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映画『ターミネーター3』ネタバレ感想&トリビア疑問の徹底解説

「ターミネーター」シリーズとしては2000年代初めての作品が本作。これまでの同シリーズ作品とはまた異なるのがポイントです。

そこで今回は、映画『ターミネーター3』のネタバレ感想とトリビア・疑問点の解説をさせていただきます。

映画『ターミネーター3』作品紹介


タイトル:ターミネーター3(原題:Terminator 3: Rise of the Machines)
監督:ジョナサン・モストウ
脚本:ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス
ジャンル:アクション、SF
上映時間:109分
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、クリスタナ・ローケン、ニック・スタール、クレア・デインズ
作品概要:2003年に公開された「ターミネーター」シリーズ第3弾。監督がジェームズ・キャメロンからジョナサン・モストウに変わったほか、ジョン・コナーを演じる俳優も変更。

加えて女性型のターミネーターが登場しており、2000年代に入ったため当時最新のVFX技術により前2作とは異なる雰囲気を醸し出しています。なお、製作費は前作の2倍にもかかわらず興収は控えめ。前作が強すぎたせいか、人気はそこまでない模様です。

ストーリーとしては歴史改変されているため、前作の時系列との矛盾点が見られるのもポイント。前2作が正当な時系列であり、本作はただのパラレルワールドという位置付けです。

注意
ここから先は本編のネタバレが含まれます。

映画『ターミネーター3』登場人物とやったこと

ジョン・コナー

未来では人類抵抗軍の指揮官として活躍し、スカイネットを追い込むことに成功するほどの有能。本作では未来から送られてきた女性型ターミネーターT-Xに命を狙われる青年です。

母親のサラが白血病で死んだあと、目的もなく旅に出る放浪者に変貌。審判の日は過ぎたものの不安は消えず、もやもやしながら生活していました。

そんななか、負傷したため病院に侵入したところを幼馴染のケイトと再会。さらにT-800と瓜二つのT-850に守られ、審判の日はまだ逃れられていないと気づきます。

のちにT-850から未来の自分が始末されていることや、ケイトと結婚すること、審判の日が終わっていないことを聞いて奮起。

スカイネットを破壊するべく根源の場所へ行ったものの、結局止められず未来永劫戦うことを誓います。

T-850

ジョンとケイトを守るため、未来のケイトが過去に送り出したターミネーター。T-800の改良型で、もともとはスカイネットが開発したものをケイトがプログラムしなおして仲間にした模様。

最新型のT-Xとは劣る戦いをしたものの、最終的に自らを犠牲にしたうえで抹殺完了します。

ケイト・ブリュースター

未来のジョンの妻になる女性で、人類抵抗軍の副指揮官。過去では結婚相手が決まっていたものの、未来から送られてきた命を狙うT-Xに巻き込まれて殺められます。

最初こそターミネーターやジョンの言うことが信じられなかったものの、徐々に信頼。

T-X

スカイネットが送ってきた最新型のフェメイルターミネーター。ジョンとケイトの抹殺を任務としていました。

映画『ターミネーター3』1分でわかる結末ネタバレ

前作から10年後。来る予定だった審判の日は来ず、世界は平和でした。そんななか、2人のターミネーターが出現。片方はT-Xという女のターミネーターで、未来の要人を始末し回ります。もう片方はT-800の改良モデルで、ジョンとケイトを守ります。

審判の日は遅れているだけで、回避不可能と知ったジョン。またケイトの父親がスカイネット誕生の発端となる組織の長だったようで、現場に行きます。

そこでスカイネットはウイルスにより暴走。スカイネットの根源のある場所にジョンとケイトが向かったものの、そこにあったのは古いパソコンが並ぶ核シェルターでした。

かくして審判の日が訪れ、スカイネットは核ミサイルの発射権限を乗っ取り全世界を爆撃開始。世界は核の炎に包まれます。

映画『ターミネーター3』詳細な結末ネタバレ紹介

ターミネーターは止まらない

スカイネットが未来から送ってきたT-1000型ターミネーターが猛威を振るってから早10年後のロサンゼルス。審判の日とも言われた1997年8月29日には核戦争が起こることはなく、未来は守られたと考えられています。

審判の日を回避するために活躍したサラ・コナーはすでに白血病により他界。息子のジョン・コナーは特に目的がなく、不安を感じながらも各地を放浪する日々を送っていました。

いっぽうケイト・ブリュースターは、フィアンセとの結婚に備えて準備を開始。

そんな日常を重ねていたある日、砂漠のような場所に青い閃光が走り中から裸の男性が出現。近くにあったダンスクラブに入ると、なかにいたダンサーから服を奪って暗やみに消えていきます。

同時刻、ロサンゼルスのファッションショップのショーウィンドウにも青い閃光が発生。現れたのは裸の女性でした。裸の女性は近くを通りかかった高級そうな車に乗る女性に話しかけられ、服装と車を略奪。名前がリスト化されたデータベースを確認すると、次々と人々を始末していました。

ターミネーターの交戦再来

ターミネーターが出現した頃、ジョンは夜中に運転していたバイクで転倒により負傷。近くの動物病院に侵入して、痛み止め用の鎮痛剤を盗もうとします。

ちょうどその頃、動物病院で働くケイト・ブリュースターが出勤して泥棒しているジョンを発見。ジョンは動物の檻に閉じ込められました。

いっぽう裸の女はターゲットリストを暗殺し回っていたものの、動物病院にも出現。ジョンとケイトの2人が暗殺対象だったようで、ジョンの血を発見してそこにいると認識。さらにケイトを外に引きずり出します。

ジョンとケイトの始末を目論む女の前に、今度は裸だった男がトラックに乗って出現。女を吹き飛ばし、男はケイトに対してジョンの居場所を確認しました。

ジョンは自力で檻から脱出しており、ちょうど男にも遭遇。ジョンが見たその男の姿は、10年前に守ってくれたT-800型ターミネーターと瓜二つでした。

T-800(仮)はケイトとジョンを車両に無理やり乗せて逃亡させます。T-800は女と交戦することになり、戦闘開始。しかしながら女のほうが力が強いのか、T-800は劣勢です。

最終的には騒ぎを聞きつけた警察がたくさん現れるなか、女はクレーン車に乗り込んでジョンたちを追跡開始。T-800も警察のバイクを略奪するとジョンと女を追いかけました。

結果、T-800は女が乗っていたクレーン車を横転させることに成功。一時的に女を無力化したことで、ジョンとT-800たちはどこかへ移動し始めます。

2人は幼馴染

T-800は移動中、自分のことをT-800の改良型として作られたT-850型だと説明。また相手の女はT-Xと呼ばれる新型のターミネーターで、戦闘能力が劣るため勝てるかどうかわからないと言います。さらに「核戦争は来なかったものの、実際は延期されているだけ」であり、「止めることは出来ない」という重大な事実が発覚しました。

ケイトはジョンと話していたところ、ジョンが10年前に知り合っていた幼馴染だということを認識。ジョンはさらに自分たちの置かれている状況について説明したものの、当然のように信じてもらえませんでした。

それから3人はガソリンスタンドとコンビニに立ち寄って食料および燃料を入手後、ジョンの母親であるサラ・コナーが眠る共同墓地へと移動します。

サラ・コナーの意思

共同墓地に移動中、T-Xはケイトの自宅に移動して夫となる予定だった男を始末。さらにケイトのフィアンセの姿に変身し、訪問してきた刑事にケイトの捜索を依頼します。

ジョンたちは共同墓地に到着し、サラ・コナーの棺を物色。すると棺のなかには大量の重火器があり、死んでもなおスカイネットとの戦争の日に備えた準備をしていたことが発覚しました。

直後、いつのまにか大量の警察が包囲していて催涙弾を浴びせられます。どうやら墓地に来る過程で立ち寄ったコンビニの店員が通報したようで、駆け付けた警察に取り囲まれた模様です。

警察が銃弾を浴びせてくるなか、T-850は大胆にも棺を担ぎながら移動。銃をぶっ放して警察を怯ませて車に乗り込みます。

いっぽうケイトは、途中で彼氏が駆け付けたことで安堵の表情。しかしながら近づいてきた彼氏はT-Xの姿に変身していき、命を狙われました。T-850はT-Xに対してロケットランチャーか何かを撃ちこみます。

怯んでいる間、ケイトを車に乗せてジョンとT-850ら3人はまた移動を開始。T-Xは車の天井から切り開いて内部を襲撃しようとしましたが、T-850のおかげで振り切る事に成功します。

衝撃的な事実

霊柩車で移動していたジョンたちは、途中キャンプ場で見つけた無人のキャンピングカーに乗り換え。そのときT-850は、2人に対してT-Xの暗殺ターゲットリストにはケイトの父親ロバート・ブリュースターも存在することを明らかにします。

どうやらロバートは米空軍が進めている「サイバー・リサーチ・システムズ(CRS)」の開発総責任者らしく、のちにこの組織がスカイネットに発展する模様。また延期されている審判の日は今日という事実も発覚し、みんなでロバートを救うと共に審判の日も止めようという話になります。

しかし、ジョンの命令に対してT-850は動きません。それからケイトが同じことをいうと、あっさり命令を受け入れます。なんでもT-850を送り込んだのはジョンではなく、ケイトだった様子。

T-850自体は未来でスカイネットからジョンの暗殺命令を受け、見事に達成。そのあとにジョンの妻だったケイトに捕まり、再プログラミングによってケイトの命令に従うように組まれていたようです。

スカイネットはT-850の見た目をT-800にすることで、ジョンを騙して始末していた模様。この事実を聞いたジョンは驚き。そもそもケイトとジョンが結婚するという事実もビックリしていました。

コンピューター暴走

ロバートのいるCRSの施設にジョンたちが移動するなか、スカイネットはウイルスになりすますことで全世界のネットワークを遮断。空軍のシステムも停止するなど、CRSも混乱に陥ります。

ロバートらはハッキングの影響と思いこみ、スカイネットを用いてウイルスの撃退を考案。しかしながらスカイネット自体が犯人なので、起動した直後にコンピューターが暴走を開始。結果CRS内に保管されている大量破壊兵器が暴走し始め、軍の人々を襲い始めます。

ジョンたちが到着したころにはT-Xも着ており、ロバートは瀕死の重傷。ジョンはロバートに原因について話し、スカイネットの根源がどこにあるか尋ねます。

そこでロバートは核の発射を止められるアクセスコードの機密書類を、オフィスの金庫から出してジョンたちに渡しました。

シエラネバダの山中にあるクリスタルピークに行くよう命令されたジョンたちは、用意されていた小型セスナ機で移動を開始。

その前にT-Xに襲われたものの、ジョンが磁力発生装置をオンにしたことでT-Xの動きを封じられ、なんとか脱出に成功します。ロバートは、ひっそり息を引き取りました。

ばいばいターミネーター

ジョンとケイトがクリスタルピークに移動している間、T-XとT-850は交戦。T-850は首の皮一枚で繋がるようなダメージを受けて機能停止したほか、T-Xも磁力にやられて液体金属が流出する重傷を負っていました。

クリスタルピークにたどり着いたジョンたちは、巨大なハッチを開けようとコードを入力。そのときT-Xがヘリコプターに乗って表れ、窮地に立たされます。しかしながら後を追うようにT-850がヘリコプターで登場し、T-Xを踏み潰すことに成功。

ターミネーター独特の骨格で上半身のみの姿になったT-Xがしつこく追いかけてきたものの、T-850は自分の水素電池を取り出してT-Xの口にねじ込みます。すると爆発を起こし、ターミネーターの両者は大破してなくなりました。

スカイネットの正体

スカイネットの根源に到達した暁には破壊しようと考えていたジョン。深く潜り到達した場所にあったのは、30年前に作られた古いコンピューターと施設でした。

スカイネットの根源なんてものはなく、T-850やロバートに誘導されてやってきた意味がわからないジョン。対するケイトは、「T-850の目的は私たちを生かすことにあった」と言います。

実際のところクリスタルピークは核シェルターのある場所であり、守るという目的は達成可能。そこでT-850とロバートは同調していたということです。

それから少し時間が経ち、審判の時間である18時18分が到来。スカイネットは大量の核ミサイルを撃ち始め、世界中で大爆発が巻き起こります。

こうしてスカイネットは自我を持ち、世界中のコンピューターにアクセスできるようになります。すなわちスカイネットとは根源の場所が存在しない、分散型ネットワークシステムだったということです。

核シェルターによって生き延びたジョンは、スカイネットと戦い続けることを誓います。

映画『ターミネーター3』疑問点の解説

映画『ターミネーター3』知られざるトリビア紹介

核爆発の映像がチープな理由

本編映像の最後には、スカイネットが起動した核ミサイルが世界中に飛んでいく様子が映し出されています。しかし、映像が核爆発のキノコ雲を遠くから見られるだけでチープな気がしませんか?

その背景には、2001年9月11日のテロがあります。この日、アメリカの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込みました。この件は世界中を震撼させたほか、戦争に引き金にもなっています。

そして本作が公開されたのは、2003年のこと。同時多発テロの日から約2年程度しか経っていないため、あまり生々しい映像を見せるべきではないと判断され、チープな映像になったそうです。

なお実際の核ミサイルによる被害の描写は、「自由の女神が溶けて崩壊」「炎に包まれるハリウッドの看板」「人々が焼かれる姿」などがあった模様。

抹殺完了!

終盤にT-850がT-Xの口に水素電池を突っ込む場面の名セリフといえば「You are terminated!」。和訳すると「お前を抹殺する」「抹殺完了」と言われますが、製作陣はどんなセリフにするべきか悩んだそうです。

一例として「Eat me!」というセリフもあったそうですが、1984年に公開された初代でサラ・コナーが言っていた最後の名言「You’re terminated, fucker!」を参考にして正式に決まりました。

ちなみに2作目で敵のターミネーターの始末に成功したときは、ジョン・コナーが確認の意味を込めて「Is it dead?」と言っています。

T-X描写の苦労

液体金属製のT-Xは、途中で液体の体から内骨格が現れる場面があります。この場面をどのように描写するかどうかは半年ほど思慮の時間を要しているほか、実際に描写できるまでに1年以上かかったとのこと。

T-Xのためだけにこれだけ苦労したVFX班には感服です。

粒子加速器

映画にときおり映るのが粒子加速器。粒子加速器は本物のように見えますが、実際に作ろうとしたら150万ドルかかるのがポイント。そこで予算の制約から、一部の映像ではデジタルのつや消しの絵が採用されました。

また粒子加速器のセットが実際に使われたのは、ジョンとケイトとT-Xが横切る部分くらいとのこと。ほかのショットでは、粒子加速器のセットの配置を微妙に変えつつ撮影していた模様。

T-850の電池

T-850は水素電池が使われており、損傷を受けた場合には非常に不安定。適切に処理しなければ大爆発を起こすという描写が見られました。

対して旧型のT-800は、電池を損傷しても機能停止しただけ。爆発することなく補助電源で動くことが可能です。

つまり改良型のT-850と旧型には、使用する電池にも違いが見られると考えられています。

映画『ターミネーター3』感想

審判の日を開始したものの、本作では結局バッドエンドを迎えているのが気になるところ。

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