コロナで延期された映画を確認

映画『リディバイダー』あらすじキャスト日本公開日最新情報【設定は面白そうなSF映画が2018年公開】

2018年6月に短めではありますがそれなりに面白そうなSF映画が日本公開されるようです。そのタイトルは映画『リディバイダー』。

もともとはティムスミット監督が2009年に製作したテスト映画『What’s in the Box?』という短編SF映画作品を今回長編映画へとリブートしたとのことでその全容は面白そうに仕上がっていました。

今回はそんな映画『リディバイダー』に関するあらすじ内容・キャスト日本公開日などの情報をお届けします。

SF映画『リディバイダー』の日本版ポスターが公開!

ディザスターパニック映画『ジオストーム』や映画『ダークタワー』を少し感じさせる映画『リディバイダー』の原題は『Kill Switch』。そんなSF映画『リディバイダー』はディズニー実写映画『美女と野獣』で野獣役を務めたダン・スティーブンスが主演となっている隠れた話題作品です。

1年ほど前にビデオ公開か何かされていたようですが日本は遅れての公開となり、今回ポスタービジュアルが到着しました。

そんなポスターでは青く包まれた地球の世界とオレンジ色に染まった反転世界がビームの出るタワーごしに繋がる様子がうかがえ、空にはドローン兵器のようなものが飛んでいることがわかります。

これらは現実世界と複製世界という言葉があるように作られた世界と本物の世界の対比を意味していると思われます。ということであらすじ内容・キャスト公開日などを書いていきましょう。

SF映画『リディバイダー』のあらすじ内容

SF映画『リディバイダー』のあらすじ内容を書いていきます。

予告編とあらすじ

元NASAのパイロット・ウィルが住む世界では人口の増加やIT技術の発展か何かに伴いエネルギーが枯渇する問題に直面していました。

そんな人類はこのエネルギー枯渇問題を解決するための策としてコピーされた地球”エコーワールド”を作り出し、そこからエネルギー類の資源を手に入れることでこの危機から脱しようとします。

しかし地球とエコーワールドをつなぐ巨大なタワーが暴走を始めたことで地球崩壊の危機に発展。元NASAのパイロットだったウィルは調査と解決するための作戦としてブラックボックスを所持してエコーワールドへと向かいます。

しかしそこには兵器と化したドローンや無数の人たちの亡骸、荒廃した世界が待っていました。

果たしてウィルはこの暴走問題を解決するとともに地球を危機から救うことが出来るのでしょうか。

大体このようなあらすじになっていました。

予告編を見てみると主人公のウィルには家庭があることがわかります。そして子供の少年はスペースシャトルで楽しそうに遊び、ウィルは巨大なタワーを指さしながら家族にタワーからエネルギーを得る方法を楽しそうに話している様子が見て取れます。

しかしそんな楽しみもつかの間、ウィルは何者かによって連れ去られて黒い箱のようなものを見せられました。

さらに地球とエコワールドが通過するはずのない電車などが通過しているような場面も。ドローンはどこかを攻撃している様子で敵だということがわかります。

またドローンには何か文字が描かれています。確認はしていないものの企業の名前か黒幕の名前でしょうか?何か手がかりになる場面にも感じました。

SF映画『リディバイダー』の原作映像は『What’s in the Box?』

270万再生に迫るこちらのFPS視点により話が展開される短編SF作品が今作の原作とのことです。作成者はティムスミット監督。

箱の中身は何なのか?という部分が重要になると思われる短編映像が今回90分程度の作品となったということでその仕上がりが気になるところです。

SF映画『リディバイダー』の見どころは視点の切り替わり!

映画『リディバイダー』の見どころを上げるとすれば本物の地球とコピーの地球”エコワールド”がそれぞれ別の視点で描かれるということです。

本物の地球では普段よく見るような客観的視点による映像で主人公のほかキャラクターや景観を一望出来るようになっています。それに対してエコワールドの世界では主人公ウィルの目線によるFPS視点になっています。

FPS視点による新感覚映画といえば最近もそんな作品がいくつか話題となっていることがありましたが、今作でもそういった視点で見られる部分があるらしいので見どころとして抑えておきたいところです。

個人的には三半規管がやられて体調が悪くならないか心配ではあります。FPSゲームやVRに慣れている人なら特に問題はないと思います。

SF映画『リディバイダー』の監督はティムスミット

1954年9月25日にオランダで生まれたティムスミットはイギリス育ちで息子が航空会社のパイロットとのことです。

もともとは考古学者だそうですが、これまでの映画作品については特に書いていないため映画『リディバイダー』が初の代表的作品でしょうか。

というより監督は初めてですがVFXアーティストとして活動している方らしいです。

SF映画『リディバイダー』の登場キャラクター&キャスト

主人公ウィルをダン・スティーヴンスが演じる

主人公であり元NASAのパイロットのウィル・ポーターを演じるのは1982年生まれのダン・スティーヴンス。

2018年には映画『美女と野獣』で野獣役として出演を果たし、エマ・ワトソンと共演していた人物です。

両親が教師でイギリスの国立劇場で訓練を受けたダンは大学時代に学生ドラマなどの製作に携わり、このほかの代表作としては夜中になると博物館の展示物が動き出す映画『ナイトミュージアム』シリーズでランスロット役を演じていました。

その他『X-MEN』のスピンオフ『レギオン』にも出演。

アビー役にベレニス・マーロウ

アビー役を演じるのは『007 スカイフォール』でボンドガールを演じたベレニス・マーロウです。

もともとは芸術家になりたいという思いを持ちながら女優になった1979年5月19日生まれのフランス人です。

その他登場キャラクター&キャストはこちら

ドクタークリステン/マイク・レウス

ベクトマン/バス・ケイザー

マイケル/ティゴ・ゲルナント

レイナード/ギジス・スコルテン・ヴァン・アズチャット

ミア/チャリティー・ウェイクフィールド

ドニー/カスパー・ヴァン・グロエセン

ヒューゴ/マイク・リバノン

映画『リディバイダー』のタイトル変遷

映画『リディバイダー』はもともと『Redivider』でしたが公開時にはタイトルが『Kill Switch』に変わり日本では『リディバイダー』となったようです。

ちなみにkill swichバイクや車、ギターなどに備え付けられている機構で燃料や電源を遮断することで動作を停止させるために使うものだそう。

エネルギーが暴走する原因を止める為に何かのkill switchを作動させるのでしょうか。

映画『リディバイダー』の気になる日本公開日は?

ティムスミットの短編SF作品を長編へとリブートした映画リディバイダー』の日本公開日は2018年6月9日。東京・新宿シネマカリテより順次公開予定となっています。

もともとは2017年6月1日と6月16日にアメリカやオランダで公開されたということなので日本公開は1年遅れての公開ということになりました。

映画の上映時間自体は短めなSF映画作品なので映画『デットプール2』の翌週に見る映画がないようなら見てみてはいかがでしょうか。