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3CCGアニメーションの最高峰ピクサーといえば数々の名作アニメを生み出して来た誰でも知っているレベルのアニメーカー。
2018年には新作映画「リメンバーミー」の上映を控えており、アクティブな活動が続いています。
今回はそんなピクサー製作の映画について、全作品のあらすじや見どころ解説などしていきたいと思います。
目次
ピクサー長編映画は未公開含めて21作品
ピクサー映画作品は現在判明しているものを全て合わせると21作品あります。
公開済みのもので一番新しいものは「カーズ/クロスロード」、2018年3月公開予定の最新未公開映画は「リメンバーミー」となっています。
一覧はこんな感じ。
[aside type=”normal”]1 トイ・ストーリー
2 バグズ・ライフ
3 トイ・ストーリー2
4 モンスターズ・インク
5 ファインディング・ニモ
6 Mr.インクレディブル
7 カーズ
8 レミーのおいしいレストラン
9 ウォーリー
10 カールじいさんの空飛ぶ家
11 トイ・ストーリー3
12 カーズ2
13 メリダとおそろしの森
14 モンスターズ・ユニバーシティ
15 インサイド・ヘッド
16 アーロと少年
17 ファインディング・ドリー
18 カーズ/クロスロード
19 リメンバー・ミー
20 Mr.インクレディブル2(仮名・原題)
21 トイ・ストーリー4(仮名・原題)[/aside]
公開予定としてはMr.インクレディブルとトイストーリーの続編映画。
ほかにも何も発表していないものがありますがそれは割愛!。
ピクサー映画収入トップ4
[aside type=”normal”]インサイド・ヘッドファインディング・ドリー
ファインディング・ニモ
トイ・ストーリー3[/aside]
モンスターたちの世界と現実が入り混じるモンスターズシリーズ
モンスターズ・インク
2002年3月2日公開/94分
子供を怖がらせることでエネルギーを得る会社で働いていたモンスターのサリーとマイクがひょんなことから女の子と出会ってしまい、モンスターの世界に入り込まれてしまう映画。
舞台はモンスターの世界。毛むくじゃらの青いモンスターサリーと、その相棒である緑色の一つ目モンスターマイク・ワゾウスキは、大企業であるモンスターズ株式会社(モンスターズ・インク)で働いている。モンスターズ・インクの業務内容は、無数に保持している“人間の子供の部屋へ通じるドア”から子供部屋にモンスター達を送り込み、怖がる子供たちの悲鳴をエネルギーに変換、モンスターの世界へ供給するというもの。この世界では「人間の子供は危険」とされており、怖がらせるのが仕事であるモンスター達は、同時に子供達を恐れてもいる。サリーはこの会社で誰からも尊敬される、大社長のウォーターヌースから仕込まれた「ナンバー・ワンの怖がらせ屋」だった。そんなサリーを敵対しているのはサリーに次ぐ2位の怖がらせ屋のランドールだった。彼はトップに出るためらならば手段を選ばず、アシスタントに八つ当たりするほどの卑怯なモンスターだった。
昨今、映画やゲームなどの影響からモンスターを怖がらない子供が増え、会社の業績は悪化、またエネルギー不足も深刻になっていた。さらには他のモンスターが間違って人間の世界から誤って靴下等を持ち帰った際には消毒される羽目になってしまうのだった。
そんなある日、サリーは白地に花柄のドアを見つけると、不注意で人間の女の子ブーがドアの向こうからこちらへ入って来る場に居合わせてしまう。おかげで町は大混乱し、マイクとセリアのデートも台無しになってしまう。サリーとマイクも最初は有害だと思っていたが、だいぶ慣れてきていた二人はブーにモンスターの着ぐるみを着せて「サリーのいとこの姉さんの娘」を装いながら、元の世界に返そうとした。しかし、そこにはランドールがブーを誘拐しようと社内をうろつきまわっていた。ランドールをかいくぐりながら、サリーはウォーターヌース社長にブーのことを話すと、社長は「この子を守ろう」と言いつつ、ブーのものではなく、ヒマラヤ山脈行きのドアを用意した。なんと、社長はこの事件の黒幕でランドールもグルの部下だったのだ。そして、サリーとマイクをヒマラヤ山脈へ追放してしまった。
サリーとマイクは同じく追放されたイエティの力を借りて、無事帰還してブーを救出し、ランドールを退治して、人間の世界に追放することに成功。ウォーターヌースは「会社を救うためなら1000人でも構わず誘拐する」と自分の陰謀を暴露したために、業界での面目を失い逮捕されてしまう。すると二人の前に、CDAの隊長・ロズが現れた。この事件を聞きつけたロズはブーのことを知り、ドア・シュレッダーを用意させる。そして、サリーとマイクはブーに別れを告げると、ブーのドアはドア・シュレッダーで処分され、最初からなかったことになってしまう。サリーは思い出の品としてドアの破片を握りしめた。一方、社長は逮捕され、会社は倒産してしまう。ブーとの別れと会社の倒産に悲しむサリーにマイクは「意外と笑えた」と言い、これをヒントにサリーは名案を思い付く。サリーはモンスターズ・インクの4代目社長となり、会社の方向性を子供を怖がらせるのではなく笑わせる、という方向性にシフトさせた。改革は正解だった。笑い声は悲鳴以上に強力なエネルギーになったのだ。いまだにブーのことを忘れられないサリーはブーの絵とドアの破片を眺めていた。そこへマイクが現れ、ついていくように言うと、目の前には壊されたはずのブーのドアが。マイクが自らの手で修復したのだった。サリーが保管していた破片をはめるとドアは完成。そして、ドアをあけてブーを呼ぶと、どこからか女の子の声が聞こえた。
モンスターズ・ユニバーシティ
マイク・ワゾウスキ(マイク)は、小学生の頃は小さい身体つきを理由に、同級生から鬱陶しく思われていた。そんなある日、学校の授業でモンスターズ・インクの見学にきた時に、“怖がらせ屋”フランク・マッケイの勇姿を目の当たりにし、彼からも気配を消していたことを評価され、自分も怖がらせ屋になることを決意する。月日は流れ、マイクはフランクの出身校・モンスターズ・ユニバーシティ(MU)に入学することに。
マイクが所属する、怖がらせ屋を育成する「怖がらせ学部」には著名な怖がらせ屋を代々輩出するサリバン家のエリート、ジェームズ・P・サリバン(サリー)やランドール・ボッグス(ランディ)も入学していた。しかしサリーは自らの才能にかまけており、なにかにつけて努力家のマイクを馬鹿にする。当初は教師達から名門であることもあり、サリーの才能が高く評価されたが後に努力して成績をあげるマイクのほうが評価されていった。
そして、怖がらせ学部の期末試験の日。試験に臨もうとするマイクとサリーだったが、二人は小競り合いの末にハードスクラブル学長の記念悲鳴ボンベを壊してしまい、ついには学長に「二人とも怖がらせ屋には向いていない」と言い放たれてしまう。学部を追放され、苛立つサリーと意気消沈するマイク。そんな時、部屋に戻ったマイクの目に飛び込んできたのは、MUの伝統行事「怖がらせ大会」のチラシ。彼は怖がらせ学部に復帰するために大会への出場を決意する。出場資格は6人の団体であること。そんな中マイクとサリーを唯一受け入れてくれたのは、MUの落ちこぼれ達が集うサークル「ウーズマ・カッパ」。彼らは怖くない上に、へんてこながらも愛すべき仲間たちと大会での優勝を目指すことになる。
初戦敗退の危機に陥るもなんとか大会を進めるが、ロアーの罠によってウーズマ・カッパはMUの笑いものにされてしまった。さらにロアーのリーダー・ジョニー・ワーシントンに「お前たちには怖がらせ屋じゃなくて、郵便係りがお似合いだ」と言われてしまう。諦めかけたその時、マイクは一同を本物の怖がらせ屋のいる会社へ向かい、ウーズマ・カッパの面々は自分達と同じ個性を持つプロを見てやる気を取り戻し、今まで衝突していたマイクとサリーもお互いカード集めをしていたことを知り、お互いに自身の間違いに気付き、協力し合うようになった。サリーは真剣に練習に励み、自分達の個性を活かしたウーズマ・カッパは決勝目前まで勝ち進むことができた。そして、大会最終日ロアー・オメガ・ロアー対ウーズマ・カッパの対決となっていた。互いに引けを取らない勝負を繰り出す。アンカーはロアーのリーダー・ジョニーとマイクだった。ジョニーは腹の底から唸り声をあげ、高得点を入れる。マイクも負け時とこれまでにないほどの唸り声をあげる。すると、その結果はジョニーをも上回るほどの高得点だった。優勝はウーズマ・カッパのものに。
大会に優勝して、怖がらせ大学に戻れたマイクは上機嫌で吠える。ところが、軽い程度だったのに、人形が突然悲鳴をあげ高得点をあげた。今度は指を鳴らすと、人形はまたもや悲鳴をあげて高得点に。指を鳴らしただけで子供が怖がるはずがないと不思議に思ったマイクは、ベッドの下の子供の難易度を見ると、ほかのメンバーは最高レベルなのに、彼だけ低い。実はサリーはマイクに恥をかかせないよう大会前に細工していた。サリーが犯人と知ったマイクは裏切られたと怒り、その場を去ってしまう。
良かれとやったつもりが逆にマイクを傷付けてしまったサリーはロアーのメンバーに歓迎されるも、サリーはトロフィーを押し付け、学長に自分がイカサマをしたことを話し、キャンパスからの追放を命じられる。するとそこへ、警備員がドアの研究室に異常があったことを伝えていた。マイクが自分が怖がらせ屋に相応しいことを証明しようと、完成前のドアを使って中へ入っていく。そして、キャンプに来ていた子供たちに吠えるも、子供たちから「かわいい」と喜ばれるだけで怖がってもらえない。そして、追い詰められて絶体絶命のピンチに。慌てて入ってきたサリーもドアの中へ。しかしそこには警官が待ち構えていた。サリーは逃げ延びているうちに、マイクを見つける。サリーは自分がしたことをマイクに謝り、自分はなんのとりえもない役立たずだと言う彼に対し、サリーも自分は本当は怖がりだと明かす。サリーは今までは友達ではなかったので、それが言えなかった。しかし、再び警官に見つかり、再びクローゼットから元の世界へ帰ろうとするが、そこはただのクローゼット。実は元の世界で学長がドアの電源を切っていた。
そこで、マイクは「警官たちを脅かして、悲鳴をあげさせればドアが開く」と言うが、子供ならまだしも大人は簡単には怖がらない。しかし、マイクに作戦があり、マイクが指示すると二人はキャンプハウスの中で暴れまわった。それに動揺する警官たち。そして、マイクが彼らを転ばせると、サリーは腹の底から大声で吠えた。警官たちは悲鳴をあげ、怯えて逃げ出してしまう。今が元の世界に戻れるチャンスだ。サリーとマイクはドアに向かって飛び込むと、ドアは大爆発。マイクの足元には爆発で焼けた、恩師の帽子が残された。そこへCDAと隊長のロズが現れ、二人を連行していった。事件からしばらくたった日のこと、サリーは大会でイカサマをしたこと、マイクは昨夜の事件を引き起こした為、退学されられることに。一同はそのことを残念に思うも、学長に認められて、怖がらせ屋に入部できていた。さらにドンとスクイシーのママ・シェリーは結婚することが決まった。別れ際にマイクは「皆は最高の怖がらせ屋だ!こんな恐ろしい奴ら、俺は見たことはない」と仲間達の健闘を祈り、大学を去った。
サリーとマイクの別れの時が来た。マイクはサリーに別れを告げるとバスに乗って、大学を離れようとした。その時、バスの窓の外から青い毛むくじゃらの腕と共にサリーが顔を出して、マイクは驚く。サリーは「マイクのような奴はほかにいない。みんなは俺がリーダーだと思ってるようだが、俺はただお前に便乗してただけだ。学長と約束したのも、あのダメなチームを優勝させたのもお前だ。ドアが壊れたほどの悲鳴を集めたのは俺だけじゃない。俺は初日から鉛筆も置いてきたんだぞ」という。そして、サリーは「お前は怖くないが、怖い者知らずで勇敢」だと言い、マイクは今まで怖い者知らずだと言われたことがなかったので微笑んだ。マイクの凄さを見抜けなかった学長は見る目がないと言おうとしたところに学長が現れ、あの事件の一面を見せてくれた。学長は「あなたたちみたいなモンスターも必要なのかも知れません。ですが、あなたたちを退学せざるを得ませんでした。私にできることは幸運を祈ることだけです」と言い、そしてマイクに「みんなを驚かせて」と言い残すと飛び去っていった。学長から励ましの言葉をもらった、マイクとサリーは怖がらせ会社で郵便係のアルバイトを始める。それから月日が流れ、サリーは怖がらせ屋にマイクはアシスタントに昇進した。そして、マイクは子供の時以来二度目の絶叫フロアに足を踏むと、初めての仕事に取り掛かった。
バグズ・ライフ
ここは虫たちだけが住む世界。そこには、とある高原の池に浮かぶ、アリのアント・アイランドがあった。そこで働くアリたちは秋に備えて食料を集めていた。その日々にアリたちは苦労し、女王の長女アッタ姫も毎日のようにくたびれていた。そんなある日のこと、発明家のフリックがまたトラブルを起こしていた。彼の発明した、刈り取り機は枝を刈り取って食料をためるというものだったが、食料を取り終えると枝を遠くへ飛ばすという危険なものだった。他のアリたちは彼の発明に呆れ、彼を「歩く災難」と呼ばれていた。そんな彼を唯一慕っているのは、アッタ姫の後継ぎとなる次女・ドット姫だった。彼女もまだ小さいので飛ぶことができずにいた。同じ悩みを持つ二人は仲良くなった。その時、警笛が聞こえた。あれは、バッタ一達が来る合図だ。アリたちが食料を集めていたのは、自分たちのためでなくバッタたちのためだったのだ。アリたちは慌てて巣の中の集会へ急ぐも、集会に遅れたフリックの発明のミスで食料を一つも残らず、川の中へ落してしまう。
慌てたフリックはこのことを姫に伝えようとするも、上からバッタ一味が食料がないとの声が聞こえた。フリックのミスが他のアリたちにバレてしまったのだ。そこへバッタ一味のリーダー・ホッパーが「雨季が近づくと、アリが食料を集め、それをバッタが食べる」という掟を話す途中で、ホッパーの弟・モルトが「兄貴が鳥に食われかけた」ことを暴露してしまう。頭にきたホッパーは「帰るまでは一言もしゃべるな」と警告し、モルトを殴ろうとするが、なぜか別のバッタを殴った。実は死んだ母の遺言で弟が殴れなかったのだ。そこでホッパーはアリたちにやり直しを命じる。女王は「自分たちの食料はどうするの」と問いかけるも、ホッパーは「逆らうやつはこうなるぞ」と指を鳴らす。そこにサンパーが現れた。他のバッタより飢えており、かなり凶暴な性格のバッタだった。ホッパーはドットを捕まえ、サンパーの餌食にしようとした。フリックはドットを助け、ホッパーは「雨季が来るまでに食料を集めろ」と無理難題を言い残すとそのまま飛び去っていった。その後、裁判が行われた。フリックが食料集めに失敗した責任を負わされたのだ。そこでフリックは「バッタを食い止められる棒探しに出かける」と言い放つ。最初は止めようとした、アッタ姫だったが、そうすればしばらく問題が起きなくて済むと考え、半ば追放という形でフリックに用心棒探しを任せることに。そのことも知らずに、フリックは用心棒探しに出かけたのであった。
一方、郊外の草畑の中では客達にバカにされ、帰られてしまったり、返金要求をされる等、いまいちパッとしないサーカス団のライブが行われていた。そんな中、ある事故で団長のP.T.フリーが全身に火傷を負ったため、団員の全員を解雇する。
その夕方、解雇された団員達はトレーラーハウス下の都会の居酒屋で別れを惜しむ会をしていた。何週間も都会を探す旅をしたフリックは居酒屋に入るが、どの用心棒も強そうには見えない。その時にサーカス団員は不良たちに絡まれていた。そこで団員たちはサーカスでしていたお芝居を披露し、自分たちは「伝説の勇者」だと言い張る。それを聞いたフリックはお芝居とも知らずに感動し、彼らを用心棒として雇うことにした。他の団員たちも芸人のスカウトマンだと勘違いし、彼と共にアント・アイランドへ戻ることにした。しかし、アント・アイランドに着いた時は国民たちから「伝説の勇者」を称える。しかし、フリックと団員たちは互いに正体を知ることになり、団員たちは逃げ出そうとする。バレたら、本当に追放されてしまう。そう思ったフリックは彼らを呼び止めようとするが、突然逃げ出した。実はそこには鳥の巣があった。ドットはフリックを助けようとするが、逆に追い詰められてしまう。そこで団員たちはドットを助け、鳥を追い張ることに成功する。団員たちは歓迎され、伝説の勇者として残ることを決めていた。そこで彼らはバッタ一味に太刀打ちできるように、本物そっくりの鳥の人形を作ることにした。それと同時に食料集めもほったらかしにしていた。
ここはバッタ一味のアジト。バッタたちは「アント・アイランドに雨が降ったら、殺虫剤を吸ったみたいにお陀仏だぜ」と文句を言っていた。それを聞いた、モルトはホッパーに戻る必要ないと言うが、他のバッタたちは身分が違うので言えない。彼らはモルトをホッパーの弟だから「副社長だろ?」と煽てる。すっかり乗せられたモルトは、兄であるホッパーを「ちょっとだけの食料のために、なぜ戻るんだ?」と言うも、逆に怒らせ、モルトは自分が煽てられたことを弁解する。それを聞いたホッパーは当分残ることを決める。「ここには食料があるのに、わざわざ戻るなんてバカげてる」と言い放つホッパー。しかし、ホッパーは抵抗した一匹のアリ(フリック)を思い出すと、部下たちに語る。「あそこに居るアリたちは、俺たちより大勢いる。もし奴らがそれに気づかれたら、もうこんな暮らしもできなくなる。食料のためじゃなく、誰がリーダーに相応しいかを教えるために戻るんだ!」と言う。それを聞いたバッタたちは早速、アント・アイランドへ出発した。モルトも兄を説得させて大正解だった。
その頃、アント・アイランドではフリックはアッタ姫から団員たちを見つけたことに感謝していた。その時、サーカスの団長フリーがやって来た。実はあの事故が大ヒットしたので、サーカスを再び開こうと団員たちを探していたのだ。それと同時にフリックは一同からの信頼を失い、サーカス団と共にアント・アイランドから追放されてしまった。その後、アント・アイランドではアリたちが渋々食料集めをしていた。しかし、そこへバッタ一味が現れ、ホッパーから「食料をすべて集めるまでは休むな!」とアリたちを怒鳴り散らす。それを見たドットはフリックを探そうと、必死になって羽を羽ばたかせついには飛べるようになり、フリックを追いかけた。ドットは彼に戻るように言うが、フリックは自分の失敗が原因で皆に迷惑をかけたことを償い戻ろうとしなかった。そこでドットに励まされ、サーカス団員たちもフリーを監禁させ、アント・アイランドへ戻っていった。帰る途中でフリックはホッパーの部下から「ホッパーが女王の命を狙っている」と聞かされる。そこでサーカス団員の協力で女王を救い、フリックが作った偽物の鳥で、バッタ一味を翻弄させる。ところが、監禁されていたフリーが偽物の鳥を燃やしてしまった。それを見たホッパーは、アッタ姫を犯人と見たが、フリックが「すべて僕が一人で考えたことだ」と言い放つ。ホッパーはサンパーにフリックを襲わせた。そして、フリックはホッパーが女王を抹殺しようとしたことを国民に暴露する。ホッパーはアリたちに「お前たちは何も考える必要はない。ただ俺たちのために食料を集めるだけでいいんだ」と言う。しかし、フリックは語る。「アリはバッタの奴隷じゃない。アリは優秀で働き者だ。だから、お前たちの分まで食料を集められたんだ。弱いのはどっちだ?我々にはお前たちは必要ない、お前たちがアリを必要としているんだ」と。他のアリたちもフリックの意見に同意した。そして、フリックは「お前だってわかるはずだ、アリの方が強い」と挑発する。頭に来たホッパーはフリックを殴り飛ばそうとするが、ホッパーが振り向くとそこにはバッタ一味より大勢のアリたちとサーカス団員が団結していた。そして、アッタ姫はホッパーに「正しい自然の法則はアリは食料を集めそれを食べる。無関係の者は追放します」と反論する。そして、アリたちとバッタ一味の対決が始まった。ところが数の差でバッタ一味の負けとなり、モルトを含むバッタたちはホッパーを置いて逃げだしてしまった。置き去りにされたホッパーはアリたちに捕まり、大砲で飛ばされそうになる。その時、突然大雨が降りだした。人間にとっては普通のしずくでも、虫にとっては大粒のしずく。それを利用したホッパーは大砲の勢いで、フリックを連れ去ってしまう。しかし、逃げる途中でホッパーは触角を片方失い、さらにアッタ姫にフリックの救出を許してしまう。なんとか逃げ切れたフリックだが、再びホッパーに見つかり、彼に絞め殺されそうなところに、鳥が現れた。ホッパーはこれも偽物だと勘違いするが、実はこれは本物の鳥だった。気づくのが遅すぎたホッパーは逃げるタイミングを逃してしまい、そのまま鳥に捕まり、食い殺されてしまった。
そして、事件から翌日。フリックとサーカス団員たちの活躍でアント・アイランドに平和が戻った。バッタ一味はホッパーの死に伴い解散し、モルトもサーカス団員として雇われていた。フリックは他のアリたちと和解し、彼の発明が採用されていたのだった。そして、アッタ姫は女王昇進し、ドットも姫の後継ぎとなっていた。それから、フリックたちは飛び去っていくサーカス団員を見送るのだった。
カーズ
カーズ
カーズ2
カーズ/クロスロード
トイ・ストーリー
トイ・ストーリー
カウボーイ人形のウッディは、古めかしいおしゃべり人形。背中の紐を引っぱると、パンチの効いた「カウボーイトーク」を聞かせてくれる。そんなウッディはアンディ少年の大のお気に入りで、彼は毎日のように、いろいろなおもちゃを取り混ぜながらカウボーイごっこに興じるのだった。そうしてアンディが楽しく遊ぶおもちゃ達には、とても大きな秘密があった。彼らは実は生きていて、話したり自由に行動したりできるのだ。しかし、それを人間に知られてはいけないというのが「おもちゃのルール」なのだ。ウッディは、アンディの一番のお気に入りのおもちゃで、おもちゃ達のリーダーでもあった。
そして、今年もアンディの誕生日がやってきた。おもちゃ達はこれから共に過ごすことになる新顔に興味津々だが、ウッディの気持ちは落ち着かない。「新しいおもちゃがアンディのお気に入りになれば、自分はお役御免になってしまう」、そう考えると気が気ではなかったのだ。ところが、そんなウッディの心情をよそに現れたのは、最新の宇宙ヒーロー、バズ・ライトイヤーだった。技術の粋を結集したようなバズに、アンディは案の定夢中になってしまう。また、バズ自身も自分が本物のスペースレンジャーだと信じて、飛行能力を証明するため高みから飛び降りたりする。これにはおもちゃ達までが心を奪われてしまう。
そんな中、デイビス家が引っ越すという新たな問題が持ち上がる。その騒ぎの最中、バズがアンディの部屋の窓から転落するという大事故に見舞われる。しかし、他のおもちゃ達は、ウッディが自分に取って代わりそうなバズを突き落としたのだと誤解しはじめる。一方ウッディは、アンディに連れられて「ピザ・プラネット」というレストランに連れて行かれる途中、二人を尾行してきていたバズに会って喧嘩となり、夢中になるうちガソリンスタンドでアンディとはぐれてしまう。必死に彼を追う二人だったが、道すがら「おもちゃ殺し」と称される隣家に住む少年シドに発見され、そのまま連れ去られてしまう。
彼の部屋に閉じ込められたウッディとバズは、もうすぐ引っ越してしまうアンディの家へ戻ろうと試みる。しかし、テレビで流れていたバズ・ライトイヤーのCMを見たバズが自分がおもちゃであることに気づき落ち込み、さらにはシドがバズにロケット花火を括り付け爆発させようとする。ウッディはシドのおもちゃたちの協力を得て、バズを救出することに成功する。
だが、デイビス家が乗った車やアンディのおもちゃたちを乗せた引っ越しトラックが出発してしまう。ウッディとバズはトラックを追いかけるが、間に合わなかった。そんな中、ウッディがバズに括り付けられたロケット花火の存在を思い出す。2人は、ロケット花火を利用してアンディの元へ戻ることが出来た。
その後、アンディ達は引っ越し先でクリスマスを迎える。おもちゃ達は、新しいおもちゃがプレゼントされないか心配していたが、プレゼントの中身は子犬(バスター)だった。そして、冒険を共にしたウッディとバズは固い友情を誓ったのだった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC
トイ・ストーリー2
前作の冒険で、共に危機を脱して「アンディのお気に入りのおもちゃ」として固い友情を誓ったウッディ(トム・ハンクス/唐沢寿明)とバズ・ライトイヤー(以下「バズ」と表記、ティム・アレン/所ジョージ)は、いつものようにアンディ少年(ジョン・モリス/北尾亘)に楽しく遊んでもらっていた。今ではアンディ少年の利口な飼い犬バスター(フランク・ウェルカー)も、おもちゃたちの良い友達である。
だが、そんなおもちゃたちには実は秘密があり、本当は人間が見ていないときは自由に歩き回ったりおもちゃ同士でおしゃべりしたりする。これは「絶対に人間に知られてはいけないおもちゃたちのルール」なのである。
そんなある日、重大な問題が発生した。なんとウッディの右肩の糸がほつれて綿がはみ出してしまった。カウボーイ・キャンプにウッディを連れて行こうとしていたアンディは落胆し、ひとりでキャンプに出かけるが、ウッディは連れていってもらえなかったことを深く落ち込む。挙句には自分がアンディに捨てられる悪夢まで見る始末。そんな矢先にガレージセールで不要品を売る事になり、アンディの部屋からは長らく棚の上に忘れられ、その上ホコリを被ってしまい鳴けなくなっていたペンギン人形ウィージー(ジョー・ランフト/佐古正人)が売りに出される事に…。
おもちゃ仲間が売りに出されたウィージーを心配する中、ウッディはほつれた体をおしてバスターを駆り、ウィージーを救出する作戦を決行する。だが入れ違いにウッディがガレージセールの列に取り残されてしまった。おまけにたまたまガレージセールを見に来ていたおもちゃマニアで玩具量販店「トイ・バーン」経営者アル(ウェイン・ナイト/樋浦勉)に見つけられ、ウッディを譲ってほしいとママ(ローリー・メトカーフ/小宮和枝)に交渉する。ママは売るのを拒否したが、アルは隙を突き、ウッディを強奪してしまう。このままではウッディが日本のおもちゃ博物館に売り飛ばされてしまう!バズたちアンディのおもちゃは、盗まれてしまったウッディを救出するべく行動を開始した。
一方のウッディだが、アルの手配した職人によって丁寧に修復され、長い間に落ちた塗装は塗りなおされ、汚れはきれいにされて、ピカピカの新品同様になっていた。しかもなんと、彼は白黒テレビの時代には絶大な人気を誇りながら、スプートニク・ショックのあおりを受けて打ち切りとなったカウボーイ・ドタバタ人形劇『ウッディのラウンドアップ』の主役で、今では数少ないキャラクターグッズだった。
往年の人気番組だけあって、ランチボックスやレコード・ラジオといった様々な関連グッズが揃い、また同じ人形劇内に登場していた人形仲間であるお転婆カウガール人形ジェシー(ジョーン・キューザック/日下由美)や、ちょっとそそっかしい金鉱掘りプロスペクター(ケルシー・グラマー/小林修)、そしてウッディ、ジェシーの愛馬であるブルズアイ(フランク・ウェルカー)とも出会ったウッディは、ただただ呆然と自分の「レアグッズ」としての価値を認識する。そしてウッディを加えた「ラウンドアップの仲間」は、近い内に日本のおもちゃ博物館に売却され、永久保存されるのだという。しかし、ウッディは持ち主がいるので行けないと断る。それを聞いたジェシーたちは倉庫に逆戻りにされてしまう。ウッディは戸惑ってしまう。
カウガールのジェシーは自分の過去を語る。ウッディと同じように持ち主に大切にされたが、やがて持ち主が成長してベッドの下に忘れ去られ、そのまま捨てられた後、ガレージセールで売りに出された過去を述べていた。プロスペクターに至ってはおもちゃ屋の棚で売れ残ってしまった事からすっかり心を閉ざしてしまっていた。そして彼に語る。「アンディは大人になるが、止められない。日本の博物館に行けば、ラウンドアップの仲間たちは永遠に一緒だ」とウッディを説得する。それにウッディは同情して、自分も博物館に行くことを決意する。
一方、ウッディを助けに来たアンディのおもちゃ達はアルのトイ・バーンでウッディを探していた。その途中でバズがベルト付きのニュー・バズに捕まり、成り代われてしまった。一同が混乱する中、ようやくウッディを見つけたアンディのおもちゃ達は本物のバズと遭遇する。本物バズはウッディに帰るように言うが、ラウンドアップの仲間を見捨てたくないと言う。それを聞いてバズはウッディに愛想を尽かし、帰ってしまう。途方に暮れたウッディはビデオを見ると、そこには歌っている途中で子供に抱きしめられている自分の姿が。それを見たウッディは自分の過ちに気付き、帰ることを決意し、ラウンドアップのみんなを連れて一緒に帰ることを選んだ。しかし、プロスペクターは反対だった。誰よりも博物館に展示されていることを望んだ彼は「誰にも邪魔はさせんぞ」と言い放つ。そして、プロスペクターはウッディを無理やり箱に入れると、そのままアルに連れていかれてしまった。バズたちもエレベーターに乗ってウッディを追うが、そこには悪の帝王・ザーグが待ち構えていた。ニュー・バズがザーグに苦戦しているのを見たレックスは、ザーグをエレベーターから突き落としてしまった。遂にザーグを倒したレックスは大喜び。一方、バズたちはあと一歩のところで、ウッディを救出できずにいた。そこで彼らは近くにあった、ピザ・プラネットの車を運転して追いかけようとした。バズはニュー・バズを誘おうとするが、彼はザーグと親子のように仲良くしたので、その場でわかれた。
そして、ようやく飛行場に着いた。バズたちは飛行場内でウッディを捜索する。バズはようやくウッディを見つけるが、プロスペクターに殴り倒されてしまった。怒ったウッディはプロスペクターに殴りかかるも逆にやられ、腕に傷をつけられてしまう。プロスペクターは「バラバラにされるのが嫌ならついていくか」とウッディを脅すが、ウッディは断った。プロスペクターはウッディにツルハシを振り下ろそうとするが、バズたちのフラッシュ攻撃に怯んで、バズに捕まってしまった。プロスペクターは「いつか捨てられる」と悪あがきをするが、ウッディは「なんとでも言え、お前にも遊びの楽しさを教えてやる」とプロスペクターを、人形に落書きをする女の子のリュックに入れてしまった。プロスペクターを追い払ったウッディはジェシーを助けようとするが、一足遅くジェシーはそのままエアカーゴの中へ。ウッディとバズはブルズアイに乗るとエアカーゴまで、走っていった。ジェシーの入った箱は他の荷物と共に飛行機内へ。ウッディも荷物に紛れて、飛行機に入ることに成功する。ウッディはジェシーを見つけて帰ろうとするが、ジェシーは嫌われると不安がっていた。しかし、ウッディからアンディに妹がいると聞かされて、上機嫌のジェシーは早速飛行機から降りようとするが、飛行機のドアは閉まってしまった。そこで彼らは非常口から出ようとするが、ウッディが足を滑らせてしまった。ジェシーはウッディの腕を掴むが、ウッディは帽子を落としてしまった。その時、帽子をキャッチしたのはブルズアイに乗ったバズだった。飛行機が離陸する前になんとかしなくては。そこでウッディはバズを飛行機の車輪の後ろに誘導させ、背中の紐を車輪のネジに引っ掛けた。ウッディはジェシーに「番組の最終回だと思えばいい」と言うが、ジェシーは「打ち切りになったままよ、どうなるのかもわからないのに」と言い返す。そんな彼女にウッディは「俺たちで続きを作ろう」と言うと、ジェシーは決心して飛び降りた。ウッディとジェシーはブルズアイの上に見事着地。飛行機は彼らが降りていることも知らずに、飛び去っていった。ジェシーはウッディの活躍に感激し、そのままアンディの家に帰っていった。
アンディがキャンプから帰って来た。ウッディを心配していたアンディは棚の上を覗くと、そこにはウッディはいなかった。そして、振り向くとベッドには「おかえりアンディ」と書かれたボードとおもちゃたちがアンディを待っていた。アンディはママが新しいおもちゃを購入したと勘違いしながらも喜び、ジェシーとブルズアイもアンディのおもちゃの仲間入りになって喜んでいた。ウッディの破れた腕はアンディによって修理されていた。ウッディも一安心。一方、ミスター・ポテトヘッドもミセスとラブラブだった。しかし、最悪なことにピザ・プラネットのエイリアンたちまでついてきてしまい、さらにミセスは「この子を私たちの子にしましょう」と提案し、ミスターは呆れかえってしまった。さらにウィジーが修理され、普段とは違う男らしい声で歌い出した。ウッディはアンディの将来を心配していたが、バズと共にアンディを見守ることにした。そして、アンディのおもちゃたちはウィジーの歌を聞いて盛り上がっていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC2
トイ・ストーリー3
第1作目から10年後。おもちゃ達の持ち主であるアンディ・デイビスは17歳になっており、おもちゃと遊ぶことからは卒業している。そして、もうすぐ大学に進学しようとしている。アンディは大学の寮へ引っ越すことに際して、長年のお気に入りだったウッディだけをそこに持っていき、バズ・ライトイヤーやジェシーをはじめとする他のおもちゃたちは全て屋根裏部屋にしまうことを決めた。ところが、屋根裏部屋行きのおもちゃたちがデイビス夫人の手違いでゴミに出されるという事件が起こる。危ういところで難を逃れたおもちゃたちは、直前のアンディとデイビス夫人の会話で「ガラクタだ」と言われたことにショックを受け、完全に捨てられたと思い込み、地元の託児所へ寄付されるおもちゃたちの段ボールに入り込む。
託児所「サニーサイド保育園」に到着した彼らはそこのおもちゃたちに歓待を受け、優しい性格のクマのぬいぐるみロッツォ・ハグベアから、ここがいかに素晴らしい場所かを聞かされ、留まることを決意する。仲間を説得するために同行していたウッディは、彼らの決心が堅いことを知り、失望して1人でサニーサイドを去っていく。しかし、外へ出たところでサニーサイドから帰宅する途中だった4歳の少女ボニー・アンダーソンに拾われ、ウッディは彼女の家へ。ボニーに遊んでもらったウッディは、久々にその喜びを味わうのであった。
一方、新入りのバズとジェシーたちに割り当てられたのは、おもちゃを乱暴に扱う年少の子供たちが集う「イモムシ組」の部屋だった。あまりにひどい扱いに耐え兼ね、バズはロッツォに対し「チョウチョ組」の部屋へ移動させてくれるよう要求する。だが、ロッツォの優しい態度は表向きで、実はこの施設のおもちゃたちはロッツォの恐怖による支配下にあり、新入りのほとんどはイモムシ組の部屋で数日の間に破壊され、ゴミとして捨てられる運命にあるのだった。ロッツォはアンディの家へ帰ろうとするジェシーたちを柵の中に閉じ込め、捕らえたバズのリセットボタンを押して支配下に置き、看守として彼らを見張らせる。
ボニーの家のおもちゃたちから、サニーサイドが強い人間不信を抱えるロッツォによっておもちゃの牢獄と化していることを聞いたウッディは、仲間を救うために施設へ帰る。ジェシーたちと再会したウッディは、仲間たちと共にサニーサイドからの脱走作戦を計画し、その日の夜に実行する。途中、バズを元に戻そうとして誤ってスペイン語モードにしてしまうというハプニングがありながらも、彼を連れ戻して唯一の逃げ道であるダスト・シュートに来たウッディたちだが、あと一歩のところでロッツォに見つかってしまう。さらに、ウッディたち、そしてロッツォは誤ってゴミ回集車に乗せられてしまい、ゴミ処理場に向かう羽目になる。移動中、衝撃によりバズが元に戻るも、彼らはゴミ処理場に辿り着く。そこでウッディたちは身動きが取れず困っていたロッツォを助けるも、彼の裏切りの所為で焼却炉の中に落ち絶体絶命の事態に陥ってしまう。だが、逸れていた仲間たちによって助けられ、何とか生還する。一方、ロッツォは人間に捕まり、回収車に結び付けられる。
ウッディたちは、ゴミ回集車に乗って無事アンディの家へと帰還し、ウッディは大学行きの段ボールに、バズやジェシーたちは屋根裏部屋行きの段ボールに入る。だが、ウッディは仲間たちと共にボニーの持ち物になることが一番の方法だと考え、ボニーの家の住所を書いた付箋を屋根裏部屋行きの段ボールに貼り付けると、自分もその中に入る。付箋を見たアンディは決意しボニーの家を訪ね、彼女に自分の宝物であるおもちゃたちを一つ一つ紹介しながら譲ると、ボニーと共に久々におもちゃたちと遊ぶ。そして、おもちゃたちに感謝と別れを告げたアンディは、大学を目指して車を進める。遠ざかるアンディの車を眺めながら、ウッディも彼に別れを告げた。
ファインディング
ファインディング・ニモ
人間の世界にさらわれた魚は、二度と海へは戻れない・・・ 「会いたい」― 親子の願いがいま、奇跡を起こす!
ファインディング・ドリー
「ファインディング・ニモ」の奇跡の冒険から1年後。カクレクマノミのニモの親友で、何でもすぐに忘れてしまう、忘れんぼうのドリーがただひとつ忘れなかったのは《家族の思い出》。「今度は僕がドリーを助けるよ」、ニモと父マーリン、そしてカメのクラッシュや個性豊かな新しい仲間たちに支えられて、ドリーの家族を探す感動の冒険が始まった!唯一の手がかりは<カリフォルニア州モロ・ベイの宝石>、そこは海の生き物にとっての禁断の場所=《人間の世界》だった…。
Mr.インクレディブル
Mr.インクレディブルことボブ・パーと妻のヘレンは、かつて世の中の平和を乱す悪と闘い、人々を危機から救い出す大活躍をしていた。ところが、15年前のスーパー・ヒーロー制度廃止を機に、夫妻は一般市民として暮らすことを余儀なくされ、3人の子供たちヴァイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャックと共に、“普通”の家族生活を送ろうと努力していた。再び世界を救うことを夢見続けるボブの元に、ある日、謎の手紙が届く。それは、彼と彼の愛する家族にとって、想像を絶する冒険の始まりだった・・・。
レミーのおいしいレストラン
「あきらめない」が、夢のレシピ。限界を超える勇気が、みんなを幸せにする。
ウォーリー
西暦2805年。人間は、汚染し尽くした地球を捨て、世代宇宙船「アクシオム(AXIOM)」で生活していた。
ゴミの山と化した地球で、ただ一つ動くものの姿があった。彼がこの物語の主人公、WALL・E(ウォーリー)である。量産型のゴミ処理ロボットである彼は、人類が地球を去ってから700年間、何があっても、仲間たちが壊れて動かなくなっても、ただ黙々とゴミを圧縮し、積み上げ、塔を建て続けてきた。その過程で、彼は感情を持つというシステムエラーを起こしてしまう。
ある日、上空から巨大な宇宙船が着陸し、中から白く輝くロボットEVE(イヴ)が現れ、周囲を探査し始める。いくつかの誤解や軋轢の後、やがて2人?は仲良くなるが、ある時、WALL・Eの宝物の一つを見たEVEは、突然驚いたようにそれを収容すると、そのまま動かなくなってしまう。数日後、あの宇宙船が戻って来て、EVEを回収してしまう。WALL・EはEVEを追いかけ、宇宙船にしがみつき、宇宙へと飛び出してしまう。そして、ウォーリーの壮大なる宇宙の冒険が始まる。
カールじいさんの空飛ぶ家
78歳のおじいさんカールは、亡き妻エリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、一世一代の冒険の旅へ。思い出が詰まった大切な我が家に無数の風船をつけ、家ごと旅立つカール。少年ラッセルら旅の仲間たちとともに、目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
メリダとおそろしの森
私が、守り抜く。 “森の魔法にかけられた母を救うため、王女メリダの冒険が始まる。すべての謎を解く鍵は、森の中に―
インサイド・ヘッド
11才の少女ライリーの頭の中の“5つの感情たち”─ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。遠い街への引っ越しをきっかけに不安定になったライリーの心の中で、ヨロコビとカナシミは迷子になってしまう。ライリーはこのまま感情を失い、心が壊れてしまうのか? 驚きに満ちた“頭の中の世界”で繰り広げられる、ディズニー/ピクサーの感動の冒険ファンタジー。観終わった時、あなたはきっと、自分をもっと好きになっている。
アーロと少年
もしも地球に隕石が衝突しなければ…?ディズニー/ピクサーが創り出したのは,目を見張るような壮大な太古の地球。迷子になってしまった,大きいのに弱虫な恐竜アーロと小さくてもやんちゃな少年スポットとの出会い。すべてが正反対で言葉も通じない,ひとりぼっち同志の奇跡の友情と成長の旅を描いた,感動のアドベンチャー・ファンタジー。
リメンバー・ミー
主人公は、メキシコの小さな村サンタ・セシリアに住む12歳の少年ミゲル・リヴェラ。彼が生まれ育ったリヴェラ家には、先祖が音楽家としての夢を追いかけ家族を捨てたという過去があることから「音楽禁止」という厳重な掟があり、代々靴屋を営んできた家庭だった。家族から音楽を禁じられているにも関わらず、ミゲルは亡きミュージシャンエルネスト・デ・ラ・クルスに憧れており、将来はミュージシャンになることを目指す、デラクルスのグッズを飾った部屋で家族に隠れてギターを弾くなど、音楽への思いを募らせていた。
1年に1度だけ他界した先祖が家族に会いに来るという死者の日、ミゲルは家族から音楽を許してもらうため音楽コンテストに出席することを決意する。コンテストで使用するデラクルスの遺品であるギターを目当てに彼の霊廟を訪れたミゲルは、そこでそのギターを奏でた瞬間、骸骨と化した死者達が住む死者の国に迷い込んでしまう。そこで「音楽禁止」の掟を作ったママ・イメルダをはじめとするリヴェラ家の先祖達や、憧れのデラクルスと出会う。だが、日の出までに元の世界に戻らないと自分の姿が消えてしまうことを知ったミゲルは、詐欺師のヘクターと出会い、生きている家族に忘れられると永遠に家族と会えなくなるという彼と共に人間界に帰還する方法を探す旅に出る。
ピクサー映画はこれだけじゃない!短編集やテレビSP
[aside type=”normal”]1 アンドレとウォーリーB.の冒険2 ルクソーJr.
3 レッズ・ドリーム
4 ティン・トイ
5 ニックナック
6 ゲーリーじいさんのチェス
7 フォー・ザ・バーズ
8 マイクとサリーの新車でGO!
9 バウンディン
10 ジャック・ジャック・アタック!
11 ワン・マン・バンド
12 メーターと恐怖の火の玉
13 リフテッド
14 ユー・フレンド・ザ・ラット(仮名・原題)
15 マジシャン・プレスト
16 バーニー
17 レスキューチーム メーター
18 メーター ザ・スタントカー
19 闘牛士 メーター
20 メーターの東京レース
21 晴れ ときどき くもり
22 ダグの特別な一日
23 ジョージとAJ
24 UFM 未確認飛行メーター
25 デイ&ナイト
26 モンスタートラック メーター
27 ヘヴィ メタル メーター
28 ムーン メーター
29 名探偵 メーター
30 ハワイアン・バケーション
31 飛行機メーター
32 ニセものバズがやって来た
33 タイムトラベル メーター
34 月と少年
35 レックスはお風呂の王様
36 モルデューの伝説
37 マックィーンのしゃっくり
38 レッドと小さな友達
39 グイドは看板ダンサー
40 ブルー・アンブレラ
41 パーティー・セントラル(仮名・原題)
42 ラジエーター・スプリングス500½(仮名・原題)
43 南の島のラブソング
44 ライリーの初デート?
45 ボクのスーパーチーム
46 ひな鳥の冒険
47 LOU
[/aside]
トイ・ストーリー・オブ・テラー!
トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド