世界中で大人気の「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの最新作、『アベンジャーズ/エンドゲーム』がいよいよ公開となりました!
この作品は日米同時公開され、世界中が今アベンジャーズに夢中です。今作は、マーベルスタジオ史上初の3時間上映の作品となっていて、ファンにはたまらない一作です。
この記事では最新作に登場するアベンジャーズのキャラクター、ローニンについて紹介をしていこうと思います。これからアベンジャーズについて知っていきたいという人はもちろん、これまでの作品を全て鑑賞済みの人も、ローニンの魅力をチェックしてください。
目次
ローニンとは
ローニンとは、全身漆黒の着物のような衣装をまとったヒーローのこと。このコスチュームは、自分のアイデンティティを隠すために着ると言われています。
今作の『エンドゲーム』では、人気キャラクターであるホークアイがローニンとして登場します。彼は弓矢の名手であり、近接格闘技の達人です。
何故彼が自分のアイデンティティを隠し、ローニンになったのか。その有力な説として、復讐説が上げられます。前作『インフィニティ・ウォー』では、全宇宙の生命が半分になるという衝撃的な結末となりました。
その影響で、クリントの家族が消えてしまい、その復讐のためにローニンとして戦うことを決めたという説があります。
前作にホークアイは登場しなかったため、今作での彼の活躍がますます楽しみです。
ローニンはホークアイだけじゃない
さて、このホークアイ扮するローニン。実は彼は2代目のローニンなんです。原作コミックスでは、ホークアイの他に3人のローニンが登場します。ローニンへの知識と興味を深めるためにもぜひ他の3人についても知ってくださいね!
初代ローニン マヤ・ロペス
まず初代ローニンは、エコーことマヤ・ロペス。
彼女は他人の動きを完全にコピーできるという能力を持っています。父親を殺した犯人に復讐をするために格闘術を極めました。
ローニンとして活動中には、ハンドという秘密結社と戦っており、その流れでニューアベンジャーズのメンバーとなりました。
3代目ローニン レッド・ガーディアン
3代目にローニンを引き継いだのは、レッド・ガーディアンことアレクセイ・ショスタコフ。
なんと彼は、ホークアイの恋人であるブラック・ウィドウの元夫。ホークアイからローニンと引き継いだ後、ホークアイと触接対決をしますが、結局ホークアイに敗れて亡くなってしまいます。
4代目ローニン ブレイド
そして4代目のローニンが、人間と吸血鬼のハイブリッドであるブレイド。彼は超人的な腕力とスピードを持っており、その力を使い吸血鬼退治を行っていました。
そんなブレイドがローニンとなったきっかけは、ルーク・ケイジのマイティ・アベンジャーズの参加したこと。デスウォーカーズという教団を倒すため、ローニンとなり戦いました。
ローニンの能力
ホークアイの他にローニンとして活躍してきた3人について紹介をしました。それぞれが能力を持っていて活動をしていましたが、ここからは最新作でローニンとして活躍するホークアイのことを掘り下げていきます。ホークアイが扮するローニンの能力をチェックして、映画をより楽しんでください。
弓矢の名手
ホークアイの本名はクリント・バートン。彼は幼い頃に両親を亡くし、孤児院で生活を始めます。しかし、兄と孤児院から脱走をしてカーソン・カーニバルというサーカス団に入団。そこで弓術を教わったことが始まりです。
彼は弓矢の腕を磨き、世界最高の射手と呼ばれるようになります。そこでついたあだ名が「ホークアイ(鷹の目)」でした。狙った獲物は必ず仕留めます。他のメンバーのように派手はヒーローではありませんが、獲物を百発百中で仕留めるその渋い姿に惚れてしまうファンも多いです。
日本ならではの武器が得意!
ホークアイが弓矢の他に得意とするのが日本刀やヌンチャクなど、日本にまつわる武器。その他格闘技も得意で、これはキャプテン・アメリカに訓練されて身につけました。
アベンジャーズのメンバーは特殊能力を持っていますが、ホークアイは持っていません。自分の腕と足を使い、地球のために戦っているのです。その姿が他のヒーローとは異なって、また魅力的に見えます。
並外れた身体能力とそのセンスで、アベンジャーズのメンバーとして活躍しているホークアイ。特別な能力が無くても、勇気さえあればどんなことでも可能だと教えてくれます。
移動は「スカイサイクル」
ホークアイが移動手段として使っているのが「スカイサイクル」と呼ばれるもの。これはスノーモービルのような乗り物で、反重力技術を搭載しており、自動運転と音声運転が可能です。
ローニンにまつわるトリビア
ローニンの基本的な情報について紹介をしてきましたが、彼の魅力はまだこれだけではありません。日本との意外な関係や、その他ローニンにまつわるトリビアを3つ紹介します。
ローニンは「浪人」!?
これまでの彼の特徴からお気づきの人もいるかもしれませんが、ローニンとは実は「浪人」のこと。衣装が忍者を思わせるようなものだったり、日本刀やヌンチャクを使いこなしたりと、日本と関係が深いキャラクターであることが分かります。
予告シーンでも、日本らしき場所で刀を抜くシーンが映し出されていたので、日本のファンにとっては嬉しい繋がりです。
また、ホークアイを演じたジェレミー・レナーの右腕には刺青が入っているという噂もあります。撮影のために彫られたものかどうかは分かりませんが、もし映画のためだったらヤクザをイメージした可能性もあります。マーベル社から見た日本のイメージはどのようなものか、映画を観ると知ることができるでしょう。
このように、今作には日本と結びつく点が多くあります。映画を観ながら、新しい発見をするのも楽しいですね。
衣装が違っていた可能性も・・・
ローニンの衣装といえば、真っ黒の着物のようなものに金色の帯を巻いているのが特徴ですが、最初の案は違っていました。日本らしいものではなく、もう少しメタリックな衣装だったのです。というのも、シルバーのフェイスマスクをかぶっていたからです。
最終的に今の見た目となりましたが、もしかしたら日本とは全く関係の無いキャラクターになっていた可能性もあったわけです。日本のファンにとっては、今の衣装の方が嬉しいですね!
違うローニンを見たいならアニメバージョンを!
実は日本では、2014年から約1年間アベンジャーズはアニメ化されていました。その名も『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』。監修はウォルト・ディズニー・ジャパンでした。
このアニメバージョンに登場するローニンは、原作や映画とは異なった完全オリジナルのキャラクターとして設定されていました。映画とはまた違うローニンを見たい人は、ぜひこちらのアニメもチェックしてみてください。
アベンジャーズ エンドゲームは絶賛公開中
前回衝撃的な終わり方をした『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の続きがやっと見られます。待ちくたびれたファンの皆さん、お待たせしました!『エンドゲーム』はただ今絶賛公開中です。
今年のゴールデンウイークは10連休。まだ予定が決まってないという人は、ぜひ映画館に足を運んでみてください。スーパーヒーローたちが、きっと勇気と希望を与えてくれます。みんなでこのアベンジャーズの世界観に酔いしれましょう!
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