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結末ネタバレ映画[メイズランナー]16感想と疑問考察解説!WCKDフレアグリーバーとは???

何も記憶がないまま迷路に囲まれた空間で暮らしている若者たち。そして彼らの元に現れた一人の男によって物語は展開されていく映画『メイズランナー』を見てみました!
見てみましたとは言うけど私はすでに4回くらい見ているわけですが、ちょっと記事を書いてみたくなったのでまた見てみた次第です。

メイズランナーは個人的に好きな作品なんです!さらに2018年には念願の3作目が公開ですよ!
これは書かずにはいられない!ということでストーリーネタバレと感想から疑問の考察と解説などボリューム満点で書きました。

映画[メイズランナー]のあらすじ

あらすじ

生き残りたければ謎を解いて迷路から脱出せよ!

高い壁に囲まれた場所に記憶のないままなんということもなく生活していた若者たち。そこには昼になると開き、夜になる前に閉まる巨大な扉があった。

その先には巨大な迷路が広がっており、その迷路は構造が変化して生きているかのようだった。

あるとき記憶のないままいつものように救援物資と1人の男が送られてきた。

その男によって3年間平和と秩序がもたらされ安定した生活を送っていたその場所は一気に動き始める・・・。

映画[メイズランナー]のストーリーネタバレ

真っ暗な場所で1人の男が目覚めるが、そこはエレベーターのような場所で上の方に向かっていった。

地上にたどり着くとそこは昼の空間で大勢の人間が待ち受けており、パニックになった男は地上を走り抜ける。

しかしそこは出口がどこにもない巨大な壁に囲まれている場所だった・・・。

オープニング終わり。

男は捕まり、檻のような部分に閉じ込められてしまう。そこに黒人のアルビーが現れ「何か思い出せないか」を問われる。
しかし男は何も思い出すことが出来ない・・・アルビーが言うには名前は2日で思い出せるらしい。
男はアルビーに連れられてその場所の案内を受ける。

なんでもそこは役割分担をしながら若者が生きている場所であり、1人の新入りと救援物資が一ヶ月単位で送られてくる場所らしい。
さらにそこに白人のニュートが現れ、挨拶を交わしていく。

アルビー曰くこの場所にはルールがあった。
ルールはこうだ。
ルールその1:ちゃんと働く、遊ぶ余裕はない。
ルールその2:仲間を傷つけないこと、信頼関係は大事。
ルールその3:あの壁の向こうには絶対に入らないこと。

そのあと男はニュートという小さな男の子とお話をする。
ニュートとお話をしているときに男は開いた壁の向こうが気になっているのか覗きに行くが、ニュートはダメだと言いそれを阻止する。

するとそこから2人の男が出てくる。

ニュート曰くそこは迷路になっていて入っていいのはランナーだけらしい。
それを聞いた男は入らないと言いながらも隙間に近づいていくと、住民に止められる。
住人が止めた後に壁の向こうから謎の音が聞こえてくると同時に壁が閉まり始めた。

男は「次は止めない」と言われ、夜になる。
ようこそグレードへ。

夜になると歓迎会のようなものが行われた。
そこで男はトーマスにその場所について話を聞き、迷路の出口を3年間探しているがいまだに見つからないと知る。

ランナーの長はミンホという人物で一番足が速い。ランナーは昼間になると迷路に入り込んで走り回る、そして夜になる前に戻ってくるといった仕事をしている。
もし戻れなければグリーバーという怪物に襲われることになる。
ランナーはなりなくても選ばれないものらしい。

新入りの男は民衆から煽られてギャリーと戦うことになるが、何度もやられてしまう。
しかしそのタイミングで自分の名前が「トーマス」であることを思い出す。
名前を思い出したトーマスはみんなから歓迎を受ける。
歓迎ムードの中壁の向こうから叫び声が聞こえてくるが、その声の主はグリーバーだった。

宴は終わりみんなが寝静まる中トーマスの脳裏に研究所のような記憶がよぎる。

朝になるとアルビーに連れられ会話をする。囲まれた場所は大変だったが、秩序を作り出すことで平和がもたらされたという話をする。
アルビーに連れられた先には名前がナイフで刻まれた壁があり、その名前は住民の名前だった。

壁をよじ登ったものがいないかとニュートにトーマスは尋ねたものの誰もいないとのこと。
トーマスはそのまま頼みごとを頼まれて森の中へ入りこんでいった。

するとそこにはジョージと書かれた骨があった。さらにそこに何かに感染しているような男ベンが現れて襲われてしまう。
ベンは「お前のせいだ、俺は見た」といい追いかけまわしてくる。

みんなの手によってベンは取り押さえられたが、お腹には刺されたような傷が出来ていた。ベンは助けてくれと叫ぶが囚われる。

刺し後の仕業はグリーバーという怪物のせいで刺されたものは”チェンジ”と呼ばれる。
刺されたことで脳に感染して妄想が膨らむようになってしまうらしい。

感染した者は迷路が閉まる前に迷路に追いやられる決まりになっていて、ベンも同様に追いやられた。

謎の女の回想が始まる。その回想ではウィケットは正しいという言葉が何度か聞こえてくる。
その回想はトーマスの夢だった。

翌朝になると早くランナーは迷路に入っていった。彼らはベンの足跡を追うらしい。
そしてそこで話したことによると迷路には一番最初に来た人物がいたらしい。

そいつは最初の一ヵ月を独りで生き抜き秩序をもたらす存在になった。その男がトーマスに最初に声をかけたアルビーだった。

この日は迷路が閉まる前になってもランナーが戻ってこなかった。みんな心配していたが、直前にアルビーがミンホを引きずりながら戻ってきた。
しかしどう考えても間に合うような状態じゃなく、それを見たトーマスは閉まるギリギリで迷路の中へ駈け込んでいった。

ミンホに自殺願望かとトーマスは言われてしまうが、アルビーは刺されてしまっていたようだ。

2人はアルビーを抱えて迷路を歩いたものの夜になってしまったため、アルビーをツタのような場所に縛り付けてぶら下げることにした。
その直後グリーバーが目の前を通り過ぎていくのを目撃する。

トーマスは静かに歩いていたもののグリーバーが頭上から襲ってきたため全力で逃走を図る。
追い込まれたかに見えたトーマスは途中でミンホと合流、全力で逃げてなんとか助かりアルビーを連れて迷路から脱出する。

ギャリー指揮によるトーマスをどうするかという会議が行われる。
トーマスは住居の規定を無視した行動をとったことの処遇をどうするか決めれれることになるのだった。
ミンホはトーマスをランナーに推薦する。

しかしその途中でボックスから女性が贈られてきた。女性の手には「救援物資はこれでおしまい」と書かれた紙が握られていた。

女性は開口一番「トーマス」と口にし、トーマスは不審がられる。

女性についてトーマスはみんなから尋ねられるが自身も知らない人物だった。
トーマスは1人で迷路に入ろうとするが、ミンホに止められる。
ランナーはびびってみんな辞めてしまったらしい。

トーマスは「阻むもの」の正体を知りたがっていたため、ミンホ他一部メンバーで集まって迷路へ入りこんでいく。

迷路に入るとそこには昨日倒したグリーバーの亡骸があり、それを漁ってみると中から発信機のようなものが発見された。
発信機のようなものには「wckd」という文字が刻まれていた。迷路に入ったメンバーはそれを持って脱出する。

発信機のようなものについてみんなで話し合いをする。ギャリーはその前にトーマスの処遇をどうにかしたいというが、ニュートは一日だけ檻に入れる処遇とし、明日から正式にランナーに任命するという。

ミンホはトーマスを連れてどこかへ連れていくと、そこには迷路の全体像を示す造形物が置かれていた。ミンホは全ての迷路の内容を知り尽くしていて、迷路の変化パターンも全て記憶していた。

ここで女の子が目覚めて火の見やぐらに立てこもっていた。立てこもる女の子にトーマスだけで接近して会話をすることになった。
何も思い出せないことに興奮気味の女の子は自分の名前がテレサだという。トーマスはなぜ自分の名前を知っていたか聞いたものの知らない様子だった。

何か覚えてないかについて話し合う2人だったが、2人は「ウィケットが正しい」という言葉を何度も夢の中で聞いていて、トーマスは「何もかもが変わる」という言葉も聞いていた。

テレサはポケットの中に入っていたという2本の薬のようなものを出す。
その薬を感染していたアルビーに投与してみたところ、どうやらそれには効果があったらしい。

日が落ちたのでトーマスは1日だけ檻に閉じ込められることになった。
ギャリーになんでそんなに嫌うのかトーマスは問うが、「お前が来てから何もかもが変わったから」だと言い去って行った。

檻にいたところチャックが話しかけてきた。チャックは両親の形見を見せるが、そもそも親の記憶はなかった。形見はトーマスになぜか渡すが、「どうせ思い出せないからトーマスが外に出れたら親に渡して」と頼む。
しかしトーマスは出るときはみんな一緒だから自分の手で渡せと言い睡眠。

朝になるとミンホとトーマスは迷路へ入り、ひたすら走り回っていく。ミンホは迷路の変化パターンがおかしくなっていることに気づいた。

途中でミンホが持っていた発信機が謎の反応を示し始める。それは何かに近づくと信号音の感覚が狭くなるものだったため、2人はそれを頼りになぞの場所へ入りこんでいく。

行き止まりについたと思ったら発信機の数字が赤から緑に変わり、近くの扉が開かれた。
扉の先に行くと何かに認証されて扉が閉まり始める。2人は元来た道を全力疾走するが、それに伴い迷路も激しく変動していき2人を追い詰めようとする。

2人はなんとか迷路から脱出。新しい場所は出口に繋がると思われることとグリーバーが出てくる場所でもあるだろうと推測話をする。
ギャリーとトーマスは口論するが、このときアルビーが目覚める。
アルビーは何かを思い出したように話し始める。「トーマスは彼らのお気に入りだった。なんでここに来たのか」と・・・。

その日の夜は迷路に繋がる巨大な扉が閉まらず、それどころは住居を囲む4つの扉が全て開いてしまう。

そこからグリーバーが住人を襲い掛かりに来る。
戦乱のさなかで住民の一部はやられてしまい、アルビーも連れ去られてしまった。

これに対してギャリーはトーマスをぶん殴り、反省したトーマスはグリーバーからもぎ取った一部を自分に刺して自ら感染する。

夢の中でトーマスは回想を見る。その回想は子供たちが実験されている様子やウィケットが正しいこと、正しくないといった内容の回想だった。

目覚めたトーマスはこの場所が実験場で自分は住民を見ていたことをみんなに説明して自分が実験する側の人間であり、テレサもそっち側の人間であることを説明する。

事態の集結をするべく話し合うがみんなは脱出する気満々に。
そしてギャリーをどうするかという話になる。

トーマスに賛同する者たちは作戦を実行する。その作戦によってトーマスについてくるものは着いていくことになり、ギャリー一派は住居に残っていった。

トーマスたちは出口のあった場所へみんなで突っ込んでいく。そこにはグリーバーがたくさんおり、みんなで戦う。

出口のパスワードを入力したことで扉が開きみんなは扉の先へ行く。

その先には広い通路があり、途中で見つけた扉に入ると襲撃後の研究所のような場所につながっていた。
そこには研究員たちの亡骸と稼働しっぱなしの研究モニターなどが散乱、どうやらそこは住民たちを観察している場所だったらしい。

トーマスがあるボタンを押すと録画が流れ始める。

その録画はエヴァペイジという人物による録画だった。

その録画によるとフレアという感染症の対抗ののために若者を使った実験をしているということだった。

「ウィケットは正しい」と言い残してエヴァペイジは自ら頭を銃で撃って映像は終了する。

トーマスたちはこれを見た後に外に出ようとする。しかしそこに拳銃を持ち感染したギャリーが現れる。

ギャリーはトーマスを撃ったが、直前にチャックがかばったためにチャックに命中してしまう。
チャックは両親の形見をトーマスに託して亡くなる。ギャリーもミンホの攻撃で亡くなる。

そのあとは武装した大人たちが現れてみんなヘリコプター連行されていく。
トーマスたちが見た外の世界はひたすら砂漠地帯が広がり、迷路の外側の壁には「WCKDサイトA」と書かれていた。

そのあと亡くなったはずのエヴァペイジを代表とした会議のような場面が映される。
エヴァペイジ「これから実験は第二段階に移行する」。

映画[メイズランナー]の感想

魔物がいなければ迷路をのんびり歩いてみたい

メイズランナー、名前の通り迷路を走る場面が出てくる作品です。そんな作中に出てくる迷路なんですが、魔物がいなければ入ってのんびり探索してみたくなりませんか?中身が動いて道が変わってしまったりカミソリみたいなギミックになっている扉があったりいろいろ特殊ギミックがあるみたいで普通の面白そうです。

ちょっとどこかにアトラクション作ってほしい。めっちゃ疲れそうだけど。

ニュートがカッコよすぎる件

メイズランナー1のイケメンと名高いニュートくん本当にイケメンすぎるでしょ。なにあの小顔美形イケメンは。
自分が初めてメイズランナーを見た時に真っ先に思ったのが「なんだこのイケメン」って感じだったので恐らく世の女性たちからも注目しているキャラクターなんじゃないかと思います。

作中でもクールな立ち回りでトーマスらを支える存在として動く良キャラでした。

そのキャストは「トーマス・サングスター」というイギリスの俳優さんです。まだ10代の若者かなと思えますがこう見えても20台後半だそうで・・・童顔すぎませんか。

ドラマでいうと『ゲーム・オブ・スローンズ』でジョジェン・リード役をしていました。

おのれギャリーよチャックを殺りおって

なぜチャックを殺ってしまったのか!ぽっちゃり小さめで可愛らしい男の子のチャックくんですが、そんなにセリフはないもののトーマスと会話する姿はアクセントのような位置づけで映画の中でも癒され雰囲気で登場してくれていました。

そんなチャックをギャリーが銃で撃ち抜きおって・・・絶許ですよ絶許。
厳密にはトーマスを守るためにかばうように動いた結果チャックの胸を貫いたわけですけどね。

チャックは両親の形見をトーマスに託してもし脱出したら両親に渡してほしいと頼みましたがこれを拒否してチャック自身で渡すという手配になっていたわけですが、結局こうなってしまいトーマスが渡すことになりました。

果たしてトーマスはチャックの親に遭うことが出来て渡せるのか・・・そもそもチャックの親はまだ生きているのか・・・?この伏線は続編で回収されるのかなぁ。

ランナー要素は少なめかも?

ランナーになったものは迷路に入り込んでひたすら走り回り出口を見つけようとするわけですが、そのランナー要素がちょっと薄いかも?と思いました。

実際あったのはトーマスがグリーバーにひたすら追いかけられる場面や迷路が暴れだして扉がポンポンしまっていく場面。ちょっとランナー要素少ないかもしれないですね。

まぁそれを抜きにしてもワクワクするし良作です。

映画[メイズランナー]の疑問の考察と解説

WCKDの正体とは何なのか?

作中では度たびこの「WCKD」という文字が目に入ったと思います。冒頭でトーマスが居住区に送られてきた際のボックスの中にもありましたし、グリーバーという生物の体内にあった発信機のようなものにもWCKDと文字があります。

このWCKDの正体は一体何なんだろう?と思ったかたも大勢おられると思うのでその解説をしていきます。

まずWCKDは研究機関のようなものです。そしてその研究機関では子供たちを使って日夜何らかの研究が行われていたということになります。

その目的はフレアと呼ばれる感染症のようなものに対する対抗策を見つけるために子供たちを実験に使い、薬を作ろうとしていたということになります。

子供たちはなぜかフレアに対する抗体を持っている特別な個体が存在し、それを選別するんでしょう。

その正体はというと・・・これ以上言ってしまうとこの先のネタバレになってしまうので言わないで起きましょう。

太陽フレアとはなんなのか?

太陽フレアは世界を燃やし尽くして砂漠にしてしまうようなものに見えました。そして人体にも感染するものです。

人体に感染した場合は時間の経過によって脳を制御することが出来ずに被害妄想を膨らませるようになり、やがて人間とは思えないような姿になることが1作目では書かれています。

グリーバーも太陽フレアの感染源なのか?

グリーバーは迷路に住む謎の生物。刺されるとフレアのような感染症になります。つまり太陽フレアの感染源なのか?と思ったのですが、恐らく太陽フレアそのものではないのではないでしょうか?
グリーバーがWCKDの作り出した生き物だとしたらフレアを組み込むことが出来ると思うのですが、グリーバーによる感染症は治療薬を使って回復させることが出来ていたんですよね。

ここで問題になるのがWCKDの目的が治療薬を作ることにあるという点です。
グリーバーの感染症そのものが太陽フレアならすでに治療薬は出来ているということになり、目的が達成されていてなんで実験してるの?となりますよね。

こう考えるとグリーバーの感染症は太陽フレアを弱めたもので、治療薬も弱いフレアには効くけどまだ本物の太陽フレアを治すレベルには至っていないんだろうと考えれらます。

仮に治療薬が出来ているならまた別の裏目的があることになりますね。

グリーバーの正体は?

恐らくWCKDによって作り出された生物兵器ではないでしょうか?
もしくはフレアの影響で表せた新生物でWCKDが発信機のようなもので制御しているとか。
発信機にはコードが繋がっていたのでグリーバーの四肢か脳にコードを繋げることで制御しているとも考えられますからね。

その顔は怖くサソリか蜘蛛のような見た目をしていて、尻尾は物を掴めるようになっています。

ウィケッドは正しいの意味とは?

作中で何度もこのウィケッドは正しいという言葉を耳にしたと思うのですが、それどういう意味なの?と思いますよね。

まずウィケッドというのはWCKDの名前をカタカナで表したものになります。そしてそのウィケッドは正しい・・・つまりウィケッドがやっていることは正しいといいたいのでしょう。

やっていることと言えば子供たちを使った実験なわけで、その実験は明らかな子供たちの人権侵害です。さらにその目的はフレアという感染症に対する治療薬を作るため?になっています。

ウィケッドは世界を救うために治療薬を開発しようとしているので正しいことをしている・・・その反面として子供たちの人権侵害をしているわけで、もちろん正しいのか正しいことをしているのか賛否両論になることでしょう。

こういった意味から「ウィケッドは正しい」といった言葉が何度も出てきたんだろうと思います。内部の人間でも正しいのか正しくないのかでもめている部分はありそうですね!

トーマスとテレサはなぜメイズに送られたのか?

途中でトーマスがグリーバーからもぎ取られた針のような部分を自分に刺して記憶を取り戻しています。そしてその結果自分がWCKD側の人間であるということに気づきました。
さらにテレサも内部の人間であることが明かされています。

ではなぜトーマスとテレサはメイズに送られたのか?というのが疑問に思いますよね。これは恐らくWCKDが現状を打破したいがために行ったことだと思いました。
どういうことかと言えば、まずメイズに一番最初に人が送られてきたのは3年前なんですよね。

そして3年の間にメイズの中では秩序がもたらされて平和に暮らしています。これはWCKD側の人間にとってはまったく面白くありません。

WCKDの目的は子供を使った実験によって何かを見つけたいという目的があり、その目的の達成のためにひたすら観察をしているわけです。その観察する子供たちの様子が全然変わらず普通に暮らしているだけじゃ実験もダレてしまうわけです。

こういった背景からWCKD側の人間を送り込んだんだと思います。内部の人間を送ることで平和に暮らす若者たちに対する刺激になるんじゃないかという感じですね。
そして実際にトーマスが来たことでメイズの中では色々なことが起きたし3年も動きがなかったメイズの住人が動き出して脱出するまでに至りました。

これはWCKD側からしたら内部の人間を送り込んだことは大成功だったということになりますね。

グリーバーの針を刺したトーマスが普通に目覚めた理由とは?

トーマスはギャリーに攻められ自分の責任を感じたことで自らグリーバーの針を刺して感染しました。しかしなぜか普通に起きています。
なんでそんな普通に起きたの?と思いましたが、これには2つの理由が考えられます。

1つめは治療薬の入った注射を使ったことです。
テレサが来たときに2本の注射を持っていました。そしてそのうち一本はアルビーに使用しましたが、もう1本を使う場面は出てきていません。

恐らくこの時の1本がトーマスに使われたことになりますね。

2つ目はトーマスが感染に対する抗体を持っていたこと。
トーマス自身が内部の人間なので感染に対する抗体を持っていたとしても不思議ではないでしょう。

この2つのどちらが有力化と言えば1つ目になります。
それはなぜかといえば普通にトーマスが起きたとしたら他の住民からしたら「なんで感染しないの?」と思ってしまいます。

だから注射で復活したと考えたほうが話の流れとしては自然です。

ギャリーは生きているのではないか?

脱出前にトーマスの前に感染した状態で現れたギャリーは銃撃したことでチャックを撃ち抜き亡くならせ、自身はミンホの投げた槍のようなものでやられています。

ただ別に死んだという場面は映されておらず最後に映った姿は大人たちとトーマスたちに目線を送る様子でした。
この状態なら感染は大人たちによって治療できそうですし、けがも治療できる気がするんです。そう考えたらギャリー生きているのでは?と思いますね。
チャックは残念ながら亡くなっていそうです。

アルビーは生きているのではないか?

アルビーはグリーバーの襲撃によって尻尾で捕まえられて連れ去られてしまいました。ただ別に刺された様子は映っていないのでもしかしたら生きているんじゃないでしょうか・・・?

メイズは他にもあるのか?

今回の舞台となったのは巨大な迷路とそれに囲まれている住める場所でした。そしてそこを舞台にストーリーが繰り広げられ、最終的に脱出に至ります。
ここで思ったのは他にも迷路があるんじゃないか?という点ですね。

子供たちの実験を目的とした施設なら一度にもっと多くの子供たちを実験したいと思うだろうし、同時進行したいとも思うんですよ。
そうなると他にも迷路があってもおかしくないですよね。

個人的には他にも迷路はあると思います。その理由は終了直前にヘリコプターから見た迷路の壁に「WCKD siteA」と書かれていたからです。

「site」という単語には遺跡・現場・場所・用地といった意味があります。そしてそう考えた場合トーマスたちがいた場所は「WCKDのAという現場」です。
AがあるんだったらB,Cなどもあると考えるのが自然なので、他にも迷路はあると考えるのが妥当でしょう。

ちなみにAはアルファベットの中でも一番最初なので実験が開始された一番最初の場所とも思えますね。

脱出口のパスワードの規則性の考察

迷路の出口のパスワードは「71526483」だったわけですが、このパスワードに規則性はあるのか?という考察です。
結論からいうとたぶんあるんじゃないでしょうか。

迷路の動く順番に決まりがあるとミンホは言っていて、その順番は6が開いた後は4,8,3といった具合で開くといっていたはずなのですよね。

それでトーマスたちが倒したグリーバーから出てきたのは7の数字がついた発信機でした。

だから今回は7から始まる開き順がパスワードとなり、「71526483」となったわけです。
他のパターンでいえば6で倒していれば「64837152」がパスワードになるんだと思います。

もう1つ言うとしたらグリーバーを倒して出口を見つけた時点で恐らく迷路の動きは止まります。あとは脱出するしか助かる方法はなくなる・・・と。

エヴァペイジの言う試練とは?

エヴァペイジは録画映像の際に子供たちにはさらなる試練が待ち受けているといっていました。このことから迷路から脱出したことは試練の1つに過ぎず、まだまだ困難が待ち受けていることが読み取れます。
では一体どんな試練が待ち受けているのか?ということですが、これに関しては続編を見ましょう!

映画[メイズランナー]のまとめ

映画[メイズランナー]のストーリーネタバレから疑問の考察解説などいろいろ書いてみました。
実際のところ何度も見ている映画だったり続編もすでに見てしまっている先入観のせいかちょっと書きにくい感じがしましたが一応書ききりました!

メイズランナーは人によるとは思いますがハマると本当に面白く感じる作品なので是非全作見ていただきたいところです。