映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』の内容を紹介する。
目次
映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』作品概要
映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』は、2020年に公開されたアメリカのコメディドラマ映画で、ケリー・オックスフォードが脚本と監督を担当し、監督デビューを果たした。主演は、ジェシカ・バーデン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、マイケル・マッキーン、ローサ・サラザー、ルイス・プルマン、デボン・ボスティック、オデヤ・ラッシュ、エヴァン・ロス、ヘンリー・ウィンクラー、メアリー・J・ブライジ。
本作は、2020年10月18日にAFI Festでワールドプレミアが行われた。2021年5月8日にMTV Filmsより公開されている。
映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』あらすじ
学校を退学した後、不安障害に悩む若い女性の話。
映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』キャラクター・キャスト
ジェシカ・バーデン:ウィノナ・レンデール
マーシャ・ゲイ・ハーデン : パメラ
マイケル・マッキーン : リチャード
ヘンリー・ウィンクラー: コットン医師
ローサ・サラザール : アディ
オデイア・ラッシュ : ステファニー
ルイス・プルマン : ベン
デボン・ボスティック : グレッグ
メアリー・J. ブライジ : モンロー医師
エヴァン・ロス : キャメロン
メローラ・ウォルターズ : ヘイリー
アレクサンドラ・ポール: クレア
ジェサリン・ワンリム : ジョアニー
ジェッセ・ヘイマン : ケヴィン
レア・クノイア : チェルシー
映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』1分でわかるネタバレ
大学を中退したウィノナ・レンデールは、不安障害と診断される。両親のパメラとリチャードは、ウィノナがセラピーを受けていることを知らず、新しい家を建てるために引っ越すことを望んでいた。
ウィノナは、モンロー博士というセラピストに診てもらい、ベンという素敵な男性と付き合い始める。しかし、ウィノナはパニック発作に悩まされるようになり、就職活動にも支障をきたし、友人たちとの間にも溝ができてしまう。そして、ベンは2人の人生の方向性が違うと考え、彼女に別れを告げる(彼は医者志望で、彼女は落ちこぼれ)。ウィノナはまたもや制御不能なパニック発作に見舞われ、両親に真実を告げなければならなくなる。
両親はウィノナを主治医のところに連れて行き、不安を抑える薬を処方してもらい、ウィノナを助けることに同意する。ウィノナは、フルタイムの仕事に就き、学校に戻る可能性も出てきて、人生の軌道修正を始める。
映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』詳細をネタバレ紹介
1998年のロサンゼルス。ウィノナ・レンデール(ジェシカ・バーデン)は道路交通法の試験を受けていたが、緊張のあまりしゃべり続けてしまい、信号無視をしてしまう。試験は失敗に終わり、気が動転するのだった。
青い髪のウィノナは、両親のパメラ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)とリチャード(マイケル・マッキーン)と一緒に暮らしている。両親とはあまり良い関係ではなく、家にいない方がいいと思っている。大学を中退し、リチャードのもとで秘書として働いているが、グズグズしている。ウィノナの親友はアディ(ローサ・サラザー)とステファニー(オデヤ・ラッシュ)の二人。彼女は作家になるという夢を持っていた。
ウィノナはアディ、ボーイフレンドのキャメロン(エヴァン・ロス)、ステファニー、そしてウィノナのボーイフレンドのフランク(リチャード・ブラックモン)と一緒に出かける。フランクは食べ物を買いに行くために彼らを見捨てて戻ってこないので、ウィノナは彼との関係が終わったと考える。そんな中、”普通 “の若者のグループを見かけ、ウィノナはベン(ルイス・プルマン)という男と話をする。
1ヶ月以上前から脇の下が痛いと感じていたウィノナは、大人の医者に診てもらうことを拒んでいた。そこで、小児科医のコットン医師(ヘンリー・ウィンクラー)のもとを訪れる。コットン医師は彼女の診察を行い、不安障害の可能性があると判断。ウィノナはパニック発作を起こしたことがないので否定するが、コットン先生はセラピストに診てもらうことを提案した。セラピストに診てもらえばいいと考えるアディに、ウィノナはその話を一蹴する。しかし、スラーピーという飲み物を喉に詰まらせてしまったウィノナは、セラピストに診てもらうべきかもしれないと考える。
モンロー博士(メアリー・J・ブライジ)のもとを訪れたウィノナ。診断中に泣くことはないと思っていたが、モンロー博士に母親との関係を聞かれたウィノナは泣き出してしまう。
ウィノナはベンと付き合うようになり、ベンはウィノナに同居人で元カノのジェン(シー・シモオカ)と一緒に住んでいる家に彼女を招待する。彼らはジェンの母親のためにパーティーを開いているが、ウィノナはベンと一緒に彼の部屋で少し遊んでいた。二人はパーティーに参加してスピーチをするが、ウィノナが誤ってジェンの母親の誕生日を祝ってしまい、皆が息を呑み、ベンはウィノナにジェンの母親が1年前に癌が寛解したことを説明しなければならなくなる。ウィノナは屈辱を感じ、ベンにこっそり手伝ってくれるよう頼む。
ウィノナは、モンロー博士や学生時代の知り合いの女の子などのグループセラピーに参加するようになる。ただウィノナはそこにいる必要性を感じておらず、時間の無駄だと考えている。
パメラとリチャードはウィノナに「ダウンサイジング」をしていることを告げ、基本的には引っ越して自分の部屋を探すように言っている。部屋の外に空の箱を置いて、彼女に荷造りをさせるのは控えめだ。困ったウィノナだが、自分の部屋と仕事を探し始めることにする。お気に入りの本屋と洋服屋に応募する。しかし、洋服屋での面接の時、ウィノナはパニック発作を起こしてしまう。意識が朦朧とする中、リップグロスを手に取り、塗った後に倒れてしまう。面接官はパメラに電話してウィノナを呼び寄せる。ウィノナはステファニーにパニック発作のことを話すが、彼女はそれに対して冷淡な態度をとっているように見える。
仕事中、ウィノナは父親にファイルを渡すのを忘れたことに気づく。駐車場に行ってみると、リチャードが他の女性と一緒に出て行くのを目撃してしまう。リチャードが浮気をしているのではないかと思い、ウィノナは車で後を追おうとするが、彼女は運転免許しか持っていないので不安になり、見知らぬ人に同乗してもらおうとする。その後、ウィノナは再び父親の後を追おうとするが、独り言に気を取られて女性の車に追突してしまう。外に出たリチャードは怒るどころか、ウィノナが頭に軽傷を負ったのを見て心配になる。彼女は病院での治療を断る。リチャードはその女性が不動産屋であり、他の家を紹介していると説明する。
ベンはウィノナをデートに誘うが、ウィノナはそこにフランクがいるのを見て、彼が近づいてくるのではないかと思い、緊張してしまう。二人はレストランを後にするが、引き続き付き合うことになる。その後、ベンはウィノナを母親のヘイリー(メロラ・ウォルターズ)に会わせる。ヘイリーも不安発作の発作を持っているとベンは言うのだった。そしてウィノナはヘイリーとぎこちない会話をしてしまう。
ウィノナは両親と昼食をとり、新しい家を見つけたことを話す。リチャードとパメラが、この家は2人だけのものだとはっきり言うまでは、ウィノナはそこに引っ越すことに興奮していた。ウィノナは2人に腹を立て、嵐のように去っていく。しかしベンは、自分は医者になるつもりだし、自分の人生はウィノナとは違う方向に進んでいると思っているので、2人の間ではうまくいかないと言う。彼女は怒って彼を諭し、歩いて帰ることにする。
映画『ピンクスカイズアヘッド(PINK SKIES AHEAD)』ラスト結末まで紹介
帰宅したウィノナは、再びパニック発作に襲われる。その発作はさらに激しくなり、コントロールできなくなり、嘔吐せずに部屋に入ることができなくなってしまう。寝室で泣いているウィノナを見つけたパメラとリチャードは、ウィノナがこのような状態になったのは、必要な時に治療をしてもらえなかったからだ、家を売って無理やり引っ越しさせられたからだ、と自分たちを責め始める。二人はウィノナをコットン医師のところに連れて行き、コットン医師はウィノナに不安症を治す薬を与える。そしてリチャードは、ウィノナが生まれた後にパニック発作を起こしたことがあると告白するが、パメラと一緒にウィノナを助けることに同意する。
ウィノナは人生を取り戻し始める。アディやステファニーとの友情を保ち、グレッグ(デビン・ボスティック)という男の下で本屋で働き始め、大学教授に復学の可能性について手紙を書く。その後、ウィノナは地元のコンビニに行き、店員から、いつもは友達と一緒にいるのに、一人でいることを指摘される。ウィノナはただ微笑んだ。