映画『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』のトリビアを紹介します。
賢者の石
賢者の石の創造者であり錬金術師のニコラス・フラメルが登場した際の話です。彼がとあるロッカーを開いてみると、その中に光り輝く賢者の石を見つけることが出来ました。『ハリーポッター』シリーズのファンなら見逃したくないポイントです。
実験
ニュート・スキャマンダーは、ホグワーツ魔法魔術学校にいた時に実験の失敗によって多大な被害をもたらしました。その結果として責任を取らされることになり、先生たちからは退学させられそうになります。しかし、アルバス・ダンブルドアだけは味方についてくれたため、退学させられることはなく、無事に卒業生として名を載せられました。
リタの実験
『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』の脚本では、リタ・ストレンジがホグワーツ魔法魔術学校での実験に失敗して生徒たちを命の危険に晒したと言及されています。ニュートはその責任を負う形で糾弾されているため、実験に失敗の肩代わりしたのではないかと思われます。
ニコラス・フラメルの登場
錬金術師であり、アルバス・ダンブルドアとは共同研究者として名を連ねているニコラス・フラメル。映画『ハリーポッター』シリーズでは「賢者の石」や「死の秘宝」で名前だけ登場していたものの、姿は見られませんでした。
そんなニコラス・フラメルは、本作で映画としては初めて実体として登場し、チリ人俳優のブロンティス・ボドロフスキーが演じています。また、映画の中で重要な役割も与えられました。
親子で錬金術師
錬金術師のニコラス・フラメルを演じたブロンティス・ボドロフスキーは、実は父親が映画監督兼色んな事をしているアレハンドロ・ホドロフスキーです。
そしてアレハンドロ・ホドロフスキーの作品の中には、自ら監督と主演を務めた映画『ホーリーマウンテン』がありました。
映画『ホーリーマウンテン』は、錬金術師と弟子たちが不老不死を求めて賢者の住む山へ訪れる作品。そこで錬金術師を演じたのがアレハンドロ・ホドロフスキーでした。
つまり、ブロンティスとアレハンドロは親子そろって錬金術師の役割を映画で担ったことになります。
ジョニーデップ
映画『パイレーツオブカリビアン』シリーズで主演を務めるほか、『アリス・イン・ワンダーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』などでも知られるジョニーデップ。『ファンタスティックビースト』シリーズでは悪役ゲラート・グリンデルハルドを演じて反響を得ましたが、実は本人は途中まで知らなかった様子。
その理由は、ジョニーデップは個人的に『ハリーポッター』シリーズの熱烈な大ファンであり、本シリーズの一部になりたいと思っていたため。結果的にジョニーデップは本作の脚本を読むことなく契約にサインしたのでした。
予告編カット
映画の予告編映像には、ニュートとジェイコブがパリに行く直前に交わした会話がありました。ですが、その映像は本編の中ではカットされています。
ジェイコブ:ニュート、どこか行くのかい?
ニュート:違うよ、俺たちで行くんだ。
ジェイコブ:やったぜ!
意味のある公開日
日本公開日は2018年11月23日なので関係ありませんが、本作の最速公開日は2018年11月16日でした。実はこの日付、映画『ハリーポッターと賢者の石』が公開された日と同じであり、魔法ワールドが映画化されてから17周年に当たります。