映画『リメンバーミー』ストーリーネタバレと11個の疑問点徹底解説&考察【ディズニーピクサー最新作は家族を繋ぐ物語】

映画『リメンバーミー』のストーリーネタバレ

オープニング(ミゲルの語り)

ひいひいおばあちゃんは才能あるミュージシャンと結婚しました。その人との間にはひいおばあちゃんのココを授かり幸せに暮らしています。またひいひいおばあちゃんと旦那さんは音楽を一緒に楽しんでもいました。しかし旦那さんは家族の枠だけではなく世界的なミュージシャンになりたいと考えており、夢をかなえる為に家族を捨ててどこかへ行ってしまいました。

そんな旦那をひいひいおばあちゃんは追うかと思いきや心を心機一転入れ替えます。そしてココを女手一つで育てつつ靴作りのお仕事を始めました。その靴づくりのお仕事は見事に成功を収め、今ではひいひいおばあちゃんから自分(ミゲル)の代まで繋がる靴職人一家まで育てあげました。

しかしひいひいおばあちゃんは旦那が家族を捨てどこかへ行ってしまったことを根に持っており、「音楽は家族を不幸にする」として家族代々音楽を禁止してしまいました。

ミゲルの決意~死者の国へ

主人公のミゲルはメキシコの小さな村であるサンタセシリアに住んでいました。ミゲルの家族は両親、おばあちゃんのエレナ、ひいおばあちゃんのココ、兄弟姉妹といった大家族です。

そこでミゲルは靴職人の見習いとして周辺に住む人の靴磨きをしています。しかしその一方でミゲルは今は亡き有名なシンガーソングライターであり映画出演も果たすエルネスト・デ・ラ・クルスのようなミュージシャンになることが夢でした。

そんなことから家族に隠れて小さな部屋でデラクルスのビデオを見ながらギターを奏でるなどしています。

ある日広場で靴磨きをしていると音楽コンテストに出場するという男性と出会います。その日の次の日である死者の日という死者が家族の元へ帰ってくる日には音楽コンテストが開かれるのです。ミゲルはデラクルスの言っていた「チャンスは掴むもの」という言葉に共感してその音楽コンテストに家族に隠れてでも出場することを決心しました。

死者の日の当日には家族は先祖代々の写真を並べる祭壇を作ったり家族が無事に帰ってこれるようにお花の道を作ったりしていました。そんな様子を横目にミゲルは自分のギターを持ってコソコソと準備を進めます。

しかしその途中でミゲルは家族に見つかりそうになったため祭壇の下にギターと友達である犬のダンテを隠して難を逃れます。またダンテが祭壇のお供え物を食べてしまったことからそれを阻止しようとしたところ一番上に飾ってあったひいひいおばあちゃん(イメルダ)の写真を落としてしまい写真入れが壊れてしまいました。

慌てるミゲルは写真を拾い上げてみるとその写真がおられて隠されている部分があることに気づきます。その折られた部分を見てみるとなんとギターが映っていました。
その写真にはイメルダおばさんと娘のココ(ひいおばあちゃん)と頭の部分が破られたイメルダの旦那さんがギターを持つ姿が映っていたのです。

さらに映っていたギターがデラクルスの所持していたギターであることに気づいたミゲルはデラクルスが自分の先祖に当たる人物であることに気づいて歓喜します。

喜ぶミゲルは家族にこのことを伝えた上で自分の有名なミュージシャンになるために音楽コンテストに出るなどといいます。しかしエレナおばあちゃんはこれを許さずミゲルのギターを破壊してしまいました。

ミゲルは泣きながら家族の元から逃走を図ります。

そのまま音楽コンテストにエントリーしようとしたミゲルでしたがギターを破壊されて楽器を所持していないことから出場を断られてしまいます。ミゲルは他の人からギターを借りようとするも誰も貸してくれません。

そこでデラクルスの像を見たミゲルは「チャンスは掴むもの」と書かれたところを見て決心します。デラクルスのギターが飾られている場所からギターを借りることにしたのです。

ミゲルはコソコソとギターが飾られている場所に侵入を図りました。そしてデラクルスのギターを手に入れます。しかし喜ぶミゲルが弦を弾いてみると花が舞い上がり、周囲から泥棒が入ったことを察知されて逃げ場がなくなってしまいました。

そのままただ借りるだけだったことを弁明しようと思っていたミゲルでしたが、建物に集まった人たちは誰もいないと言って何か様子がおかしくなっていました。さらにミゲルが人に当たってもなぜか通り抜けてしまいます。

パニックになったミゲルはそのまま穴のような場所に落ちてしまうのでした。

ようこそ死者の国~ヘクターとの出会い

穴に落ちたミゲルが自分が幽霊になってしまったことにビックリしていたところガイコツの人に見られます。ガイコツの人は生きた人間が死者の国に来たことからビックリ、ミゲル自身もビックリです。

さらにそこでミゲルは亡くなった家族にも出会うのでした。各々がビックリしている中で死んだ家族の1人イメルダだけがどうやら生者の国へ行けない様子でした。

そこでガイコツの家族とミゲルは死者の国と生者の国を結ぶ橋を渡り死者の国へと行きます。

死者の国の管理局のような場所にたどり着いた一同はイメルダが橋を渡れないことにクレームを言っている姿を発見して近寄ります。そこで判明したのはどうやらイメルダの写真が生者の世界で飾られていないために現世へ行くための橋を渡る許可が降りないということでした。

イメルダの写真と言えばミゲルが祭壇から落としてしまった写真です。そしてその写真はミゲルが持っていました。ミゲルが写真を持っているということは祭壇にはイメルダの写真は飾られていないことになり、橋を渡れない原因はミゲルにあったことが判明します。

そこでミゲルが生者の国へ戻ればいいという話になります。そのためには家族の誰かから許しを受ければいいというルールがあったようで、イメルダはミゲルを許します。

それも「音楽は絶対禁止」というルール付きでの許しでした。

ミゲルは許しを得たことで生者の国へ戻ることが出来ました。そしてすぐに音楽コンテストに出場するために再びデラクルスのギターを持ちます。

するとまたミゲルは死者の国へと逆戻りになってしまいます。ミゲルはイメルダの許しを貰ったものの音楽禁止のルールを破ったためすぐに戻ってしまったのです。

そこでまたミゲルは許しを貰おうとしますが、音楽を禁止されるのは絶対嫌だからイメルダからの条件付き許しでは足りません。他の家族に許しを貰おうと思ってもイメルダの前ではそんなことは出来ずだれからも許しは貰えませんでした。

ミゲルはその場所から逃走を図ります。さらにその最中でガイコツの陽気な男ヘクターと出会います。

ヘクターはどうやら生者の国へと行きたいようでしたが、現世で写真を飾られていないために行くことが出来ず焦っているようでした。そんなときミゲルと出会ったことから生者の国へ帰ったら写真を娘に渡してほしいと頼みます。ミゲルはそれを最初は聞き入れませんでしたがヘクターがデラクルスの居場所を知っていると言ったためデラクルス探しを手伝ってもらうかわりに引き受けました。

その一方でイメルダは逃げたミゲル探しを総出で行い始めていました。

ヘクターの事実

ミゲルとヘクターはヘクターの家族たちがいる場所へ行きました。しかしそこにいる家族とは写真を飾られていないために生者の国へ行くことが出来ないガイコツたちのことを指しているようです。

そこでヘクターは友人のチカロンの元へ行きました。チカロンは衰弱しきっている様子です。そこでチカロンが歌を歌って欲しいとお願いしたためヘクターはそれを聞き入れて歌います。

歌った後チカロンは光の粉となって消えてしまいました。なぜ消えたのかミゲルは聞きましたが、ヘクターは「生者の国で人々の記憶から忘れられたら死者の国からも消えてしまう」と言います。

また死者の国から消えた場合はどこに行くかもわからないようでした。ヘクターもまた生者の国の人から忘れられそうになっており、自分が持っている顔写真を生者の国にいる家族へ渡すことで消えないようにしようとしていたのです。

音楽コンテストへ

ヘクターはミゲルの顔にガイコツメイクを施すことで生きた人間であることをバレないように細工をしました。そのあとデラクルスがいるという場所へ向かいます。

デラクルスの居場所へ到着した2人でしたが、そこにはデラクルスはいません。どうやらデラクルスは別の場所でパーティーをしていたようです。しかし近くで開催される音楽コンテストに優勝すればデラクルスのパーティーに参加できると知ったミゲルはコンテストに参加することを決意します。

そこでミゲルが歌おうと思ったのはリメンバーミー。でもリメンバーミーは人気曲でみんなが歌っており、競争率の高い曲でした。別の曲に変えたミゲルは人前で歌うのは初めてしたが、その才能を思いっきり発揮したことで観客から歓声を受けるほどの盛況を得ました。

そのさなかでミゲルを追ってやってきたイメルダたちが近くに来ていることに気づいたミゲルはその場から逃走します。逃走しようとするミゲルにヘクターは止めようとしたものの結局止めることは出来ず2人は離れ離れとなりました。

ミゲルはデラクルスのパーティー会場へとひとりで行くことにして歩いているとイメルダと対面します。しかしミゲルはイメルダから逃走しました。

そのままパーティー会場前へと到着したミゲルでしたが、招待客などしか入ることは許可されていないため門前払いされてしまいます。そこでたまたま居合わせた音楽コンテストの優勝者にお願いをして隠れるようにパーティー会場へと潜入するのでした。

デラクルスとの対面

パーティー会場へと入れたミゲルはデラクルスの姿を見つけましたが人気者のデラクルスには近づけず、人も多いため中々難しい状態です。そこでミゲルはギターを使って人々から注目を集めながらデラクルスに接近を図りました。

2人は見事にご対面を果たし、ミゲルとデラクルスは仲が良さそうに遊んだり話をするのでした。日の出の時間も厳しかったことからミゲルとデラクルスは別れることになります。

そこでミゲルがデラクルスから許しを得ようとしたところでヘクターが現れました。ヘクターはデラクルスにどっちからミゲルに対して真実を話すか詰め寄ります。

それはデラクルスとヘクターがコンビを組んで音楽活動をしており、デラクルスが作ったとされる楽曲はヘクターが書いたものだったという真実でした。またそれはヘクターが死後にデラクルスがパクリを働いたものだったことからヘクターは怒っています。

さらにそこでヘクターの死因がデラクルスによる毒殺だったことも判明しました。ヘクターはデラクルスとの音楽活動よりも家族に会いたいと思っていたためコンビを辞めて家族の元へ帰ろうとしていたのです。帰路につく前にデラクルスは毒を盛っていたのでした。

そんな話をした後にヘクターは警備員に捉えられて連れてかれてしまいます。またミゲルも許しを貰うはずが警備員を呼ばれて追放されてしまいました。またヘクターの写真はデラクルスに盗られてしまっていました。

再会

ミゲルとヘクターは洞窟のような穴に落とされてしまいました。そこで2人は仲直りをします。
またヘクターが会いたがっている娘の名前がココであることを知り、それがミゲルのひいおばあちゃんだということが判明しました。

つまりデラクルスが先祖だと思っていた写真はヘクターだったのです。

2人が仲良さそうにしていたところにイメルダと魂のガイドが現れました。

そこでイメルダとヘクターが対面します。二度と私の前に現れないでというイメルダでしたが、旦那のヘクターはココの記憶がなくなりかけていたせいで消えかけていました。

ヘクターが消えないようにするためにはミゲルが生者の国へ帰った上でヘクターの写真をココに見せて思い出させる必要があります。

そこでミゲルがイメルダを説得し、家族でヘクターの写真を回収して許しを得て帰る作戦を実行します。

デラクルスは民衆の前でコンサートを開催しているところでしたが、デラクルスとイメルダたちの攻防が始まりました。

またそこでデラクルスが曲を盗んだ詐欺師であることをカメラを通して民衆に晒されることになります。

攻防中にヘクターの写真を落としてしまったことでヘクターの記憶が絶望的なものとなっていましたが、イメルダはミゲルに条件なしの許しを与えて現世へと返します。

またデラクルスは悪事を暴露されたことで民衆からブーイングを受けめちゃくちゃな目に合っていました。

日の出後

ミゲルは帰宅後すぐにココのいるお部屋へと急ぎ足で向かいました。そこでココおばあちゃんにヘクターのことを思い出させようとしましたが、思い出してくれる様子はありません。
そこに家族が突入してきてしまいミゲルはココに謝りなさいと言われました。

ミゲルはそこでヘクターがココに対して歌っていた曲(リメンバーミー)を歌います。するとココはそれに反応を示し、部屋の引き出しにしまってあった写真の一切れを取り出しました。
その写真の一切れはミゲルが壊してしまった写真ケースに入っていた顔のない写真の部分だったのです。

ココは父親がヘクターであることを思い出したことになります。

一年後の死者の日

ミゲルには妹が出来ていました。また今年の祭壇には一人の家族の写真が加わっていました。一年前に生きていたココは亡くなってしまったようです。

さらにデラクルスは世界中からバッシングを受けるようになっていました。逆にヘクターの功績は世間に知れ渡ったことで名誉が与えられています。

死者の国ではヘクターや新しく加わったココたちが仲良さそうにしています。

その日、ミゲルの家族は音楽を楽しみ、死者の国から現世に戻った家族たちもそれを囲むようにして楽しむのでした。

終わり

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映画『リメンバーミー』疑問点・ストーリーの解説・考察

死者の国で守るべきルールとは

その1.生者の国の人間だとバレてはいけません

本来死者の国とは現世で亡くなった人たちが集まり暮らしている世界です。そんな世界にはもちろん生者が来るようなことは滅多にないためみんな見慣れてはいません。そんなことから生者から死者の国に来た人間は死者の皆さんを驚かせないためにもバレてはいけないのです。

そのためにはガイコツメイクなどを施して入国しましょう。ただし生者の人間ということがバレただけでは特に何もペナルティなどはないようです。

その2.生者は日の出前に帰ること

死者の国に生者が訪れた場合は宿泊厳禁、日の出前には現世へ帰らなければ二度と生身の体で家族と会うことは出来なくなってしまいます。もしそうなった場合は現実でどうなってしまうのか?といったところですが、恐らく遺体は見つからず失踪からの事実上の死人扱いになっていそうです。

また死者の国での扱いは恐らくそのままガイコツとなってしまうと思います。日の出に近づくにつれてミゲルの体が徐々に透けていく描写はありましたし、日が出た時点で完全にガイコツになるのでしょう。

ただ生身の体で会えなくなったからといって生きている家族に絶対に会えなくなるというわけではなく、死者の日には会いに行けると思います。生者の国で写真を飾っている人が一人でもいればの話ですが。

その3.よそ見・歩きスマホはいけません

死者の国のガイコツの人々は体がとても脆くなっています。そのためよそ見したり歩きスマホしながらぶつかってしまうと人体がバラバラに崩れてしまうのです。そうならないためにもよそ見・歩きスマホはしないようにしましょう。

ただし人体がバラバラになっても簡単に元通りになるのでそこまで責任は重くありません。

ミゲルはなぜ死者の国に迷いこんだのか

音楽コンテストに出場するためにはギターが必要、しかしギターはおばあちゃんに壊されてしまったから代わりのギターが必要となったミゲルはデラクルスのお墓に飾られたギターを借りようとしたことで死者の国に迷い込みました。

そしてなぜギターを借りようとした結果死者の国に迷い込んだのかといえば、どこかの場面(入国管理局みたいな建物の中で家族が集まっているところ)で「故人のものを盗むと死者の国に行ってしまう」ようなことを言っていたので恐らく「盗み」が原因だったのでしょう。

ただし個人の物を盗むだけでは死者の国に行くことはないと思うんですよね。恐らくこのほかにも「死者の日」であることや「マリーゴールドの花」が地面に撒かれているという条件が必要だと考えました。

というのもミゲルが死者の国に迷い込んだときも「デラクルスのギターを盗む(借りる)」、「マリーゴールドの花がまかれていた」、「死者の日だった」と3つの条件が揃っているため。
そんなわけでミゲルは複数の条件に合致したことで死者の国に迷い込んだことになります。

ちなみにこのマリーゴールドの花は現世では死者を家族の元へ導くための元として扱われており、死者の国では現世に行く際の橋として扱われていました。つまりマリーゴールドの花は現世と死者の国の橋渡しになっているので必須な物になっています。だからミゲルのときももし地面にマリーゴールドの花がまかれていなかったら死者の国に迷い込むことはなかったでしょう。(考察)

ペピタという生き物の正体とは

イメルダ(ひいひいおばあちゃん)が逃走したミゲルを捜索するために呼び寄せた翼の生えたカラフルな猫のような虎のような生き物の名前がペピタでした。ペピタは魂のガイドと呼ばれるアレブリヘの中の一匹でしたが、飛べたり嗅いだ臭いを追った上でその痕跡を光らせて捜索人を追うことが出来るなど優秀な存在です。

そんなペピタの正体は最終的に生者の国でミゲル一家が飼っていた猫であることが明かされて(?)いました。ミゲルの友達のダンテも一匹の猫と仲良くしている描写がありましたが恐らくあの猫が死者の国におけるペピタのことでしょうか。

死者の国がカラフルな理由とは

マリーゴールドの花びらの橋やカラフルな生き物、カラフルな建物など神秘的な光景が広がっている死者の国はなぜカラフルだったのか。これは映画製作者が死者の国のデザインをメキシコの「グアナファト」と呼ばれる街からインスピレーションを得ているためであることが既に明かされています。

メキシコのグアナファトは世界遺産にも登録されている貴重かつ綺麗なスポットであり、観光名所としても有名です。その場所に行くためにはメキシコから4時間程度車を走らせることで行けるんだそうで、日本でもグアナファトへの旅行ツアーが旅行会社から普通に出ています。

それも15万~30万程度あればいけるという案外お財布にも優しい観光スポットです。

実際写真を見てみるとカラフルな街並みが見れたり傾斜のあるように家がずらりと並んでいたり夜になるとさらにキレイに見えたりとまさに映画『リメンバーミー』の使者の国を彷彿とさせる外観をしていました。

お金と時間があれば行ってみたいと思う場所ですね。

なぜマリーゴールドの橋なのか

生者の国において死者を家族の元へ導くものとして扱われていたオレンジ色の花びらこそがマリーゴールドの花ですが、死者の国では死者が生者の国へ行く際の橋として扱われていました。このときになんでマリーゴールドの花びらが使われるんだろう?と思いましたが、どうやらリアルな話でも死者の日にマリーゴールドの花びらが家族の元へ死者を導くような言い伝えがあるそうです。

そんなわけでリアルでも死者の日の前になるとマリーゴールドの花びらが大量に生産されて消費されるそうです。完全にリアルの話を映画に組み込んでいるような感じでした。

死者の日の元ネタは

死者の日になると家族総出で祭壇を飾って友人や家族と共に楽しみつつ亡き家族が家に帰ってくるなど日本でいうお盆のような日でしたが、これはラテンアメリカ諸国にある「死者の日」と呼ばれる祝日をモチーフとしているそうです。

またラテンアメリカとは言いますが最も有名で大規模に行われいるのはメキシコの死者の日でした。

この死者の日の祝日は11月1日、2日あたりに行われているんだとか。

お盆は亡き家族を家に帰すしずかな催しですが、その点使者の日はパーティーが開かれて楽しく祝うのが特徴であるため異なっています。

死者の日には死者を弔うために祭壇(オフレンダ)を作り、そこには写真やガイコツの置物、故人が好きだった食べ物からマリーゴールドの花びらなどが置かれることになります。そしてお墓には遺品を置きに行くなども。

リメンバーミーの中でも同じような事を言ったり実際やっていたのでまさに元ネタが死者の日でしたね。

リメンバーミー(ココ)というタイトルの意味とは

デラクルスが作曲したリメンバーミーという曲は作中においてミゲルが一番のお気に入りの曲でした。だからこそのこのリメンバーミーというタイトルなんだろうと思いましたが、実際にはこのリメンバーミーという曲はデラクルスではなくヘクターが作曲した曲だということが判明します。

それもこの曲は世界中の人々に捧げるものではなくヘクターが娘であるココに対して捧げる為に作られた歌だったという真実も。

そんなわけで現代のCocoってどういう意味なんだろう?と思いましたがひいおばあちゃんのココの名前からとったタイトルであり、邦題のリメンバーミーはココに対して本当の先祖だったヘクターが娘のココにささげる歌だったからこそつけられたタイトルなんだなということが判明するとても感動的な話でした。

映画『リメンバーミー』は偉大なミュージシャンのデラクルスがミゲルの先祖でありミゲル自身もリメンバーミーという曲が大好きという状態から始まり、陽気なヘクターとミゲルが出会って先祖のデラクルスを探したけど本当の父親はずっとそばにいたヘクターだったというストーリー。自分自身完全に騙されて視聴していたので真実を知ったときが一番心に来るものがありました。

でもよくよく考えたら案外ヘクターが本当の先祖であることを気づける描写が各所に散りばめられていましたね。

死者が生者の国に行く仕組み

死者が生者の国に行く場合は国境を越えなければなりません。その国境を越える際のパスポートとなるのが生者の国において国境を越えたい故人の写真がどこかに飾られていること。だからこそ写真の顔の部分が破られてしまっていたヘクターは国境を越えることが出来ないし、本来越えられるはずのイメルダひいひいおばあちゃんの写真はミゲルが持っていたせいで越えることができなかったということに繋がっています。

逆にデラクルスのような有名人であれば写真なんてそこらへんに飾られているから国境を渡るのは容易なことです。

ただし生者の国の人から完全に忘れ去られたときは完全な死が待ち受けているというのが恐ろしいところ。「人が本当に死ぬのは忘れられた時だ」なんて格言もあるくらいなのでその格言も取り入れられていますね。

ミゲルが戻ったあとにギターを盗んだのに死者の国へ飛ばなかった理由とは

ミゲルが死者の国から日の出前に許しを得て生者の国に帰ってきたときにデラクルスのお墓に祀られたギターを手に取って家族の元へ帰った場面を見て「あれ?盗んでるのに戻らないの?」とか思った点です。

あれに関しては死者の国行くための3つの条件を上の方に書いてあるのでご確認ください。またこの他にも死者の国にいた過程でデラクルスの所持していたギターが実はヘクターの所持品だったということが判明しているので、事実が書き換えられて「ギターの持ち主はミゲルの家族のもの」ということになり、そのギターを盗んだとしてもヘクターのものだから盗みとは言えないという状態になったのだとも考えています。

逆に最初にミゲルがギターを取ったときはデラクルスの所持品という扱いだったからこそ盗み扱いされたんじゃないかと。

魂のガイドとは何者なのか

魂のガイドとして存在していたカラフルで奇妙な生き物たちは色々な姿に変化することが出来るアレブリヘという存在でした。そんなアレブリヘはどうやらメキシコで観光客向けに販売されている攻撃品が元ネタのようです。

実際にアレブリヘで検索して工芸品を見てみると確かに映画で出てきたアレブリヘみたいに奇妙でカラフルなものの画像が出てきました。

ガイコツモチーフの理由について

死者の国にいた人々がガイコツモチーフだったのはそのまんま死者のイメージとしてガイコツが取り入れられたというものもあるかと思いますが、そもそも2500年~3000年ほど前にはメキシコにおいて先祖の骨を身近に飾る習慣があったらしいのでそれもデザインの参考になっていると思いました。

またメキシコではスカルメイクなどと呼ばれるメイクをしたり、そんなメイクの中で行われるガイコツ祭りもあるようなのでそういった部分からのインスピレーションもありそうです。



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