

これに対して配給のユニバーサルは、2020年3月20日から異例のデジタル配信を決定。48時間という視聴制限を設けて、19.99ドルで配信中です。

ちなみにこれは海外での話。日本では2020年5月1日に公開予定ですが、デジタル配信を前倒しする予定はありません。

2020年4月8日の時点の話だから、もしかしたらデジタル配信されるかも~

映画『透明人間』のトリビア
そのほか小ネタ

そのほか、小さなネタをまとめて紹介します。

小ネタ一覧
  1. セシリアのファーストネームはラテン語で盲目を意味するCaecus
  2. ユニバーサルのモンスターリメイクでは『ウルフマン』に次ぐ2度目のR指定
  3. セシリアの仕事の面接官は、監督リー・ワネルと関りのあるベネディクト・ハーディ