映画『ヴェノム』は、日本公開が1ヶ月ほど本国より遅れていたものの、世界的に大ヒットを記録していて見た人もいるでしょう。
そんな視聴者として気になるのはエンドロール映像。マーベル映画にはエンドロール映像がエンディング後に流れるのが定番で、映画『ヴェノム』でも同じことでした。
そこで今回は、映画『ヴェノム』で流れたエンドロール映像の意味を徹底解説。物語の続編に繋がる内容などを確認します。
目次
映画『ヴェノム』エンドロールシーンは二つあり!
映画『ヴェノム』を視聴したという方は、一度目のエンディング後に流れた映像は見たという方でも、もしかしたらその後の映像を見逃しているのでは。
何を隠そう映画『ヴェノム』のエンドロールは2つ。
最初に続編に繋がりそうな映像が流れ、再度エンディングが流れてからもう一つ登場します。
特に重要なエンドロール場面は最初に流れるほうですが、今回は両方とも詳しい解説をお届けします。
映画『ヴェノム』エンドロールその1を詳しくネタバレ
まずは、最初に流れたエンドロール映像の詳しい流れを見ていきます。
流れを確認した上で、解説で知識を補完してください。
エンドロール映像その1の流れ
ライオットとの戦いを終えたエディ・ブロックは、ジャーナリストの仕事に復帰してサンクエンティン州立刑務所に訪れました。
自身のバイクに乗ってやってきたエディは、刑務所に入る前にヴェノムと会話します。
エディ「お前は黙っててくれ。これは私たちの話ではなく、私の話だ」
刑務所内は厳重なセキュリティが敷かれており、エディは職員からルールに従わなければFBIから識別されることを告げられます。
エディはその後、刑務所の中でも更に厳重に密閉された空間へと案内されると、そこには檻の中に1人の男がいました。
檻の中がズームインするように映ると、「Welcome Eddie」と読める文字が血液で書かれている様子が見て取れます。
エディと男は一通り挨拶を交わします。どうやらエディは男に対して取材のために刑務所に訪れたようです。
少しの会話の後、男はこう言います。
男「俺がここから出たときは、カーネイジになるだろう」
男はエディにそう告げると、エンドロール映像その1は終了します。
映画『ヴェノム』エンドロール映像その1の解説
映画『ヴェノム』エンドロール映像その1を解説します。
解説1.刑務所にいた男の正体
エディが取材のために入った刑務所内の独房には、不気味は男が厳重な警備の元でいました。
この男の名前は恐らくクレタス・キャサディ、原作の中では、ヴェノムが無性生殖によって生み出した子が寄生し、カーネイジとして民衆を恐怖に突き落す人物です。
いわば男の正体は、クレタス・キャサディであり、カーネイジであると言えるでしょう。
この男はカーネイジとしても非常に厄介ですが、クレタス・キャサディの人格としても非常に厄介です。
というのも、子供の頃から人を殺めたり動物を殺める事を好む異常者で、遂には十件を越える罪によって極悪人物が収容される刑務所に送還されるからです。
カーネイジとクレタス・キャサディに関する情報は他記事で扱いますので、ここでは男の正体として覚えておいてください。
映画『ヴェノム』の続編があるなら、まず間違いなくカーネイジが悪役として登場します。
解説予想2.クレタス・キャサディはカーネイジに寄生されているのか
刑務所にいた男、クレタス・キャサディは、果たして既にカーネイジになっているのかという問題があります。
これについては、恐らくエンドロール時点では寄生されていないと考えられます。
もしカーネイジになれる場合は、たとえ厳重に警備された空間であろうと抜け出すだけのパワーはあるので、留まる理由があります。
この事から、予想として映像内のクレタス・キャサディはまだ人の人格しかないでしょう。
ちなみに原作では、エディ・ブロック(ヴェノムあり)とクレタス・キャサディが刑務所で同室になり、ヴェノムが残した子が寄生することでカーネイジが生まれるという点で違いがあります。
解説3.サンクエンティン州立刑務所
エンドロール映像に登場した刑務所は、サンクエンティン州立刑務所と呼ばれていました。実はこの刑務所、アメリカのカリフォルニアに実在する場所で、1852年に設立された非常に古い建物です。
オーシャンビューが絶景になっている刑務所は、極悪犯が収容されることになっていて、テクノロジーから隔絶されています。
一応中に見学も出来るようですが、犯罪者が暴動を起こさないためにもガジェット機器を含む一切の道具の持ち込みが禁止です。
恐らく映画の中で登場したサンクエンティン州立刑務所も、上記で書いた現実にある場所をモチーフにしているのでしょう。ちなみに建物を比較しても形状がほとんど同じなので、撮影に本物が使われたかCGで補完されたのではと思います。
中の囚人が着る服は、青、グレイ、オレンジといったカラーになります。中でも危険なのはオレンジカラーですが、映画でクレタス・キャサディが来ていた囚人服は青又はグレイだったので、まだそこまで危険人物として扱われていないのかもしれません。
映画『ヴェノム』エンドロールその2を詳しくネタバレ
エンドロールその2に関しては、この映像を見ていただけたほうが早いと思います。
映画『ヴェノム』エンドロール映像その2の解説
映画『ヴェノム』エンドロール映像その2を解説します。
解説1.『ヴェノム』とは一切関係なし
まず言えることは、映画『ヴェノム』とは一切関係のない映像です。そのため、『ヴェノム』にしか興味がないという方はみる必要もありません。
解説2.映画『スパイダーマン:スパイダーバース』
エンドロール映像その2で流れたものは、ソニー・ピクチャーズが製作した3DCGアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の予告編映像を更に濃密にしたものにすぎません。
いわばエンドロール映像で自社映画の宣伝をした、というのが意味合いとして一番正しいと思います。
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は、2018年12月13日より海外公開され、日本では2019年に上映予定です。興味があるという方は、劇場に訪れてみては。
解説3.映画『スパイダーマン:スパイダーバース』はどういう内容?
3DCG映画のスパイダーマンは、ピーターパーカーの死後にたくさんのスパイダーマンたちが世界観を共有する舞台で何かが行われる内容です。
映画の主人公はマイルズ・モラレスと呼ばれる黒人の少年。
マイルズを中心にたくさんのスパイダーマンが、協力してヴィランと戦うはずです。
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