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映画『トロールズ ミュージック★パワー』ネタバレ感想 音楽は支配ではなく分かちあうもの

トロールをご存じですか?ノルウェー発祥のトロールは、人形として販売されることもあり、持っていたら願い事が叶うと言われています。

そんなトロール人形をモチーフにした映画『トロールズ』が2016年に公開。日本では劇場ではなくビデオスルーとして登場したため知名度は低いですが、海外では人気です。

そして今回、映画『トロールズ』の続編『トロールズ ミュージック★パワー』が登場。海外はもちろん、日本でも劇場公開されます。

本記事は、映画『トロールズ ミュージック★パワー』のネタバレ感想等を紹介します。

この記事でわかる!
  • ネタバレ
  • 疑問点の把握
  • 感想

映画『トロールズ ミュージック★パワー』
作品概要

タイトル(邦題)トロールズ ミュージック★パワー
タイトル(原題)Trolls World Tour
監督ウォルト・ドーン
ジャンルアニメーション、アドベンチャー、コメディ
上映時間90分
キャストアナ・ケンドリック、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェームズ・コーデン、クナル・ネイヤー、オジー・オズボーン、レイチェル・ブルーム
作品概要

映画『トロールズ ミュージック★パワー』は、日本でも人気のあったトロール人形に着目し、個性あふれる妖精たちが登場する作品。映画『ボス・ベイビー』で知られるドリーム・ワークスによる3DCGアニメーション映画です。

ある日トロールの女王であるポピーの元に、ロック族のバーブ女王から1通の手紙が送付。手紙の内容を見たポピーは、この世界には6種類の異なる種族がいることを認知します。それぞれ独立した種族ですが、どうやたロック族は種族統一・支配を目論んでいる様子。そこでポピーは、仲間と共に阻止する度に出かけます。

本作の主人公であるポピーとブランチ役は、前作と同じアナ・ケンドリックとジャスティン・ティンバーレイクが登場。さらにハードロックギタリストであるオジー・オズボーンが、声優として参加しています。

海外では2020年4月に公開。しかしながらコロナウイルスのパンデミックを受け、映画館で上映できない場所もあるためストリーミング配信も行われています。

映画『トロールズ ミュージック★パワー』
あらすじ

ポピーとブランチは、自分たちが6つの異なる音楽に捧げられた6つの異なる土地に散在する6つの異なるトロール部族の1種であることを発見。それはファンク、カントリー、テクノ、クラシック、ポップ、ロックの6種族です。

彼らの世界はより大きく、より大きなものになろうとしています。ハードロック王族の一員であるバーブ女王は、父親のキング・スラッシュに助けられ、他のすべての種類の音楽を破壊してロックを最高のものにしようとしています。

世界の命運がかかっているので、ポピーとブランチは友人たちと一緒に他の土地を訪れ、すべてを舞台に上げようとしているバーブに対抗して、トロールを統一するために旅に出ます。

注意
ここから本編のネタバレを含みます。
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気にする方は注意だよ!

映画『トロールズ ミュージック★パワー』
1分でわかる内容・ストーリー

本作の主人公であるポピーとブランチは、自分たちの種族以外にも6種の種族がいて、それぞれの島があることを理解。ポップトロールのほか、ロック、クラシック、ファンク、カントリー、テクノの島があることを知ります。

なかでもロックトロールのバーブ女王は、ロックを愛しているのが特徴。またロックしか必要ないと考え、ほかの種族をまとめて支配しようと考えていました。そこでバーブ女王は、ほかの種族からストリングスを奪う計画を立てます。

ポピーとブランチ、そしてビギーは、バーブを止めるために旅を開始。いっぽうキリントロールのクーバーは、自分以外にも同じ種族がいることを知り、1人で旅に出ます。

ポピーとほかの友人たちは、途中でヒッコリーという名前のカントリートロールとチームを結成。ポピーたちは途中で、クーバーの本当の家族であるファントロールによって発見されます。

そこでファンクトロールは、種族が分裂した真の理由を説明。ポップトロールがすべての音楽を自分たちの物にしようとしたのが始まりで、このときにファンクトロールがほかの種族にストリグスを分けて逃亡させたとのことでした。

それからポピーとブランチは、ちょっとした仲違い。ヒッコリーはバーブからポピーを捕まえるために送られてきた刺客ということが明らかになり、ポピーとポップトロールのストリングスはバーブに捕まります。

バーブ女王はロック・ショーを開いて、奪ったストリングスをすべてつなぎ合わせて究極のパワーコードを作成。ブランチとほかのポップトロールの住民たちはポピーを助けにきたものの、バーブ女王はそれらとほかのトロールのリーダーをロックゾンビに変えました。

同じように、ポピーもロックゾンビに変わるよう行動。しかしながらポピーはガムドロップで耳をふさいでいたため、ロックゾンビに変わりません。それからポピーは、バーブ女王のギターと弦を破壊します。

解放されたトロールたちは、それぞれが知っている音楽のビートとリズムを刻んでいる様子。バーブ女王もその様子を見て改心したのか、ロックでまとめるという考えはやめ楽しみます。

その後トロールたちは、それぞれの違いが自分たちを特徴づけるという事実を受け入れ、ほかの種族の存在を認めます。

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なるほど

映画『トロールズ ミュージック★パワー』
詳細な内容をネタバレ紹介

本編はクラウドガイが、ポピーとブランチがどのように世界を救ったのかを振り返るところからスタート。

ポピーとブランチはまだ、世界には自分たちの島以外にもトロールの島があることを知りません。

映画『トロールズ ミュージック★パワー』ネタバレ.起

ロックトロールの暴走

テクノトロールのトロルス王は、ワン・モア・タイムのパーティを島で開催。その途中にロックトロールのバーブ女王がやってきて、テクノトロールのストリングスを要求します。

トロルス王は、当然その要求を拒否。するとバーブ女王は手持ちのギターで「Rock You Like a Hurricane」を力強く演奏し、テクノトロールの島に破壊をもたらします。

トロルス王はもはや手の施しようがないと判断して、バーブ女王にストリグスを渡しました。

バーブ女王からの手紙

ポップトロールの島では、ポピーがいつものように友達と楽しく遊んでいる様子。そんななかガイ・ダイアモンドの出産が近くなり、周辺に住民が集まります。すぐにガイ・ダイアモンドはタイニー・ダイアモンドを産み、ラップを披露しました。

一通り歌った後、ロック・トロールのコウモリの生き物がバーブ女王からの手紙を持って到着。手紙には、「ロックワールドツアーのためにストリングスを渡してほしい」と書かれています。

ペピー王はパニックに陥りながら、ポピーに教えていなかった事実を公表。世界にはポップトロールの島以外に合わせて6種の島と種族が存在することや、かつてはすべてまとまっていたことをポピーに言いました。

存在するのはポップ、ロック、テクノ、クラシック、ファンク、カントリーを愛する種族。かつては団結していましたが、音楽性の違いにより分裂したとのことです。

ポピーはバーブの願いを叶えたいと言い、陽気に返事。しかしながらペピーやブランチは、ロック女王の真意には気を付けたほうがよいとポピーに注意していました。

映画『トロールズ ミュージック★パワー』ネタバレ.承

バーブの企み

夜、ポピーは熱気球に乗って旅に出発。ブランチはポピーを止めようとしたものの、結局ポピーについていくことにしました。

そのころクーパーは、トロールの先祖の本を読みます。そこで先祖のなかに、自分のようなキリントロールを発見。クーパーは本当の家族を探し出すため、旅にでます。

いっぽうバーブ女王は、ロックトロールの島に帰還。所有するギターに、奪ったストリングスを2本目として追加します。さらにバーブ女王は、ロックの力で世界を1つにまとめようという目論みを話していました。

なおバーブ女王の父親はスラッシュ王。スラッシュ王は完全ではないものの、ロックの力を強く信じでいます。

何か

上の彼らの乗車で、ポピーとブランチは、ビギー(ジェームズ-コーデン)と氏Dinkles(ケビン-マイケル-リチャードソン)はポピーがバーブのために保存していたすべての綿菓子を食べた後、離れて密航していることがわかります。彼らはバーブとロックトロールによって荒廃しているSymphonyvilleの古典的なトロール島の町に到着します。

グループは、バーブが来て、彼らのリーダー、Trollzart(グスタボ-ドゥダメル)は、クラシックの文字列を盗み、Trollzartとクラシックトロールを誘拐する前に退屈なようにクラシック音楽を却下し、彼らを圧倒したことをポピーに伝えPennywhistle(シャーリン-イー)を見つけることができます。

ポピーはバーブの真意を実現し、彼女はバーブが彼らの世界を破壊する前に、他のトロールを保存する必要があることを決定します。ブランチは戻って行きたいが、ポピーも彼女と一緒にポップ文字列を持ってきた、旅を続けることを主張しています。

彼女は、彼女は彼らを守ることをビギーにピンキー約束し、トロールのためのピンキー約束は、土地を越えて波を送信するのに十分強力です。ペニーホイッスルは、土地を再構築するためのヘルプの後ろに滞在します。

4の刺客

バーブは、力を合わせて親友になるためにポピーのかわいい招待状(キラキラと)を受け取り、彼女は侮辱としてかかります。彼女は彼女の後に行くために賞金稼ぎの4つのセットを送ることにしました

– チャズ、スムースジャズトロール(ジェイミー-ドーナン)、Tresillo(J-バルビン)、K-POPギャング(レッド-ベルベット)、およびヨーデラーズ(欠席している)率いるレゲトントロール。バーブは、彼らがポピーを捕らえたら、小さな土地で自分たちの音楽をキープさせてくれると約束する。

カントリー

ポピー、ブランチ、そしてビギー(と氏Dinkles)は、デルタドーン(ケリー-クラークソン)が率いるローンサムフラッツのカントリートロールランドの町にそれを作る。カントリートロールはブランチが好きだが、ポピーはそれが彼らが愛する音楽にそれらを紹介する必要があることを意味すると考えている陰気な歌を歌う。

彼らは唯一の刑務所に投げ込まれるために、気分の良い曲のメドレー( “ワナビー”、 “誰が犬を出して”、 “江南スタイル”、および “パーティーロックアンセム”)を行います。デルタは、彼らがバーブのことを知っていて、干渉されることなく自分たちの音楽にこだわることに問題はないことを告げる。

ブランチはそれらを掘り出すために開始されたように、彼らはヒッコリー(サム-ロックウェル)という名前の別のカントリートロールによって解放されています。彼は脱出のために彼らを導くが、デルタはヒーローたちが川に崖から落ちてしまう前に、彼女のグループと一緒に彼らの後を追いかけます。

ヒッコリー

ヒッコリーは、グループを維持するためにいかだを構築します。ブランチは、彼はヒッコリーを信頼していないポピーに伝えますが、彼女はそれだけで彼は彼女を信頼していないことを意味すると考えています。

彼らはその後、トランス状態でポピー、ブランチ、そしてビギーを置くために彼の滑らかなジャズの力を使用してチャズ、によって発見されます。しかし、ヒッコリーは彼の耳にガムドロップを入れて、川にチャズを蹴ることによって、それをブロックするために管理しています。

ビギーはパニックになり、それらを保護することができないためにポピーで怒って、彼はポップトロール島に戻って氏Dinklesに乗っています。

いっぽうクーバーは旅を続けていたものの、途中で幻覚を見てしまうという重傷状態。諦めた矢先に飛行機が現れ、引きずり込まれるようになかに入りました。

映画『トロールズ ミュージック★パワー』ネタバレ.転

真実

その後、機体はポピー、ブランチ、ヒッコリーを見つけ、中に連れてくる。それはファンク・トロールズのもので、クーパーがまだ卵だった頃に家族から引き離された王子様であることが明らかになる。両親はクインシー王(ジョージ・クリントン)とクイーン・エッセンス(メアリー・J・ブライジ)で、双子の弟はプリンスD(アンダーソン・.パアク)。ポピーはバーブを停止するには、彼らの助けのためにクインシーとエッセンスを求めたとき、彼らは断る。プリンスDは、文字列で何が起こったかについての真実を歌を通してポピーに伝えます – それはすべての文字列を取ると音楽の他のタイプをリミックスすることによって、自分のものとして音楽のすべてを主張しようとしたポップトロールだった。他のトロールのリーダーたちは、自分たちの弦を掴んで逃げた。ポピーは音楽や好みの違いは問題ではないと主張しようとしますが、他の人たちは自分たちの違いを否定することは、自分たちが何者であるかを否定することを意味すると考えています。ロックトロールはその後、攻撃を開始するので、ファンクトロールは反撃しようとします。ポピー、ブランチ、ヒッコリーは、バーブと彼女の手先が引き継ぐように船から排出されます。

仲違い

ポピーとブランチは旅を続けることについて議論。結局仲違いして、ブランチはポピーを残してどこかに行きます。

それから2人は別の場所にいたものの、「Perfect For Me」を歌っていました。

その後ブランチはK-POPギャングとレゲエトロールに見つかり、捕獲されます。

ポピー捕獲

ポピーはヒッコリーと再会して、持っていたストリングスを見せます。するとヒッコリーは、ポピーに家へ帰るよう発言。どうやらヒッコリーと連れのディッコリーはヨーデルトロールらしく、バーブ女王に雇われてポピーを捕まえるつもりのようでした。

しかしディッコリーは改心し、ポピーに真実を告げた模様です。

それからポピーは逃げようとしますが、バーブによって捕獲。バーブは最後のストリングスを手に入れました。

映画『トロールズ ミュージック★パワー』
ラスト・結末をネタバレ紹介

ビギーの反省

ビギーとディンクルスは、ロックトロールが最初にそこに着いたことを見つけるために、自分の家に戻ります。ガイ、タイニー、サテンとシェニール、スミッジ、およびレグスリーが隠れて登場。

ビギーはポピーを見捨てて悪いと感じており、ロックトロールの変装を使用して彼女を救出に行くために彼の友人を丸め込むことを決意しました。

バーブ改心

バーブはポピーを囚人のままにして、ポピーが共感できる誰もが従うことのできる女王になるためのプレッシャーを感じていることを明かします。彼女の友人は、バーブのバックアッププレイヤーとしてこっそりと管理しています。彼女は全体のロックトロールの観客に捕獲されたトロールのリーダーを提示します。バーブは、彼女は究極のパワーコードを作成するために一緒にすべての文字列を取得するように “バラクーダ “を実行し始めます。彼女はその真の力を解き放つことができる前に、ブランチと他の賞金稼ぎが表示されます。バーブは、ほぼパワーコードの…力でポピーをタップし、ブランチがジャンプして、それによって打撃を受ける前に、ロックゾンビに変身します。彼女はコードでポピーをヒットしようとする前に、トロレックス、デルタ、Trollzart、クインシーとエッセンスに同じことを行います。彼女はロックゾンビになるように表示され、バーブは、彼女は彼女がガムドロップで彼女の耳を覆ったことを明らかにするまで、彼女にロックを再生するためのギターを投げます。ポピーは、文字列を破壊し、その色のすべてのトロールをサップギターを、粉砕。バーブは、すべての音楽を破壊するためにポピーを非難しますが、クーパーはマイクをつかむと、彼の中から打つ音楽を再生します。すべての氏族から他のすべてのトロールは、曲のために独自のリズムを作成し、参加するために開始されます “ただ歌う”。バーブも参加し、トロルたちは自分たちが違う曲を共有していることに和解していく。そしてポピーとブランチは、お互いへの愛を表現します。

エピローグ

ブランチは遂に、ポピーに対して好きな気持ちを公言。ポピーも喜んでいる様子です。すべてのトロールたちが登場して、全員の違いを認めながら楽しみます。

ポピーとブランチはその後、トロールの子供たちにトロールの新たな歴史と、音楽性の違いを理解する手段を伝えていました。

エンドクレジットの途中、ベルゲンのグリッスル王とブリジットが登場。遅れて登場したことにより、本編で行われていた騒動に参加できなかったことに気が付きます。

映画『トロールズ ミュージック★パワー』
感想

本作は、自分たち以外にも種族がいることを知ったポピーが、ロックのワールドツアーを開きたいというバーブ女王のために旅を開始。しかしながらバーブ女王の目的が世界征服だったため、ポピーはそれを阻止してみんな仲良くしていく、という流れの物語でした。

本作の魅力の1つはカラーリング。それぞれの種族がカラフルな色を持っていて、まるでポップンキャンディみたいな印象を受けます。また音楽のジャンルも複数組み込まれているのが魅力。現実に存在する楽曲もあるので、知っている曲があったら歓喜します。

ちなみにロッテントマトの評価では、73%の支持率。メタクリティックでも50点なので、かなり平均的な評価です。トロールの見た目が日本受けするかといえば何とも言えないところですが、内容を知っていても音楽と映像で楽しめるので興味があれば見るのがおすすめです。2020年4月時点では、海外のアマゾンプライムのほかストリーミング系のサービスで有料配信中。

映画『トロールズ ミュージック★パワー』
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