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『ゴジラ キングオブザモンスターズ』あらすじを結末までネタバレ

映画『ゴジラ:キングオブザモンスターズ』のネタバレを紹介。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
作品概要

タイトル(邦題)ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
タイトル(原題)Godzilla: King of the Monsters
ジャンルアクション、アドベンチャー、ファンタジー
監督マイケル・ドハティ
脚本マックス・ボレンスタイン、マイケル・ドハティ、ザック・シールズ
上映時間132分
キャストカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、ブラッドリー・ウィットフォード、渡辺謙
作品解説

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
あらすじ・ストーリー

この新しい物語は、謎の動物学的な機関であるモナークの英雄的な努力に続くもので、そのメンバーは、モスラやラドン、そして彼の最大の敵である3人の指導者ギドラ王と衝突する強大なゴジラを含む、一連の神の大きさの怪物に立ち向かう。これらの神話にすぎないと思われていた古代の超種族が再び台頭すると、彼らはすべて覇権を争って、人類の存在そのものが不安定になる。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
ネタバレ1.モスラの誕生とラッセル家の誘拐

ラッセル家の女子供であるマディソン・ラッセルは、パソコンを使って父親と連絡を取り合っていました。途中でマディソンの親であるエマ・ラッセルが現れたものの、マディソンはパンや卵を焦がします。

エマ・ラッセルは古生物学者であり、かつて人類が登場する前に地球を支配していたとされる神話の神タイタンズ(巨大生物)を追跡・研究中。世間から得たいが知られていないモナークに勤務していました。

そんなある日、ラッセル家の近くで地震と轟音が鳴り響きます。エマとマディソンの2人はモナークが管理する施設に行ったものの、そこにはモスラと呼ばれる巨大な蛾が眠っていました。モスラは幼虫のまま眠っていますが、遂に目覚めの時が来ます。

目覚めたモスラの幼虫は敵対心を向けるモナークの連中に対して興奮状態。何人かの兵士を糸や体当たりなどして吹き飛ばしますが、オルガと呼ばれる巨大生物の周波数を発生させる装置をエマが稼働させたことで落ち着きました。落ち着いたモスラにマディソンは手で触れようとします。

それからすぐ、モナークの施設に何者かが襲撃。元陸軍大佐のアラン・ジョナ率いるエコ・テロリスト集団が襲ってきたことで施設は壊滅しました。ただしエマとマディソンはテロリストに亡き者にされることはなく、周波数発生装置のオルガと共に誘拐されます。

モスラは、周辺にある滝が流れる場所で成虫になるべく繭を張って再度静かな眠りに入りました。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
ネタバレ2.モンスターゼロ対ゴジラ

どこかの会議場所では、巨大生物の処遇について話し合われていました。巨大生物と共存しようという意見と抹殺するべきだという意見があり、そのなかで芹沢一郎博士は「人類が怪獣に支配される側だ」と言います。

そんななか、芹沢一郎博士のもとに一本の連絡が到着。モスラを管理する施設が襲われた件とエマ&マディソン・ラッセルが誘拐されたことを聞き、アシスタントのヴィヴィアン・グラハムに率いられたモナークの科学者・兵士は救助しにいきます。

その前に芹沢一郎博士たちは動物の撮影を行っているマーク・ラッセルの元に行き、元嫁と子供が誘拐されたことを説明してチームに加わるよう説得。マークは2014年にゴジラのせいで息子のアンドリューを殺されたため渋ったものの、加わることにしました。

アラン・ジョナとエマ&マディソンは南極に到着しており、モンスターゼロと呼ばれる氷に覆われた巨大生物を解放しようと企てていました。

一方マークたちも遅れを取りながら南極に向かいます。その間、テロリストたちがオルガを所持していると説明。オルガの試作機はマークが作ったものの、巨大生物たちを暴走させる危険があったため自身の手で破壊していました。

しかしマークの妻であるエマが自力で開発していたようで、それが敵の手に渡った今危険であるという話をします。

南極に到着したマークたちはモンスターゼロの眠る施設に潜入。待ち伏せていたアラン・ジョナ率いる兵士たちに襲撃されたものの、マークはエマを救助しようと行動しました。モンスターゼロの眠る氷はダイナマイトのようなものがたくさん仕掛けられている状態。

そんななかエマはダイナマイトのボタンを押そうとしており、マークは止めようとしましたが爆破されます。結果的に氷は崩落し、眠っていたモンスターゼロは覚醒。

アラン・ジョナ率いる連中は飛行機で逃げていき、オルガを使ってモンスターゼロを操りモナークチームを襲わせました。絶体絶命のモナークだったものの、そこにゴジラが襲来。ゴジラはモンスターゼロと衝突し合います。

ゴジラはモンスターゼロの攻撃を受けて押されがちでしたが、最終的にモンスターゼロがどこかへ飛んでいくことで場が収まりました。マーク率いるモナークもある程度無事に終わります。

映画『ゴジラ:キングオブザモンスターズ』ネタバレ3.その名はキングギドラ

モスラとモンスターゼロを覚醒させたテロリスト集団に対し、モナークは彼らの次の標的がメキシコシティであることを突き止めます。そんななかでモナークにエマから一本の連絡。マークらはエマが誘拐されたものと思っていましたが、実際は本人の意向だったことが明かされました。

エマは巨大生物を復活させることで、何かを企んでアラン・ジョナの集団を率いていたとのこと。

メキシコシティではたくさんの住民がおり、避難中です。しかしアラン・ジョナはエマをせかし、住民が避難中にも関わらず第三の巨大生物を覚醒させます。

第三の生物は巨大なプテラノドンのような見た目で、名前はラドン。目覚めたラドンに対してモナークは攻撃を仕掛けてヘイトを自分たちに向け飛び立ちました。

飛び立ったラドンは羽ばたきによって建造物のある街を破壊。モナークの作戦は、嵐を纏いながら近寄ってくるモンスターゼロとラドンを引き合わせて戦わせようとするものでした。

結果的にモナークは逃げ切り、ラドンとモンスターゼロは戦闘。そんななかでゴジラも参戦し、三匹の怪獣は海上で大暴れします。

さらにそこで、オキシゲン・デストロイヤーと呼ばれるミサイルが巨大生物に向かって飛んできていると連絡。モナークらは巨大生物たちから離れ、オキシゲン・デストロイヤーがゴジラたちを襲いました。

その結果、ゴジラの生命反応が失われつつモンスターゼロは生きていました。モンスターゼロはそれからラドンが住んでいた山に行きます。モンスターゼロは破壊された首をありあえない速度で回復させたほか、ラドンは敗れたことで崇拝の意志表示をしていました。

それからすぐ、地球上で異変が発生。モンスターゼロが何らかの方法で地球上に眠る巨大生物たちを覚醒させており、暴れるよう命令を送っているようでした。

モナークは神話や黙示録を読み漁ることで、モンスターゼロの正体を過去から存在していたキングギドラであることを突き止めます。キングギドラは古代から存在しており、ゴジラはそのライバルという位置づけでした。

ゴジラ亡き今キングギドラには敵がいないため、新たな地球の主としてほかの巨大生物たちを従わせているようです。またキングギドラの頭の回復速度については地球の秩序では説明がつかず、宇宙から飛来した侵略者という認識もつけられます。

映画『ゴジラ:キングオブザモンスターズ』ネタバレ4.ゴジラの再覚醒

繭だったモスラの幼虫は、時間の経過を経て神々しい成虫に変わっていました。モスラはそのまま旅立つと、モナークのチームがいる場所に現れます。モナークはそこでゴジラとの交信を試みている様子。もともとゴジラは死んだものと思われていましたが、モスラの行動により微弱ながらバイタルを発見しました。

これにより、モナークは海のどこかに潜むと思われるゴジラに対して核兵器を起こすことで再び起こそうと考えます。そこでモナークのチームは潜水艦に乗り込み、海の底へと向かうのでした。

潜水中には、なにかの影響を受けて底に素早く沈んでいきます。海のなかには巨大生物たちがショートカットとして用いる穴が縦横に広がっており、そこに落ちてしまった様子。

潜水艦は小型のドローン潜水機をいくつか先導させ、底を進行。するとそこには人間を模した石やゴジラと書かれた壁版のほか、どこかに通じる道がありました。

道を進んでいくと、放射能の影響で潜水艦では進めないレベルの領域に到着。そこでゴジラが周辺の放射能を吸い取りつつ休憩している様子を発見します。

ゴジラを目覚めさせるには核爆発を起こさせる必要がありましたが、現場に行くためには1人の犠牲が必要でした。しかし芹沢博士はその犠牲について自ら名乗りをあげ、ゴジラのいる場所に片道切符で核爆弾を置いてくると言います。

みんなに見送られるなか芹沢博士は小さな潜水艦に乗り込んでゴジラのいる場所に進行。ゴジラの目の前に爆弾を設置すると、ゴジラを手で触れつつ巨大な爆発に巻き込まれて亡くなりました。

モナークが乗っている大型の潜水艦はそのまま地上に浮上。するとゴジラが地中から現れて上空にブレスを吐きます。ゴジラはモナークの潜水艦や人間を凝視したものの、破壊することはなくどこかへ去っていきます。

映画『ゴジラ:キングオブザモンスターズ』ネタバレ5.マディソン

エマ・ラッセルは、巨大生物たちが自分の考えていた動きとは異なるものだったためなんとか止めようとしていました。しかしアラン・ジョナは怪獣たちの動きを称賛しており、エマを助けようとはしません。それを横耳で聞いていた娘のマディソンは、オルガを盗み出すことにします。

マディソンは人がいない瞬間を狙ってオルガを盗み、マサチューセッツ州ボストンへ直行。マディソンはそこで巨大な拡声器のようなものとオルガを繋げ、一定の周波数を流して世界中の怪獣たちの暴走を止めます。

しかしマディソンの行動は危険なもので、暴走を止めると同時にラドンやキングギドラを呼び寄せるものでした。キングギドラはマディソンがいる場所に出現し、絶対絶命の状態に陥ります。いっぽうエマは、娘が知らぬ間にオルガを盗んだことを受けて自分自身も急行することにします。

映画『ゴジラ:キングオブザモンスターズ』ネタバレ5.キングオブザモンスターズ

ファンウェイパーク球場にキングギドラが到着した頃、ゴジラやモナークの戦闘機たちも同様に追いつきます。そこでキングギドラとゴジラは戦闘。どちらかというとゴジラのほうが弱く押されがちでした。

しかしそこにモスラが登場。モスラはゴジラと共にキングギドラを追い詰めようとしました。さらにラドンが現れ、モスラはラドンと戦闘状態。ゴジラはキングギドラと戦います。

モスラとラドンのほうは前者がかぎ爪を突き刺すことでなんとか仕留めました。

一方ゴジラはキングギドラに敗北。ただ、モスラが残された力を振り絞ってゴジラを連れキングギドラに突進。するとモスラがやられたものの何かがゴジラに降りかかり、再び息を吹き返します。

息を吹き返したゴジラはこれまでとは比べ物にならないパワーを秘めており、キングギドラを圧倒。最終的にキングギドラの首を切断するほどの威力を出し、勝利を収めました。

その間、敗北しかけているゴジラからキングギドラを誘導しようとしたエマが亡くなっていました。(キングギドラはオルガを破壊したものの、マークたちがそれを直してキングギドラを再誘導していた)

敵がいなくなった現場では、ゴジラが君臨。ゴジラの前にムートーやラドン、マンモスやクモの見た目をした怪獣が現れ、ひれ伏します。キングギドラが亡くなった今、ゴジラは再び地球の王となった模様です。

エンディングの間、モナークという組織がどんなものなのか一般公開されたことが明かされます。

そのほか亡くなったモスラは新しい繭で再生していることや、巨大生物たちが髑髏島と繋がっているという内容も報道。古代の絵画にはゴジラとキングコングが戦っている様子も描かれていました。