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ネタバレ映画『メイズランナー3 最期の迷宮』感想評価と8の疑問点を徹底解説!【シリーズ3部作ついに完結!】

2015年に一作目の映画が公開された『メイズランナー』シリーズは海外のヤング大人向け小説を原作としたディストピア的世界観を舞台に繰り広げられる子供たちと大人たちの攻防が描かれる作品でした。

そんな映画『メイズランナー』シリーズは2作目まではすいすい公開されたものの三作目の公開が先延ばしにされてようやく2018年に公開されることになりました。

その背景には同映画の主人公を演じたディランオブライエンの撮影中の事故などもありましたが、今回は映画がやっと公開されたことを記念してネタバレや感想・評価からストーリーの整理を兼ねた疑問点の解説など幅広くお届けします。

目次

映画『メイズランナー』シリーズの概要

映画『メイズランナー』シリーズは1972年生まれの海外小説家ジェイムズダシュナーによって書かれたヤング大人向け小説『TheMazeRunner』シリーズを原作とした大人気サバイバルアクション映画です。

日本では2015年頃に年内で1作、2作目が公開され、2818年6月に完結作の公開となりました。海外では半年ほど前に公開されていることから日本での上映は比較的遅めの上映となっています。

日本公開前の時点ですでにアマゾンにはDVDが販売されていることからも出遅れ感はすごかったと思います。

映画『メイズランナー3最期の迷宮』のあらすじ内容

テレサの裏切りによって襲ってきたWCKDの手によりミンホをさらわれてしまったトーマスたちはミンホが乗っている列車を急襲して救いだす。

戦闘機まで使った急襲劇だったが、そこにミンホの姿はなく他の子供たちが乗っていた。

一方その頃さらわれたミンホはWCKDによってフレアの抗体を作るための人体実験を施されていた。フレアウイルスは拡大の一途を辿っているためWCKDも必死になっていたのだ。

また裏切ったテレサも実験をする側に参加。そこでトーマスたちは囚われのミンホを救いだすためにWCKDの本拠地へ逆侵入することにする。

しかし本部の近くは迷路のようになっているほか、クランクと化した感染者がうようよ蠢く危険地帯。果たしてトーマスたちは無事にミンホを救いだすことができるのか?

出来たとして彼らに待ち受ける運命とは?

ということで3作目のあらすじ内容はこのような感じになっていました。簡潔に言えばトーマスと共にランナーをして巨大なメイズからの脱出を共にした第2の主役ミンホを救いだす話でしょうか。

ミンホ自体は人気の高いキャラクターで今回はヒロインみたいな存在になっています。

映画『メイズランナー』シリーズのこれまでの内容も簡単におさらい

これまでのおさらいをとても簡単にしておきたいと思います。

一作目

一作目はまず記憶を失ったトーマス(主人公)が巨大な迷路に囲まれた中庭のような場所に放り込まれてくるところから始まります。そこでは約3年もの間毎月一回救援物資と1人の人物が送り込まれてきているようで、トーマスもその1人でした。

そこで暮らす若者たちは普通に生活しながらも中庭を囲む巨大な迷路を攻略して外へ脱出しようと考えており、それぞれ「ランナー」や料理係といった感じで役割を分担しています。

そんな中でランナーの役割についたトーマスはミンホとともに迷路について調査すると事態は急展開を迎えました。迷路には夜になると怪物がうごめいているのですが、昼間は怪物がいなくて中庭を囲む扉も開いています。

それがなぜか中庭を囲む扉が夜になっても開きっぱなしで怪物が若者たちを襲い始めるのです。そこからはまぁ色々あってトーマスについてきた若者たちは迷路から脱出、しかし迷路の外は広大な砂漠となっていたといった終わりを迎えます。

1作目の詳細なネタバレ解説記事はこちらです↓

結末ネタバレ映画[メイズランナー]16感想と疑問考察解説!WCKDフレアグリーバーとは???

二作目

二作目は広大な砂漠を走って幻の武装組織に合流するまでを描いています。迷路から脱出できた若者たちはWCKDと呼ばれる組織から守られるという施設へと送られますが、そこには他にもたくさんの若者たちがいました。

どうやら迷路は他にもあってクリア者が集められているようです。そこで不審に思ったトーマスが秘密裏に調査をしていると若者の人体実験をしている様子を確認。そこからトーマスら仲間たちは再び偽りの施設(WCKD)から脱出を図っていきます。

そして武装組織と合流を果たしましたが、仲間の女性テレサが裏切りWCKDの連中が襲い掛かってきてミンホを連れ去られてお話が終了しました。三作目から個の場面からスタートします。

2作目の詳細なネタバレ解説記事はこちらです↓

結末ネタバレ映画[メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮]13の疑問考察解説!ライトアーム・治療薬・テレサのことなど

映画『メイズランナー』シリーズは前作も見るべきなの?

映画『メイズランナー』シリーズは作品を通して全て繋がりがあるため過去作品は視聴が必須になります。3作目だけしか見ていないという人もそうですが、過去作品のおさらいをしておきたいという方などは一度目を通しておくことをおすすめします。

おさらいの文章も一応書いてはいるものの映画本編でないと伝わらない部分もあると思いますのでVOD動画配信サイトの無料期間やツタヤレンタルなどで視聴してみてはいかがでしょうか。

映画『メイズランナー』を視聴する

映画『メイズランナー3最期の迷宮』の登場人物を簡単に解説

映画『メイズランナー3 最期の迷宮』の登場人物は一貫してこれまでに登場してきたキャラクターが出てくるためそこまで変化はないですが、一応簡潔に紹介したいと思います。

キャラクター名:俳優名で記述

トーマス:ディラン・オブライエン
ミンホ:キーホンリー
テレサ:カヤ・ステゴラリオ
ニュート:トーマス・ブロディー・サングスター
フライパン:デクスター・ダーデン
ギャリー:ウィルポーター
アリス:ジェイコブ・ロフランド
ブレンダ:ローサ・サラザー
ジョージ:ジアンカルロ・エスポシト
エヴァ・ペイジ:パトリシア・クラークソン
ジャンソン:アイダン・ギレン
ヴィンス:バリー・ペッパー
ハリエット:ナタリー・エマニュエル
ソーニャ:キャサリン・マクナマラ
ローレンス・ウォルトン・ゴギンス

映画『メイズランナー』シリーズの登場キャラクター一覧記事はこちらです↓

映画[メイズランナー]シリーズ主要登場キャラクター&キャスト一覧!

ここからは映画『メイズランナー3 最期の迷宮』本編に関わるネタバレ解説に入ります。まだ見ていない人は視聴後に見るか、ネタバレを気にしない人はそのままお進みください↓

本編のネタバレなしの紹介記事もあります↓

映画『メイズランナー3/The Death Cure』あらすじキャスト公開日は?!迷路やWCKDとの最終対決!【邦題は「最後の迷宮」】

映画『メイズランナー3最期の迷宮』ストーリーのネタバレ

超簡単なストーリーネタバレを箇条書き

  1. ミンホを攫われたトーマスたちがWCKDの輸送列車を襲ってミンホを救出。しかしそこにはミンホの姿がなかった
  2. ミンホを助けるためにWCKD本部へみんなで行くことになり、本部周辺まで到着
  3. 本部入り口近くに行くと重火器で襲われる。最中にトーマスたちは何者かに誘拐される
  4. 誘拐されてついた場所にはギャリーがおり、WCKDとの戦いに備えていた
  5. ボスのローレンスと取引。ギャリーの案内で本部内に入る
  6. 本部の主要ビルにテレサを見つける。ギャリー曰くテレサを利用して中に入ろうと画作
  7. トーマスがテレサの前にフラっと現れて誘導。捕獲
  8. ギャリーやトーマスらでテレサに尋問。本部ビルに入るためにテレサを利用する
  9. テレサを利用してトーマスらはビル中に入ってミンホを救い出す。また囚われた子供も救い出す
  10. ローレンスがWCKD本部前の壁を自爆攻撃して破壊。民衆が戦争といいながらなだれ込んで破壊し始める
  11. ミンホらは本部ビルから逃げるがニュートの様態がおかしい。子供たちはブレンダとフライパンの連携で逃げ切る
  12. ニュートの血清が間に合わずクランク化して亡き者に
  13. トーマスが本部に戻ってジャンソン倒してテレサとともに屋上へ
  14. トーマス撃たれながらも助かる。テレサは亡き者に
  15. 全てが終わったみんなは海辺に集落をつくって平和に暮らし始めていた
  16. 終わり

序盤の詳細なネタバレ

まだです

中盤の詳細なネタバレ

まだです

終盤から結末まで詳細なネタバレ

ニュートがクランク化

テレサ「トーマス、聞こえているなら本部に戻ってきてほしい。あなたならニュートだって助けることが出来るの。あなたから作った血清で調子が良くなったという女の子がいるでしょ。あれはトーマスの血清のおかげ。信じて戻ってきて」

そのときにはもうニュートの様子がクランクになる寸前でした。

トーマス「ミンホとギャリーは戦闘機まで戻って血清を取りに行ってくれ!」

トーマスは2人に行かせるとニュートを抱きかかえて歩いてどこかへむかいますが、ニュートはもうほとんど自分の意識が残されておらずトーマスに襲い掛かります。

その中でもニュートは自分を撃ち抜こうとしたりするもトーマスは抵抗してそれをさせず、攻撃を受けても交わすように頑張っていました。しかし最終的にナイフを持ったニュートがトーマスに襲い掛かるとナイフが抱きつくようにして胸に突き刺さります。

そのナイフはトーマスに刺さったかに見えましたがニュートが向きを変えていたのかニュートの胸に刺さっていて息を引き取ります。

その直後血清を取りに戻ったブレンダやギャリー、ポルターが合流。結局間に合っていなかったためみんなは横たわるニュートを見ると落胆の表情を見せ、トーマスは本部に戻るのでした。

トーマスWCKDの本部に戻る

ニュートの亡骸を見届けたトーマスはその足で再びWCKDの本拠地戻るとそこにはエヴァ・ペイジがいました。

トーマス「本当に俺の血でみんなが助かるのか?」

エヴァ「そうよ。世界中の人が助かるの。正しいのは・・・」

エヴァに銃を向けていたトーマスはそれを聞いて銃を下ろすと歩み寄りますが後ろからジャンソンがエヴァを撃ち抜いて亡き者にしてしまいました。

さらにトーマスもジャンソンに気絶させられてしまいます。そして目覚めたときには目の前にテレサがおり、ジャンソンもいます。

ジャンソン「トーマスよ。お前の事はこれから一生大事にしてやる。そして人々をその血で救い続けるのだ。しかしそれにも限界があるから選ばれし者だけが助かる」

ジャンソンはそう言うとトーマスから手に入れた抗体を自分の体に打とうとしましたが、テレサに殴られて一瞬倒れ込みました。ジャンソン自身も既に感染者となっていたのです。

その隙にテレサはトーマスの拘束具を解きつつ血清を持って逃げようとしました。しかしジャンソンはすぐに立ち上がって2人に襲い掛かってきます。

テレサとトーマスはジャンソンに狙われて絶体絶命のピンチでした、しかし外から民衆の武装攻撃もあったおかげで一瞬怯んだため逃走を図ります。

最終的にテレサとトーマスはクランクが隔離されている研究室へと逃げ込みました。しかし様子がおかしいトーマスを見るとお腹から血を流しています。どうやらジャンソンの弾が一発だけ命中していたようでした。

ジャンソンも遅れてそこにやってくると2人を探し回ります。そしてテレサは先に見つかってしまったことで追い詰められてしまいます。

ジャンソン「テレサよ。お前がトーマスを始末できなくても俺ならあの男を始末できるぞ。」

追い詰められるテレサを見たトーマスは声を上げてジャンソンの気を引くと物を投げつけますが外れてしまい後ろのクランクがいるガラス窓に激突しました。

ジャンソン「お前の狙いは外れたようだな」
トーマス「それはどうかな」

狙いが外れたかに見えましたが、後ろのクランクのいる窓ガラスが割れるとそこからクランクはジャンソンに飛びついてかみつきます。その隙にテレサとトーマスは逃走を図るのでした。

しかしWCKD本部は既に火の手がたくさん上がっているため下の階に行くことすらできません。そのため2人は屋上へと向かいました。

屋上にたどり着いた2人ですが、結局屋上も燃え広がっていたため戻ろうとするも火の手が行く手を阻んでそれすらできなくなってしまいます。

絶体絶命の状態で2人はキスを交わすとそこにホルヘが運転&他のみんなが乗っている戦闘機が現れます。

ホルヘ「これ以上は近づけないぞ!」

ミンホたちはテレサとトーマスを助けようとしますが屋上と戦闘機は少し離れていました。

???「トーマス!飛んで!」

戦闘機に乗るには飛ぶしかない、しかしトーマスは負傷しているため飛ぶことができないという状況でしたがテレサの余力もあってなんとかトーマスは戦闘機に載ることが出来ました。

残るはテレサが乗り込めばいいだけとなります。しかし隣の建物が倒れてきたことでそれが本部に命中するとテレサは建物と一緒に落下してしまいます。

トーマス「てれさぁああああぁああ!」

みんなはテレサが落ちていく様子を見ると戦闘機はそのままWCKD本部のエリアから立ち去って行くのでした。

トーマスの目覚め

ベッドに横たわっていたトーマスは傷が癒えて目が覚めますが、そこは木造の小屋でした。その小屋の外に広がっていた光景は遠くに船が浮かぶ湖畔の集落のような場所です。

トーマスはそのまま集落を歩いているとミンホやギャリーほか助かった若者たちや大人のレジスタンスたちと合流し、ハグを交わしました。トーマスが寝ている間に何事もなく新たな平和の地を手に入れて居住を移していたのです。

生き残りのみんなはそこで家を建てたり生活のために必要なコトをしていました。

ミンホ「これお前のだろ?」

トーマスは中に紙の入ったボトルのようなアクセつきのネックレスを渡されると、そこにはニュートの手紙が入っていました。

ニュートの手紙「トーマス、俺は死ぬのは怖くない。でもクランクになるのは絶対に嫌なんだ」

また集落には人々の名前が刻まれた石碑もありました。そこにはトーマスが最初に目覚めた場所の壁に書かれていた名前やチャック、ウィンストンなどの名前があり、新たにニュートの名前も刻まれます。

同時にトーマスはテレサの名前をそこに刻みます。平和を取り戻したみんなはそこで新たな生活を歩み始めます。

終わり

映画『メイズランナー3最期の迷宮』情報整理と謎や疑問点を解説

解説考察?:ミンホはなぜ列車に乗っていなかったのか?

序盤の場面はWCKDに捕まったミンホを助ける作戦から始める本作でしたが、作戦成功で列車の一部を手に入れたにも関わらずそこにミンホの姿はありませんでした。

しかし映像ではしっかりとミンホが捕まっている姿も映っていましたしミスリードを誘うような場面でもあります。これに関しては個人的に列車を切り離すまでは乗っていたのではないかと考えています。

というのも列車に乗っていた他の子供にミンホのことを聞いた時に帰ってきた言葉が「彼はいた」といったセリフだったからです。

恐らくミンホは自分自身が助かった場合WCKDの連中が再び襲ってくると考えてあえて他の子供たちを巻き込まないために列車から抜け出していたのではないでしょうか。

実際その後の場面でジャンソンが映ったときに「ミンホがいるなら奴らは追わなくていい」といった発言をしていましたし、もしミンホがそこにいなければ執拗に探していたとも解釈できます。

そういった意味を込めてミンホは列車に乗っていなかったのです。以上考察といえるか微妙なミンホの解説でした。

解説:WCKDが血清の作成を急いでいた理由とは?

今回の話ではWCKDの連中が血清の作成を急いでいるようなプロットになっていました。ではなぜそんな急ぐ必要があるのかといえばそれはフレアウイルスが進化しているためだったような場面があります。

まずフレアに関しては過去作品を見てみると接触だけでは感染せず傷がつけられた場合はそこから感染してしまうような描写がところどころに見受けられます。つまり触れただけでは感染しないのがこれまででした。

しかし今作ではどうやらフレアウイルスが進化して空気感染までしてしまうような解説があります。恐らくそのような背景からWCKDは血清の開発を急いでいたのでしょう。

実際のところテレサは「もうすぐこのWCKD本部の内部にもフレアウイルスの脅威が入ってくる」といった発言をしていましたし、内部に普通に住んでいる住民も人によってはマスクをしていたことから空気感染を恐れていると取れます。

解説:トーマスはなぜギャリーを殴ったのか?

ギャリーは1作目に出てきた登場人物であり亡くなっていたと思われていたキャラクターでしたが、今回3作目で生きて登場していました。そんなギャリーに対してトーマスは殴りかかりギャリー「無理はないな」といっていました。

ではなぜこのように殴ったのかという話ですが、そもそもトーマスとギャリーは1作目で敵対している仲でした。

ギャリーは新入りとして入ってきたトーマスのせいで平穏だったメイズがかき乱されたことに憤りを感じて殴ることもあり、迷路から脱出する派(トーマス側)と脱出しない派(ギャリー派)で分かれていたのです。

そんな背景から2人は犬猿の仲。しかも最後に迷路から脱出直前に現れたギャリーが銃弾を撃ってチャックというキャラクターを亡き者にしていましたことからトーマスからするとギャリーは目の仇だったというわけです。

解説:ところでチャックって誰?

時よりチャックという名前が出てきた本作ですが、このチャックというのは1作目に登場しているポッチャリ体型の背の小さな子供です。そんなチャックはトーマスとも仲良しでトーマスが牢屋に閉じ込められている時でも会話をしたりしていました。

そんなチャックは1作目でギャリーが放った流れ弾に当たって亡くなったため登場することはありませんでした。

疑問に感じるとしたらギャリーが生きていたならチャックも生きていてもおかしくないのでは?と感じる部分でしょうか。ギャリーもばっちり胸のあたりを棒で貫かれていた気がするので生きていることが疑問ですが、どうやらWCKDの連中に敵対するローレンスが指揮する組織に拾われて生き延びているようですし。

まぁ心臓を撃ち抜かれたかどうかの違いですかね。

あとチャックに関しては大事にしていた両親に渡そうとしているお守りのような物体の伏線が回収されたのかが気になります。確か1作目ではチャックがトーマスに渡そうとしたものの「自分で会って渡すんだ」と言ったからチャックが持っている状態だった気がするのですが、あれはどうなったんだろう。

解説:石碑にはどんな意味があった?

終盤に名前が彫られた石碑が出てきた件です。あれはこれまでの犠牲者の名前が彫られた石碑のようなものでメイズの中にいたころから既に存在していました。

厳密にはメイズの中では壁に名前が刻まれていましたが、今回は石碑になって名前が書かれていたという感じです。

ちなみに作中で「ウィンストン」という名前も触れられていた記憶がありますがそのキャラクターは1作目で迷路から脱出に成功しています。

しかし2作目で施設から脱出したあとに暗い場所でクランクに襲われてフレアに感染、最終的に銃を貰って自らの意思で引き金を引いてお亡くなりになられた方でした。

解説考察?:最後にみんながいた場所はどこなの?

終盤でトーマスが目を覚ました場所については恐らくどこかの孤島ではないかと思いました。実際のところ海辺が広がっていたのが映像でわかったことと、遠くにクルーザーがあったことから恐らく生き残りは船に乗って感染の心配がない孤島へと移住したのでしょう。

ちなみにその伏線も序盤でばっちり映っています。最初の方でトーマスや子供たちが川のある場所に集められていたのがソレです。ライトアームズと呼ばれる組織の秘密の隠れ家は前作で襲われてなくなってしまったので新たな隠れ家になったのがあの場所なんだと思います。

そしてあそこから船に乗って孤島へ移動したという感じでしょう。

突っ込むとしたらディストピアの世界観の割にまだあんなにキレイな場所が残されていたのかと思いましたけど。

解説:ギャリーがトーマスのことを新入りと呼んでいた意味は?

改心したギャリーがトーマスに対してたまに新入り(グリーニー)と呼んでいた意味はそのままの意味ではあるものの過去作品を見ている人ならわかるものになっています。

この新入り(グリーニー)というのはメイズに送り込まれたばかりの人が呼ばれる呼び名になっていてギャリーはトーマスがメイズに送り込まれてきたときに新入り(グリーニー)と呼んでいたんです。

またメイズに送られたばかりの人は記憶が失われた状態になっているのですが、ギャリーは歓迎会の様な場面でトーマスを「新入り」と煽って自分の名前を思い出させたという思いでもありました。

その名残から久しぶりに再会したトーマスに対してもギャリーは新入り(グリーニー)と呼んでいたんでしょう。もちろんギャリーが入っていた組織に来たという意味での新入り(グリーニー)という意味でもありますが、過去作品を見ている人にはクスっと来るネタとして組み込まれていたイメージになります。

解説考察?:結局フレアウイルスは解決しているのか?

世界中で猛威を振るっているフレアウイルスは蔓延の一途をたどり今回テレサも亡くなったしエヴァ・ペイジも亡くなってWCKDは完全終了しています。このことから解決したのか?と思いますがフレアウイルス関連は解決したとは言えないですよね。

そもそもフレアウイルスが進化して空気感染まで出来るようになっていると考えたら孤島まで来てしまうのでは?とも思ってしまいます。そこらへん少し設定がガバガバな感じがする印象でした。

2作目にも一応医者が登場したけどテレサか誰かに撃たれて亡くなってるので医者がいないですし、トーマスから血清を作ろうにも施設もないし医者もいないしで割と詰んでいそう。

映画『メイズランナー3最期の迷宮』の個人的な感想

キレイにまとまっていた印象
最後まで飛ぶんだなーという感想
みんな成長した
細かいラストの描写がちょっと薄い

映画『メイズランナー3最期の迷宮』の個人評価と大衆評価

個人的な評価

アクション[star4.0]
キャラクター[star3.5]
ストーリー[star3.5]
映像[star4.0]
総合評価[star3.5]

大衆評価

大衆から見る評価は普通よりはいいという程度の評価を得ている印象を受けました。

IMDB[star3.0](3.2)
ロッテントマト[star3.5](3.6)
フィルマークス[star3.5](3.5)
映画.com[star3.5](3.4)
総合評価[star3.5]

口コミ評価を要約

2015年に初公開された映画な上に若者が主役な映画とあって顔が成長して変わってしまい「このキャラ誰だっけ?」と思ってしまうキャラクターがいました。

2作目から結構迷走している部分があったのであるいみ「メイズランナー」かと思います。結論言うと1作目が一番面白いです。

大切な仲間との再会や別れに心躍らされましたが、最後はちょっとあっけない気がするのでもうちょっと個人の描写を入れてほしかったです。

最高以外の言葉が見つかりません。

普段あまり見られない青年たちの生きる為に必死な姿を見られるのはハンガーゲームみたいで好きでした。

映画だからで済む話ですが、主人公たちが色々無謀すぎると思いました。飲まず食わずで砂漠走り回ったりしてるしどんだけ強靭な体してるのか。

登場しないと思っていたキャラのサプライズ出演はまぁ嬉しかった。ただ「迷路に逆侵入せよ」という広告はちょっと誇大な印象。

1作目は良く、2作目は作品が”迷走”していたものの3作目は”迷走”を抜け出して作品自体も面白いものになっていました。

映画『メイズランナー』シリーズは小説も読もう!

映画『メイズランナー』シリーズは小説原作なので当然原作もあります。その原作の日本向け翻訳本もシリーズ通して販売されているのでご覧になってみてはいかがでしょうか。

小説と映画では結構違いがあるので映画しか見ていないという人は2度おいしく楽しめるはずです。

小説版は英語オリジナル、Kindle版、文庫本などがあります。

映画『メイズランナー 最期の迷宮』のDVDも発売中!

映画『メイズランナー』シリーズは過去作のDVDがあると思われがちですが、実は最新作のDVDも販売されています。海外上映と日本上映に大きな開きがある場合にありがちなパターンです。

英語じゃないの?と思われますが4K UHDなら日本語吹き替えや字幕版もあるので英語がわからない人でも楽しめますよ。

過去作はユーネクストで見よう

映画『メイズランナー』の過去作品はユーネクストにて配信中です。ユーネクストなら31日間の無料トライアル期間が設けられているため、その間に視聴して解約すれば無料で視聴することが可能になります。

映画の方は最初についてくるポイントを使えば2作品とも見られるのでおすすめですよ。登録も数分で出来るので是非お試しください。

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