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MCUマーベル映画『アベンジャーズ1』ストーリーを最後まで徹底解説/キャストや敵などの情報網羅

MCUマーベル映画『アベンジャーズ』の基本情報

日本公開日:2012年8月14日(全米公開日は2012年5月4日であり3か月前)
上映時:143分
監督・脚本・原案:ジョス・ウェドン
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:シェイマス・マクガーヴェイ
興収:1500億円~

説明
マーベルコミックスに登場するヒーローやヴィランたちが一堂に会するクロスオーバー作品シリーズ『マーベルシネマティックユニバース(MCU)』の第六作目にしてフェーズ1の完結作に位置する作品がこの『アベンジャーズ』です。

フェイズ1でありこの前にやっていた作品は『アイアンマン(2008)』、『インクレディブル・ハルク(2008)』、『アイアンマン2(2010)』、『マイティ・ソー(2011)』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』などなど。

これらの作品に登場してきたキャラクターたちが今回マーベル映画『アベンジャーズ』で勢ぞろいして敵と戦うことになります。

MCUマーベル映画『アベンジャーズ』の簡単なあらすじ内容

簡単なあらすじ内容をご紹介しておきましょう。

映画『アベンジャーズ』のあらすじ内容

地球侵略を目論む異星人がある者の手を組んで地球を侵略を企てていました。異星人は地球に乗り込み、地球では扱うことが難しい無限の力を秘めたストーンを盗みます。ヒーローたちをまとめる組織シールドはこの件によって以前より推し進めていた「アベンジャーズ計画」を実行に移し始めます。

その中でヒーローたちは悪役たちに苦戦を強いられ、侵略の魔の手は刻一刻と迫っていました。果たしてヒーローたちは悪の手から地球侵略を阻止することが出来るのか?迫りくる地球外の脅威に対して今圧倒的な力を有するヒーローたちが立ち上がります。

MCUマーベル映画『アベンジャーズ』の登場ヴィラン(悪役)

アスガルドの神の養子ロキ

神の国アスガルドで幼少期よりアスガルドの王に育てられたソーと兄弟関係にあるロキという男が今回の敵です。先っぽに青い光りを放つ石のようなものを埋め込んだ魔法の杖を使うことで人々の心を動かし、洗脳して自分の仲間として使うといったことをしてきます。

実際今回の作品では魔法の杖を使用して弓矢の使い手ホークアイと天体物理学者のセルヴィグを手下に迎え入れ、シールドに所属する警備兵のような人たちを従えていました。

映画『アベンジャーズ』におけるロキの狙いは人類に対して神として崇めるように促し地球を支配すること。これによって争いはなくなり平和が訪れるだろうという目論見があるようでした。

この企みにはロキとは別の悪役を手を組んでおり、その悪役には4次元キューブと引き換えに地球を襲うように契約を結んでいたようです。ということで映画『アベンジャーズ』では悪役になります。元から悪役を基本として仲間のフリをしていたりもする考えの読めないキャラクターなわけですけども。

異世界の兵士チタウリたち

ロキがセルヴィグを洗脳して開けさせた巨大なワームホールを通して宇宙から大量に飛来してきた異星人のチタウリ。見た目がこわごわしい彼らは武器を使い乗り物も操縦したり巨大な魚みたいな見た目をしている兵器を扱う脅威です。

チタウリのボス、ジ・アザー

ロキとの間で4次元キューブの引き渡しを条件にチタウリに地球を侵略させるという契約を結んだ張本人です。直接自分で攻撃はしかけないためチタウリを率いるリーダーとしての存在でした。またジ・アザーは最恐の敵サノスの側近でもあります。

ロキに対してはもし4次元キューブを渡さなかった場合どこまででも追いかけるといった一面も。

MCUマーベル映画『アベンジャーズ』の登場ヒーロー/キャスト

富豪であり天才発明家アイアンマン(トニースターク)/ロバート・ダウニー・Jr

マーベル映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』に登場したハワード・スタークを父親に持つスタークインダストリーの社長にしてアイアンマンの開発者トニースターク。

以前アベンジャーズのメンバーになるための試験に落ちたことが伝えられていましたが結局アベンジャーズ入りを果たしています。映画『アベンジャーズ』では4次元キューブを追うシールドの真の目的を追求したことで暴き微妙に関係に亀裂を入れていましたが、最終的には地球侵略を収束させるための要として活躍していた重要キャラクターと言えます。

眠りの超人キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)/クリス・エヴァンス

70年の眠りから覚めて現代に蘇ったものの科学技術の進展などにより昔とはまったく異なる時代となってしまったことから戸惑いを見せているキャプテンアメリカも参戦しています。正義感は人一倍強く人を救うためなら自らの命も顧みない勇気を持っています。

トニースタークとは意見がいまいち合わないためにトニーがシールドの秘密を暴こうとする一方でキャプテンアメリカはとにかくシールドの任務、キューブの奪還をしようと動いていました。

本作でキャプテンアメリカの衣装とヴィヴラニウムで出来た盾を手に入れます。

怒れるの巨人ハルク(ブルース・バナー)/マーク・ラファロ

ガンマ線の事故による影響で怒るとハルクという制御が効きにくい緑の巨人に変身してしまう医者のブルース・バナー。作中では田舎でひっそりと医者として生活していたところをナターシャが現れてキューブの捜索に協力することになります。

作中ではまだまだ制御が効かなかったことで作戦中にハルクに変身、ナターシャを襲ってしまう場面もありました。しかしながら最後の方では敵を潰す見せ場が用意されているなどアベンジャーズのメンバーとしてしっかりとした役目を果たします。

神の子雷神ソー/クリス・ヘムズワース

オーディンの命を受けて地球にロキを取り返しに来た雷神ソーも今回参戦することに。しかしアイアンマンとはロキの扱いに関して最初交戦状態となってしまいました。そうこうしているうちにロキが逃走を図ったことでシールドに協力し、アベンジャーズとしてキューブ奪還を試みます。ロキとは義理の兄弟であり幼少期から一緒にいるため今作の重要キャラクターと言えるでしょう。

以前は平和には争いが必要といった考えやけんかっ早い一面を持っていましたが考えを改め様子で落ち着いた印象が伺えました。

魅惑の女スパイブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)/スカーレット・ヨハンソン

ロシアでスパイとして育成された多彩な能力を有する美人女スパイのナターシャは「尋問しているはずが実際は尋問されてる側だった」ということを可能にする優れた話術もあるキャラクターです。今作でもロキとの会話でロキの真の狙いを見破るなどの功績を残しています。

またアベンジャーズのメンバーとしてもまったく申し分ない活躍を見せていたのが魅力的でした。ホークアイとは以前から切れない関係を持っています。

百発百中の弓使いホークアイ(クリント・バートン)/ジェレミー・レナー

シールドのエージェントとして地上最強の弓の名手として活躍するキャラクターです。しかし今作では序盤からロキの洗脳を受けて敵として立ちはだかることに。最終的には洗脳が解けたことでナターシャとの華麗な連係プレイを見せてくれました。

MCUマーベル映画『アベンジャーズ』のその他登場キャラクター

ニック・フューリー

シールドの長官としてヒーローたちの管理やシールドそのものの運営に寄与する人物です。

フィル・コールソン

ロキに立ち向かったものの結局返り討ちにあってしまったシールドの要人です。映画『アベンジャーズ』では事実上亡くなった人物となりますがスピンオフドラマでは主人公として活躍していたり続編でも・・・という感じで根強い人気を持っています。

マリア・ヒル

ニック・フューリーとは緊密に活動している女性。キャラクターどころとしてはそれなりに出番はあるもののあまり印象に残らない人です。

ペッパー・ポッツ

トニースタークの恋人兼スタークインダストリーの秘書を務める金髪女性です。アベンジャーズとヴィランとの交戦を移動中に見たことでトニーを心配する姿を見せていました。

MCUマーベル映画『アベンジャーズ』のストーリー(内容)ネタバレ

4次元キューブを奪ってロキは逃走を図りました。

またシールドの施設はワームホールのようなものの爆発によって木っ端みじんに、ニックフューリー長官たちはヘリコプターに乗ったことでなんとか逃げ切ることに成功しました。

またある場所ではブラックウィドウが捉えられており、尋問に合っていました。しかしそこに一本の電話がかかってきたことによりコールセンからバートンが危険な状態だと聞き、尋問を受けていたブラックウィドウは専用能力で蹴散らしてその場から逃走します。

更にある場所ではブルース・バナーがひっそりと医者をしつつ生活をしていました。そこにブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)がシールドの手伝いと称して現れます。そこでナターシャはブルースを説得、4次元キューブのためにブルースが必要だというナターシャに対して合意します。

ニックフューリーは今回の件について会議をしていました。敵はアスガルドではなくロキ1人、この件のためにはアベンジャーズ計画の開始が必要という話をしていました。

スティーブ・ロジャースは70年もの眠りから目覚めまだ現代の様子を飲み込めていない様子でした。そこにニックが現れて4次元キューブの話をします。

トニー・スタークーに電話がかかってきました。その電話を無視していましたが、トニーのいる場所へコールソンが現れてきました。コールソンはアベンジャーズ計画の話をしに来たようですがトニーはメンバーいりを失格していたことから話を受け入れません。

スティーブ・ロジャースはコールソンとともにジェット機に乗っていました。そこでブルース・バナーが超人血清やガンマ線に関する研究をしているという話をします。

ロキはチタウリのボスとお話をしています。4次元キューブを渡す約束をしているようですが、ロキは渡す気はないといいました。それに対して”あの方”の手に渡ることがなければロキはどこまでも追い詰められることになるとのことでした。

ジェット機で空母のような場所に到着したコールソン、スティーブ・ロジャースでしたが、そこにはナターシャやブルースもいました。さらにその空母は空中も飛べる仕様でした。さらに逆反射パネルによる透明化をすることが出来るなどすさまじい機能を持ち合わせていました。ニックは空母を使って4次元キューブを探すようです。この空母には世界中のどこでも映し出せるほどの機能があるようでした。

その頃ロキと洗脳されたバートン(ほーくあい)は何かを欲しているようでした。

空母からロキを見つけたニックはキャプテンアメリカに任務を与えます。任務を受けたキャプテンアメリカはスーツに身を包みます。

その頃ロキはパーティー会場のような場所に潜入すると、要人の目玉の情報を入手してバートンがそれを利用してどこかの入り口にハッキングをしていました。またロキは外に出ると王の杖を使用して市民たちをひざまづかせていました。1人のおじさんがロキに反抗的な態度をとったとき見せしめとしておじさんはやられそうになってしまいます。しかしそこにキャプテンアメリカが現れたことでおじさんは助かりロキとキャプテンアメリカが交戦状態へと陥りました。またそこにアイアンマンも登場、ロキは手を上げて降参することになりました。

あっけなく捕まったロキにアイアンマンたちは少し警戒をしている様子でした。またジェット機で移動中に雷が降り始め、そこにソーが現れます。ソーはロキをジェット機から回収すると無言で空に飛びだっていきました。アイアンマンとキャプテンアメリカはそれを追って行きます。

4次元キューブがどこか訪ねるソーにロキはあざ笑います。またロキは「俺の本当の父親を知っているか」などといい、ソーは「地球を守る」というのでした。またソーはロキに対して収めるものとしては不適格だと言い、ロキに国に帰ってこいと言います。

そこにアイアンマンが現れてソーと交戦になります。またソー優勢の戦闘中にキャプテンアメリカが現れました。ソーに対して辞めろというキャプテンアメリカでしたが、ソーはロキの企みを止める使命を持ってきているようでした。最終的にはロキは捕まります。

捕まったロキは空母に連行されています。ロキはそこで制御不能の力を盗んだことについてニックに攻められます。どうやらロキの策略とは地球を征服することの様でした。チタウリという異世界の軍隊を地球に集めることで征服し、その代わりにチタウリを指揮する人物に4次元キューブを渡すつもりだったのです。またロキはバートンのほかにセルヴィグ(物理学者)も誘拐していました。またロキがイジリウムを火映ようとしているのは出来るだけ長い間ワームホールを開いておけるだけの力が必要だからでした。

ロキの王の杖を回収したブルースたちは杖についても調査をしていました。その一方でニックやシールドの秘密も探ろうとしています。ただスティーブ・ロジャースだけは任務に集中しろと言い、キュ^ブを探すのでした。

その頃セルヴィグは何かを作らされているようでした。

ソーはニックとの話で昔はヤンチャしていたことなどを話しつつロキをどうするのか、どこまで本気なのかを話し合いしていました。

ナターシャはロキと対面して会話をします。ロキはナターシャの過去についてバートンから聞いていたようで、ナターシャはそれにより言葉攻めを受けます。しかしナターシャはロキとの会話でロキの狙いがブルースをハルク化させて暴れさせることだと気づいて皆に報告をするのでした。

シールドの秘密を探っていたアイアンマンたちはシールドが大量破壊兵器を製作していることを探り出しました。またその理由は宇宙からの脅威の抑止力でもあったようです。

その頃バートンが乗った戦闘機が空母に近づいており、バートンは空母に一本の矢を放っていました。さらにその矢の爆発によって空母には穴が空きエンジンの一部が停止、あと一基エンジンが壊れると墜落という窮地に立たされます。爆発口からはバートンほか洗脳された者が侵入を図っていました。

アベンジャーズのメンバーは臨戦態勢に入っていましたが爆発を受けて感情を制御できなくなったブルースはハルクとなってしまいました。ハルクはナターシャに襲い掛かりロキの思惑通りとなっていました。

アイアンマンとキャプテンアメリカは破損したエンジンを治すべく奮闘、その一方でナターシャはハルクから逃げています。またハルクはソーと対面したことでソーとも戦闘態勢となりました。

アイアンマンの修理、ハルクの暴走、ロキの仲間などの混戦の間にはバートンがエンジンの稼働を停止したことによってピンチを迎えていました。またソーはロキが檻から出ようとしてたところを止めにかかりますが、今度は逆にソーが檻に入りロキが出てしまう状態となります。

またコールソンが武器を使おうとしたところを後ろから刺されてしまったことで瀕死になってしまいました。ナターシャはバートンと戦闘状態となっていましたが、戦闘中にバートンが正気を取り戻します。

ロキは檻から出たことで戦闘機に乗って脱出を図っていました。またコールソンはニックと会話して息絶えます。甚大な被害を受けたシールドはキューブの所在不明、ソーとロキの行方不明、コールソンの死などさんざんな目で終わりました。またブルースも地上に落ちていました。ニックとアイアンマンとキャプテンアメリカが集まった現場でニックはアベンジャーズ計画に関する話をし始めます。

これを聞いたアイアンマンとキャプテンアメリカは別の場所で話し合いをし、バートン・ナターシャとともにロキと立ち向かう決心を固めました。アイアンマンがスタークタワーに向かうとそこではセルヴィグがキューブを使って何かをしようとしていました。どうやらスタークタワーのエネルギーを利用しようとしているようです。

そこでトニーはロキと対峙してアベンジャーズについて話しをします。メンバーはアイアンマン、キャプテンアメリカ、ハルク、ソー、ホークアイ、ブラックウィドウです。

セルヴィグはスタークタワーのエネルギーを使うことでワームホール開けるに至ります。これによりチタウリの軍隊が地球へ襲来してきました。

これにより街はパニック状態に、ソーとロキは兄弟げんかを始めます。また巨大な穴からは敵の巨大兵器も出てきます。これが望んでいたことなのか問うソーに対してロキは手遅れだと言います。

街ではアベンジャーズが市民を助けつつ敵を掃除していました。アベンジャーズが全員集合する中ブルースはハルクに変身して敵の巨大兵器をワンパンします。これによって敵を無力化したと思いましたが、同じ巨大兵器が何匹も出てきました。

アベンジャーズは敵を排除しつつ穴を閉じるために奮闘を始めます。戦いのさなかでセルヴィグは正気を取り戻したため王の杖を使って何かをしています、また街に核ミサイルが発射されていたためアイアンマンはそれを止めるべく向かうのでした。

アイアンマンは核ミサイルにしがみついてミサイルの方向を変え、穴に突入していきます。これによって敵は機能停止、またアイアンマンも機能を停止したもののハルクに助けられ地上へ戻ってきます。穴もまた手閉じることに成功するのでした。

残るはロキのみ、アベンジャーズのメンバーはロキの前に現れるとロキは降参して捕まえるのでした。

ニュースではこの件について大々的に報道されます。またアベンジャーズはそのまま行方をくらませることに。4次元キューブはソーが回収してアスガルドへ帰っていくことになりました。

エンドロール
サノスが映る

MCUマーベル映画『アベンジャーズ』のまとめ

4次元キューブの行方・現時点の保管場所について

シールドに管理されていた無限の力を有する4次元キューブことテッセラクトはロキの手に渡っていましたが、最終的にはソーの手に渡り神の国アスガルドで管理されることとなった描写がエンドロール後の映像で見ることが出来ました。
ということで第6作目の時点では4次元キューブはシールド→ロキ→アスガルドという順番でその保管場所が移動したことになります。

4次元キューブはやたらと所有者が移動するインフィニティストーンなので抑えておきましょう。

またロキも同様に捕まった上でアスガルドに連れ戻されているので恐らく捕まった状態となっています。

最後に出てきた男の名前はサノス

チタウリを率いて地球を侵略しにいったもののアベンジャーズによって撃退されることとなったジ・アザー。この件について報告しているのはサノスというキャラクターでマーベル史上最恐と謳われる人物です。その力はほんの少しの力で全宇宙から生物を抹殺するほどのパワー。ジ・アザーはサノスに地球を侵略するのは簡単な事ではなかったといっていましたが、これに対してサノスは地球は死を呼び寄せるようなセリフを言っているので今後も登場すると思います。

ちなみにマーベル映画『アベンジャーズ』の3作目ではついにサノスとの直接対決が描かれることになっています。